大相撲の幕内における全勝優勝の回数ランキング(2013/3/25)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、きのう春場所の千秋楽を迎えた
大相撲に関するランキングをご紹介します。
第3位【 千代の富士、北の湖 】…7回
第2位【 双葉山、大鵬 】…8回
第1位【 白鵬 】…9回
こちらは大相撲の幕内における全勝優勝の回数ランキング。昨日の春場所千秋楽、
すでに優勝を決めていた横綱・白鵬が同じく横綱の日馬富士に勝ち、全勝したことで
全勝優勝9回、歴代単独最多という新記録を打ち立てました。
ここで白鵬関の様々な記録を見てみましょう。
・幕内における優勝回数24回(歴代4位タイ)
・横綱としての幕内における勝率は8割3分9厘(先日亡くなった元横綱・大鵬関を抜いて1位)
・連続優勝は7場所(元横綱・朝青龍関と並び、歴代1位タイ)
・連続全勝優勝は4場所(歴代2位)
…と、様々な記録が出てきましたが、負けることが許されないのが横綱。
負けが込めば引退しか道はありませんから、これを維持するには相当な努力が必要です。
昨年は、ライバルとなるもうひとりの横綱・日馬富士の活躍もあり、
優勝は2場所にとどまりましたが、今場所は再び安定した強さが見られました。
相撲の取り口だけでなく、精神面でも横綱にふさわしい強さと繊細さを見せています。
場所中には「負けられない、ではなく、自分が相撲を引っ張っていく」と発言し、
優勝後のインタビューでは「先場所は優勝できず、実行できなかった」として
1月に亡くなった大鵬関への1分間への黙祷を呼びかけました。
中西さんは、以前お会いしたことのある白鵬関の印象について
「本当に全てを包み込むような優しさのある方なんですが、それが土俵にあがると
精神力がワンランクアップする、本当にすごい横綱ですよね。」とおっしゃっていました。
安定した強さを見せる白鵬関はまだ28歳ですから、これからも素晴らしい活躍を
見せてくれるのは間違いないでしょうし、さらなる記録を打ち立ててくれることでしょう。
すでに“平成の大横綱”と言われていますが、相撲界に大きな名を残してくれると思います。
そして求められるのが、さらなる強さを持ったライバルです。今場所の結果だけを見ると
白鵬関一強となりつつありますが、再び相撲が注目されるためには、白鵬関を倒して
超えていこうという存在が求められます。果たしてそれは誰になるのか、こちらも楽しみです。
今日は『大相撲の幕内における全勝優勝の回数ランキング』をご紹介しました。