いま食べておくべき即席麺トップ3(2012/9/11)
火曜日は、「ビジネストレンド」。
食欲の秋、そしてラーメンの秋です!
そこで今日はこんなランキング。
インスタントラーメン評論家・大山即席斎が選んだ
『いま食べておくべき即席麺トップ3』
近ごろ、カップラーメンではなく袋タイプのインスタントラーメンに注目が集まっています。
これは、昨年末に“麺の食感”にこだわった新製品が登場し、新たなトレンドを生み出したから。
そこで今回は、年間600食のインスタントラーメンを食べるという評論家・大山即席斎さんに
いま食べておくべき袋麺のトレンドを伺いました。
第3位【 明星食品 中華三昧 四川風味噌拉麺 】
今では当たり前の「ノンフライ麺」を定着させたのが中華三昧シリーズ。1981年の発売以来
改良を重ねてきたロングセラーで、ノンフライ麺のレベルの高さを感じられる商品。
安定したファンも多く、即席斎さんが即席麺にハマったきっかけも中華三昧だそうです。
第2位【 日清食品 どん兵衛 関西風だしうどん 】
油で揚げた「フライ麺」タイプですが、生タイプの即席うどんに負けないツヤとコシを実現した
知られざる人気商品。即席斎さんは「どん兵衛の袋麺は地味な存在ですが、一度食べてみて欲しい。
非常に旨いです!」と絶賛。隠れた名品だそうです。
第1位【 東洋水産 マルちゃん正麺 醤油味 】
去年11月から今年6月の間に、なんと1億食を売り上げたという大ヒット商品。生麺・乾麺
どちらとも違う『生麺うまいまま製法』という新技術で作られ、お店のラーメンに限りなく近い食感を再現。
即席斎さんによれば「マルちゃん正麺というストレートなネーミングからも、東洋水産が
自信を持って発表したことが分かります。」ということです。
以上、インスタントラーメン評論家の大山即席斎さんに聞いた
『いま食べておくべき即席麺 トップ3』でした。
即席斎さんによりますと「袋麺はあまりテレビCMを打たないことが多いが、マルちゃん正麺は
久しぶりにテレビCMが放映され、しかもキャラクターに役所広司さんを起用していた。
このCMを見た時点で“これはただごとではない”と感じていました。」とおっしゃっています。
また即席斎さんは、「マルちゃん正麺の“生麺うまいまま製法”は、1981年にノンフライ麺を
定着させた“中華三昧”、1992年に生麺タイプの革命を起こした“ラ王”と並び、今後
即席麺の歴史を語る上で欠かせないキーワードになる!」とも分析していらっしゃいます。
ちなみにマルちゃん正麺に続いて、日清のラ王も袋麺タイプを発売します。
さらに他の大手メーカーも同じタイプの商品を発売する可能性が非常に高いそうで、
“生麺の食感を実現した袋麺”という、新たな麺の戦国時代が巻き起こるかもしれません。
今日は『いま食べておくべき即席麺トップ3』をご紹介しました。