パラリンピック 男子車いすマラソンの結果(2012/9/10)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、ロンドン・パラリンピック
男子車いすマラソンの結果をご紹介します。
第3位「カート・ファーンリー(オーストラリア)」…1時間30分21秒
第2位「マルセル・フグ(スイス)」…1時間30分21秒
第1位「デヴィッド・ウィアー(イギリス)」…1時間30分20秒
こちらはロンドン・パラリンピック男子車いすマラソンのメダリストたち。
優勝は、地元イギリスのデヴィッド・ウィアー選手。今大会ではこのマラソン以外に
男子5000メートル、1500メートル、800メートルでも金メダルを獲得しました。
そして日本勢は、残念ながら表彰台に上がることは出来ませんでしたが
4位に副島正純選手、5位に花岡伸和選手、6位に洞ノ上浩太選手の3選手が入賞を果たしています。
副島選手は40キロ通過の時点では1位だったのですが、わずかの差で4位でのゴールとなりました。
そして、優勝したウィアー選手と5位の花岡選手とのタイム差はわずか6秒しかなく、
本当にゴールまで大接戦のレースだったことがうかがえます。
通常のマラソンと同じく42.195キロで争われる車いすでのフルマラソンは
平均で時速30キロ程度、スパート時には40キロ弱、下りの直線などコースコンディションによっては
最高で70キロ近いスピードが出ると言われていて、世界記録は1時間20分14秒。
しかし今回は、オリンピックのマラソンコースとほぼ同じコースで行われたため
狭かったり急カーブが多かったりと、かなり難しいコースでした。
世界記録より10分近くタイムが伸びていることからも、このコースの難しさがうかがえます。
ちなみに、これまで世界記録が更新されているのは全て日本で開催されている同じ大会です。
その大会とは、今年で32回目の開催となる【大分国際車いすマラソン】で、今年は10月28日に開催予定。
今回のパラリンピックで見せた日本勢の活躍をこちらでも期待したいですね。
オリンピックに続き、12日間にわたって熱戦が繰り広げられたロンドン・パラリンピック。
最終日は男子車いすマラソンで3選手が入賞し、女子車いすマラソンでは土田和歌子選手が5位入賞
そして、男子マラソンの視覚障害部門では3選手が入賞、男子陸上200メートルでは
伊藤智也選手が銀メダルを獲得…と、最後まで熱い戦いを見せてくれました。
日本勢のメダル獲得数は、金メダルが5個、銀メダルが5個、銅メダルが6個の計16個と
メダルの数だけでいうと前回の北京大会を下回っていますが、現地での観客数は過去最多でしたし
日本での放送時間も増えたことで、より多くの人に熱い戦いが届けられたのではないでしょうか。
今日は『パラリンピック 男子車いすマラソンの結果』をご紹介しました。