番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/4/13)
金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。
■史上10人目となるJ1通算100ゴール目を達成した、サンフレッチェ広島・佐藤寿人!
■ゴルフの男子アメリカメジャー「マスターズ」を制した、バッバ・ワトソン!
■5失点とメジャーの洗礼を浴びながらも初勝利を手にした、レンジャーズ・ダルビッシュ有!
■調教再審査に合格し、天皇賞へ出走する最強の暴れ馬、オルフェーブル!
facebookページでの皆さんの投票は1位が佐藤寿人、2位がダルビッシュ有でしたが、
今週、中西さんが注目したのはこの方!
バッバ・ワトソン!
アメリカ・ジョージア州オーガスタで行われた、ゴルフのメジャー大会「マスターズ」で
プレーオフの末メジャー初優勝を遂げたのが、バッバ・ワトソン。
プレーオフ2ホール目は、第1打を右の林に打ち込んでピンチになりましたが、
ここで強烈なフックをかけた第2打をグリーンに乗せるミラクルショットを放ち、2パットでパーに。
このホールをボギーとしたウェストヘーゼンを下して、初優勝を決めました。
このときは、キャディー、そして駆けつけたお母さんと抱き合って、肩を震わせての男泣きでした。
バッバ・ワトソンは、派手なピンクのドライバーがトレードマークの飛ばし屋で、
平均飛距離はアメリカツアー選手の中でもトップの[316.9ヤード]。
しかもただ飛ばすだけではなく、ドライバーが300ヤード以上飛んだ場合は
300ドルをがん撲滅基金に寄付しているのだそうです。
ちなみに彼は、東日本大震災のときも5万ドルを寄付しました。
バッバ・ワトソンはフロリダ出身の33歳。父親の影響でゴルフを始め、ジョージア大卒業後の24歳にプロに転向。
2006年からアメリカツアーに参戦して、2010年に初優勝。去年までにツアーで3勝しています。
平均飛距離ナンバーワンの飛ばし屋ですが、プロ転向後の3年間は「下部ツアー」で下積み生活を送った苦労人。
下部ツアーからの叩き上げでマスターズを制したのは史上2人目だそうです。
そして、左利きでマスターズを勝ったのは史上3人目。
“バッバ”は、アメリカでは「身体の大きな長男」につけられる愛称。その愛称通り
1メートル92センチ、92キロととても大きな選手です。
妻のアンジーさんは元プロバスケット選手で、ふたりは先月末に生後1ヶ月の男の子を養子に迎えたばかり。
バッバは優勝後「早く家に帰って、妻と息子に報告したい。おむつも替えてあげなくちゃ。」と語っていました。
中西さんは「今回のマスターズ、日本勢はアマは松山選手、プロは石川選手が出場したんですが、
なかなか難しいですね。日本人選手が男子ゴルフの4大メジャーを優勝するとか、
テニスのグランドスラムを優勝する、F1のワールドチャンピオン、あとはサッカーのワールドカップ優勝
僕が生きているうちに全部見たいです!若い皆さん、何とかしてください!!」
とおっしゃっていました。これからの日本人選手の活躍にも期待しましょう。
今週の「ウィークリーパーソン」は、マスターズで優勝したバッバ・ワトソンに注目しました。