番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/3/16)
金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。
■サッカー五輪予選でバーレーンを退け、本大会出場を決めた関塚ジャパン!
■藤原新・尾崎好美ら、五輪出場を決めた男女マラソン代表の6人!
■震災直後に続いて再来日、チャリティーツアーを行ったシンディ・ローパー!
■DVD著作権料など追加で2億円、累計で8億円を被災地へ寄付した氷室京介!
facebookページでの皆さんの投票は1位がシンディ・ローパー、2位がマラソン代表となっていますが
今週、中西さんが注目したのはこの方!
サッカー、U-23代表・関塚ジャパン!
3月14日に行われたロンドンオリンピックの最終予選
日本はバーレーンと対戦して、2-0と快勝しました。
結果、日本は5大会連続・9度目のオリンピック出場を決めています。
この23歳以下の日本代表を率いているのが、関塚隆監督。
関塚監督は、千葉県立八千代高等学校から早稲田大学を経て本田技研工業に進み、
1年目の1984年シーズン、新人王とベストイレブンのタイトルを獲得しています。
現役を引退後は、鹿島アントラーズでコーチと監督代行を務め、
その後2004年に、当時J2に所属していた川崎フロンターレの監督に就任。
監督就任1年目でJ1への昇格を果たすと、川崎を毎シーズン上位争いを繰り広げる
常勝チームへと育て上げました。
関塚監督は非常に冷静そうに見えますが、中西さん曰く
実は相当な熱血漢で、熱い部分を持ち合わせているそうです。
さらに中西さんは「今回のオリンピック代表は、非常に難しいチーム作りでしたね。
というのも、メンバーが集められない。今回のオリンピック代表世代には
香川や宮市など、実力のある選手がそろっているはずなんです。
しかし、みんなヨーロッパでプレイしているんですよね。ヨーロッパのクラブチームは
ワールドカップの予選には選手を出してくれるんですが、
オリンピックの代表には選手を出してくれません。
そんな中、国内組・そして大学生などを加えながらチームを構築し、清武選手などを
A代表に獲られながら、なんとか予選突破を決めました!
清武選手は“メダルを獲る”と言っていましたが、ここからメダルを獲るには
チームもワンランクアップしなければなりません。というのも、世界大会で
そんなに簡単にメダルは獲れませんので、ここからはオーバーエイジ枠を使うんです。
使えるのは3人で、ここが非常にポイントだと思います。もちろん使わないという可能性もありますが…。
そして、メンバーは18人で戦わなければなりません。しかも、7月26日に開幕して
8月11日に終わります。2週間ちょっとの期間で、メダルを獲るためには6試合勝たなければなりません。
それを18人で行うということは、サッカー選手にとって非常に過酷な条件です。
そういう意味でも、選手の選択は非常に大事になってきますね。
ただ、僕は可能性がゼロだとは思っていません。オリンピックは16チームしか出場しませんので
僕はチャンスはあると思います。ぜひともメダルを獲って欲しいです!」
とおっしゃっていました。若き日本代表の活躍に期待しましょう。
今週の「ウィークリーパーソン」は、サッカーU-23代表・関塚ジャパンに注目しました。