サッカー男子、ロンドンオリンピック アジア最終予選 C組の順位(2012/2/6)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、サッカー男子、ロンドンオリンピック アジア最終予選 C組
の順位をご紹介します。
第4位 マレーシア …0勝4敗
第3位 バーレーン …2勝2敗
第2位 日本 …3勝1敗 得失点差4 得点7
第1位 シリア …3勝1敗 得失点差4 得点8
日本とシリアは得失点差が同じ、ということで順位は、これまでの総得点ということになります。
シリアのほうが総得点が1点多いのでシリアが1位です。
昨日の夜行われました、ロンドンオリンピック最終予選、日本ーシリア戦。
結果は2ー1でシリアの勝利、これまでの予選C組首位だった日本は、2位に転落しました。
非常に残念な試合でしたね。
新しくなったアウェイの代表ユニフォームのデビュー戦でもあったこの試合、
前半15分、相手と競り合った山崎選手が着地の際に腕を負傷し、負傷交代。
その直後、前半18分、シリアにフリーキックのチャンスを与えると、相手のフリーキックが
山崎と交代で入った、大迫勇也選手の頭に当たってオウンゴールとなってしまいました。
それでも日本は前半ロスタイム、カウンターから大迫がうまく競り勝って
前を向いて走り込んだ永井選手に向けてスルーパス。
冷静に右足でゴールに流し込んで、同点ゴールとなり、いい時間に追い込んだんですよね。
後半は、立ち上がりにピンチが続いたんですが、そのあとは非常にいいリズムで
カウンターで得点するチャンスが何度があったんですが、ここで決められなかったことが最後に響いてきます。
後半ロスタイム、シリアのキャプテン・アルサリフ選手の強烈な無回転ミドルシュートが突き刺さり、
2−1で破れてしまいました。
今後に向けてポイントが2つあります。
1つは、正しい状況判断です。昨日も1点目は相手の選手にファールをしてしまって、そのセットプレーからの
失点でした。やはり不必要なファールで相手にチャンスを与えてしまうことは、こういった試合では命取りです。明らかに昨日の場面では、ファールする必要のない場面だったので、ここは冷静に対処して欲しいなと思います。
そして、もう1つは縦への意識ですね。前半ずーっとボールが縦に入らずに、入ったとしてもあまり精度のない
ボールだったんですよね。グラウンドもあまりよくなかったんですが、結構相手のプレッシャーがきていて、
そのプレッシャーに耐えかねて、横パスが多かったんです。横パスが多いと余計に相手のプレスがハマってしまう。相手の思うがままになってしまい、日本は得点を奪うチャンスを作れませんでした。
前半のロスタイムに近いところでは、ゴールをするチャンスが生まれました。
このシーンは明らかに、自陣から酒井選手、山村選手と縦に縦につないで、山田選手からバックパスして
鈴木選手に縦パスが入って、最後も大迫選手から永井選手、これも縦パスだったんですよね。
やっぱり縦にいく意識、どこかでリスクを侵さないと。この場面では自陣のリスクを侵すことによって、
相手のコートに入ったときにスペースがけっこうあったんですよ。このあたりを見ても、縦への意識が非常に
重要になってくると思います。
オリンピック出場権は、予選各組の首位にしか与えられないんですよね。
もし2位になった場合、プレーオフ。さらにアフリカとのプレーオフもあるんですよ。それを考えたら、
なんとか1位で行きたいんですが。
次は、2月22日マレーシア戦、3月14日バーレーン戦、この2試合しかありません。相手のシリアも
同じく2試合残しています。
清武選手、大津選手が今回出られなくなったということで、新しい選手の招集というのも、考えたほうがいい
かもしれません。名古屋の金崎選手とかですね。
とにかく、オリンピック出場を手に入れて欲しいと思います。がんばって欲しいです!
今日はサッカー男子、ロンドンオリンピック アジア最終予選 C組の順位をお送りしました。