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人口10万人あたりの社長輩出数ランキング(2012/2/16)

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木曜日は、「カルチャー」。


今日は、帝国データバンクの「全国社長分析」から抜粋した
『人口10万人あたりの社長輩出数』トップ5をご紹介します。
こちらは出身地別社長数を各都道府県の人口と照らし合わせ、人口10万人あたり
何人の社長が出ているかを調べたものです。



第5位 【山形県(1,379人)】

第4位 【富山県(1,427人)】

第3位 【島根県(1,447人)】

第2位 【山梨県(1,549人)】

第1位 【福井県(1,754人)】


社長を多く輩出しているのは東京や大阪なのでは、と想像した方も多いと思いますが
人口10万人あたりの社長輩出数はなんと、福井県が30年連続で第1位なんです。
しかも、第2位の山梨県とは200人以上もの差をつけての第1位。
この理由として帝国データバンクが挙げているのは、
『大阪や名古屋などの大都市から離れた場所にある一方、国内シェア95%以上を占める
「メガネフレーム・部分品産業」や、40%以上を占める「ポリエステル長繊維織物産業」など
古くから外部依存の低い独自の地域産業を築いていることと、
それを次世代に引き継ぐ環境が整っていること』だそうです。


一方、47都道府県の中でもっとも社長を輩出していないのが「埼玉県」。
10万人あたりの社長数は福井県のおよそ4分の1、438人。最下位になった理由として
「隣接する大都市部に通勤するサラリーマン家庭が多い」ということが挙げられています。
同じ理由から埼玉県のひとつ上、46位は神奈川県。さらに千葉県・大阪府・愛知県・兵庫県と下位は続きます。



地方出身の社長が率いる会社が、地域の独自性がある自然や資源や技術を上手に利用し
それを発展させれば、街は活性化します。
そして、それぞれの形で地方都市が発展すれば、その集合体としての日本が元気になっていきます。
中西さんも「社長の皆さん、頑張ってください!」とエールを送っていましたよ。



今日は『人口10万人あたりの社長輩出数ランキング』をご紹介しました。