サッカー女子代表ゴールランキング トップ3&大儀見優季選手インタビュー(2012/12/31)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、サッカー女子代表の
国際Aマッチにおけるゴールランキング
トップ3をご紹介します!
第3位【 大儀見優季 】…41点
第2位【 長峯かおり 】…48点
第1位【 澤穂希 】…81点
澤穂希選手がダントツのトップ、それに次いで現役選手で2位となったのは、現在ドイツの女子ブンデスリーガ
ポツダムで活躍中の大儀見優季選手でした。今日はその大儀見選手に中西さんがお話を伺いました。
中西:自分で数字を見ることはありますか?
大儀見:最近はないですね。昔は意識していましたが…。
中西:大儀見選手の代表デビューは、2004年、アテネオリンピックアジア予選のタイ戦。
そして代表初ゴールは、翌2005年5月に行われたニュージーランド戦でした。
この試合では2ゴール決めましたが覚えていますか?
大儀見:覚えています。このときは17歳で高校生でした。
中西:それから7年余り。今年行われたロンドンオリンピックで、
なでしこジャパンは準優勝という活躍でした。
そして大儀見選手はオリンピックで3ゴールを挙げています。これはいかがでしたか?
大儀見:3ゴール獲れるとは思っていなかったですね。もちろん獲るつもりではいたんですけれど、
オリンピックのような世界大会になると、相手もさらに本気になってくるので
より厳しくなることは予想していたので、その中で3ゴール挙げられたのは大きかったです。
中西:僕が特に印象に残っているのはブラジル戦なんですが、ブラジル戦での先制ゴールはすごかったですね。
キーパーを目で確認しながら。余裕ありましたよね?
大儀見:ボールをもらってからゴールまでが長かったので、時間があって色々と考えてしまったんですが
落ち着いてキーパーの動きを見て、逆をとって決めることができました。
中西:僕は現役時代ディフェンダーだったので、フォワードの気持ちが分からないんですが(笑)
ああいう風に一対一のとき、ラッキーと思うのか、外したらどうしようと思うのか、どちらですか?
大儀見:どちらの思考が来るのかその時にならないと分からないんですが、最近はラッキーというか
「あっ、来た!」と思うことが多いですね。「どうしよう」と思ったときは外すことが多いです。
凄い緊張感ですよ。プレッシャーガンガン来ます、あれだけ時間があると。
中西:で、また凄かったのが、2点目のアシスト。ジャンプしてボールを止めて、ワンタッチでかわして。
大儀見:イメージ通りでした!
中西:で、素晴らしいラストパスを大野選手に送って2-0…と。
ロンドンオリンピックの決勝トーナメント、準々決勝のブラジル戦で自身の初得点を決めた大儀見選手。
続く準決勝のフランス戦、そして決勝のアメリカ戦でも得点を決めています。
日本は決勝でアメリカに敗れ銀メダルという結果でしたが、
大儀見選手はなでしこがさらにステップアップできた大会だとおっしゃっています。
中西:ワールドカップの1年後にオリンピックがあって、勝たなきゃいけない。
優勝しなきゃいけない大会でしたが、プレッシャーの方が大きかったですか?
大儀見:チームとしては勝たなきゃいけない。宮間キャプテンもそう言っていたし。
プレッシャーはあったんですが、それに押しつぶされることは絶対になく、みんな強いんですよ。
プレッシャーを直接感じないように、逆に大会自体を楽しもうという気持ちの方が強かったです。
みんなプレッシャーを楽しさに変えてやっていたので勝てたし、決勝まで行けたと思います。
中西さんは大儀見選手との対談を受けて「今のなでしこジャパンの強さ、そして大儀見選手の冷静さは
際だっていると思います。やっぱり前向きな、ポジティブな思考がゴールを決めさせてくれると思いますし
チームを勝ち上がらせるんだと思いました。」とおっしゃっていました。来年もなでしこたちに注目です!
今日は『サッカー女子代表ゴールランキング トップ3&大儀見優季選手インタビュー』をご紹介しました。