番組が選んだ今週の「ウィークリーパーソン」は…(2012/11/30)
金曜日は、番組がその週で最も注目した人物にフォーカスする「ウィークリーパーソン」!
ジャンルを問わず、"感動"や"驚き"を与えた人物に注目します。
今週は、この4組をピックアップしました。
■九州場所を制し、4場所ぶりの賜杯と年間最多勝を手にした横綱・白鵬!
■ノルディックスキーW杯第1戦を逆転で勝利した
16歳の女子高生ジャンパー・高梨沙羅!
■プレーオフ決勝を制し、J2の6位からの大逆転で
J1昇格を決めた大分トリニータ!
■溢れる闘争心でオルフェーブルをはじき飛ばし、
ジャパンカップを制した女傑・ジェンティルドンナ!
facebookページでの皆さんの投票は、1位は高梨沙羅選手、2位が大分トリニータとなっていますが
今週、中西さんが注目したのは…
横綱・白鵬!
25日に千秋楽を迎えた大相撲九州場所。横綱・白鵬は14勝1敗の成績で、23回目の優勝を決めました。
これで今年76勝。6年連続での最多勝も果たしましたが、この優勝は、白鵬にとって
旭天鵬と日馬富士の2場所連続優勝をはさんで4場所ぶりのことでした。
そして、今場所は34ヶ月ぶりに東西の横綱がそろい踏み。先輩横綱として
これまでとは違う意気込みが土俵にも表れていました。白鵬は千秋楽・結びの一番となる
日馬富士との取り組みにも、まったく手を緩めることなく豪快に投げ飛ばし
先輩横綱としての貫禄を見せつけました。
中西さんは「僕も白鵬関とは対談させていただいたことがあるんですが、常々“ひとり横綱は大変です”
と話していましたので、今回日馬富士が横綱になって嬉しい気持ちもあったと思うんです。
でもそこであえて、横綱の強さを横綱相手に見せたかったという思いもあるんでしょうね。
今回の優勝インタビューの中で“今までの優勝とは味が違います”と言っていたんですが、
その日本語の表現力を含めて、本当に見事な横綱になってきたなぁ、と思いますね。」とおっしゃっていました。
見事な横綱相撲で、貴乃花関を超える23回目の優勝を果たし、
「来年は北の潮理事長の24回、朝青龍関の25回に並んでいけたらという強い思いがある。」
と、次の目標を宣言しました。そしてそのときのインタビューでは
「久しぶりの優勝なのでいいですか。」と切り出し、テレビ中継を観ている
モンゴルの両親に向けて、母国語でメッセージを送りました。
「人は自分のふるさとや両親を愛すれば、ほかの国やその人々を愛せるのではないか。」
という意味だったそうです。感謝の気持ちを忘れない横綱らしいコメントでした。
今週の「ウィークリーパーソン」は、大相撲・横綱の白鵬に注目しました。