ニュータイプ図鑑 売れ筋トップ3(2012/8/28)
火曜日は、「ビジネストレンド」。
今日は「夏休みの自由研究のテーマがまだ決まっていない!」
というお子さんにオススメかもしれないこんなランキング。
『ニュータイプ図鑑 売れ筋トップ3』
最近は動物図鑑や昆虫図鑑ではなく
ちょっと変わった切り口で子供の好奇心をくすぐる
“新しいタイプの図鑑”が人気を集めているそうです。
今日は紀伊國屋書店・新宿本店にその売れ筋を伺いました。
第3位【 きせつの図鑑 はるなつあきふゆ 楽しく学ぶ(小学館) 】
春・夏・秋・冬それぞれの生き物、自然現象、季節の行事がイラストと共に学べる図鑑。
夏になるとセミが鳴き、お盆の送り火をして、秋には枯れ葉が地面を埋め尽くし、
冬は冬至の日にゆず湯に入る…など、日本の四季・歳時記が学べる図鑑です。
第2位【 なぜ?の図鑑(学研教育出版) 】
「なぜウサギの耳は長いの?」「なぜのりで物がくっつくの?」など、子どもが疑問に思う
「なぜ」を写真とイラストで分かりやすく解説した図鑑。生き物・自然・建物・のりもの・からだ・
食べ物など、7つのテーマの「なぜ?」をやさしく解決。子どもだけでなく大人も学べる図鑑です。
第1位【 ふしぎの図鑑 楽しく遊ぶ学ぶ(小学館) 】
こちらも子どもが“ふしぎ”と感じることを解決してくれる図鑑。「空はなぜ青いの?」
「どうしておなかが鳴るの?」「お店の卵はあたためるとひよこになるの?」など
大人が困ってしまうこどもの“ふしぎ”を解決してくれています。ちなみにこの図鑑は
小学校の受験で出題されるポイントが分かる様な工夫もされています。
以上、紀伊國屋書店・新宿本店に聞いた『ニュータイプ図鑑 売れ筋トップ3』でした。
この「ニュータイプ図鑑」は非常によく売れているそうで、そのきっかけは3年前に発売された
小学館の「くらべる図鑑」。生き物の大きさや重さをイラストで比べたもので、73万部も売れたそうです。
これをきっかけに、様々な切り口の図鑑が各出版社から発売されるようになりました。
ちなみに、その他の変わり種図鑑で面白そうなのは…
【 一生の図鑑(学研教育出版) 】
身近にいる虫や鳥、動物たちがどう生まれ、どう成長して子孫を残していくのか…
生命の一連の流れを扱った図鑑となっています。
【 げんきの図鑑(小学館) 】
こちらは、子どもが元気に育つための図鑑。子どもの運動能力や健康にテーマを絞っています。
例えば「かけっこ、さかあがり、とびばこ、なわとび」が上手になるための方法や
「鼻血の止め方、小さなケガを自分で手当てする方法、早寝早起き」といった項目で、
子どもが元気に育つための知識を親子で学べるという図鑑です。
紀伊國屋書店によりますと「この夏休みは、お子さんやお孫さんへのギフトとして
購入される方が多く、基本的にはお子さんが欲しがるというより、
大人が贈り物として購入している」ということでした。
今日は『ニュータイプ図鑑 売れ筋トップ3』をご紹介しました。