男子テニス シングルス世界ランキングトップ3(2012/6/25)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、ATP(男子プロテニス協会)による
最新の男子シングルス世界ランキングの
トップ3をご紹介します。
第3位「ロジャー・フェデラー」
第2位「ラファエル・ナダル」
第1位「ノバク・ジョコビッチ」
昨年の全英オープンの優勝以降、世界ランキング1位の座はジョコビッチ選手が維持し続けています。
そして昨年のウィンブルドン以降、全米オープン・全豪オープン・全仏オープンと
4大大会男子シングルスの決勝といえば、ジョコビッチ vs ナダルという顔ぶれが続いていて
先日の全仏はナダルに優勝を譲ったものの、それ以外は全てジョコビッチが優勝しています。
ジョコビッチとナダルの時代になるかと思われたところで追い上げてきたのが、
史上最長となる237週間、世界1位の座に居続けたフェデラーです。
ウィンブルドンで6回優勝しているフェデラー、2回優勝のナダル、
そしてディフェンディング・チャンピオンのジョコビッチという3強が今大会のキーになりそうです。
そうした中注目を集めているのが、現在世界ランキング4位で地元・イギリス出身のアンディ・マレー選手。
ウィンブルドンでは2009年以降、3年連続でベスト4まで進出しているのですが
あと一歩というところで決勝進出を逃しています。
実はこの全英オープン、地元勢が優勝したのは1936年が最後で、それ以降、80年近くにわたって
優勝することが出来ていません。(ちなみに最後に優勝したイギリス人はフレッド・ペリー選手。)
“地元が優勝できない”ということが転じて、地元企業が外資の企業に淘汰されてしまうことを
『ウィンブルドン現象』と呼ぶ経済用語が生まれてしまったほどです。
今年こそ、その現象に終止符を打つことができるか、アンディ・マレー選手への期待は高まっています。
そして日本勢では、全仏オープンを腹筋のケガで欠場した錦織圭選手が先週末の
エキシビジョンマッチで実戦に復帰し、本人もブログで「試合感覚を戻せたことは収穫」としています。
今年1月の全豪オープンでベスト8に入る活躍を見せ、現在世界ランキング20位の錦織選手は
日本人男子としてはウィンブルドン初のシード権を得ており、あす火曜日の初戦で
世界ランキング51位、カザフスタンのミハイル・ククシュキン選手と対戦します。
全英オープンが終わると、まもなくロンドン・オリンピックが開幕します。
そして、テニスの会場は同じウィンブルドンということもあり、今大会はかつてない注目を浴びています。
緑の芝に伝統の白いウェアのコントラストが見せる熱い戦いに期待しましょう。
今日は『男子テニス シングルス世界ランキングトップ3』をご紹介しました。