“スマートバーベキュー”で使える便利アイテム ランキング(2011/9/27)
火曜日は、「ビジネストレンド」。
ようやく暑さも落ち着いて、秋の涼しさがやってきました。
これからが、本当にアウトドアを楽しみやすいシーズンです。
最近は、アメリカンスタイルの本格バーベキューが注目されていて、
これを日本的なBBQと差別化して“スマートバーベキュー”と呼ぶそうです。
そこで今日は、スマートバーベキューの普及を目指す団体、
日本バーベキュー協会・会長の下條民夫さんに、“スマバー”で使えるグッズを伺いました。
『“スマートバーベキュー”で使える便利アイテム トップ3』
第3位「チムニースターター」
バーベキューで、炭に火をおこす時、超便利なアイテム。
金属で出来た小型の煙突で、中に炭を縦長に積み上げて、一番下の炭に火をつけると、
上昇気流で効率よく炭に火が入ります。
欧米では当たり前のアイテムで、最近は日本でも、ホームセンターで売っています。
お値段1500円〜2000円
第2位「水鉄砲」
バーベキューは、炭の遠赤外線で食材を焼くもの。お肉の脂に火がついてしまうと、食材が焦げてしまいます。
そんな時は、100円ショップで買った水鉄砲をお子さんに渡してください。そしてこう言いましょう。
「火がついたらこれで消すんだよ」。お子さん、そしてBBQを手伝わない子どものような大人に渡すアイテムです。
第1位「火消し壺」
かつて日本の家庭に必ずありました囲炉裏の炭を入れておく壺です。
BBQが終わったら、壺に炭を入れてフタをすると、空気が遮断されて、火が消えて、消し炭になる。
消し炭は、火がつきやすく、次にバーベキューをやるときに使える。日本のモッタイナイ精神が生んだアイテムです。
こちらも最近、バーベキューグッズとしてホームセンターにあります。
お値段2000円ぐらい。
「スマートバーベキュー」これは要するに欧米スタイルのBBQ。日本では、食材を「焼きながら食べる」というのが一般的。
一方、アメリカのBBQは、食材を全部焼いてお皿にキレイに盛りつけて、みんなで一斉に食べる。ここが大きく違います。
また、日本バーベキュー協会では、スマートバーベキューのテクニックも色々と提案しています。
例えば、「ミシシッピテスト」。これは焼き網の火加減を知る方法。
焼き網の上、20cmぐらいに手をかざして、「1ミシシッピ、2ミシシッピ、3ミシシッピ・・・」と数えます。
2ミシシッピか3ミシシッピあたりで限界なら、温度は230度以上。肉を焼くとすぐに焦げてしまいます。
こういう風に火加減を測る方法は、アメリカでは普通なんだそうです。
ちなみに、日本バーベキュー協会では、こうしたテクニックを身につけたバーベキューマスターを育てる検定
「バーベキュー検定」を実施しています。この秋、バーベキューで男をあげたい方はぜひチャレンジしてみては?