この夏注目の国内旅行・行き先ランキング(2011/6/28)
火曜日は、「ビジネストレンド」。
今日は、いよいよ夏休みも間近!ということで、こんなランキングです。
近畿日本ツーリストで聞いた『この夏注目の国内旅行・行き先トップ3』
第3位「関西」
第2位「信州(長野)」
第1位「九州」
近畿日本ツーリストによると、この夏の傾向としては、「西高東低」&「間際化」だそうです。
昨年までは「安近短」でした。
1位の九州は、九州新幹線の効果もあって、首都圏の旅行客がここ1ヶ月で2割アップ。
一方、信州は、朝のNHK連続ドラマ「おひさま」効果や、涼しいイメージで前年に比べて4割アップしています。
また、節電で長めの夏休みを取る人が多いということで、旅行会社も「長期滞在プラン」を提案しているそうです。
そして、もう一つ注目なのが、『被災地・ボランティアツアー』ですね。
例えば、近畿日本ツーリストでは、「南三陸町ボランティア&応援ツアー」「東松島復興支援ボランティアバスツアー」、
今年、仙台市で開催される「東北六魂祭に参加、さらにボランティアもできるツアー」などを展開します。
いずれも、人気を集めています。
六魂祭とは、青森ねぶた祭、岩手・盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、福島わらじまつりなど、
東北を代表する6つの祭りが、復興のために仙台に集まるものです。これはこの夏かなり注目ですね。
そのほか、各旅行会社が、東北のボランティアツアーを企画・販売しています。
こういった取り組みに自治体も動いています。
東京都は、岩手・宮城・福島などを目的地にしたボランティアツアーに、
参加者一人当たり1泊3000円の助成金を出すという方針を固めています。
最後に、もうひとつ、この夏の被災地ツアーで注目なのが、世界遺産に登録が決定した、平泉を含むツアーパック。
「黄金の国ジパング」の由来とも言われる、みつのく・奥州・平泉。
中尊寺金色堂をはじめ、世界文化遺産を堪能して、さらに東北の経済の活性化につながるとして、
これは、この夏オススメのツアーです。