家庭の消費電力、内訳トップ3(2011/4/26)
火曜日は、「ビジネストレンド」。
今、家庭も企業も、出来るだけ電気を大事に使うように努めています。
そんな今日は、“消費電力”に関するこんなランキングです。
『家庭の消費電力、内訳トップ3』
第3位「テレビ」9.9%
第2位「照明器具・冷蔵庫」ともに16.1%
第1位「エアコン」25.2%
こちらは、資源エネルギー庁が公表しているデータ。エアコンはやはり一番電気を使います。
今後、夏場は特に節電が必要になります。とはいえ、電気を使わないと困ることも多いですよね。
そこで今、注目されているのが、『家庭用蓄電池』です。
“消費電力の少ない夜に、蓄電池に電力をためて、それを昼間に使う”こういう電気の使い方が、増えていきそうです。
実はすでに、一部の家電量販店では、家庭用蓄電池の販売がスタートしています。
この家庭用の蓄電池を使っているメーカー千葉県の「エジソンパワー」に伺ったところ、
名前は「家庭用ポータブル電源」つまり携帯できる「電源」。コンセントが2個ついています。
計画停電以降、量販店に問い合わせが1日数百件!
リチウム蓄電池は、1000ワットで79万8000円。2500ワットで178万円。
このお値段にかかわらず、1ヶ月でおよそ1000台は売れそうな見込み。
1000ワットタイプで“大型テレビ10時間分”、“20ワットのLED照明50時間分”の電力があります。
そのほか“冷蔵庫が7時間”2500ワットなら“エアコン5時間”。
個人客では、在宅介護をしている方から、人工呼吸器の非常用電源としてという需要もあります。
一方、バッテリー技術の専門会社リプラスは、2万9800円の蓄電池を開発しています。
こらちは、小型液晶テレビ、ノートパソコン、扇風機といった消費電力の少ない家電を数時間使用できます。
パナソニックなども家庭用蓄電池の販売を目指していまして、競争が始まれば、値段もどんどん下がりますから、
一家に一台・蓄電池の時代がやってくるかもしれません。