木曜日は、「カルチャー」。
今日のスペシャル・パーソナリティのジャーナリスト、上杉隆さんにとって、
“趣味以上の存在”だというゴルフを取り上げます。
今日は、最新の『男子ゴルフ世界ランキング』を発表します。
1986年にスタートしたゴルフ世界ランキングは、
最近2年間の公式トーナメントの成績から決定。
与えられるポイントは、大会のグレードによって異なります。
世界各地での前週のトーナメント結果に基づいて、毎週月曜日に更新。
その時点で最も優秀なゴルファーを示しています。
第3位「スティーブ・ストリッカー」(アメリカ)
上杉さん:「アメリカの選手ではあるんですが、アメリカの選手って結構派手なパフォーマンスの方が
多かったりしますが、意外と地味な選手ですね。
キャリアも長いんですけど、最近になってやっと出てきたという感じで、タイガーとかと一騎打ちとかあったりして、
いつも2位というか、トップになかなか入らないけれど、上位にいるという印象ですね。」
第2位「リー・スエストウッド」(イギリス)
上杉さん:「日本でも有名な選手ですけど、特にビジュアル的に、腕っ節が強いというか、肩から腕にかけて、
なんでそこまで太い!という。ゴルファーは、あまり上半身の力をつけすぎると、スイングしづらいんですよ。
あんまりゴルファーでムキムキいないですよね。筋肉の付け方が難しいんですけど、
スエストウッドはそれを無視して、ちょっとつけすぎじゃないかという特殊な選手ですね。」
第1位「ルーク・ドナルド」(イギリス)
上杉さん:「この選手は、女性だったら知っている人が多いんですけど、超イケメンですね。
あと、絵画が得意なんですよ。ゴルフ場の絵とかを描いて本当に売ってて、多彩なんです。
マスクもいい、絵も上手い、そしてゴルフも上手い、という三拍子揃ってうらやましい!
ポール・ケイシーとWGCというW杯でペアを組んで優勝したり、ホンダクラシックで勝ったりと、
非常に優秀な選手で、キャリアも長いんですが、最近強さを増しています。」
政治が専門のジャーナリスト、上杉さんですが、ゴルフの連載もあり、ゴルフに関する本も書いていらっしゃいます。
中学時代からゴルフを始めて、関東ジュニア出場の経験もあるそうです。
「中学、高校時代は、朝から晩までゴルフをしていて、ゴルフをやりすぎて、ガールフレンドが出来なかったり、
失ったりしたということが、多々あったという悲しい思い出があります(笑)。
その悲しみを凌駕する楽しみがゴルフにあるということです。」
上杉さんを引きつけるゴルフとは?
「思い通りにならないからかな。相手は自然じゃないですか。やってもやっても上手くいく試しがないんですよ。
上手くいく物事って、意外と飽きちゃうんですけど、上手くいかないと、いつまでもやって、早くもゴルフ人生30年です。」
上杉さんは昨日、新刊を出版されました「放課後ゴルフ倶楽部」。
上杉さんが親友たちとゴルフに夢中になっていた、中高生時代を描いたノンフィクション。
ゴルフダイジェストの連載をまとめた本です。
「話は、甘酸っぱいというより、しょっぱいですね。ゴルフクラブを持って、彼女と海に行ったら、
何でゴルフクラブを持ってきているんだろうということで、“ゴルフと自分どっちが大事なんだ!?”と、
愚問を問われて、ゴルフをとってしまったという、実話です。」
「放課後ゴルフ倶楽部」ゴルフダイジェスト社から、税別1,200円