防御率の高いピッチャー・ランキング(2011/5/30)
月曜日は、「スポーツ」。
今日は、今年から変わったものが、影響しているランキングです
第3位「千葉ロッテ 唐川侑己 1.46」
第2位「巨人・内海哲也 1.34」
第1位「中日・吉見一起 1.31」
こちらは、5月28日(土)時点での、プロ野球セ・パ両リーグ通じての防御率の高いピッチャー・ランキングです。
防御率というのは簡単に言うと、1試合平均の自責点、つまり、ピッチャーの責任になる失点を表す数値で、
この数値が少なければ少ないほど、良いピッチャーとなります。
実は、今年、この防御率の良いピッチャーが続出。
これまでのところ、防御率が1点台というピッチャーは、セ・パ併せて16人。
例年に比べて、非常に多いんですよね。
この原因の1つと考えられているのが、ボールです。
最大の特徴は、中心のコルクを覆っている材料が変わったことです。
ボールを製造しているスポーツメーカーのミズノのHPによると、
ゴムから、低反発素材になったころで、平均の飛距離が1mほど短くなっています。
その結果、生まれたのが、ピッチャーに有利、バッターに不利という状況なんです。
チーム単位で見ても、セ・パ全てのチームで、昨年に比べて、防御率がアップ。
反対にホームランの数は、12球団中8球団で、減っています。
もともとWBCなど世界基準に近づけようという趣旨で、導入された統一球ですが、
今シーズン、どのような影響が出るのか、注目です。
ちなみに、この公式球、スポーツ用品店で1球2500円で売っています。
腕に自信のあるピッチャー、あるいはバッターのあなた、試してみてはいかがでしょうか。