シングルマザー支援、障がい者グループホーム…“空き家”を活用した社会的な取り組みをおこなう「めぐみ不動産コンサルティング」とは？
2022/09/19
TOKYO FMの生ワイド番組「THE TRAD」（毎週月曜〜木曜15:00〜16:50）。月曜・火曜の放送は、稲垣吾郎（店長・パーソナリティ）と、吉田明世（専属店員・アシスタント）が本質的で流行に左右されない上質な音楽と趣味の話題をお届けします。
ニューノーマルに対応する中小企業を応援するコーナー「LINE WORKS Presents THEお仕事ラッド」では、レポーター・安藤咲良が東京近郊の中小企業を訪問。新しい働き方など“会社のニューノーマル”に関するエピソードを生中継で紹介します。
9月19日（月）放送のゲストは、空き家を活用した社会的な取り組みをおこなっている「株式会社めぐみ不動産コンサルティング」代表取締役・竹田恵子さんです。同社の取り組み、ニューノーマルなサービスについて伺いました。
「株式会社めぐみ不動産コンサルティング」代表取締役・竹田恵子さん、レポーターの安藤咲良
ニューノーマルに対応する中小企業を応援するコーナー「LINE WORKS Presents THE TRAD」。ナビゲーターをつとめるのは、レポーターの安藤咲良です。現場に強い仕事用のLINEを提供する「LINE WORKS」と番組がタッグを組んで、首都圏の会社やお店で働いているリスナーと中継を結び、ご自身のお店をアピールしてもらいます！
◆“空き家”を活用した社会的な取り組みとは？
安藤：年々、全国で「空き家」が増えています。空き家は、老朽による倒壊や不法侵入による治安の悪化など、さまざまな問題があります。今日は、そんな空き家を活用して社会的な取り組みをおこなっている企業「株式会社 めぐみ不動産コンサルティング」を紹介いたします。隣には代表の竹田さんにお越しいただきました。
稲垣：竹田さん、こんにちは！「空き家」を活用した社会的な取り組み、どのようなことをされているのですか？
竹田：私は今、神奈川県伊勢原市で不動産会社を経営しています。賃貸や売買など不動産業を幅広くおこなっているのですが、そのなかでも特に空き家の処分に困っている方が多いのです。
そこで今、力を入れているのが空き家を活用したり、再生のお手伝いをするお仕事です。現在、27棟・90室の活用と再生に携わっています。その活動のなかに、シングルマザーが入居できるシェアハウス「めぐみハウス」があります。
家具や家電をはじめ、日用品はほとんどの物がそろっているので、寝具と身の回りの物をお持ちいただけば、入居後すぐに生活が可能です。
安藤：いろいろと揃っているということで初期費用を低く抑えられますし、すぐ生活できるのはありがたいですよね。この取り組みには、ご自身の経験が元になっているそうですね？
竹田：私自身、31歳のときにシングルマザーになりました。子育てと仕事の両立の難しさを感じていたときに、「みんなで協力しながら住める家があったらいいな」と思ったのが、このシェアハウスの始まりです。
今はシングルマザーの方が自立をしたくても、仕事をしていないと子どもを保育園に預けられないとか、仕事がないと家を借りられないなど、負のループにはまってしまう方がたくさんいるんです。
「めぐみハウス」では、そういった方々のお役に少しでも立てる「めぐみプロジェクト」を作っています。入居者さんにブログで情報を発信していただいたり、ハウス内の清掃を手伝うことで家賃補助が受けられるプロジェクトです。私たちが頑張る女性を応援し、その頑張る姿をお子さんにもしっかり見て育ってほしい、という思いで運営しています。
稲垣：すばらしい！
安藤：ただ住むだけではなく、（家賃補助で）暮らしもサポートしてもらえるんですね。
その後、空き家を使った障がい者のグループホームも始められたそうですね。
竹田：はい。3年前に障がい者支援をおこなうグループホーム「ワンダフルライフ」をスタートしました。24時間巡回型のグループホームで、入居者さんの生活や就職活動支援など、さまざまなサポートをしています。
また、1棟に1頭の保護犬がいます。“保護犬から愛犬へ”というコンセプトで、私たちと利用者さん、ワンちゃんが共に暮らせるようなグループホームです。ワンちゃんたちがいることで、起床後にご飯をあげたり、一緒にお散歩に行ったりしながら、自立を目指した生活ができるような支援をさせていただいています。
安藤：いいことづくしですね。そんな「ワンダフルライフ」では、シングルマザーが働ける環境を整えたそうですね？
竹田：はい。先ほどのお話のように、シングルマザーが働き先を見つけるのは大変難しい状況です。子育てを1人で頑張っているお母さんもたくさんいらっしゃいます。そういった方々と面談した上で、保育園が決まるまで、“子連れ出勤”が可能になるようなシステムを作っています。仕事内容は利用者さんの食事作り、掃除、朝の送り出しなどです。また、利用者さんが安心して暮らせるようにお話を聞いてあげたりするお仕事です。
安藤：吉田さんは（2児のママでもありますが）、子連れ出勤が可能なのはありがたいですね！
吉田：本当にありがたいですね。近くに（身内など）誰か助けてくれるような人がいればいいのですが、みんながみんなそういうわけではないので、心強い存在だなと思います。
安藤：そんな「ワンダフルライフ」では、8棟目となるグループホームをオープン予定とのことです。現在、働き手を募集しているということで、気になった方は「めぐみ不動産コンサルティング」に連絡してみてください。
ちなみに、めぐみ不動産で運営しているシェアハウスは、オンラインで内覧ができるそうですね？
竹田：はい。入居の問い合わせを全国の方からいただきます。シェアハウスは共同生活なので、入居前に必ず面談をして、シェアハウスに合うかどうか……というお話をさせていただいています。
遠方の方やコロナ禍で現地に来れない方もたくさんいらっしゃいますので、そういった方々とオンライン面談をおこなっています。しっかりとお顔を見てお話しができますし、入居希望の方は移動時間や移動費が掛からないので、大変好評をいただいています。
稲垣：内覧がオンラインでできるのはうれしいですよね。こういうスタイルを求めていた方々はたくさんいらっしゃると思うので、すばらしいことだと思います。
安藤：竹田さん、ありがとうございました！ 来週は建設業界のDX化を進めている企業を紹介します。
◆あなたの会社の“ユニークな働き方”を教えてください！
このコーナー「LINE WORKS Presents THE お仕事ラッド」では、番組で企業やお店をアピールしたいというリスナーを募集しています。会社の雰囲気や、販売している商品・サービスなど、アピールポイントとともに番組特設サイトからお送りください。ご応募いただいた方のなかから抽選で、レポーターの安藤咲良が会社訪問をいたします！
ご応募・エントリーはこちらから
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9月19日（月）放送のゲストは、空き家を活用した社会的な取り組みをおこなっている「株式会社めぐみ不動産コンサルティング」代表取締役・竹田恵子さんです。同社の取り組み、ニューノーマルなサービスについて伺いました。
「株式会社めぐみ不動産コンサルティング」代表取締役・竹田恵子さん、レポーターの安藤咲良
ニューノーマルに対応する中小企業を応援するコーナー「LINE WORKS Presents THE TRAD」。ナビゲーターをつとめるのは、レポーターの安藤咲良です。現場に強い仕事用のLINEを提供する「LINE WORKS」と番組がタッグを組んで、首都圏の会社やお店で働いているリスナーと中継を結び、ご自身のお店をアピールしてもらいます！
◆“空き家”を活用した社会的な取り組みとは？
安藤：年々、全国で「空き家」が増えています。空き家は、老朽による倒壊や不法侵入による治安の悪化など、さまざまな問題があります。今日は、そんな空き家を活用して社会的な取り組みをおこなっている企業「株式会社 めぐみ不動産コンサルティング」を紹介いたします。隣には代表の竹田さんにお越しいただきました。
稲垣：竹田さん、こんにちは！「空き家」を活用した社会的な取り組み、どのようなことをされているのですか？
竹田：私は今、神奈川県伊勢原市で不動産会社を経営しています。賃貸や売買など不動産業を幅広くおこなっているのですが、そのなかでも特に空き家の処分に困っている方が多いのです。
そこで今、力を入れているのが空き家を活用したり、再生のお手伝いをするお仕事です。現在、27棟・90室の活用と再生に携わっています。その活動のなかに、シングルマザーが入居できるシェアハウス「めぐみハウス」があります。
家具や家電をはじめ、日用品はほとんどの物がそろっているので、寝具と身の回りの物をお持ちいただけば、入居後すぐに生活が可能です。
安藤：いろいろと揃っているということで初期費用を低く抑えられますし、すぐ生活できるのはありがたいですよね。この取り組みには、ご自身の経験が元になっているそうですね？
竹田：私自身、31歳のときにシングルマザーになりました。子育てと仕事の両立の難しさを感じていたときに、「みんなで協力しながら住める家があったらいいな」と思ったのが、このシェアハウスの始まりです。
今はシングルマザーの方が自立をしたくても、仕事をしていないと子どもを保育園に預けられないとか、仕事がないと家を借りられないなど、負のループにはまってしまう方がたくさんいるんです。
「めぐみハウス」では、そういった方々のお役に少しでも立てる「めぐみプロジェクト」を作っています。入居者さんにブログで情報を発信していただいたり、ハウス内の清掃を手伝うことで家賃補助が受けられるプロジェクトです。私たちが頑張る女性を応援し、その頑張る姿をお子さんにもしっかり見て育ってほしい、という思いで運営しています。
稲垣：すばらしい！
安藤：ただ住むだけではなく、（家賃補助で）暮らしもサポートしてもらえるんですね。
その後、空き家を使った障がい者のグループホームも始められたそうですね。
竹田：はい。3年前に障がい者支援をおこなうグループホーム「ワンダフルライフ」をスタートしました。24時間巡回型のグループホームで、入居者さんの生活や就職活動支援など、さまざまなサポートをしています。
また、1棟に1頭の保護犬がいます。“保護犬から愛犬へ”というコンセプトで、私たちと利用者さん、ワンちゃんが共に暮らせるようなグループホームです。ワンちゃんたちがいることで、起床後にご飯をあげたり、一緒にお散歩に行ったりしながら、自立を目指した生活ができるような支援をさせていただいています。
安藤：いいことづくしですね。そんな「ワンダフルライフ」では、シングルマザーが働ける環境を整えたそうですね？
竹田：はい。先ほどのお話のように、シングルマザーが働き先を見つけるのは大変難しい状況です。子育てを1人で頑張っているお母さんもたくさんいらっしゃいます。そういった方々と面談した上で、保育園が決まるまで、“子連れ出勤”が可能になるようなシステムを作っています。仕事内容は利用者さんの食事作り、掃除、朝の送り出しなどです。また、利用者さんが安心して暮らせるようにお話を聞いてあげたりするお仕事です。
安藤：吉田さんは（2児のママでもありますが）、子連れ出勤が可能なのはありがたいですね！
吉田：本当にありがたいですね。近くに（身内など）誰か助けてくれるような人がいればいいのですが、みんながみんなそういうわけではないので、心強い存在だなと思います。
安藤：そんな「ワンダフルライフ」では、8棟目となるグループホームをオープン予定とのことです。現在、働き手を募集しているということで、気になった方は「めぐみ不動産コンサルティング」に連絡してみてください。
ちなみに、めぐみ不動産で運営しているシェアハウスは、オンラインで内覧ができるそうですね？
竹田：はい。入居の問い合わせを全国の方からいただきます。シェアハウスは共同生活なので、入居前に必ず面談をして、シェアハウスに合うかどうか……というお話をさせていただいています。
遠方の方やコロナ禍で現地に来れない方もたくさんいらっしゃいますので、そういった方々とオンライン面談をおこなっています。しっかりとお顔を見てお話しができますし、入居希望の方は移動時間や移動費が掛からないので、大変好評をいただいています。
稲垣：内覧がオンラインでできるのはうれしいですよね。こういうスタイルを求めていた方々はたくさんいらっしゃると思うので、すばらしいことだと思います。
安藤：竹田さん、ありがとうございました！ 来週は建設業界のDX化を進めている企業を紹介します。
◆あなたの会社の“ユニークな働き方”を教えてください！
このコーナー「LINE WORKS Presents THE お仕事ラッド」では、番組で企業やお店をアピールしたいというリスナーを募集しています。会社の雰囲気や、販売している商品・サービスなど、アピールポイントとともに番組特設サイトからお送りください。ご応募いただいた方のなかから抽選で、レポーターの安藤咲良が会社訪問をいたします！
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