「大成建設」の時代に合わせた取り組みとは? CO2を減らすコンクリート・建設工具の開発、ITツール導入…その目的と変化は?
2022/05/30
TOKYO FMの生ワイド番組「THE TRAD」(毎週月曜〜木曜15:00〜16:50)。月曜・火曜の放送は、稲垣吾郎(店長・パーソナリティ)と、吉田明世(専属店員・アシスタント)が本質的で流行に左右されない上質な音楽と趣味の話題をお届けします。
ニューノーマルに対応する会社を応援するコーナー「THEお仕事ラッド」では、レポーター・安藤咲良が東京近郊の会社を訪問。新しい働き方など“会社のニューノーマル”に関するエピソードを生中継で紹介します。
5月30日(月)放送のゲストは、大手総合建設会社・大成建設の田中さん。「時代に合わせた取り組み」について伺いました。
ニューノーマルに対応する会社を応援するコーナー「THE お仕事ラッド」。ナビゲーターをつとめるのは、「THE TRAD」レポーター・安藤咲良です。今回は、ニューノーマルな活動をしている団体を紹介しました。
◆大成建設の「時代に合わせた取り組み」とは?
安藤:今日は、時代に合わせた取り組みを導入している大成建設の田中さんにお越しいただきました。大手総合建設会社の大成建設は、国立競技場や明石海峡大橋、ベトナムのノイバイ国際空港など、国内外でさまざまな建物の建設を手掛けています。
稲垣:田中さん、よろしくお願いします! 時代に合わせた取り組みとは、どのようなことをおこなっているのですか?
田中:まず1つに、政府が掲げる「脱炭素社会」への取り組みが求められるなか、弊社ではCO2を資源として利用する「カーボンリサイクル・コンクリート」を開発しました。
さまざまなお客様の工場などから排出されるCO2をコンクリート内部に吸収させるので、排出量をマイナスにすることができます。こうした技術を社会へ普及させることで、脱炭素社会の実現に向けて、大きく貢献していきたいと思っています。
安藤:環境問題にも着目した技術開発がおこなわれているんですね。他にも取り組んでいることがあるそうですね?
田中:はい。建設業界では現在、人手不足の問題を抱えています。そのようななかでも生産性を向上できるように、建設工具を開発したり、ITツールを活用するなど、さまざまなアプローチをしています。
例えば、ここにある建設工具のメジャー(写真)は、「くるくるメジャー」というのですが、女性でも持てる小型・軽量で、現場で配筋写真(設計図通りに鉄筋が配置されているかを確認するために撮る写真)などを撮る際、寸法確認が素早くできるようにさまざまな工夫をしています。
安藤:この「くるくるメジャー」、本当に軽くて使いやすそうですね。Amazonでも購入できるそうです! ちなみにITツールを導入されていかがでしたか?
田中:「誰でもすぐに使いやすい」ということで、教育コストがかからないビジネス版LINE「LINE WORKS」を導入しました。伝達スピードが上がったので、時間を有効に使えるようになりました。
以前は、携帯電話などのやり取りで、1対1のやりとりを複数人に繰り返していましたが、チャット機能を使うことで複数人同時に情報共有が可能になりました。チャットなので一目で情報確認ができ、記録も残ります。
特に建設現場では、多くの作業員の方々と共に仕事をおこないます。建物を造る上で安全・品質はとても重要です。こうした安全や品質を確保するために、作業員の方々との情報共有がとても大きなポイントになります。
「LINE WORKS」のチャット機能は、一斉に多くの人と情報共有ができて、写真や動画も送れるので、より正確に伝えることができて非常に助かっています。
安藤:「LINE WORKS」のチャット機能によって、時間の有効活用ができるようになったんですね。他に活用している機能はありますか?
田中:建設現場は日々メンバーが異なるので、アンケート機能を使って現場作業員の人数を集計しています。当てはまる項目にチェック入れて送るだけで意見調査ができますし、集計結果は円グラフになって表示されるので、とても分かりやすいです。
さらに「LINE WORKS」を使うと伝達時間が短くなり、作業時間を多く取ることができて生産性が向上しました。
稲垣:円グラフが自動で表示されるのはいいですね!
安藤:わかりやすいですね。田中さん、ありがとうございました!「LINE WORKS」は建設現場でも使われているんですね! 今後もニューノーマルな働き方をしている会社をリサーチして紹介していきます。
◆あなたの会社の“ユニークな働き方”を教えてください!
番組で、あなたの会社の“ユニークな働き方”を紹介してみませんか?「THE お仕事ラッド」にご出演いただける企業を募集中です。“あたらしい働き方”に取り組む企業からのご応募をお待ちしております!
ご応募はこちらから
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ニューノーマルに対応する会社を応援するコーナー「THE お仕事ラッド」。ナビゲーターをつとめるのは、「THE TRAD」レポーター・安藤咲良です。今回は、ニューノーマルな活動をしている団体を紹介しました。
◆大成建設の「時代に合わせた取り組み」とは?
安藤:今日は、時代に合わせた取り組みを導入している大成建設の田中さんにお越しいただきました。大手総合建設会社の大成建設は、国立競技場や明石海峡大橋、ベトナムのノイバイ国際空港など、国内外でさまざまな建物の建設を手掛けています。
稲垣:田中さん、よろしくお願いします! 時代に合わせた取り組みとは、どのようなことをおこなっているのですか?
田中:まず1つに、政府が掲げる「脱炭素社会」への取り組みが求められるなか、弊社ではCO2を資源として利用する「カーボンリサイクル・コンクリート」を開発しました。
さまざまなお客様の工場などから排出されるCO2をコンクリート内部に吸収させるので、排出量をマイナスにすることができます。こうした技術を社会へ普及させることで、脱炭素社会の実現に向けて、大きく貢献していきたいと思っています。
安藤:環境問題にも着目した技術開発がおこなわれているんですね。他にも取り組んでいることがあるそうですね?
田中:はい。建設業界では現在、人手不足の問題を抱えています。そのようななかでも生産性を向上できるように、建設工具を開発したり、ITツールを活用するなど、さまざまなアプローチをしています。
例えば、ここにある建設工具のメジャー(写真)は、「くるくるメジャー」というのですが、女性でも持てる小型・軽量で、現場で配筋写真(設計図通りに鉄筋が配置されているかを確認するために撮る写真)などを撮る際、寸法確認が素早くできるようにさまざまな工夫をしています。
安藤:この「くるくるメジャー」、本当に軽くて使いやすそうですね。Amazonでも購入できるそうです! ちなみにITツールを導入されていかがでしたか?
田中:「誰でもすぐに使いやすい」ということで、教育コストがかからないビジネス版LINE「LINE WORKS」を導入しました。伝達スピードが上がったので、時間を有効に使えるようになりました。
以前は、携帯電話などのやり取りで、1対1のやりとりを複数人に繰り返していましたが、チャット機能を使うことで複数人同時に情報共有が可能になりました。チャットなので一目で情報確認ができ、記録も残ります。
特に建設現場では、多くの作業員の方々と共に仕事をおこないます。建物を造る上で安全・品質はとても重要です。こうした安全や品質を確保するために、作業員の方々との情報共有がとても大きなポイントになります。
「LINE WORKS」のチャット機能は、一斉に多くの人と情報共有ができて、写真や動画も送れるので、より正確に伝えることができて非常に助かっています。
安藤:「LINE WORKS」のチャット機能によって、時間の有効活用ができるようになったんですね。他に活用している機能はありますか?
田中:建設現場は日々メンバーが異なるので、アンケート機能を使って現場作業員の人数を集計しています。当てはまる項目にチェック入れて送るだけで意見調査ができますし、集計結果は円グラフになって表示されるので、とても分かりやすいです。
さらに「LINE WORKS」を使うと伝達時間が短くなり、作業時間を多く取ることができて生産性が向上しました。
稲垣:円グラフが自動で表示されるのはいいですね!
安藤:わかりやすいですね。田中さん、ありがとうございました!「LINE WORKS」は建設現場でも使われているんですね! 今後もニューノーマルな働き方をしている会社をリサーチして紹介していきます。
◆あなたの会社の“ユニークな働き方”を教えてください!
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