コロナ禍で営業ができなくなり…町工場がインスタで発信!「一般の方や地域の方々とも繋がることができた」
2021/06/14
架空のレコード店を舞台に、「上質な音楽を、じっくり味わう。」をコンセプトにお届けするTOKYO FMの生ワイド番組「THE TRAD」(毎週月曜〜木曜15:00〜16:50)。月曜・火曜の放送は、稲垣吾郎(店長・パーソナリティ)と、吉田明世(専属定員・アシスタント)が本質的で流行に左右されない上質な音楽と趣味の話題をお届けします。
6月14日(月)放送のコーナー「LINE WORKS Presents THEお仕事ラッド」では、新和メッキ工業株式会社・瀧見直晃さんに電話を繋ぎ、“新しい働き方”について伺いました。
ニューノーマルに対応する中小企業を応援する新コーナー「THE お仕事ラッド」。ナビゲーターをつとめるのは、「THE TRAD」専属店員・中川絵美里(水曜・木曜アシスタント)です。首都圏の会社で働いているリスナーさんと中継を結び、“あたらしい働き方”など“会社のニューノーマル”に関するエピソードを生中継で紹介していきます。
◆コロナ禍での新たな取り組みとは?
中川:今日は、新潟県にある「新和メッキ工業株式会社」をご紹介します。
創業60年を超える新和メッキ工業では、サビ防止や摩擦に強くなる金属へのメッキ加工をしています。その加工技術は、ストーブの金網や自動車のブレーキの部品などに使われているそうです。今回は、今年3月に社長に就任した瀧見さんに“新しい働き方”“会社のニューノーマル”について伺います。
稲垣:瀧見さん、こんにちは! 今、新和メッキ工業さんのインスタグラムを拝見していますが、すごいですね。僕らの生活に身近なツールにも使われているんですね。そして何よりも、町工場のインスタグラムってめずらしいですよね?
瀧見:今は、いろんな町工場の方がInstagramをやられています。うちもコロナの影響で従来の営業や展示会の出展ができなくなったので、自社をPRするツールを増やそうと、昨年の10月に始めました。
稲垣:なるほど。開設してみてどうですか?
瀧見:もともとお付き合いのあったお客様だけでなく、一般の方や地域の方々とも繋がることができました。工場内部や、どのように仕事をしているかを知っていただくことができ、大変好評をいただいております。
稲垣:(工場内部の写真を見て)かっこいいですね。
瀧見:ありがとうございます。コロナ禍で新しい出会いがないので、この縁をアフターコロナにいかしたいなと思って、今、一生懸命やっています。
吉田:ぜひ、みなさんもInstagramで「新和メッキ工場株式会社」を検索してみてください。そんな新和メッキ工業では、加工技術の研究開発にも力を入れているとお聞きしました。
瀧見:本来は、企業からメッキ加工を依頼される町工場ですが、多様化する社会のなかで、新しい技術をお客様に提案しています。また、“競合他社とは違う強みがほしい”というお客様が多いので、自社ではもちろん、大学などの研究機関とも連携して研究をしています。アメリカの企業とも技術提携をして、先月(サビ防止技術の)特許を取得することもできました。従業員は20人と少ないのですが、研究やいろんなことに力を入れて頑張っています。
稲垣:「下町ロケット」みたいな感じなのかな。憧れますよね。
瀧見:そういう企業になりたいです。
吉田:従来のお仕事から会社のPR、そして加工技術の研究までを少数でおこなうのは、本当にすごいですね。お仕事をスムーズにする秘訣はありますか?
瀧見:新和メッキでは、2年前から「LINE WORKS」を導入して、社員全員で情報の周知・共有をしています。以前は(社内の)掲示板に紙を張り出したり、朝礼で口頭で情報を伝えていたりしたのですが、日々動きがある現場では情報が行き届かないことがよくありました。
今は「LINE WORKS」で全スタッフのスケジュールや、今日やるべきことなどをスマートフォンで一斉に周知できるようになったので、円滑なコミュニケーションが図れるようになりました。
稲垣:なるほど。新和メッキさんでメッキされたものが、自分のうちにあるかもしれないよね。
吉田:そうですね。ひょっとしたらあるかもしれないですね。
◆仕事中に聴くと元気になる曲は!?
稲垣:最後に、瀧見さんがお仕事中に聴くと元気になる「おしごトラック」を教えていただけますか?
瀧見:岡崎体育 feat. トータス松本さんの「ふしぎなふしぎな生き物」です。
稲垣:なぜ、この曲なのでしょうか?
瀧見:この春、社長に就任して、会社を継続させていくことをあらためて考えました。そのためには、私が祖父や父から受け取ったバトンを次の世代にも受け渡さないといけないなと。僕には小学1年生の子どもがいるのですが、彼が継ぐとか継がないとかは関係なくて、今は“父ちゃんの仕事カッコイイ!”って思ってもらえることが重要だなと。そういうことを考えて仕事をしています。
稲垣:そうなんですね。瀧見さん、今度、個人的に僕のゴルフクラブとか、角がはげてしまった大切なフィルムカメラとかにメッキ加工をしてください!
瀧見:はい!
◆あなたの会社の“ユニークな働き方”を教えてください!
番組で、あなたの会社の“ユニークな働き方”を紹介してみませんか?「THE お仕事ラッド」にご出演いただける企業を募集中です。“あたらしい働き方”に取り組む企業からのご応募をお待ちしております!
ご応募はこちらから
6月14日(月)放送のコーナー「LINE WORKS Presents THEお仕事ラッド」では、新和メッキ工業株式会社・瀧見直晃さんに電話を繋ぎ、“新しい働き方”について伺いました。
ニューノーマルに対応する中小企業を応援する新コーナー「THE お仕事ラッド」。ナビゲーターをつとめるのは、「THE TRAD」専属店員・中川絵美里(水曜・木曜アシスタント)です。首都圏の会社で働いているリスナーさんと中継を結び、“あたらしい働き方”など“会社のニューノーマル”に関するエピソードを生中継で紹介していきます。
◆コロナ禍での新たな取り組みとは?
中川:今日は、新潟県にある「新和メッキ工業株式会社」をご紹介します。
創業60年を超える新和メッキ工業では、サビ防止や摩擦に強くなる金属へのメッキ加工をしています。その加工技術は、ストーブの金網や自動車のブレーキの部品などに使われているそうです。今回は、今年3月に社長に就任した瀧見さんに“新しい働き方”“会社のニューノーマル”について伺います。
稲垣:瀧見さん、こんにちは! 今、新和メッキ工業さんのインスタグラムを拝見していますが、すごいですね。僕らの生活に身近なツールにも使われているんですね。そして何よりも、町工場のインスタグラムってめずらしいですよね?
瀧見:今は、いろんな町工場の方がInstagramをやられています。うちもコロナの影響で従来の営業や展示会の出展ができなくなったので、自社をPRするツールを増やそうと、昨年の10月に始めました。
稲垣:なるほど。開設してみてどうですか?
瀧見:もともとお付き合いのあったお客様だけでなく、一般の方や地域の方々とも繋がることができました。工場内部や、どのように仕事をしているかを知っていただくことができ、大変好評をいただいております。
稲垣:(工場内部の写真を見て)かっこいいですね。
瀧見:ありがとうございます。コロナ禍で新しい出会いがないので、この縁をアフターコロナにいかしたいなと思って、今、一生懸命やっています。
吉田:ぜひ、みなさんもInstagramで「新和メッキ工場株式会社」を検索してみてください。そんな新和メッキ工業では、加工技術の研究開発にも力を入れているとお聞きしました。
瀧見:本来は、企業からメッキ加工を依頼される町工場ですが、多様化する社会のなかで、新しい技術をお客様に提案しています。また、“競合他社とは違う強みがほしい”というお客様が多いので、自社ではもちろん、大学などの研究機関とも連携して研究をしています。アメリカの企業とも技術提携をして、先月(サビ防止技術の)特許を取得することもできました。従業員は20人と少ないのですが、研究やいろんなことに力を入れて頑張っています。
稲垣:「下町ロケット」みたいな感じなのかな。憧れますよね。
瀧見:そういう企業になりたいです。
吉田:従来のお仕事から会社のPR、そして加工技術の研究までを少数でおこなうのは、本当にすごいですね。お仕事をスムーズにする秘訣はありますか?
瀧見:新和メッキでは、2年前から「LINE WORKS」を導入して、社員全員で情報の周知・共有をしています。以前は(社内の)掲示板に紙を張り出したり、朝礼で口頭で情報を伝えていたりしたのですが、日々動きがある現場では情報が行き届かないことがよくありました。
今は「LINE WORKS」で全スタッフのスケジュールや、今日やるべきことなどをスマートフォンで一斉に周知できるようになったので、円滑なコミュニケーションが図れるようになりました。
稲垣:なるほど。新和メッキさんでメッキされたものが、自分のうちにあるかもしれないよね。
吉田:そうですね。ひょっとしたらあるかもしれないですね。
◆仕事中に聴くと元気になる曲は!?
稲垣:最後に、瀧見さんがお仕事中に聴くと元気になる「おしごトラック」を教えていただけますか?
瀧見:岡崎体育 feat. トータス松本さんの「ふしぎなふしぎな生き物」です。
稲垣:なぜ、この曲なのでしょうか?
瀧見:この春、社長に就任して、会社を継続させていくことをあらためて考えました。そのためには、私が祖父や父から受け取ったバトンを次の世代にも受け渡さないといけないなと。僕には小学1年生の子どもがいるのですが、彼が継ぐとか継がないとかは関係なくて、今は“父ちゃんの仕事カッコイイ!”って思ってもらえることが重要だなと。そういうことを考えて仕事をしています。
稲垣:そうなんですね。瀧見さん、今度、個人的に僕のゴルフクラブとか、角がはげてしまった大切なフィルムカメラとかにメッキ加工をしてください!
瀧見:はい!
◆あなたの会社の“ユニークな働き方”を教えてください!
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