NOEVIR Song of Life（ノエビア-ソング・オブ・ライフ-）

今朝、お送りしたのは、１９９３年のヒット曲、ヴァネッサ・パラディ、「ビーマイベイビー」です。

ヴァネッサ・パラディは、フランス出身。
１９８７年、１４歳で『夢見るジョー』で歌手デビューを果たすと、フランス国内で一躍注目を浴びます。
その後、１９８９年には『白い婚礼（こんれい）』で映画女優としてもデビューし、
女優としても成功を収めます。この「ビーマイベイビー」は、彼女にとって運命の曲となります。

それは、世界的にヒットしたこと、そしてこの曲をプロデュースしたレニークラビッツと
交際をスタートさせるキッカケになったということです！

この曲の歌詞は、まさに当時の彼女の
恋に夢中な女性の気持ちを歌ったキュートな曲となっています。

　　　　　　　

金曜日は、「あなたの選ぶSummer Female Voice」！あなたからのリクエストにお応えします。
今朝お送りするのは、神奈川県の男性、ラジオネーム〔珠毛夢（じゅげむ）〕さんから頂いたリクエスト。アンテナ、1986年の作品です。「シーサイド・ウィークエンド」。

80年代に日本でも大ヒットした、“フレンチ・ボッサ”のユニット、アンテナ。
1981年にイザベル・アンテナを中心に、3人のユニットでデビューしましたが、
その後、イザベルのソロプロジェクトとして活動。

86年にこの曲が、日本をはじめ世界でヒット。アンテナの代表曲になっています。
当時、この「シーサイド・ウィークエンド」、よくラジオで流れてました・・・。
ついアメリカ西海岸をイメージしそうですけど、南仏あたりがモチーフなんでしょうか・・・

リクエストをくださった、ラジオネーム〔珠毛夢〕さんは、こんなメッセージも添えて下さいました・・・
　　　　　　
「夏に聴きたい女性ボーカル・ソングと言えば、アンテナの『シーサイド・ウィークエンド』。
学生時代、バイト先の憧れのお姉さんが、
『夕方の浜辺で、彼女と二人でこんな曲を聴けるようになりなさい』と教えてくれた思い出の曲です。
本当はその人と聞きたかったけど当時は子供扱いでした・・・」

憧れた「お姉さん」と共に、大人の世界を感じた一曲だったのでは？？

「ノエビア　Song of Life」では、この夏、「Summer Female Voice〜夏に聴きたい女性ボーカル」
と題し、女性アーティストやグループのナンバーで、夏の朝、あなたのお出かけを彩ります。

夏の朝に聞きたい女性ボーカル、アーティストのナンバーを、
その曲にまつわる思い出など共にお寄せください。

リクエストをお寄せ頂いたすべての方の中から、抽選で3名さまに、
FMラジオも聴ける「iPod nano」をプレゼントします。
詳しくはクロノス、「ノエビア　Song of Life」のサイトをご覧ください！

夏に聞きたい女性アーティストや女性グループのナンバー、
今朝、お送りしたのは、グロリア・エステファンです。1985年、
ラテン音楽を世界に知らしめた１曲といってもいいかもしれません。
「Conga」Miami Sound Machine 。

1957年にキューバのハバナで生まれたグロリア・エステファンは、
10代のほとんどをマイアミで過ごし、大学生の時に知り合った、エミリオ・エステファンのバンド
「マイアミ・ラテン・ボーイズ」で歌を歌うようになります。
そして1978年、そのエミリオと結婚。バンドは「アイアミ・サウンド・マシーン」に改名し、
グロリアは正式メンバーとして活動しました。

実はこのエステファン夫婦は、親日家としても知られていて、新婚旅行は熱海温泉だったそうです。
その後、順調に人気を獲得していったグロリア・エステファンでしたが、
1990年の全米ツアー中、移動中のバスが交通事故にあい、骨髄骨折。
アーティスト生命を脅かされることとなりました。入院中は、エルトン・ジョンやマドンナといった
著名人をはじめ、ファンの方から３万通もの手紙が届いたといいます。
そして奇跡の復活。
1996年、アトランタオリンピックの開会式でのパフォーマンスは
いまでも語り継がれています。

歌だけではなくその生き方も、世界中の女性に勇気を与えてくれる存在ですね。

　　　　　　　　　　　　

今日の１曲はブロンディーのヒットソング、「ザ・タイド・イズ・ハイ」
もともとはジャマイカの「パラゴンズ」というグループが歌ったナンバーで、
ブロンディーが８０年にカバーし、大ヒットしました。

ブロンディーは　ニューヨークで結成され、７６年にデビューしたロックバンド。
７９年にシングル「ハート・オブ・グラス」や、８０年に「コール・ミー」が大ヒットし、
一躍人気バンドの仲間入りを果たしますが、８２年、バンドメンバーの病気を機に解散します。
しかし、９９年に再結成、現在も活動を続けています。

ボーカルはバンドの紅一点、デボラ・ハリー。
マリリン・モンローを彷彿とさせるブロンドヘアーと、赤い唇が特徴で、
当時はセックスシンボルとして大いに注目されます。
“パンク界のモンロー”と言われたこともあるそうです。

先日、イギリスの人気アイドルグループ「ワン・ダイレクション」に
ブロンディーの曲をカバー。デボラはそれについてこんな事を話しています。
「ワン・ダイレクションのバージョン、気に入ってるわ。いい出来ね！
私たちの初期の頃と同じようなスピリットがあるわ。」

もちろん、他にもいろいろなアーティストやバンドに影響を与えていて、
あのマドンナも、デボラに影響を受けたと言われているんですよ。

今朝、お送りしたのは、ホールです。
ロサンゼルスの風を感じる98年のアルバム『セレブリティ・スキン』から「マリブ」でした。

ホールは、ロサンゼルスで1989年にコートニー・ラブを中心に結成されたロックバンドで、
1991年9月にインディーズ・レーベルからデビュー。
コートニーはこの年にニルヴァーナのカート・コバーンと出会い、妊娠、そして翌年に結婚します。
既にトップスターだったカートとの結婚は大きなニュースになりました。

94年にカート・コバーンが自ら命を絶ち、コートニーは大きなショックを受けたものの、
カートの死後は女優業に取り組み、1996年の映画『ラリー・フリント』では、
ニューヨーク映画批評家協会賞の助演女優賞や、シカゴ映画批評家協会賞の有望女優賞などを受賞、
97年には、ゴールデングローブ賞にもノミネートされるなど女優としての地位を確立します。

1997年からバンドも活動を再開。
ロサンゼルスとロンドン、ニューヨークでセッションを行い、1998年にアルバム『セレブリティ・スキン』をリリース。グラミー賞にノミネートされるなど商業的にも成功を収めました。
2002年にホールは解散し、コートニーはソロで活動しますが、2010年に再結成を表明。
夏には来日公演も実現しました。

今日、7月9日、彼女は49回目のバースデーを迎えました。