NOEVIR Song of Life（ノエビア-ソング・オブ・ライフ-）

この曲「The Girl From Ipanema」＝「イパネマの娘」は、
アントニオ・カルロス・ジョビンが1962年に作曲したもので、
ビートルズの「イエスタディ」に次いで、世界中でカバーされた
ポピュラーソングのひとつとも言われ、
ボサノヴァの曲としては、最も有名な1曲です。

お届けした楽曲は、 スタン・ゲッツ、ジョアン & アストラッド・ジルベルト で 「The Girl From Ipanema」。

今週は「Song of Life 〜Music Maestro〜」。
音楽を仕事にする職人をピックアップしていますが、
今回は、アメリカのポップスに革新的な技術を導入し
大成功をおさめたエンジニアでプロデューサー、
フィル・ラモーンに注目しています。

アメリカのジャズ・サックス奏者、スタン・ゲッツと
ブラジルのボサノヴァ歌手でギター奏者、ジョアン・ジルベルトが
1964年に発表したアルバム『ゲッツ/ジルベルト』。

このアルバムでレコーディング・エンジニアを務めたのが
フィル・ラモーンでした。
ジャズ・アルバムだったにも関わらず、全米チャートの2位を記録。
グラミー賞でも「最優秀アルバム賞」を受賞するなど
いまだ名盤として語り継がれている作品です。
また、フィル・ラモーンはこのアルバムでグラミー賞の
「最優秀エンジニア賞」も受賞しています。

このレコーディングで、ジョアン・ジルベルトとともに
歌っているのは、ジョアンの妻、アストラッド・ジルベルト。
歌声に興味をもったプロデューサーが起用したもので、
これが彼女の歌手デビューとなりました。


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