NOEVIR Song of Life（ノエビア-ソング・オブ・ライフ-）

毎週、月曜日は、アーティストがスターへ登りつめるキッカケとなった曲や
デビュー曲をご紹介しています。

今日、紹介するのは、くるり、「東京」です。 1998年リリース、くるりのデビューシングルです。今年で結成20周年を迎えるくるりは立命館大学在学中に
現メンバーの岸田繁さん、佐藤征史さん、2002年に脱退した森信行さんの３人で結成されました。

「くるり」というユニークなバンド名は、大学の最寄り駅の案内板にあった
“地下鉄乗り場は反対側”という意味を示す矢印が、
Uの字を逆さにしたような形で、「くるり」となっていたことが由来になっているそうです。
フロントマンの岸田さんは鉄道好きとしても有名です。
バンド名にも、電車が絡んでいたんですね。

そんなくるり、現在までに8回のメンバーチェンジを行ってきたんですが、
今週木曜日、9月1日の結成記念日には、オリジナルメンバーでライブを行い、
その模様がアプリで生配信されることも決定しています。

今日ご紹介したのは、いきものがかりの「ブルーバード」。
2008年のシングルで、アニメ「NARUTO〜疾風伝」のオープニングテーマとして
大ヒットしました。

いきものがかりは、今年でメジャーデビュー10周年ですが、
去年の10月から、リーダー、水野良樹（みずの・よしき）さんが
自身のツイッターで、不定期に投稿し続けてきたバンド・ヒストリー『いきものがたり』が、
本になって今日、８月26日に発売となります。
　　　　　
メンバー3人の出会いから、グループ結成や路上ライブの裏話、
そして初公開となるデビュー前の写真などが450ページにわたり収録されています！
　　　　　
およそ半年間にわたってつぶやいてきたツイッターが本になるということで、
すべて本人の書き下ろしエピソード。ファンの方はもちろんですが、
読み物としても面白そうです。

そして、明日、あさって、そして９月10日と11日には、10周年を記念したライブイベントも
開催されることになっています。
　　

今日お送りしたのは、Freddie Mercury、「I Was Born To Love You」です。

Freddie Mercury、Queen、どちらの代表曲でもある、「I Was Born To Love You」。
フレディーが1985年、最初にリリースしたソロアルバム、「Mr.バッド・ガイ」に収録され大ヒット。Queen名義のものが耳なじみかもしれませんが、元はフレディーのソロが先に発表されています。1991年にそのフレディーが他界したあと、Queenのメンバーが1995年に発表したアルバム、
「メイド・イン・ヘヴン」にもアレンジを変えて収録されました。

じつは来週、9月1日から5日までの間、
東京や大阪に店舗を持つアメリカンレストラン、「ハードロックカフェ」では、
『Freddie For A Day』というイベントが開催されます。

『Freddie For A Day』は、エイズで亡くなったフレディ・マーキュリーの誕生日9月5日に、
世界中で行われる〔エイズ撲滅チャリティイベント〕ですが、
今年で4年目となる、このハードロックカフェでのイベントでは、全国の各店にフォトスポットが設けられ、“口髭付きのチャリティカクテル”が販売になったり、グッズが販売されたり。
そしてその売り上げの一部は、QUEENのメンバーらが立ち上げたエイズ撲滅のための慈善団体、
「Mercury Phoenix Trust」へ寄付されます。

エイズと最後まで戦ったフレディーの意思が今なお生きてます。

今日は、Cocco（コッコ）、「強く儚い者たち」をお聞きいただきました。

コッコは、1996年デビュー。今年、デビュー20周年を迎えました。
今日紹介する「強く儚い者たち」は1997年にリリースされたメジャー2枚目のシングル
彼女を代表する1曲となっています。

そんなコッコ、シンガーソングライターの他にも、女優、エッセイ作家、
絵本作家などの顔を持ち、2002年に発売された「南の島の星の砂」は
20万部を越える大ベストセラーとなりました。

そして、本日ニューアルバム「アダンバレエ」をリリース。
ちなみにニューアルバムのタイトルにある「アダン」は
沖縄など亜熱帯から熱帯の海岸近くに生息する植物です。
かつては、島の生活に欠かせない木だったといわれています。

今日は、イギリスのグループ、クリーン・バンディットの「ラザー・ビー」をお届けしました。

２００９年に結成されたクリーン・バンディット。
「ラザー・ビー」は２０１４年、イギリスで４週連続１位を獲得する大ヒットになりました。
ちなみにフィーチャリングのジェス・グリンも、イギリスでナンバーワンヒットを持つアーティストです。

さてこの「クリーン・バンディット」、直訳すると「キレイな強盗」という不思議な名前になりますが、もともとはロシア語のフレーズが由来で、ちゃんとした英語だと「コンプリートバスタード」 つまり「ほんとにやなヤツ」という意味の言葉。これを、翻訳ソフト風に英語訳したら
「クリーン・バンディット」になったんだそうです。

ちなみにミュージックビデオ、日本が舞台になっていて、
クリーン・バンディットのファンという設定の日本人女性が主人公。
２０１３年の夏に、朝の築地や渋谷で撮影されたそうです。

日本を舞台にしたミュージックビデオも増えてきていますが、
やはり親近感がわきますね。日本でのヒットのヒントかもしれません。