NOEVIR Song of Life（ノエビア-ソング・オブ・ライフ-）

いまから49年前の今日、1964年、10月３日に開館したのが
東京のシンボルのひとつ『日本武道館』です。
来年で50周年なんですね！
　　　　
1964年といえば、東京オリンピックが開催された年。
この「日本武道館」は、その会場のひとつとして活躍し、以後、武道の殿堂として
その風格を守り続けています。
そして、もうひとつの顔といえば、コンサートホールとしての顔。
日本武道館でコンサートをすることは、ミュージシャンにとっての目標、ステイタスとなっています。
数々の伝説の中でも特に有名なのは、1966年、ザ・ビートルズの来日公演。
会場の１階は警官隊のみ、２階のお客さんも立ち上がることは許されず、合計6520人もの
若者が補導されたといいます。演奏中もずっと、女性の黄色い歓声！
ビートルズを語る上でも、かかせないエピソードとなっています。

その来日公演でも演奏された１曲が「Day Tripper」でした。

今日10月2日は、イギリス出身のミュージシャン、スティングの誕生日です！
今朝の曲はスティングの代表曲。
1987年の大ヒットアルバム「ナッシング・ライク・ザ・サン」から
「Englishman In New York」 　

今日で62歳となるスティングは、1951年ニューカッスル生まれ。
77年、3ピースバンド「ポリス」を結成。「ロクサーヌ」、「メッセージ・イン・ア・ボトル」、
「エブリ・ブレス・ユー・テイク」などのヒットを生み出します。
ポリスは84年に活動を休止し、以降スティングはソロ活動に入ります。
ソロとしても、「フィールズ・オブ・ゴールド」「フラジャイル」「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」
「シェイプ・オブ・マイ・ハート」などのヒット曲があり、グラミー賞も多く受賞しています。
その後、ポリスは何度か再結成を繰り返し、最近では、結成30周年の2008年、
東京・大阪を含むワールドツアーを成功させています。


もちろん「スティング」は芸名で、その由来は、70年頃ジャズバンドに所属していた時に、
彼の衣装が黄色と黒の縞模様のTシャツを着ていたことから、“蜂のようだ”ということで
針という意味の「スティング」と呼ばれるようになったそうです。
本名はゴードン・マシュー・トーマス・サムナーさんです。

今朝お送りしたのは、ボブ・ディランです。
「BLOWIN’ IN THE WIND 風に吹かれて」

１９４１年、ミネソタに生まれたボブ・ディランは６２年にレコード・デビュー。
公民権運動やベトナム戦争で揺れるアメリカの中で、プロテスト・ソングとして多くの若者から支持を得ました。
グラミー賞やアカデミー賞をはじめ数々を受賞。長年の活動により、2012年に大統領自由勲章を受章しています。また、詩人としてノーベル文学賞の候補者に名前が上がったのは記憶に新しいところです。

そんなボブ・ディランの長いキャリアを全て網羅した壮大なボックス・セット
『ボブ・ディラン　コンプリート・アルバム・コレクションVol.1』が来月5日に全米で発売されます。
スタジオ・アルバム35作とライヴ盤6作に加え、過去にリリースされたアルバム未収録シングル、
映画挿入曲などレア・トラックなども網羅されています。

音楽はダウンロードのみで、パッケージは不要！！そんな人も多くなりましたが、
レコードやCDのボックスセットにはこのような未収録曲、レアトラックなどがスペシャルで
収められています。権利の関係で今、ここでしか入手できないものが多く、
音楽ファンなら是非「入手」しておきたいコレクションですね。