『川島明 そもそもの話』9月7日放送のゲストは、大根仁さん!
川島さんをはじめ、巷で今、大ブームになっている作品『地面師たち』を手掛けた、大根さんのそもそもを紐解いていきました。
◆川島さんとの関係◆
川島さんと大根さんは行きつけのそば屋が同じだそう!川島さんは最近あまり行けていないそうですが、一時期頻繁に通っていたそうで、大根さんから”いつもいるなあ…”と思われていたようです。
また、この番組の前の時間帯に放送している「リリー・フランキー スナック ラジオ」に出演しているリリーさんやBABIさんとも親交があり、「スナラジ」の番組評議員を務めている大根さん。「スナラジ」からの流れで「そもそもの話」もよく聴いてくださっているともおっしゃっていました!
◆映像業界に入るまで◆
大根さんが映像業界に入るきっかけとなったのが、堤幸彦さん。映像系の専門学校に進学した大根さんですが、卒業間近になっても就職先が決まらず…どうしようかと悩んでいたタイミングで校内のビデオコンテストに応募します。当時、デビューしたばかりだったエレファントカシマシの楽曲「優しい川」のミュージックビデオを一人で制作して、コンテストに出したところ、それが審査員の堤さんの目に留まったのです。
当時、堤さんは秋元康さんと立ち上げた会社「SOLD OUT」のニューヨーク支社を立ち上げ、NYで活動しようとしていました。そんな中、コンテストで”堤賞”を獲得した大根さんは賞品として、自腹でNYまで来れれば泊めてあげる…という”ご優待”の権利を得ます。お金を貯めて、NYに行ったところ、本当に泊めてご飯も食べさせてもらえたそうで、3~4ヶ月ほどNYで様々なカルチャーを身をもって体感します。お金も尽きたころ、日本へ戻るタイミングで「SOLD OUT」に入ることになり、大根さんの映像ディレクターとしてのキャリアが始まりました。ちなみに、NYで生活している間、現地の公園で甲本ヒロトさんに遭遇したことがあるのだとか!この時、ヒロトさんが一瞬目が合って、ニコッとはにかんでもらえたことで、大根さんの中で”この先、何とかなるかもなあ…”と思えるようになったと言います。
◆駆け出し時代◆
駆け出しの頃はバラエティ番組のディレクターも担当していたと言う大根さん。テレビ東京で放送されていた古舘伊知郎さん司会の『クイズ赤恥青恥』などを担当していたそう。堤さんが『金田一少年の事件簿』でドラマのディレクターとしてブレイクしたことを契機に、大根さんも『演技者。』などのドラマ番組の演出を担当するようになります。この『演技者。』を担当したことで、大根さんの中で”メジャーなものとサブカルチャーを組み合わせて、ケミストリーを起こす仕事が向いている”と気づいたのだとか。
◆湯けむりスナイパー◆
大根さんにとって転機となった作品が2009年のドラマ『湯けむりスナイパー』。当時、代表作が欲しいと悩んでいた大根さんが、好きな漫画作品を深夜ドラマにしたい!とテレビ東京の深夜枠に企画を持ち込んだことで、遠藤憲一さん主演で映像化が実現しました。それまで脚本を書いたことはなかったそうですが、この作品で初めて脚本を書いたところスラスラ書けたと言い、”好きなものだったら脚本書けるんだ…!”と自信につながったとか。
◆モテキ◆
翌年手掛けたテレビ東京の深夜ドラマ『モテキ』がTwitterの口コミなどをきっかけに大ヒット!これをきっかけに大根さんは売れっ子監督へと駆け上がっていきます。2011年には映画化もされ、これが大根さんの映画監督デビュー作となりました。ここで、川島さんから「ドラマと映画の脚本の違いは?」という質問が。これに対して、大根さんは「ドラマはコース料理、一品ずつ出てきて、次はどんなのだろう…?と期待させるような作り。映画はワンプレートでドーン!というイメージ」と答えてくださいました。
◆地面師たち◆
そして、今話題となっているのがNetflixで配信中のドラマ『地面師たち』!この作品について「詐欺って、言ってしまえばドッキリじゃないですか」「人はどこかで、騙されている人を見るのが好き」など、たっぷりと考えを語っていただきました。
今作の劇伴は石野卓球さんが担当されています。卓球さんにオファーする際には”正義のヒーローがいたり、ラブシーンがあったりするような作品ではダメだ””生半可な気持ちではいけない!”という考えから、「本当悪いヤツしか出てこないんです!」と説得したそう。今作には俳優としてピエール瀧さんが出演されていますが、今回初めて瀧さんの演技を見た卓球さんは「いつの間にか瀧がいい役者になっていた」と言葉をこぼしたのだとか!
また、俳優としては川島さんの後輩芸人、マテンロウ・アントニーさんもご出演!大根さんはテレビに出てきた時からアントニーさんのフォルムに注目していたそうで、役者としてのポテンシャルを見出していたそう。ちなみに川島さんによると、今、お笑い芸人の楽屋ではアントニーさんが大人気なのだとか!
川島さんも「今一番ハマっている作品」だと話していた『地面師たち』は、Netflixでご覧になれます。詳しくはこちらから!
♪オンエア・リスト♪
M1. ライツカメラアクション / スチャダラパー
川島さんをはじめ、巷で今、大ブームになっている作品『地面師たち』を手掛けた、大根さんのそもそもを紐解いていきました。
◆川島さんとの関係◆
川島さんと大根さんは行きつけのそば屋が同じだそう!川島さんは最近あまり行けていないそうですが、一時期頻繁に通っていたそうで、大根さんから”いつもいるなあ…”と思われていたようです。
また、この番組の前の時間帯に放送している「リリー・フランキー スナック ラジオ」に出演しているリリーさんやBABIさんとも親交があり、「スナラジ」の番組評議員を務めている大根さん。「スナラジ」からの流れで「そもそもの話」もよく聴いてくださっているともおっしゃっていました!
◆映像業界に入るまで◆
大根さんが映像業界に入るきっかけとなったのが、堤幸彦さん。映像系の専門学校に進学した大根さんですが、卒業間近になっても就職先が決まらず…どうしようかと悩んでいたタイミングで校内のビデオコンテストに応募します。当時、デビューしたばかりだったエレファントカシマシの楽曲「優しい川」のミュージックビデオを一人で制作して、コンテストに出したところ、それが審査員の堤さんの目に留まったのです。
当時、堤さんは秋元康さんと立ち上げた会社「SOLD OUT」のニューヨーク支社を立ち上げ、NYで活動しようとしていました。そんな中、コンテストで”堤賞”を獲得した大根さんは賞品として、自腹でNYまで来れれば泊めてあげる…という”ご優待”の権利を得ます。お金を貯めて、NYに行ったところ、本当に泊めてご飯も食べさせてもらえたそうで、3~4ヶ月ほどNYで様々なカルチャーを身をもって体感します。お金も尽きたころ、日本へ戻るタイミングで「SOLD OUT」に入ることになり、大根さんの映像ディレクターとしてのキャリアが始まりました。ちなみに、NYで生活している間、現地の公園で甲本ヒロトさんに遭遇したことがあるのだとか!この時、ヒロトさんが一瞬目が合って、ニコッとはにかんでもらえたことで、大根さんの中で”この先、何とかなるかもなあ…”と思えるようになったと言います。
◆駆け出し時代◆
駆け出しの頃はバラエティ番組のディレクターも担当していたと言う大根さん。テレビ東京で放送されていた古舘伊知郎さん司会の『クイズ赤恥青恥』などを担当していたそう。堤さんが『金田一少年の事件簿』でドラマのディレクターとしてブレイクしたことを契機に、大根さんも『演技者。』などのドラマ番組の演出を担当するようになります。この『演技者。』を担当したことで、大根さんの中で”メジャーなものとサブカルチャーを組み合わせて、ケミストリーを起こす仕事が向いている”と気づいたのだとか。
◆湯けむりスナイパー◆
大根さんにとって転機となった作品が2009年のドラマ『湯けむりスナイパー』。当時、代表作が欲しいと悩んでいた大根さんが、好きな漫画作品を深夜ドラマにしたい!とテレビ東京の深夜枠に企画を持ち込んだことで、遠藤憲一さん主演で映像化が実現しました。それまで脚本を書いたことはなかったそうですが、この作品で初めて脚本を書いたところスラスラ書けたと言い、”好きなものだったら脚本書けるんだ…!”と自信につながったとか。
◆モテキ◆
翌年手掛けたテレビ東京の深夜ドラマ『モテキ』がTwitterの口コミなどをきっかけに大ヒット!これをきっかけに大根さんは売れっ子監督へと駆け上がっていきます。2011年には映画化もされ、これが大根さんの映画監督デビュー作となりました。ここで、川島さんから「ドラマと映画の脚本の違いは?」という質問が。これに対して、大根さんは「ドラマはコース料理、一品ずつ出てきて、次はどんなのだろう…?と期待させるような作り。映画はワンプレートでドーン!というイメージ」と答えてくださいました。
◆地面師たち◆
そして、今話題となっているのがNetflixで配信中のドラマ『地面師たち』!この作品について「詐欺って、言ってしまえばドッキリじゃないですか」「人はどこかで、騙されている人を見るのが好き」など、たっぷりと考えを語っていただきました。
今作の劇伴は石野卓球さんが担当されています。卓球さんにオファーする際には”正義のヒーローがいたり、ラブシーンがあったりするような作品ではダメだ””生半可な気持ちではいけない!”という考えから、「本当悪いヤツしか出てこないんです!」と説得したそう。今作には俳優としてピエール瀧さんが出演されていますが、今回初めて瀧さんの演技を見た卓球さんは「いつの間にか瀧がいい役者になっていた」と言葉をこぼしたのだとか!
また、俳優としては川島さんの後輩芸人、マテンロウ・アントニーさんもご出演!大根さんはテレビに出てきた時からアントニーさんのフォルムに注目していたそうで、役者としてのポテンシャルを見出していたそう。ちなみに川島さんによると、今、お笑い芸人の楽屋ではアントニーさんが大人気なのだとか!
川島さんも「今一番ハマっている作品」だと話していた『地面師たち』は、Netflixでご覧になれます。詳しくはこちらから!
♪オンエア・リスト♪
M1. ライツカメラアクション / スチャダラパー
M2. TRAIN-TRAIN / THE BLUE HEARTS
M3. 山の音 / クレイジーケンバンド
M4. 夜明けのBEAT / フジファブリック
M5. Tokyo Swindlers Main Theme / 石野卓球
M6. 少年ヤング / 電気グルーヴ
大根仁さんをゲストにお迎えした9月7日の「川島明 そもそもの話」は、
radikoタイムフリーで9月15日(日)朝5時まで聴けます!ぜひお聴きください。
9月14日(土)は特別番組のため、「川島明 そもそもの話」はお休み。
次回は9月21日(土)となります。ゲストは、井上咲楽さん。お楽しみに!