川島明 そもそもの話

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28 Jun 2024

【#35】ゲストはザ・パンチ!【2024.6.22 OA】

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『川島明 そもそもの話』6月22日放送のゲストは、ザ・パンチパンチ浜崎さん、ノーパンチ松尾さんでした!
川島さんにとって数少ない”年下だけど先輩”のお二人と、楽屋のような雰囲気でたっぷり語り合う1時間となりました。

◆川島さんが絶対喋りたかった話◆
今回、ザ・パンチのお二人をゲストに迎えるにあたって、川島さんにはずっと温めていたエピソードトークがありました。
ある夏の日、『ラヴィット!』の生放送を終えた川島さんは、次にフジテレビでのお仕事のため、お台場へと移動。すると、遠くから麦わら帽子をかぶった中年男性が、妻らしき方と一緒にいて、見たことのないはしゃぎ方で、スキップをして、満面の笑みを浮かべています。その”夏の妖精”の正体こそ、パンチ浜崎さん!ちょうど、奥さまと「アレグリア」を観に行く最中だったそう。浜崎さんに気づいた川島さんが声をかけたところ、ハッと現実に引き戻された浜崎さんが放った一言が……「アレグリアだからね」。浜崎さんいわく、その前にチケットの発券に手間取っていたそうで、無事に発券できた喜びもあって、「スキップの一つもするじゃない」と、当時の心境を語っていました。

◆お笑いの道へ◆
ザ・パンチのお二人の出会いは高校時代。その頃から学校では笑いを巻き起こしていたお二人は、意気揚々とお笑い芸人を目指したものの、NSCは高校生は入れず、銀座7丁目劇場に電話しても「NSC出てから来てください」とたらい回しにされてしまいます。でも、そんな中で渋谷公園通り劇場からは「オーディションに来てください」という返事が。そのままオーディションを通過し、見よう見まねで漫才をするようになります。ただ、こういった経緯をお話しいただく中で、度々松尾さんと浜崎さんの話が食い違う場面が。そのことを追求されると、浜崎さんが泣き出すような表情になってしまい…川島さんが心配すると、「なーんちゃって、マッチョマーン!」のギャグが炸裂。ガラスの向こう側のスタッフの方を向いて、写真を撮られるのを待ってくださいましたが…すみません、お写真撮り損ねました…!

◆パンチパーマへ◆
元々、コンビ名を特に考えておらず、「松尾浜崎」として活動していたお二人。ワッキーさんのアドバイスで「パラメ」というコンビ名を付けるも、あまり浸透せず…。そんな中、鈴木おさむさんの舞台に出演した際、浜崎さんが役作りのために一時的にパンチパーマにしたそう。それを見たおさむさんが「一回コンビ名を『ザ・パンチ』にして『パンチ浜崎』にしてみたら?」と何気なく提案したところから、浜崎さんはパンチパーマになり、それと同時に松尾さんの芸名も「ノーパンチ松尾」になったのだとか。

◆劇場の出番◆
『爆笑レッドカーペット』などのネタ番組に度々出演するようになり、世間にも知られるようになってきた2008年、満を持して『M-1グランプリ』決勝に進出!しかし、その結果はダントツの最下位。その敗因について、”思いが強すぎた”と話す松尾さん。本番前までリラックスしていて、いい雰囲気だった浜崎さんが、いざ本番、せり上がった瞬間、目が全部黒目になっていた…と、その瞬間を振り返ります。日本中が注目する決勝の舞台で最下位になったことや、この頃からコンプライアンスが厳しくなり始めたこともあり、ザ・パンチの必殺技だった”キラーフレーズ”が使えなくなり…残ったのはパンチパーマのみ。ただ、しばらくすると劇場で代演として出演する機会が増えてきて、劇場のスーパーサブとしてのイメージが定着したそう。大人気の売れっ子芸人を目当てに観に来たお客さんが、劇場の入口の張り紙を見てザ・パンチが代演することを知った様子を想像するだけでも、自然と「すいませ~ん」と、低姿勢にならざるを得なかったと言います。

◆先輩たちの言葉◆
お二人の支えになった言葉についても、たっぷりお話を伺いました。
2022年、代演でなんばグランド花月の舞台に立ったところ、それを見た桂文珍師匠がわざわざ楽屋に褒めに来てくれたそう。文珍師匠はルーキーの漫才師だと思っていたようで、芸歴が20年を超えたことを聞いて意外な表情を浮かべていたそうですが…これ以降、大阪での出番が増えたと言います。
また、今年の『THE SECOND』の予選で戦った東京ダイナマイトのハチミツ二郎さんは闘病生活を送っている中で、予選の舞台がある日にエールの言葉を病院からメールでかけてくれたと言います。その中でも「今年のお前らだったら勝てる。勝てねぇみてぇなツラして勝つんだよ」という言葉は、お二人の心に深く刻み込まれたと言います。
さらに、浜崎さんの座右の銘は『不自由の中にしか自由はない』というもの。川島さんも「深いですね…」とうなずいていたこちらの言葉ですが、浜崎さんがスナックで知り合った飲み仲間が発したものだそう…。「ハチミツ二郎さんの言葉じゃないの?」と、ビミョーな空気が流れる中、浜崎さんの「なーんちゃって、マッチョマーン!」のギャグが再び炸裂。しかし、「一日一回までな!」と松尾さんに怒られてしまいました…。

◆まさかの告知が◆
昨年の『THE SECOND』準優勝コンビ・マシンガンズが”準優勝ロード”を作ってくれたそうで、昨年マシンガンズに舞い込んだ仕事がザ・パンチにも舞い込んできているとか。マシンガンズといえば、昨年の『THE SECOND』を機にデジタル写真集を出版したことで、界隈をザワつかせましたが…なんと、ザ・パンチもこの度、デジタル写真集を出版することに!ノーパンチ松尾さんのお誕生日に合わせた発売となっているそうです。最新情報は、「ザ・パンチ デジタル写真集」の公式Xを随時ご確認ください。

♪オンエア・リスト♪
M1. バラ色の日々 / THE YELLOW MONKEY
M2. ふたりの愛ランド / 石川優子とチャゲ
M3. 駱駝 / 高橋優
M4. ラブリー / 小沢健二


次回6月29日のゲストは、椿鬼奴さん!
ここでしか聞けない“そもそもの話”をお楽しみに。

椿鬼奴さん


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