川島明 そもそもの話

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14 Jun 2024

【#33】ゲストは亀田誠治さん!【2024.6.8 OA】

亀田誠治さんスタジオ写真 1
『川島明 そもそもの話』6月8日放送のゲストは、亀田誠治さんでした!
自分自身のことを”NGなし男”と呼んでいる!?亀田さんのそもそもを、根掘り葉掘り伺いました。

◆音楽との出会い◆
生まれはニューヨークの亀田さん。ただ、1歳の頃には日本に戻ってきていたのだそう。
その後、3歳の頃には音楽に目覚めていたと言います。そのきっかけは、お姉さまがピアノを習い始めたこと。”ピアノの先生をしていた音大の女子大生に近づきたい!”という下心からピアノを習い始めたのだとか。ただ、2年後には亀田家が引っ越すことになり、その先生とも離れ離れになってしまい、ピアノもやめてしまったのだと言います。
家の中では一日中レコードが流れていて、常に音楽がそばにある環境。その中でもビートルズのレコードはたくさんあったそうで、『抱きしめたい』はドイツ語バージョンのレコードがあり、亀田さんにとってはドイツ語の方が馴染みがあるのだとか。

◆お母さま◆
幼少期にはお母さまの影響を大きく受けて育ったと言う亀田さん。寝るときにお母さまがそばに寄り添って、♪誠治はいい子です~という子守唄を歌ってくれたそうなのですが、この習慣、なんと小6の頃まで続いていたそう!
また、ある日、お母さまが雑誌でギター講座を見つけ、家にギターが届いたそう。しかし、お母さまはいつまで経っても一向にギターを弾かず…。”じゃあ、僕ちょっと弾いてみようかな…”と、亀田さんがビートルズの青盤をかけながらなんとなく弾いてみたところ、初めてにもかかわらず、気づいたらギターでベースラインを追いかけていたのだそう!これが亀田さんのベーシストとしての原点だとか。

◆椎名林檎さん◆
その後、早稲田大学に入学した亀田さんは、在学中から音楽活動を開始。25歳の頃にアレンジャー・作曲家、さらにはベーシストとしての仕事が舞い込んでくるようになり、音楽活動を活発化させていきます。
そんな中、亀田さんが30代前半の頃、レコードメーカーの担当者から「ものすごい才能のある新人がいる。」と連絡が来たそう。林檎さんは当時18歳前後でしたが、レコードメーカーの担当者からしても”この才能のある女の子はあまりにも見たことのないタイプで、どうしていいかわからない…”と感じていたそう。そこで、「亀ちゃんなら人柄がいいから向き合ってくれるんじゃないかな」と相談され、亀田さんのスタジオに林檎さんが初めてやって来ることに。
その時の林檎さんは「私はマライア・キャリーが好きです。でも、美空ひばりさんが好きです。あ、でも一番好きなのはMAXです!」などと話していたそうで、亀田さんは”ジャンルや時代に関係なく、好きなものを好きだと言って、ちゃんと自分の気持ちを表現していく世代が現れたんだ…”と感じたと当時を振り返ります。こうして、”彼女とだったら何か新しいものを作れるかもしれない”という想いを抱きながら、亀田さんと林檎さんのデモテープを制作する日々が始まったのです。

◆東京事変◆
亀田さんが40歳の頃、椎名林檎さんに誘われる形でバンド「東京事変」を結成。当時の亀田さんは売れっ子音楽プロデューサーとして多数の仕事を抱えていましたが、そんな中で東京事変のベーシストとしても活動を始めます。
そもそも、中学校の卒業文集に「10年後に武道館で会おうな!」と書いていたと言う亀田さん。”夢にまで見たバンドマンになれる!”と喜んだ一方で、家族の生活もあるため、家族会議を開催することに。その家族会議では、家族に「カッコいいからバンドをやって!」と背中を大きく押してもらったそうで、それが亀田さんにとっても励みになったと言います。
椎名林檎さんのソロ活動も含めて、亀田さんが大事にしているのが”ないがち”という考え方。型にはまったありがちなものではなく、今までこんなのあった!?とみんなでケラケラ笑いながら作るような、偶然の産物を生み出すスタイルで数々の楽曲が作られていきました。

◆日比谷音楽祭◆
そんな亀田さんがいま最も力を入れているのが、2019年に始まったフリーイベント「日比谷音楽祭」。東京のど真ん中・日比谷公園と日比谷の街全体を使って、音楽をボーダレスに伝えていくことを目指して、開催されています。
今年の「日比谷音楽祭」は6/8(土)-9(日)に行われましたが、U-NEXTで見逃し配信が行われるほか、アフターウィークとして6/15(土)、16(日)、22(土)、23(日)に「HIROBA MUSIC WEEKEND」と題したイベントも開催。
日比谷音楽祭をみんなで作り上げるためのクラウドファンディングも実施中!
詳しい情報は、日比谷音楽祭2024の公式サイトをご覧ください。

♪オンエア・リスト♪
M1. 透明人間 / 東京事変

M2. Hello, Goodbye / The Beatles
M3. 丸の内サディスティック / 椎名林檎
M4. 群青日和 / 東京事変
M5. SOMEDAY / 佐野元春

次回6月15日のゲストは、timelesz 菊池風磨さん!お楽しみに。

菊池風磨さん


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