「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!
1月13日放送のゲストは、元柔道家で、ロンドン五輪金メダリスト、リオ五輪銅メダリストの松本薫さんでした!
◆意外な一面◆
今回、川島さんからのリクエストで、松本さんを番組にお迎えすることができました。川島さんいわく、番組で共演した際にあまりにもエピソードの一つ一つが面白すぎて、ぜひ一対一で話してみたいと思ったとのこと。
松本さん、冒頭からラジオの「FM」というワードに引っかかって、なかなか話が進まず…そんな天然な一面も持つ松本さんの、知られざるお話をたっぷりと深掘りしていきます!
◆柔道を始めたきっかけ◆
子どもの頃から活発で好奇心旺盛な性格だったという松本さん。5人兄妹の4番目の子として生まれ、お兄さん、お姉さんが先に柔道をやっていたこともあり、自然と松本さんも柔道に取り組むこととなりました。
ただ、中学生の頃までは「あまり勝ちたくなかった」と言います。勝ち上がると注目されて、先生にも見られて怒られるリスクが高まることを恐れ、ある程度勝ち進んだ2~3回戦くらいでわざと負けることをモットーにしていたとか。
ただ、中学3年の時の全国大会でうっかり(!?)優勝してしまった松本さん。東京の企業から育成選手のオファーが届き、”とにかくこの厳しい道場を抜け出したい!”という一心で地元・石川県から上京します。
◆挫折◆
東京での生活は”自由”だったと話す松本さん。うどんチェーン店や自販機のコーラ、ドーナツなど…キラキラしたものに夢中になり、自由になりすぎてしまい、練習にも身が入らず…1年ほどでチームを追い出されてしまいます。こうして地元・石川県に戻ってきて、周りの人々にさぞかし怒られるだろう…と思ったところ、誰も怒らずにただただ迎え入れたのだとか。このとき、初めて”本当にヤバいな…”と思ったと言います。「自分から柔道を抜いたら何が残るかな…と考えた時に、何も残んなかったら良かったんですけど、後悔だけが残った。」と話す松本さん。こうして、松本さんは高2の夏、ようやく柔道に本腰を入れ始めました。
◆野獣スタイル◆
すぐにめきめきと頭角を現した松本さん、なんと高3で国際柔道大会で優勝!2010年には世界ランキング1位に輝きます。本気でh柔道に没頭して極め続けたところ、気づいた1位になっていたと言う松本さん。このときには松本さんの代名詞ともいえる”野獣”になっていたとか。「体格が細くて、天才じゃなかったので、野獣になりました」と話す松本さんですが、この”野獣スタイル”が生まれた裏には、松本さんがリスペクトしている人物の存在があったと言います。その人物こそ、『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空!「おめえ強ぇな!ワクワクすっぞ!」というセリフが松本さんの心に響いたそうで…この名言にヒントを得て生まれたのが”野獣スタイル”だとお話しいただきました!
◆目を離さない◆
ここで、川島さんが特にお気に入りだと言うエピソードもたっぷりと!
日常生活でも「相手から目を離さない」ということを実践していると言う松本さん。その最大の敵は、飛行機の座席に置いてある雑誌の表紙や、街中のポスターだとか。その中で、唯一松本さんが困ったと言うのが待ち合わせスポットの定番・渋谷のハチ公像。松本さんいわく「ハチ公の眼差しが切ない」そうで、ハチ公には悲喜こもごも、様々な念がこもっているのだそう。それでも”目を離したら負け”というルールのため、ハチ公を睨みながらお友達と待ち合わせていたのだとか…。
◆風が吹いている◆
ここで、ある程度柔道のテクニックを身につけてからは、「全部空と風に聞いていました。」と話し始めた松本さん。
例えば、”今日の試合どうしようっか…?”と風に問いかけると、戦い方が頭の中に浮かんでくるそう。また、松本さんいわく「試合に勝つ人には風が吹き、渦が巻く」とか。自分自身が台風の目になっているような感覚らしいのですが…他のアスリートの方にもなかなか共感してもらえないそう。
金メダルを獲ったロンドン五輪のときは、前日まで風が吹いていなかったものの、”試合に勝つ”というマインドから”1つでも多く試合を楽しみたい”という気持ちに変わったことをきっかけに、風が吹いたのだそう。ただ、決勝直前になって”あと1つ勝ったら金メダルか…””今回の賞金いくらだっけな…”という考えが頭に浮かんでしまったところ、風が弱まったのだそう。急いでそういった考えを取り除き…初心に戻って戦い、松本さんは見事金メダルを獲得しました!
◆スーパーゾーン◆
ここで、川島さんからは、いわゆる”ゾーン”状態に入ったことはあるのか?という質問が。すると、松本さんからは「ゾーンとスーパーゾーンがある」という衝撃のお答えが!
松本さんによると、スーパーゾーンに入ると風がピタッと止まるそう。全てがスローモーションに見えて、相手の考えることが手に取るようにわかるのだと言います。これには、川島さんも「サイヤ人とスーパーサイヤ人みたいな…」と驚いていました。
◆妖精◆
ここで、「松本さんは妖精が見える!?」という話題に!
松本さんいわく、目の前を妖精が通っていったことがあるそう。大学生の頃、練習中にお茶を飲みに行こうとしたところ、麦茶の10リットルほどの大きなボトルのふたがパカッと少し開き、そこから小さい緑の人がキョロキョロと周りを見回し、誰もいないと思ったのか、玄関の方へと向かい、そこからフワッと飛んでいったのだとか…。ちなみに、この不思議な出来事をすぐに周りのお友達に話したところ、「それはね、麦茶の妖精だよ!」と相手にしてもらえなかったそうです。
◆ダシーズファクトリー◆
松本さんは現在、アイスクリーム屋さん「ダシーズファクトリー」で商品開発から製造まで携わっています。
実は、アイスクリーム屋さんは松本さんが生まれてから初めて憧れていた夢。アスリートは減量すると体が火照ってしまうこともあり、無意識にアイスをよく食べてしまうそうで、アスリートの健康も考えたアイスクリームを開発しようと思ったのだとか!今後はこの「ダシーズファクトリー」を全国展開、ゆくゆくはアイスでも世界に行きたい!と目標をお話しいただきました!
♪オンエア・リスト♪
1月13日放送のゲストは、元柔道家で、ロンドン五輪金メダリスト、リオ五輪銅メダリストの松本薫さんでした!
◆意外な一面◆
今回、川島さんからのリクエストで、松本さんを番組にお迎えすることができました。川島さんいわく、番組で共演した際にあまりにもエピソードの一つ一つが面白すぎて、ぜひ一対一で話してみたいと思ったとのこと。
松本さん、冒頭からラジオの「FM」というワードに引っかかって、なかなか話が進まず…そんな天然な一面も持つ松本さんの、知られざるお話をたっぷりと深掘りしていきます!
◆柔道を始めたきっかけ◆
子どもの頃から活発で好奇心旺盛な性格だったという松本さん。5人兄妹の4番目の子として生まれ、お兄さん、お姉さんが先に柔道をやっていたこともあり、自然と松本さんも柔道に取り組むこととなりました。
ただ、中学生の頃までは「あまり勝ちたくなかった」と言います。勝ち上がると注目されて、先生にも見られて怒られるリスクが高まることを恐れ、ある程度勝ち進んだ2~3回戦くらいでわざと負けることをモットーにしていたとか。
ただ、中学3年の時の全国大会でうっかり(!?)優勝してしまった松本さん。東京の企業から育成選手のオファーが届き、”とにかくこの厳しい道場を抜け出したい!”という一心で地元・石川県から上京します。
◆挫折◆
東京での生活は”自由”だったと話す松本さん。うどんチェーン店や自販機のコーラ、ドーナツなど…キラキラしたものに夢中になり、自由になりすぎてしまい、練習にも身が入らず…1年ほどでチームを追い出されてしまいます。こうして地元・石川県に戻ってきて、周りの人々にさぞかし怒られるだろう…と思ったところ、誰も怒らずにただただ迎え入れたのだとか。このとき、初めて”本当にヤバいな…”と思ったと言います。「自分から柔道を抜いたら何が残るかな…と考えた時に、何も残んなかったら良かったんですけど、後悔だけが残った。」と話す松本さん。こうして、松本さんは高2の夏、ようやく柔道に本腰を入れ始めました。
◆野獣スタイル◆
すぐにめきめきと頭角を現した松本さん、なんと高3で国際柔道大会で優勝!2010年には世界ランキング1位に輝きます。本気でh柔道に没頭して極め続けたところ、気づいた1位になっていたと言う松本さん。このときには松本さんの代名詞ともいえる”野獣”になっていたとか。「体格が細くて、天才じゃなかったので、野獣になりました」と話す松本さんですが、この”野獣スタイル”が生まれた裏には、松本さんがリスペクトしている人物の存在があったと言います。その人物こそ、『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空!「おめえ強ぇな!ワクワクすっぞ!」というセリフが松本さんの心に響いたそうで…この名言にヒントを得て生まれたのが”野獣スタイル”だとお話しいただきました!
◆目を離さない◆
ここで、川島さんが特にお気に入りだと言うエピソードもたっぷりと!
日常生活でも「相手から目を離さない」ということを実践していると言う松本さん。その最大の敵は、飛行機の座席に置いてある雑誌の表紙や、街中のポスターだとか。その中で、唯一松本さんが困ったと言うのが待ち合わせスポットの定番・渋谷のハチ公像。松本さんいわく「ハチ公の眼差しが切ない」そうで、ハチ公には悲喜こもごも、様々な念がこもっているのだそう。それでも”目を離したら負け”というルールのため、ハチ公を睨みながらお友達と待ち合わせていたのだとか…。
◆風が吹いている◆
ここで、ある程度柔道のテクニックを身につけてからは、「全部空と風に聞いていました。」と話し始めた松本さん。
例えば、”今日の試合どうしようっか…?”と風に問いかけると、戦い方が頭の中に浮かんでくるそう。また、松本さんいわく「試合に勝つ人には風が吹き、渦が巻く」とか。自分自身が台風の目になっているような感覚らしいのですが…他のアスリートの方にもなかなか共感してもらえないそう。
金メダルを獲ったロンドン五輪のときは、前日まで風が吹いていなかったものの、”試合に勝つ”というマインドから”1つでも多く試合を楽しみたい”という気持ちに変わったことをきっかけに、風が吹いたのだそう。ただ、決勝直前になって”あと1つ勝ったら金メダルか…””今回の賞金いくらだっけな…”という考えが頭に浮かんでしまったところ、風が弱まったのだそう。急いでそういった考えを取り除き…初心に戻って戦い、松本さんは見事金メダルを獲得しました!
◆スーパーゾーン◆
ここで、川島さんからは、いわゆる”ゾーン”状態に入ったことはあるのか?という質問が。すると、松本さんからは「ゾーンとスーパーゾーンがある」という衝撃のお答えが!
松本さんによると、スーパーゾーンに入ると風がピタッと止まるそう。全てがスローモーションに見えて、相手の考えることが手に取るようにわかるのだと言います。これには、川島さんも「サイヤ人とスーパーサイヤ人みたいな…」と驚いていました。
◆妖精◆
ここで、「松本さんは妖精が見える!?」という話題に!
松本さんいわく、目の前を妖精が通っていったことがあるそう。大学生の頃、練習中にお茶を飲みに行こうとしたところ、麦茶の10リットルほどの大きなボトルのふたがパカッと少し開き、そこから小さい緑の人がキョロキョロと周りを見回し、誰もいないと思ったのか、玄関の方へと向かい、そこからフワッと飛んでいったのだとか…。ちなみに、この不思議な出来事をすぐに周りのお友達に話したところ、「それはね、麦茶の妖精だよ!」と相手にしてもらえなかったそうです。
◆ダシーズファクトリー◆
松本さんは現在、アイスクリーム屋さん「ダシーズファクトリー」で商品開発から製造まで携わっています。
実は、アイスクリーム屋さんは松本さんが生まれてから初めて憧れていた夢。アスリートは減量すると体が火照ってしまうこともあり、無意識にアイスをよく食べてしまうそうで、アスリートの健康も考えたアイスクリームを開発しようと思ったのだとか!今後はこの「ダシーズファクトリー」を全国展開、ゆくゆくはアイスでも世界に行きたい!と目標をお話しいただきました!
♪オンエア・リスト♪
M1. Dream Fighter / Perfume
M2. あなたに / MONGOL800
M3. 摩訶不思議アドベンチャー! / 高橋洋樹
M4. 風が吹いている / いきものがかり
M5. 限界突破×サバイバー / 氷川きよし
M6. 僕達は天使だった / 影山ヒロノブ
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