「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!
11月18日放送のゲストは、放送作家の鈴木おさむさん!
先日、放送作家業・脚本業からの引退を発表された鈴木さんの”そもそもの話”をたっぷりと伺いました。
◆川島さんとの関係◆
川島さんと1対1で話すのは初めてだという鈴木さん。ただ、この番組の前身番組「土曜日のエウレカ」をよく聴いてくださっていたそう!この番組の前の時間帯に放送している「スナック ラジオ」とセットで聴くのが好きなのだとか。「土曜日のエウレカ」の頃から”いつか出たい!”と思っていた鈴木さんの”そもそもの話”をここからたっぷりと伺います。
◆学生時代◆
鈴木さんが放送作家を目指すきっかけになったのは、まだ深夜2時に放送されていた頃のフジテレビの番組『夢で逢えたら』。この番組の”作家感”に憧れを抱き、”何かを作ること”をやりたいと思うようになったとか。中学生の頃には生徒会長を務めていた鈴木さんは、生徒会の活動の一環で、鈴木さんがマッチ売りの少女に扮するお芝居を上演したそうで、この頃からそういった創作活動に対して意欲的だったようです。
◆新人時代◆
その後、放送作家となった鈴木さんが最初に担当した番組のうちの一つが『槇原敬之のオールナイトニッポン』。この番組で、鈴木さんの人生における大きな出来事が起こったそう。
それは、鈴木さんより少し先に入った先輩の放送作家が、当時世間を騒がせていた「明治大学替え玉事件」の犯人だったということ。番組のディレクターから「鈴木くん、君には何があるの?」と聞かれて、「大学通ってます…」と答えたところ、ディレクターは「そうなんだ、コイツは替え玉事件の犯人なんだぞ。すげえだろう!」と衝撃の言葉が!これを聞いた鈴木さんは、”普通ならマイナスになるようなことでも、この世界ではプラスになることがある”と感じ、”付加価値”という考え方を大切にされるようになったとか。
◆SMAP◆
番組の事前アンケートで鈴木さんが”20代で影響を受けた人物”として挙げていたのが、SMAP!
ある時、先輩作家から「やりたいことは口にしていかないと、仕事取られちゃうぞ。」と言われたという鈴木さん。それ以来、それを実行するようになった結果、AMラジオ局で「FMの番組をやりたい」とずーっと言い続けていたとか…。すると、AM・FM両方とも担当しているディレクターと出会い、その繋がりで紹介された仕事が、木村拓哉さんのレギュラーラジオの仕事でした。初対面の際、鈴木さんは「(当時、SMAPが出演していた)『夢がMORI MORI』嫌いなんですよね。」と言い放ったそうですが…木村さんは「俺も。」と言って右手を差し出してくれたとか。
こうして、『SMAP×SMAP』などSMAPにまつわるお仕事を数々手掛けることになった鈴木さんですが、「SMAPの番組を作る際には、”奇跡のよすが”を残しておく」と言います。他の出演者では成立しないと思われるような構成でも、SMAPであれば「何回かに1回奇跡が成立する」のだそう。
また、鈴木さんが思い出深い”SMAPが起こした奇跡”は、2014年の『FNS27時間テレビ』でのこと。SMAPメンバーがメインの出演者として放送されたこの年の『27時間テレビ』では、屋外からの生放送が予定されていたのですが、前日に悪天候の予報が…。急遽屋内から生放送に切り替えようと準備する中、放送30分前に奇跡的に雨が止み、当初の予定通り屋外からの生放送が実現できたのだとか!
2016年、そんな盟友・SMAPが解散。5時間スペシャルとして放送された最終回は、主に過去のVTRで構成され、新撮映像はSMAPの5人による「世界に一つだけの花」歌唱VTR程度でした。ただ、番組の合間には西山喜久恵アナウンサーによる生放送パートが挟まれました。実は、これは鈴木さんのアイデアだったそう。”最後に奇跡起きないかな…誰か来ないかな…”と、鈴木さんは最後まで”SMAPの奇跡”を信じていたのでした。
◆リスナーのメッセージ◆
ここで、番組をお聴きのリスナーの方からのメッセージをご紹介!
ラジオネーム:穴なしからしレンコン さんからは「20代のうちにやっておいた方が良いこと」について質問が届きました。これに対して、鈴木さんからは「ルーティンを壊す」という回答が。いつも一緒に飲んでいたカリカの林さんが芸人を引退された際、夜が急に空いてしまった鈴木さん。帰り道沿いにあって、ずっと気になっていたバーに入ってみたところ、そこで着物デザイナーの柴藤尚世さんという方と出会い、のちに様々な繋がりを生むことになったとか!
このような感じで、アナタの質問にゲストが答えてくれたり、
アナタのメールをもとにトークを繰り広げるかも!?
番組宛のメッセージは、メッセージフォームより受付中です!
◆放送作家・脚本業からの引退◆
そして最後に、先日発表された”放送作家引退”についてお話を。
20代の頃、鈴木さんが自動車免許を取得しようとしていた際、先輩作家の永井準さんに「普通の人ができることは今やってるんじゃねえよ!」と言われたことがずっと印象に残っていたそう。
そんな中、SMAPが解散してから、鈴木さんにも変化があったとか。SMAPと仕事をすることで、SMAPとともにステップアップしてきた鈴木さん。”この馬車から振り落とされたくない!”という気持ちで必死に仕事をしてきたそうですが…SMAPが解散したことで空虚な気持ちが心のどこかにずっとあったと言います。そんな自分を俯瞰して見た時に、付加価値があるような生き方をできているように思えなかったとか。50代に入ったこともあり、”自分が何かやって、その背中で新しい道を見せられないかな”という思いとともに、放送作家を引退されることを決断されたのだとお話しいただきました。
ちなみに、奥様の大島美幸さんにこの想いを最初に伝えた際には、「おせーよ!」と言われたそう。鈴木さん自身「放送作家は天職」だと言い、そう言える程にやり切ることができたために引退できるとも。ひとまずは来年の3月まで、放送作家としての活動をやり切る鈴木さんですが…引退後にどんなことをされるのかも、楽しみですね!
♪オンエア・リスト♪
M1 世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン) / SMAP
11月18日放送のゲストは、放送作家の鈴木おさむさん!
先日、放送作家業・脚本業からの引退を発表された鈴木さんの”そもそもの話”をたっぷりと伺いました。
◆川島さんとの関係◆
川島さんと1対1で話すのは初めてだという鈴木さん。ただ、この番組の前身番組「土曜日のエウレカ」をよく聴いてくださっていたそう!この番組の前の時間帯に放送している「スナック ラジオ」とセットで聴くのが好きなのだとか。「土曜日のエウレカ」の頃から”いつか出たい!”と思っていた鈴木さんの”そもそもの話”をここからたっぷりと伺います。
◆学生時代◆
鈴木さんが放送作家を目指すきっかけになったのは、まだ深夜2時に放送されていた頃のフジテレビの番組『夢で逢えたら』。この番組の”作家感”に憧れを抱き、”何かを作ること”をやりたいと思うようになったとか。中学生の頃には生徒会長を務めていた鈴木さんは、生徒会の活動の一環で、鈴木さんがマッチ売りの少女に扮するお芝居を上演したそうで、この頃からそういった創作活動に対して意欲的だったようです。
◆新人時代◆
その後、放送作家となった鈴木さんが最初に担当した番組のうちの一つが『槇原敬之のオールナイトニッポン』。この番組で、鈴木さんの人生における大きな出来事が起こったそう。
それは、鈴木さんより少し先に入った先輩の放送作家が、当時世間を騒がせていた「明治大学替え玉事件」の犯人だったということ。番組のディレクターから「鈴木くん、君には何があるの?」と聞かれて、「大学通ってます…」と答えたところ、ディレクターは「そうなんだ、コイツは替え玉事件の犯人なんだぞ。すげえだろう!」と衝撃の言葉が!これを聞いた鈴木さんは、”普通ならマイナスになるようなことでも、この世界ではプラスになることがある”と感じ、”付加価値”という考え方を大切にされるようになったとか。
◆SMAP◆
番組の事前アンケートで鈴木さんが”20代で影響を受けた人物”として挙げていたのが、SMAP!
ある時、先輩作家から「やりたいことは口にしていかないと、仕事取られちゃうぞ。」と言われたという鈴木さん。それ以来、それを実行するようになった結果、AMラジオ局で「FMの番組をやりたい」とずーっと言い続けていたとか…。すると、AM・FM両方とも担当しているディレクターと出会い、その繋がりで紹介された仕事が、木村拓哉さんのレギュラーラジオの仕事でした。初対面の際、鈴木さんは「(当時、SMAPが出演していた)『夢がMORI MORI』嫌いなんですよね。」と言い放ったそうですが…木村さんは「俺も。」と言って右手を差し出してくれたとか。
こうして、『SMAP×SMAP』などSMAPにまつわるお仕事を数々手掛けることになった鈴木さんですが、「SMAPの番組を作る際には、”奇跡のよすが”を残しておく」と言います。他の出演者では成立しないと思われるような構成でも、SMAPであれば「何回かに1回奇跡が成立する」のだそう。
また、鈴木さんが思い出深い”SMAPが起こした奇跡”は、2014年の『FNS27時間テレビ』でのこと。SMAPメンバーがメインの出演者として放送されたこの年の『27時間テレビ』では、屋外からの生放送が予定されていたのですが、前日に悪天候の予報が…。急遽屋内から生放送に切り替えようと準備する中、放送30分前に奇跡的に雨が止み、当初の予定通り屋外からの生放送が実現できたのだとか!
2016年、そんな盟友・SMAPが解散。5時間スペシャルとして放送された最終回は、主に過去のVTRで構成され、新撮映像はSMAPの5人による「世界に一つだけの花」歌唱VTR程度でした。ただ、番組の合間には西山喜久恵アナウンサーによる生放送パートが挟まれました。実は、これは鈴木さんのアイデアだったそう。”最後に奇跡起きないかな…誰か来ないかな…”と、鈴木さんは最後まで”SMAPの奇跡”を信じていたのでした。
◆リスナーのメッセージ◆
ここで、番組をお聴きのリスナーの方からのメッセージをご紹介!
ラジオネーム:穴なしからしレンコン さんからは「20代のうちにやっておいた方が良いこと」について質問が届きました。これに対して、鈴木さんからは「ルーティンを壊す」という回答が。いつも一緒に飲んでいたカリカの林さんが芸人を引退された際、夜が急に空いてしまった鈴木さん。帰り道沿いにあって、ずっと気になっていたバーに入ってみたところ、そこで着物デザイナーの柴藤尚世さんという方と出会い、のちに様々な繋がりを生むことになったとか!
このような感じで、アナタの質問にゲストが答えてくれたり、
アナタのメールをもとにトークを繰り広げるかも!?
番組宛のメッセージは、メッセージフォームより受付中です!
◆放送作家・脚本業からの引退◆
そして最後に、先日発表された”放送作家引退”についてお話を。
20代の頃、鈴木さんが自動車免許を取得しようとしていた際、先輩作家の永井準さんに「普通の人ができることは今やってるんじゃねえよ!」と言われたことがずっと印象に残っていたそう。
そんな中、SMAPが解散してから、鈴木さんにも変化があったとか。SMAPと仕事をすることで、SMAPとともにステップアップしてきた鈴木さん。”この馬車から振り落とされたくない!”という気持ちで必死に仕事をしてきたそうですが…SMAPが解散したことで空虚な気持ちが心のどこかにずっとあったと言います。そんな自分を俯瞰して見た時に、付加価値があるような生き方をできているように思えなかったとか。50代に入ったこともあり、”自分が何かやって、その背中で新しい道を見せられないかな”という思いとともに、放送作家を引退されることを決断されたのだとお話しいただきました。
ちなみに、奥様の大島美幸さんにこの想いを最初に伝えた際には、「おせーよ!」と言われたそう。鈴木さん自身「放送作家は天職」だと言い、そう言える程にやり切ることができたために引退できるとも。ひとまずは来年の3月まで、放送作家としての活動をやり切る鈴木さんですが…引退後にどんなことをされるのかも、楽しみですね!
♪オンエア・リスト♪
M1 世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン) / SMAP
M2 紅 / X JAPAN
M3 BEST FRIEND / SMAP
M4 俺たちに明日はある / SMAP
M5 夜空ノムコウ / SMAP
次回11/25の「川島明 そもそもの話」は、ゲストにタカアンドトシのトシさんが登場!
放送をお楽しみに!
「川島明 そもそもの話」公式Xはこちらから!