
『川島明 そもそもの話』2月22日放送のゲストは、福本伸行さん!
『賭博黙示録カイジ』『天』『二階堂地獄ゴルフ』などなど…多数の人気作を手掛けてきた福本先生のそもそもの話を、漫画を愛する川島さんがじっくりと伺っていきました。
◆漫画家の道へ◆
工業高校を卒業後、建設の仕事に就いた福本さん。ただ、ずっと抱いていた漫画家の夢を諦められずすぐに辞めてしまい、描いた作品を出版社に持ち込みます。その時持ち込んだ作品は剣道をテーマにした漫画でしたが、右も左もわかっていなかったため、読み切りの作品ではなく第1話を描いて持って行ったとか。また、絵の描き方も未熟で…出版社の担当者に「絵の勉強をした方がいい」とアドバイスをもらったそう。
その後、かざま鋭二先生のアシスタントを務めます。かざま先生に見せた絵はそれほどの腕前ではなかったと福本先生自身はおっしゃいますが…後で聞いたところによると、”まだ18歳だから、のびしろがあるだろう”ということで、アシスタントに就かせてもらうことができたとお話しされていました。
◆売れっ子漫画家へ◆
21歳の時、『よろしく純情大賞』で漫画家としてデビュー。漫画家として食べていけるようになったのは、24歳の時にちばてつや大賞を獲得し、賞金100万円をもらってからだとか。
そんな福本先生には、”漫画の世界で成功しよう!”と決意した瞬間があったそう。それは、30歳を過ぎた頃のこと。アシスタントを入れないと間に合わない…と悩んでいた時に、”だったら、この世界でどこまで高みを目指せるか、やってみよう!”とふと思ったことで、漫画家として成功したい気持ちが芽生えたと言います。
◆カイジ◆
『天』『アカギ』『銀と金』など、ギャンブルを扱う作品を経て、1996年に週刊ヤングマガジンで『賭博黙示録カイジ』の連載がスタート。福本さんいわく「人生うまくいってない人たちを集めて、ギャンブルするという状況が面白い」というところから生まれた作品だと言います。
『カイジ』の中でも福本先生が印象的なシーンが「エスポワール号での利根川の説教」。1話丸々使って、利根川が厳しい現実を突きつけ、きつい演説を浴びせるシーンでした。実は、このシーンのもとになった経験があるそう。それは、福本先生が一度参加した”よろしくないセミナー”でのこと。福本先生は引いて見ていたそうですが、中には心を奪われてしまい、ハマっていってしまう参加者もいたそう。この時の経験がもとになって、この名台詞が生まれたのだとか。
◆二階堂地獄ゴルフ◆
現在は『カイジ』を休載し、『二階堂地獄ゴルフ』が連載中。この作品は第4巻で衝撃的な展開を見せ、川島さんも読者として驚いたと言います。福本先生自身、本来であればこの展開は第1巻の間に起こるべきだとおっしゃいますが、そこに至るまでの展開をしっかりと描きたいという想いから、第4巻のタイミングにずれ込んだ、というのが事の真相。
福本先生が漫画の週刊連載を始めてから、福本先生の描く漫画が雑誌に載らなかった月は1月たりともなかったとおっしゃる福本先生。ただ、実は唯一の例外があるそう。それは『カイジ』を休載してから『二階堂地獄ゴルフ』を連載するまでの間の、空いた1ヶ月。この間、福本先生はひたすら『二階堂地獄ゴルフ』のネームを描いていて、連載が始まる前に30話分のネームが溜まっていたとか。この30話というのは、第4巻の衝撃的な展開のタイミング。そこまでは連載前に描き切りたかったとおっしゃっていました。
◆勝負事の教訓◆
今回、番組の事前アンケートで「数々の勝負の物語を描いてきた福本先生が思う”勝負事の教訓”は?」という質問を送りました。それに対して福本先生の答えは「100円でヒリつける体であれ!」「熱くなるな、楽しめ!」というもの。」「カジノで2日戦って、100円でも1000円でも浮いたら勝ち」と、持論をたっぷりと語っていただきました!
♪オンエア・リスト♪
M1. 未来は僕等の手の中 / カイジwith レッどぼんチリーず
M2. 天道虫 / THE YELLOW MONKEY
M3. 星に見離された男 / フラワーカンパニーズ
M4. 人生 GOES ON / フラワーカンパニーズ
radikoタイムフリーで聴く方はこちらから!
「タイムフリー30」プランなら3月25日(火)朝5時まで聴けます。
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『賭博黙示録カイジ』『天』『二階堂地獄ゴルフ』などなど…多数の人気作を手掛けてきた福本先生のそもそもの話を、漫画を愛する川島さんがじっくりと伺っていきました。
◆漫画家の道へ◆
工業高校を卒業後、建設の仕事に就いた福本さん。ただ、ずっと抱いていた漫画家の夢を諦められずすぐに辞めてしまい、描いた作品を出版社に持ち込みます。その時持ち込んだ作品は剣道をテーマにした漫画でしたが、右も左もわかっていなかったため、読み切りの作品ではなく第1話を描いて持って行ったとか。また、絵の描き方も未熟で…出版社の担当者に「絵の勉強をした方がいい」とアドバイスをもらったそう。
その後、かざま鋭二先生のアシスタントを務めます。かざま先生に見せた絵はそれほどの腕前ではなかったと福本先生自身はおっしゃいますが…後で聞いたところによると、”まだ18歳だから、のびしろがあるだろう”ということで、アシスタントに就かせてもらうことができたとお話しされていました。
◆売れっ子漫画家へ◆
21歳の時、『よろしく純情大賞』で漫画家としてデビュー。漫画家として食べていけるようになったのは、24歳の時にちばてつや大賞を獲得し、賞金100万円をもらってからだとか。
そんな福本先生には、”漫画の世界で成功しよう!”と決意した瞬間があったそう。それは、30歳を過ぎた頃のこと。アシスタントを入れないと間に合わない…と悩んでいた時に、”だったら、この世界でどこまで高みを目指せるか、やってみよう!”とふと思ったことで、漫画家として成功したい気持ちが芽生えたと言います。
◆カイジ◆
『天』『アカギ』『銀と金』など、ギャンブルを扱う作品を経て、1996年に週刊ヤングマガジンで『賭博黙示録カイジ』の連載がスタート。福本さんいわく「人生うまくいってない人たちを集めて、ギャンブルするという状況が面白い」というところから生まれた作品だと言います。
『カイジ』の中でも福本先生が印象的なシーンが「エスポワール号での利根川の説教」。1話丸々使って、利根川が厳しい現実を突きつけ、きつい演説を浴びせるシーンでした。実は、このシーンのもとになった経験があるそう。それは、福本先生が一度参加した”よろしくないセミナー”でのこと。福本先生は引いて見ていたそうですが、中には心を奪われてしまい、ハマっていってしまう参加者もいたそう。この時の経験がもとになって、この名台詞が生まれたのだとか。
◆二階堂地獄ゴルフ◆
現在は『カイジ』を休載し、『二階堂地獄ゴルフ』が連載中。この作品は第4巻で衝撃的な展開を見せ、川島さんも読者として驚いたと言います。福本先生自身、本来であればこの展開は第1巻の間に起こるべきだとおっしゃいますが、そこに至るまでの展開をしっかりと描きたいという想いから、第4巻のタイミングにずれ込んだ、というのが事の真相。
福本先生が漫画の週刊連載を始めてから、福本先生の描く漫画が雑誌に載らなかった月は1月たりともなかったとおっしゃる福本先生。ただ、実は唯一の例外があるそう。それは『カイジ』を休載してから『二階堂地獄ゴルフ』を連載するまでの間の、空いた1ヶ月。この間、福本先生はひたすら『二階堂地獄ゴルフ』のネームを描いていて、連載が始まる前に30話分のネームが溜まっていたとか。この30話というのは、第4巻の衝撃的な展開のタイミング。そこまでは連載前に描き切りたかったとおっしゃっていました。
◆勝負事の教訓◆
今回、番組の事前アンケートで「数々の勝負の物語を描いてきた福本先生が思う”勝負事の教訓”は?」という質問を送りました。それに対して福本先生の答えは「100円でヒリつける体であれ!」「熱くなるな、楽しめ!」というもの。」「カジノで2日戦って、100円でも1000円でも浮いたら勝ち」と、持論をたっぷりと語っていただきました!
♪オンエア・リスト♪
M1. 未来は僕等の手の中 / カイジwith レッどぼんチリーず
M2. 天道虫 / THE YELLOW MONKEY
M3. 星に見離された男 / フラワーカンパニーズ
M4. 人生 GOES ON / フラワーカンパニーズ
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