川島明 そもそもの話

TOKYO FM/JFN 37 Stations
Every Saturday 17:00-17:55
FM愛媛 Every Saturday 18:00-18:55
エフエム青森 Every Saturday 19:00-19:55

そもそも、なんでこの世界に?
そもそも、有名になったきっかけは?そもそも、あの作品を手がけた理由は?
芸人、俳優、ミュージシャン、漫画家、映画監督、スポーツ選手、料理人……
誰でも知ってるあの人の、意外と知らない“そもそもの話”。
平日の喧騒を逃れた土曜日。
バリトンボイスの聞き巧者 麒麟・川島明がおくるインタビュー番組。
様々な質問や相談に川島明が答えていきます。

番組では、リスナーからのメッセージも募集中!

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On Air Report

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17 Dec 2023

【#9】ゲストは蛍原徹さん!【2023.12.2 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

12月2日放送のゲストは、蛍原徹さん!
川島さんにとっては、お笑い芸人になる前から憧れていた存在。
そのルーツをたどっていきますが、ついついお二人が大好きな競馬の話題に!?

◆競馬◆
蛍原さんも川島さんも大の競馬好き!収録で一緒になると、楽屋では競馬の話しかしてないそう。
また、最近はプライベートでも一緒に競馬場に行ったそうですが、蛍原さんはメインレースの11Rが始まる直前に帰ってしまったとか。その理由を聞くと、「ちょっと子供と約束があって…」とのこと。「そんな直前まで打ちなさんな!」と話す川島さんでした。

◆幼少期◆
幼少期に漫才ブームを経験し、漫才師に憧れはずっと抱いていたという蛍原さん。高校卒業後、しばらくして”ちょっと真剣に何かに取り組みたい”と思った時に「漫才」を選び、NSCに入ったそう。
ここで、川島さんから「蛍原さんは(幼少期に)何の文化も通ってきてない!」という話が。すると、蛍原さんは「小学校の時に野球にハマって、とことん、それしか見えなくなった。」と言います。当時の蛍原少年は阪急ブレーブスの福本豊選手に憧れていたそうですが、憧れが強すぎるあまり、福本選手の背番号「7」が好きになり、「7」と書いた紙を壁に貼る…という奇行に走っていたのだとか…。

◆コンビ結成◆
NSC卒業後、雨上がり決死隊を結成!そのきっかけについてもたっぷりとお話を。
あるとき、心斎橋筋2丁目劇場でオーディションが行われることになり、蛍原さん、宮迫さんと同じアルバイトをしていた他の芸人に「一緒にやってみたら?」と薦められたことで、”ほんなら1回やってみよか”という雰囲気でコンビを組んでオーディションを受けたそう。蛍原さんいわく、そのオーディションに受かったためにコンビとしての活動が続いていったものの、もし落ちていたら、雨上がり決死隊のコンビ活動は続いていなかったかもしれないと言います。

◆明石家さんまさん◆
蛍原さんが若手時代に影響を受けた人物として挙げたのが、明石家さんまさん!初めてさんまさんを見たときの印象について、「光が何にもないのに、輝いて見えた」と話します。
今でも毎週のようにさんまさんとお会いする機会がある蛍原さんですが、未だにさんまさんとの共演は慣れないそう。これには川島さんも共感しているご様子で、「仕事が終わった後、こっちが元気になっている」「ちょっと仕事でしんどい時、さんまさんと一緒に仕事しようとしている」のだとか。まさに”パワースポット”のような、さんまさんの不思議な魅力について語り合うお二人でした。

◆京都発!吉本決死隊◆
1991年、雨上がり決死隊は当時の若手芸人を中心に結成されたユニット「吉本印天然素材」に参加。一大ムーブメントを巻き起こしますが、一旦落ち着いた後、今度は千原兄弟やジャリズムを中心とする”2丁目劇場ブーム”が到来。雨上がり決死隊をはじめとする天然素材のメンバーにとってはつらい時期が続きます。蛍原さんも「東京に行って、やってみてアカンかったらやめようか。」と当時の心境を振り返ります。
その時期に雨上がり決死隊とバッファロー吾郎の2組が京都で放送していたラジオ番組『京都発!吉本決死隊』は、川島さんもヘビーリスナーの一人でした。川島さんいわく、みなさん顔色がおかしい中で放送していたそうで…なかなかにカオスな放送が常に繰り広げられていたとか。番組内でムチャクチャな仕打ちを受けたバッファロー吾郎Aさんの一言があまりにも面白くて感動し、川島さんはお笑いの世界を目指したというお話も飛び出しました。

◆アメトーーク!◆
2003年4月にレギュラー放送がスタートしたテレビ朝日『アメトーーク!』は、現在も続く大人気番組!蛍原さんからは、番組が始まる”そもそも”のきっかけについて、意外な裏話が飛び出しました。
ある時、飲み屋さんで蛍原さん、宮迫さん、テレビ朝日の加地倫三プロデューサーが偶然それぞれ別々の席で飲んでいたことがあったそう。宮迫さんと加地さんが遭遇した際、何気なく「何かトーク番組でもやりたいですね」といった会話をしており、それを聞いたマネージャーが加地さんのもとに「やってくださいよ!?」と念押しの電話をしたことで、お試しの単発特番に繋がったのだとか!
当初は今のような「○○芸人」といったくくりもなく、ゲストを呼んで深掘りするトークバラエティーだったそう。蛍原さんいわく”くくりトーク”が生まれるきっかけとなったのは、『メガネ芸人』(2004年6月14日OA)の回。収録は大盛り上がりしたものの、この回の視聴率はあまり良くなかったのだとか。ただ、加地プロデューサーの”いや、これは面白いからもうちょっとやってみよう”という考えもあり、このスタイルを継続。今ではすっかり定着しました。
様々な企画がある中で、川島さんが印象的なのは”食シリーズ”。『あぶら揚げ芸人』(2008年8月21日OA)は、もともとは収録後の食事会でバッファロー吾郎Aさんがギャグのつもりで発したアイデアだったそうですが、深夜の食事会のテンションで”めっちゃ面白いやん!”となり、実際に放送まで漕ぎつけたのだとか…!
また、名物企画『運動神経悪い芸人』は川島さんもすっかりレギュラーメンバーとなっておりますが、実は1期生ではないのだとか!第1回の放送には呼ばれておらず、テレビの前でびくびくしていたそう。すると、第2回の収録に呼び出され、それが今に至るまで15年ほど続いているのだとか。今年の年末スペシャルでも『運動神経悪い芸人』の放送が予定されていますが、今年も川島さん、収録に呼び出されたそうです。どんな姿が見られるのでしょうか…!?

◆これから◆
最後に、蛍原さんのお笑い芸人としての今後の夢・目標について伺うと、蛍原さんからは衝撃のお答えが!
お笑い芸人としてのデビュー当時と今とでは夢や目標が変わってくると話す蛍原さんですが…今時点でのこれからについては「平日ゴルフ、土日競馬、でいいでしょう!」とキッパリ断言!「ほんとにそう思ってるんでね。」と、嘘偽りのない正直な想いをお話しいただきました。

♪オンエア・リスト♪
M1. 雨上がりの夜空に / RCサクセション

M2. 競馬場で会いましょう / 忌野清志郎
M3. ジョイササイズ / ジョイマン
M4. 千の風になって / 秋川雅史
M5. Good Bye Natuilus/さよならノーチラス号 / スクーデリア エレクトロ
M6. 北の国から 遥かなる大地より~螢のテーマ / さだまさし

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27 Nov 2023

【#8】ゲストはタカアンドトシのトシさん!【2023.11.25 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

11月25日放送のゲストは、タカアンドトシトシさん!
川島さんにとっては”昔からお世話になっている兄貴”のような存在!
そんなトシさんの”そもそもの話”をたっぷりと伺いました。

◆タカさん◆
今回はトシさんおひとりでのご出演ですが、相方のタカさんは”コンビでないと出演したくない”と考えているとか。
そのきっかけは、川島さんも出演していたテレビ朝日『アメトーーク!』の『おばあちゃん子芸人』でのこと。タカさんピンでの出演オファーがあり、当時のマネージャーの後押しもあって意気揚々と出演したタカさんですが、一人では本領を発揮できず…収録後、楽屋で落ち込むタカさんに、マネージャーもどう言葉をかけていいかわからなくなってしまい、元気づける言葉をかけるべきところ、「すみませんでした。」と謝ってしまったのだとか。

◆学生時代◆
そもそも、タカアンドトシのお二人は中学の同級生。
もともとタカさんは学校の人気者。中学2年でトシさんが転校してきた当時、タカさんはすでにトシさんとは他の同級生と「アンバランス」というコンビを組み、文化祭でショートコントを披露して大爆笑をかっさらっていたとか。
ただ、そのアンバランスもほどなくして解散。タカさんが相方を探していた中、プロレスの話を立て板に水のように話しているトシさんを見つけ、コンビに誘ったそう。タカさんはコンビを組んだ翌日から毎日トシさんの家まで迎えに来るようになり、別々の高校に進学してからも週末はどちらかの家でネタ合わせをするように。漫才ごっこをしてその様子をカメラで撮影し、その映像をテレビで見てはしゃいでいたと言います。
そんな中、高校3年生の時に吉本興業が札幌事務所を設立。当時放送されていたオーディション番組にはタカアンドトシも出場し、カメラで撮影していた”漫才ごっこ”の際にやっていたネタを披露したところ、会場は爆笑の渦に包まれたとか。にもかかわらず、3人の審査員による審査結果は、全員が不合格という結果に…。本番終了後には審査員の大平サブロー師匠には「結果はああなったけど、(タカアンドトシが)一番おもろい」とフォローの言葉をかけられたそうですが、”じゃあなんで不合格なんですか!?”と納得いかない部分があったとか。ただ、昨年サブロー師匠が”お笑いの終活”をしている中で、このことについて向こうから直々に謝って来てくれたともお話しくださいました。

◆デビュー、そして暗黒期へ◆
このオーディション番組での活躍により、高校卒業とともに札幌吉本の所属となったタカアンドトシ。コンビの活動は華々しいスタートを切ったものの、7年間の札幌時代の後半は”暗黒期”だったと言います。
ある時、吉本興業内で、全国各地からコンビを集めてユニットを作ることになり、札幌からはタカアンドトシと後輩の「アップダウン」というコンビが東京の劇場に向かい、オーディションを受けることになりました。当然、本命はタカアンドトシだったのですが、アップダウンがまさかの大ウケ。その空気に飲まれてしまったタカアンドトシは本領を発揮できず、結局そのユニットにはアップダウンが選ばれました。
トシさん曰く、この日を境にタカさんは”ダークサイド”へと堕ちてしまったと言います。コンビの仕事も減っていき、2ヶ月に1度の単独ライブくらいしか仕事が無いような状況に。そんな中で、2002年にタカアンドトシは上京を決意しました。
上京後もしばらくの間、お仕事の状況はあまり変わりませんでしたが、そんな中でトシさんが”唯一の希望”と話すのがNHK『爆笑オンエアバトル』!
『オンバト』では、札幌時代から毎回ギリギリの順位で受かり続け、なんとかオンエアを獲得し続けていたタカアンドトシ。1回でも落ちてしまうと、なかなか呼ばれなくなってしまう状況下で、何とか結果を出し続けることができたのは救いだったと話すトシさん。「アレ無かったら終わってた」とも話すほど、『オンバト』への思い入れは強いご様子でした。

◆M-1グランプリ◆
2004年、『M-1グランプリ』の決勝にラストイヤーで進出!この年の『M-1』では麒麟も敗者復活戦に残っていましたが、見事敗者復活戦を勝ち上がり、本戦に出場していました。そのことについて、どうやらトシさんが川島さんに言いたいことがあるようで…。
麒麟がネタを披露する前、タカアンドトシの順位は3位でした。しかし、敗者復活戦から勝ち上がった麒麟が見事ウケて、タカアンドトシの得点を上回り…その結果、麒麟が3位、タカアンドトシが4位という順位に。このことについて、トシさんは「(麒麟が)まくりやがったな!忘れんぞ!」と、今も若干根に持っている(?)ご様子。川島さんも「そこからですよね、気まずいのは。」と釈明して(?)いました。

◆欧米か!◆
その後、タカアンドトシは「欧米か!」のフレーズで大ブレイク!
実は、もし2004年の『M-1グランプリ』で最終決戦に残っていたら、「欧米か!」のもととなった「大人か!」とツッコむネタを披露する予定だったそうですが…麒麟がまくったために披露できず。結局、翌年の単独ライブで「欧米か!」とツッコむネタが初めて生まれました。「欧米」というお笑いではあまり聞かないフレーズを使ったツッコミは単独ライブの観客に大ウケ!そこから膨らませて、やがて「欧米か!」だけで一本のネタになっていったのだそう。

◆結成30周年◆
ついに今年、タカアンドトシは結成30周年を迎えました。
それを記念したイベントが、来年開催されます。

「タカアンドトシ結成30周年興行 道産子お笑いフェス福岡」
福岡県飯塚市の飯塚市文化会館 イイヅカコスモスコモン 大ホールで
2024年1月14日(日)に開催!

タカアンドトシの他、錦鯉、平成ノブシコブシ、とにかく明るい安村さん、EXIT、オズワルドといった北海道ゆかりのお笑い芸人たちが集結するほか、タカアンドトシゆかりの初恋タローさん、イチキップリンさんもご出演!
詳しくは、こちらから!

◆これから◆
最後に、トシさんの今後についてお話を伺いました。
現在、NGKの舞台にも立っているタカアンドトシ。トシさんの口からは「いつかはトリをやれるように…」という言葉が。”どうせ吉本にいるなら、吉本の看板になりたい!”と、その胸の内を語ってくださいました。これからも、漫才の舞台に立ち続けるであろうタカアンドトシ。今後もご活躍が楽しみですね!

♪オンエア・リスト♪

M1 Winter, again / GLAY
M2 新宝島 / サカナクション
M3 田園 / 玉置浩二
M4 君に幸あれ / タオルズ
M5 Sign / Mr.Children
M6 大空と大地の中で / 松山千春

「川島明 そもそもの話」11/25の放送を
radikoタイムフリーで聴くにはこちらから!

次回12/2の「川島明 そもそもの話」は、ゲストに蛍原徹さんが登場!
放送をお楽しみに!

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26 Nov 2023

【#7】ゲストは鈴木おさむさん!【2023.11.18 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

11月18日放送のゲストは、放送作家の鈴木おさむさん!
先日、放送作家業・脚本業からの引退を発表された鈴木さんの”そもそもの話”をたっぷりと伺いました。

◆川島さんとの関係◆
川島さんと1対1で話すのは初めてだという鈴木さん。ただ、この番組の前身番組「土曜日のエウレカ」をよく聴いてくださっていたそう!この番組の前の時間帯に放送している「スナック ラジオ」とセットで聴くのが好きなのだとか。「土曜日のエウレカ」の頃から”いつか出たい!”と思っていた鈴木さんの”そもそもの話”をここからたっぷりと伺います。

◆学生時代◆
鈴木さんが放送作家を目指すきっかけになったのは、まだ深夜2時に放送されていた頃のフジテレビの番組『夢で逢えたら』。この番組の”作家感”に憧れを抱き、”何かを作ること”をやりたいと思うようになったとか。中学生の頃には生徒会長を務めていた鈴木さんは、生徒会の活動の一環で、鈴木さんがマッチ売りの少女に扮するお芝居を上演したそうで、この頃からそういった創作活動に対して意欲的だったようです。

◆新人時代◆
その後、放送作家となった鈴木さんが最初に担当した番組のうちの一つが『槇原敬之のオールナイトニッポン』。この番組で、鈴木さんの人生における大きな出来事が起こったそう。
それは、鈴木さんより少し先に入った先輩の放送作家が、当時世間を騒がせていた「明治大学替え玉事件」の犯人だったということ。番組のディレクターから「鈴木くん、君には何があるの?」と聞かれて、「大学通ってます…」と答えたところ、ディレクターは「そうなんだ、コイツは替え玉事件の犯人なんだぞ。すげえだろう!」と衝撃の言葉が!これを聞いた鈴木さんは、”普通ならマイナスになるようなことでも、この世界ではプラスになることがある”と感じ、”付加価値”という考え方を大切にされるようになったとか。

◆SMAP◆
番組の事前アンケートで鈴木さんが”20代で影響を受けた人物”として挙げていたのが、SMAP!
ある時、先輩作家から「やりたいことは口にしていかないと、仕事取られちゃうぞ。」と言われたという鈴木さん。それ以来、それを実行するようになった結果、AMラジオ局で「FMの番組をやりたい」とずーっと言い続けていたとか…。すると、AM・FM両方とも担当しているディレクターと出会い、その繋がりで紹介された仕事が、木村拓哉さんのレギュラーラジオの仕事でした。初対面の際、鈴木さんは「(当時、SMAPが出演していた)『夢がMORI MORI』嫌いなんですよね。」と言い放ったそうですが…木村さんは「俺も。」と言って右手を差し出してくれたとか。
こうして、『SMAP×SMAP』などSMAPにまつわるお仕事を数々手掛けることになった鈴木さんですが、「SMAPの番組を作る際には、”奇跡のよすが”を残しておく」と言います。他の出演者では成立しないと思われるような構成でも、SMAPであれば「何回かに1回奇跡が成立する」のだそう。
また、鈴木さんが思い出深い”SMAPが起こした奇跡”は、2014年の『FNS27時間テレビ』でのこと。SMAPメンバーがメインの出演者として放送されたこの年の『27時間テレビ』では、屋外からの生放送が予定されていたのですが、前日に悪天候の予報が…。急遽屋内から生放送に切り替えようと準備する中、放送30分前に奇跡的に雨が止み、当初の予定通り屋外からの生放送が実現できたのだとか!
2016年、そんな盟友・SMAPが解散。5時間スペシャルとして放送された最終回は、主に過去のVTRで構成され、新撮映像はSMAPの5人による「世界に一つだけの花」歌唱VTR程度でした。ただ、番組の合間には西山喜久恵アナウンサーによる生放送パートが挟まれました。実は、これは鈴木さんのアイデアだったそう。”最後に奇跡起きないかな…誰か来ないかな…”と、鈴木さんは最後まで”SMAPの奇跡”を信じていたのでした。

◆リスナーのメッセージ◆
ここで、番組をお聴きのリスナーの方からのメッセージをご紹介!
ラジオネーム:穴なしからしレンコン さんからは「20代のうちにやっておいた方が良いこと」について質問が届きました。これに対して、鈴木さんからは「ルーティンを壊す」という回答が。いつも一緒に飲んでいたカリカの林さんが芸人を引退された際、夜が急に空いてしまった鈴木さん。帰り道沿いにあって、ずっと気になっていたバーに入ってみたところ、そこで着物デザイナーの柴藤尚世さんという方と出会い、のちに様々な繋がりを生むことになったとか!

このような感じで、アナタの質問にゲストが答えてくれたり、
アナタのメールをもとにトークを繰り広げるかも!?
番組宛のメッセージは、メッセージフォームより受付中です!

◆放送作家・脚本業からの引退◆
そして最後に、先日発表された”放送作家引退”についてお話を。
20代の頃、鈴木さんが自動車免許を取得しようとしていた際、先輩作家の永井準さんに「普通の人ができることは今やってるんじゃねえよ!」と言われたことがずっと印象に残っていたそう。
そんな中、SMAPが解散してから、鈴木さんにも変化があったとか。SMAPと仕事をすることで、SMAPとともにステップアップしてきた鈴木さん。”この馬車から振り落とされたくない!”という気持ちで必死に仕事をしてきたそうですが…SMAPが解散したことで空虚な気持ちが心のどこかにずっとあったと言います。そんな自分を俯瞰して見た時に、付加価値があるような生き方をできているように思えなかったとか。50代に入ったこともあり、”自分が何かやって、その背中で新しい道を見せられないかな”という思いとともに、放送作家を引退されることを決断されたのだとお話しいただきました。
ちなみに、奥様の大島美幸さんにこの想いを最初に伝えた際には、「おせーよ!」と言われたそう。鈴木さん自身「放送作家は天職」だと言い、そう言える程にやり切ることができたために引退できるとも。ひとまずは来年の3月まで、放送作家としての活動をやり切る鈴木さんですが…引退後にどんなことをされるのかも、楽しみですね!

♪オンエア・リスト♪
M1 世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン) / SMAP

M2 紅 / X JAPAN
M3 BEST FRIEND / SMAP
M4 俺たちに明日はある / SMAP
M5 夜空ノムコウ / SMAP

次回11/25の「川島明 そもそもの話」は、ゲストにタカアンドトシトシさんが登場!
放送をお楽しみに!

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17 Nov 2023

【#6】ゲストは小手伸也さん!【2023.11.11 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

11月11日放送のゲストは、俳優の小手伸也さん!
川島さんいわく、”おもちみたいな人”!?な小手さんの”そもそもの話”をたっぷりと伺いました。

◆なつぞら◆
小手さんと川島さんは、2019年放送の朝ドラ『なつぞら』で共演!
川島さんいわく、ドラマの撮影中、小手さんの周りに自然と人が集まっていたそうで、小手さんは神話が好き、川島さんは神社が好き…といった共通点もあり、撮影の合間には小手さん、川島さん、さらに井浦新さんの3人でひたすら日本神話についてしゃべっていたのだとか。

◆学生演劇◆
そもそも、小手さんが演劇に興味を持ち始めたのは高校生の頃。
当時、高校の様々な部活に助っ人として参加していた小手さんに、演劇部から依頼が。こうして”演劇”というものに触れてみたところ、今までに経験したどのジャンルにも当てはまらない快感を覚えたと言います。その後、演劇部を通じて、大学の演劇サークルから公演に招待され、その中のチラシにあった「カムカムミニキーナ」という劇団の公演を観に行ったところ…「学生演劇の熱量に度肝を抜かれた」と話すほどの衝撃だったとか。
こうして、「カムカムミニキーナ」のメンバーが在籍していた早稲田大学演劇倶楽部を目指し、2年かかってようやく早稲田大学に入学!ただ、小手さんは入学してから気づいたそうなのですが、早稲田大学演劇倶楽部はインカレサークルで、早稲田大学の学生でなくても入ることができたのだとか…。でも、小手さんは公演後の感想アンケートなどをびっしりと文字で埋め尽くす程しっかりと回答していたこともあり、「カムカムミニキーナ」のメンバーの八嶋智人さんには覚えてもらっていたのだとか!
当時の早稲田の演劇界では、学生時代の堺雅人さんが”小劇場界のプリンス”と呼ばれるほどの人気を集めていたとか。小手さんも当時から「プリンスの芝居は目を引くよね」と話していたそうで、当時からすでに、そのようなオーラをまとっていたと言います。
一方、小手さんはプリンスと言うよりはクラッシャーのような存在だったそう。当時は、今では考えられないほどに前へ前へと出ていくタイプで、「爆発力には定評があったんでしょうね」と当時を振り返っていました。

◆遅咲きブレイク◆
大学卒業後、劇団を旗揚げし、長い下積み時代を経てブレイクした小手さん。その大きな転機となった作品は、堺雅人さんが主演、三谷幸喜さんが脚本を務めた2016年の大河ドラマ『真田丸』でした。もともと、テレビドラマは苦手だったと言いますが、『真田丸』の撮影を通じてテレビドラマのメソッドを少しずつ身につけることができたのだとか。
『真田丸』の放送後、三谷幸喜さんからのオファーを受け、三谷さんの新作舞台に出演することに!こちらの舞台は、大泉洋さん、天海祐希さん、小池栄子さんなどそうそうたる面々との共演だったこともあり、”ここでダメだったら、ここまでの人間だ…”と、引退を覚悟して、背水の陣で臨んだと言います。
すると、この舞台がきっかけで小手さんの評判が高まり、それが2018年に月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』の出演に繋がりました。目の前の観客を相手に演じる舞台演劇に対して、テレビドラマの撮影では同じシーンを何度も撮ったり、再現性を追求したり…と、舞台とテレビの違いに戸惑うこともあったそうですが、次第に共通する部分も見出すことができ、『コンフィデンスマンJP』では、舞台で培った集大成をぶつけるつもりで撮影に臨んだとお話しいただきました。

◆脱力タイムズ◆
2019年、フジテレビ『全力!脱力タイムズ』で”アンタッチャブル復活ドッキリ”の仕掛人に!ただ、このドッキリは仕掛人の小手さんにも知らされていないことがあったそう。
番組MCのくりぃむしちゅー・有田哲平さんに頼まれて、アンタッチャブルの「ファストフード店」のネタを完コピできるようにして収録に臨んだ小手さん。”ザキヤマ”こと山崎弘也さんの代役を演じきって、スタジオの裏に戻りました。この後、小手さんの台本ではコウメ太夫さんがスタジオに登場することになっているはずなのですが…実際に出てきたのはザキヤマさん!実は、番組関係者でもこのことは数人しか知らなかったらしく、”仕掛人でもあり、ダマされた側でもある”という不思議な状況を味わった小手さんでした。

◆小手さんからのお知らせ◆
小手さんもご出演の映画『ガールズドライブ』が現在公開中!
詳しくは、公式サイトをチェック!

◆小手さんのこれから◆
最後に、小手さんの今後についてお話を。
「1個1個のお仕事に全力で応えてきたので、これからもこの繰り返しを絶やさないようにしたい」と話しつつ、その一方で「これからも少しずつ無理をしていきたい」と話す小手さん。”失敗しても…頑張るしかない!”とちょっとずつ背伸びした先にこれまでとは違う風景が見えるのだと言います。基本、仕事は断らない”クラッシュ小手”のままで、これからもご活躍が楽しみですね!

♪オンエア・リスト♪

M1 優しいあの子 / スピッツ
M2 ノーダウト / Official髭男dism
M3 自由へ道連れ / 椎名林檎
M4 鳥獣戯画 feat. 五十嵐 / fox capture plan
M5 泪橋 / T字路s
M6 Friday Night / Arabesque
M7 絶賛公開中 / フラワーカンパニーズ

次回11/18の「川島明 そもそもの話」は、ゲストに放送作家 鈴木おさむさんが登場!
放送をお楽しみに!

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