川島明 そもそもの話

TOKYO FM/JFN 37 Stations
Every Saturday 17:00-17:55
FM愛媛 Every Saturday 18:00-18:55
エフエム青森 Every Saturday 19:00-19:55

そもそも、なんでこの世界に?
そもそも、有名になったきっかけは?そもそも、あの作品を手がけた理由は?
芸人、俳優、ミュージシャン、漫画家、映画監督、スポーツ選手、料理人……
誰でも知ってるあの人の、意外と知らない“そもそもの話”。
平日の喧騒を逃れた土曜日。
バリトンボイスの聞き巧者 麒麟・川島明がおくるインタビュー番組。
様々な質問や相談に川島明が答えていきます。

番組では、リスナーからのメッセージも募集中!

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On Air Report

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19 Feb 2024

【#17】ゲストはSOPHIA 松岡充さん!【2024.2.10 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

2月10日放送のゲストは、SOPHIA 松岡充さんでした!
1対1で話すことはこれまでになかった2人。
松岡さんが来られる前、川島さんは空想上の生き物なんじゃないか!?なんて話もしていました。

◆紅白歌合戦2023◆
昨年の紅白歌合戦にYOSHIKIさんのSPバンドでご出演!ただ、松岡さんのもとに電話がかかっていたのはクリスマスを過ぎていたそう。YOSHIKIさんからの伝言で「紅白出ない?」と軽いテンションでの誘いに戸惑ったそうですが、SOPHIAとしても出たことが無かった紅白のステージに立てるチャンス。迷いもあった中、参加されることを決意されました。
電話の翌日、バンドメンバーが初めて顔合わせ。hydeさん、清春さん、Hi-STANDARDの難波章浩さんなどのメンバーが揃いましたが、これだけのメンバーを集められたのは「YOSHIKIさんが声をかけたからこそ」だと言います。バンドマンはやはり横に並ぶのを嫌うものだそうですが、今回集まってみて、逆に絆が生まれたともお話しくださいました。

◆ロックスターの道へ◆
子どもの頃から西城秀樹さんに憧れを抱いていたという松岡さん。自分自身が歌を歌うことが好きだと気づいたのも、西城さんの影響だとか。
その後、思春期はやんちゃな性格だったこともあって、尾崎豊さんの音楽に傾倒。その後、真面目な学生に半ば”用心棒”のような役割でバンドに誘われ、ボーカルとしてライブを開催しようと計画します。ただ、これに学校が大反対。それでも交渉を重ね、なんとか開催できたライブに生活指導も観に来たそう。松岡さんのパフォーマンスで大いに盛り上がる会場を見て、先生たちは納得して帰っていったとか!
このことをきっかけに音楽の力を痛感した松岡さん。ただ、そこから松岡さんの心持ちは”俺らが頑張れば学校変わるんや!”という方向へと進んでいき、生徒から署名を集めて「強制的に坊主の髪形を強制される」という厳しい校則を変えたこともあったと言います。
その後、大学受験が上手くいかなかったという松岡さん。その理由は「内申点がゼロだったから」というものだったそう。「だったら、なんで受けさすん?」ともおっしゃっていましたが…”とにかく挽回するためには、ロックスターしかない!”と、音楽の専門学校へと進学します。

◆SOPHIA◆
専門学校を卒業したのち、大阪でインディーズ活動を続けていた松岡さん。大阪の近くのライブハウスではhydeさん率いるL'Arc~en~Ciel、名古屋では清春さん率いる黒夢…とインディーズ界隈では様々なバンドが活動していました。そんな中、松岡さんが上京を決意したタイミングでメンバーを集め、SOPHIAが結成されました。このタイミングでお世話になったのがLUNA SEAの河村隆一さん。ある時、ワケもわからず突然河村さんのご自宅に呼び出されたことがあるそうで、『Believe』のデモテープを聴いた河村さんに「お前は目がイイ。東京来い。」と言われたことが、上京を後押ししたと言います。
1995年にメジャーデビューし、1997年に『little cloud』『街』が立て続けにヒット!SOPHIAの音楽活動は多忙を極めます。しかし、その一方で仕事に追われすぎて、デビューしてから10年程度も狛江のワンルームマンションに住んでいたのだとか!

◆俳優◆
俳優としての活動もされてきた松岡さん。そのデビュー作は2002年のドラマ『人にやさしく』。事務所の社長に頼まれて読んだ月9ドラマのシナリオを読み、”会うだけだから”と脚本家に会ったところ、その相手が以前飲み屋で世間話をしたお兄さんだったとか。そのお兄さんとは、以前この番組にもお越しくださった放送作家の鈴木おさむさん!その偶然の縁が決め手となり、松岡さんが出演することになったのだそう。
そんな松岡さんがカッコいい姿が印象的だと話すのが、俳優の宝田明さん。松岡さんが主演したグランドミュージカル『タイタニック』で共演されていました。足が悪い宝田さんですが、ステージ上ではそれを全く感じさせないような丈夫な歩き方をします。舞台袖でも5mほどは丈夫な歩き方を保ち、5mほど歩いてから崩れるように倒れるのだそう。その理由を聞くと、「僕の姿は見えてないけど、僕の影がまだ残っているんや。」と一言。松岡さんが痺れた言葉としてお話しいただきました。

◆活動休止◆
2013年、SOPHIAは活動休止を発表。この少し前に、キーボーディスト・都啓一さんのがん治療がきっかけで一度活動休止をしており、それが寛解してもう一度バンド活動が走り始めた最中での活動休止でした。
このことについて松岡さんは、長い間走り続けてきたバンド活動が一度止まったことで、一度”SOPHIAではない自分”を意識してしまい、バンドとして再開してからも少しギクシャクしてしまったと振り返ります。ギクシャクした状況の中でも松岡さんは必死で旗を振ろうとしていましたが…バンドメンバーからは「SOPHIAの活動はやりたいけど、今はできない。」といった声が。松岡さんは2年程度は待つつもりで活動休止を宣言したそうですが…何年経ってもメンバーとの連絡が取れない状況に。時間と心を巻き添えにしているリスナーのためにも、やるならやる、辞めるなら辞めると、ファンとの関係はハッキリさせたいと考える松岡さん。活動休止9年目になり、”これはアカン!”と立ち上がり、松岡さん1人でもステージに立つつもりで武道館のステージを押さえたのだとか。すると、ようやくメンバーからも返事があったそう。「10年待たしたら絶対アカンと思っていた」と、その想いを話してくれました。

◆最新の活動◆
こうして再始動したSOPHIAは、昨年10年ぶりの新曲「あなたが毎日直面している 世界の憂鬱」をリリース!
Music Videoはこちらからご覧いただけます!
そして、来たる3月10日(日)は、大阪城ホールにて
SOPHIA Premium Symphonic Night in ⼤阪城ホール』を開催!
詳しい情報は、こちらから!

♪オンエア・リスト♪

M1. 街 (Single version) / SOPHIA
M2. Rusty Nail / X JAPAN
M3. BOW! / 尾崎豊
M4. Believe / SOPHIA
M5. 夢 / THE BLUE HEARTS
M6. あなたが毎日直面している 世界の憂鬱 / SOPHIA
M7. 夢(LIVE SDD 2023ver.) / SOPHIA with SDDシンフォニックオーケストラ

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06 Feb 2024

【#16】ゲストは滝沢カレンさん!【2024.2.3 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

2月3日放送のゲストは、滝沢カレンさんでした!

◆モデルデビュー◆
もともとは女優になりたかったというカレンさん。中学生の頃、いろいろな事務所に履歴書を送るも返事はなく、それならと渋谷に毎日繰り出し、スカウトされに行ったのだとか。そんな中でとある事務所の方に声をかけられ、それを経て「ミスセブンティーン」のオーディションを受けることに。ここで見事グランプリに選ばれ、モデルデビューを果たします。ただ、グランプリに輝いたにもかかわらず、全く誌面に載ることはできず、たまに載っても大抵白黒ページだったそう。

◆斉藤さん◆
高校時代はお笑いが大好きで、渋谷のヨシモト∞ホールで出待ちするほどのファンだったカレンさん。TBS深夜のコント番組『パワー☆プリン』が好きで、ジャングルポケットの斉藤さんに夢中だったとか。斉藤さんとはのちにテレビ番組で共演を果たしますが、その頃にはもうその熱は冷めてしまっていたそう…。

◆JJ◆
高校卒業とともに『Seventeen』を卒業し、ファッション誌『JJ』の専属モデルに。ただ、カレンさんいわく、この時期が暗黒期だったそう。
当時、カレンさんはギャル路線を突っ走っていたのですが、世間のトレンドはそれとは反対に、ギャルではなく清楚系へと流れていきました。その結果、JJモデルでカレンさんだけを除いたメンバーで撮影された表紙が発売されるという事態に。それがあまりにショックすぎたというカレンさん、雑誌の後ろに載っている雑誌社の電話番号に問い合わせたところ、「ポージングも服装も髪形もメイクも全部古い」とまさかの全否定。ただ、カレンさんはこの悔しさをバネにして、ここから再起をかけます。電話したその日にタンスの洋服を全部捨てて、『JJ』に載っている服を買いに行ったり、ブログに私服を載せたり、一つずつ努力を積み重ね、再び仕事が増えていきました。

◆さんま御殿◆
その後、バラエティ番組に引っ張りだこになりますが…カレンさんにとって、育ての親のような存在だという番組が日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』。初めての収録では、明石家さんまさんのトークの速さについていけず戸惑ったそうですが、カレンさんは強烈なインパクトを残します。しかし、思ったほどテレビ出演のオファーは増えず、数カ月おきに『さんま御殿』に呼ばれるだけの時期が続いたそう。それだけに、カレンさんにとってさんまさんは「芸能界で一番お世話になった人」なのだとか。

◆四字熟語◆
カレンさんといえば、一時期「四字熟語あだ名」でバラエティ番組を席巻します。関口メンディーさんには「生涯踊子」、黒柳徹子さんには「早口国宝」など、インパクトのある四字熟語が大反響を呼びましたが、一方でカレンさんの胸の内には”外見であだ名をつけてしまうことで、いつか誰かを傷つけてしまうのでは”といった思いもあったとか。そんな中、その年の年末特番でさんまさんに名づける機会があり、そこで名づけた瞬間に”四字熟語あだ名はこれで終わりにしよう”と引退を決意したのだとか。ちなみに、その引退の作品は「圧倒的口数」とまさかの5文字だったそうです。

◆なぞなぞ◆
今、カレンさんがハマっているのが「なぞなぞ」。即興で問題を作ることができるらしく、今回披露していただくことに!
最初に川島さんが出したお題は「動物」。それに対してカレンさんが作った問題は「ライはライでも、スイッチを入れるライはな~んだ?」というもの。答えは「ライオン」。見事正解した川島さんですが、「ライはライでも」という一文に引っかかっている様子。
続いて、川島さんの「海の生き物」というお題に対してカレンさんが作った問題は「ジラはジラでも、数字が出てくるジラはな~んだ?」というもの。答えはもちろん「クジラ」。手口が2回でわかってしまう、衝撃のなぞなぞでした。

◆カレンの台所◆
カレンさんが芸能生活で一番嬉しかったことが「初めてのレシピ本『カレンの台所』を書いたこと」。こちらは、分量が書いておらず、料理の工程が物語のように書かれている前代未聞のレシピ本。自分が生み出した作品を褒めてもらえたことが嬉しかったのだとか。
今後も文字は書いていたいと話すカレンさん。本当は、難しいミステリーやホラーの作品を描いてみたいそうですが、現在抱えている連載ではいつも魔法で急に人を消して終わってしまう”打ち切りエンド”で無理やり物語を終わらせてばかりなのだとか…。さくらももこさんのエッセイ『もものかんづめ』も大好きだそうで、人を文字だけで笑わせられるような表現力を身に付けたいと力強く話していました!

♪オンエア・リスト♪

M1. StaRt / Mrs. GREEN APPLE
M2. 奏(かなで) / スキマスイッチ
M3. 億万笑者 / RADWIMPS
M4. しあわせって何だっけ / 明石家さんま
M5. やさしい気持ちで / Superfly
M6. 走れ正直者 / 西城秀樹

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次回、2月10日の放送は、SOPHIA 松岡充さんが登場!お楽しみに。

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29 Jan 2024

【#15】ゲストは次長課長 河本準一さん!【2024.1.20 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

1月20日放送のゲストは、次長課長 河本準一さんでした!

◆次長課長と麒麟◆
川島さんがお笑いの世界に入って、最初にお世話になった先輩が次長課長と野性爆弾の2組!
特に、次長課長の井上聡さんは「人生で一番お世話になっている」と話すほどの存在。ゲームセンターでひたすら「バーチャファイター4」をプレイしたり、一緒にご飯を食べたりととにかくお世話になっていたそうですが、そういう場ではお笑いの話は一切しなかったそう。

◆アジトの仲間◆
そもそも、お笑いに興味はそれほどなかったと言う河本さん。中学時代、オリジナルのゲームを考えて遊んでいた6人ほどの仲間がおり、その中でもリーダー的な存在だったのが井上さんだったとか!
その後、高校時代に西川きよし師匠のお笑いオーディション番組の募集の知らせが岡山まで届き、高校時代のサッカー部の仲間と2人で軽い気持ちで受けてみようということになりました。ただ、河本さんの所属していたサッカー部は強豪だったこともあり、オーディションを受けるために練習試合を休むことが許可されず、このことがきっかけで河本さんはサッカー部を辞めてしまったのだとか。その結果、見事オーディションに合格!いきなりなんばグランド花月で開催される本戦に出場し、敢闘賞を獲得しました。
その後、就職先が無く進路に迷っていた中、中学時代の仲間で集まった際に井上さんの面白さに改めて気づき、オーディションを受けた時の相方と井上さんと河本さんの3人で、NSCへと入りました。

◆中川家◆
NSCに入った後、20代で最も影響を受けた人物として河本さんが挙げたのが「中川家」のお二人!礼二さんとの飲みの席は「ミニコントの千本ノック」を受け、剛さんとはしっとりとした「凪のような飲み方」を楽しんだとか。河本さんいわく「否定をしない」というのがお二人の魅力。「なんでやねん!」とツッコむのは楽ですが、ツッコんでそこで全部終わらせるのではなく、あえてツッコまずにその世界を広げるというのが中川家の流儀なのです。

◆東京進出◆
後輩芸人に盛大に見送られて東京に進出した次長課長。ただ、東京ではゼロからのスタートとなり、アルバイトをしながらの苦しい生活が続きます。そのことを聞きつけたサバンナ・高橋茂雄さんは、河本さんが大阪に帰った際に2人で飲んだ際に「しんどくなったら(大阪に)帰ってくるのもええねんで。」と優しい言葉をかけてくれたそうで、その言葉でそれまで我慢していた糸が切れたのか…河本さんが思いっきり号泣したこともあったのだとか。

◆からくりTV◆
その状況が変わるきっかけとなったのは、29歳の時に掴み取った『さんまのSUPERからくりTV』の前説の仕事。
次長課長にとって、前説の仕事はこれが初めて。観客もスタッフも誰も次長課長のことを知らない状態でした。そんな中で、相場は10分の前説の仕事ですが、明石家さんまさんは平均して40分ほども出て来なかったとか。必死で場を繋ぐ中で、中川家に教わったミニコント術が活きてきます。3~4ヶ月ほどやり続ける中で、さんまさんが番組のオープニングで次長課長が前説で披露したネタに触れてくれるようになったとか!
ある時、さんまさんに年齢を聞かれて、「もうすぐ30歳になるんです。30歳になっても東京のテレビの仕事1本も無かったら芸人辞めようと思うんです。」と、相方・井上さんに相談も無く、咄嗟に言ってしまったことがあったそう。しばらくして、河本さんが30歳を迎えようとする頃、突然『からくりTV』のゲスト出演のオファーが入ったとか。その真相は今も確かめることはできないものの…このゲスト出演がきっかけで、さらに他の番組からも出演オファーが舞い込むようになったのだとか。

◆とんねるず◆
ここで、川島さんからは”とんねるず・石橋貴明さんに対してフラットに接する吉本芸人は河本さんが初めてなのでは”というお話が。
河本さんによると、とんねるずさんに対しては関西弁を使わないそうで、「おっさん」ではなく「ジジイ」とツッコむようにしているとか。『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』では、予定調和をひっくり返すことが大好きなとんねるずからのムチャぶりに次ぐムチャぶりによって追い詰められた河本さんが「おめぇに食わせるタンメンはねぇ!」という名フレーズを生み出しました。

◆止まらない◆
最後に、河本さんがお笑い芸人として大切にしている”ルール”を伺うと…「自分からは決して止めない、飽きない、諦めない」とお答えに。誰も褒めてくれなくなったときに、自分で自分を褒めないといけないと考えている河本さん。自分自身が自分の一番のファンであり続け、自分からは止まらないように心がけているのだとか。川島さんも「追い詰められてからが河本準一」と話していましたが…これかららも河本さんがどんな笑いを届けてくれるのか、楽しみですね!

♪オンエア・リスト♪

M1. マイ草履 feat. にゃん北朝時代 / レキシ
M2. CROSS ROAD / Mr.Children
M3. 泣けてくる / ウルフルズ
M4. それが大事 / 大事MANブラザーズバンド

次回、2月3日の放送は、滝沢カレンさんが登場!
昨年11月に登場したランジャタイ国崎さんが「天才だと思う人」として挙げてくれたカレンさんの”そもそも”を紐解いていきます。お楽しみに!

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22 Jan 2024

【#14】ゲストは松本薫さん!【2024.1.13 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

1月13日放送のゲストは、元柔道家で、ロンドン五輪金メダリスト、リオ五輪銅メダリストの松本薫さんでした!

◆意外な一面◆
今回、川島さんからのリクエストで、松本さんを番組にお迎えすることができました。川島さんいわく、番組で共演した際にあまりにもエピソードの一つ一つが面白すぎて、ぜひ一対一で話してみたいと思ったとのこと。
松本さん、冒頭からラジオの「FM」というワードに引っかかって、なかなか話が進まず…そんな天然な一面も持つ松本さんの、知られざるお話をたっぷりと深掘りしていきます!

◆柔道を始めたきっかけ◆
子どもの頃から活発で好奇心旺盛な性格だったという松本さん。5人兄妹の4番目の子として生まれ、お兄さん、お姉さんが先に柔道をやっていたこともあり、自然と松本さんも柔道に取り組むこととなりました。
ただ、中学生の頃までは「あまり勝ちたくなかった」と言います。勝ち上がると注目されて、先生にも見られて怒られるリスクが高まることを恐れ、ある程度勝ち進んだ2~3回戦くらいでわざと負けることをモットーにしていたとか。
ただ、中学3年の時の全国大会でうっかり(!?)優勝してしまった松本さん。東京の企業から育成選手のオファーが届き、”とにかくこの厳しい道場を抜け出したい!”という一心で地元・石川県から上京します。

◆挫折◆
東京での生活は”自由”だったと話す松本さん。うどんチェーン店や自販機のコーラ、ドーナツなど…キラキラしたものに夢中になり、自由になりすぎてしまい、練習にも身が入らず…1年ほどでチームを追い出されてしまいます。こうして地元・石川県に戻ってきて、周りの人々にさぞかし怒られるだろう…と思ったところ、誰も怒らずにただただ迎え入れたのだとか。このとき、初めて”本当にヤバいな…”と思ったと言います。「自分から柔道を抜いたら何が残るかな…と考えた時に、何も残んなかったら良かったんですけど、後悔だけが残った。」と話す松本さん。こうして、松本さんは高2の夏、ようやく柔道に本腰を入れ始めました。

◆野獣スタイル◆
すぐにめきめきと頭角を現した松本さん、なんと高3で国際柔道大会で優勝!2010年には世界ランキング1位に輝きます。本気でh柔道に没頭して極め続けたところ、気づいた1位になっていたと言う松本さん。このときには松本さんの代名詞ともいえる”野獣”になっていたとか。「体格が細くて、天才じゃなかったので、野獣になりました」と話す松本さんですが、この”野獣スタイル”が生まれた裏には、松本さんがリスペクトしている人物の存在があったと言います。その人物こそ、『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空!「おめえ強ぇな!ワクワクすっぞ!」というセリフが松本さんの心に響いたそうで…この名言にヒントを得て生まれたのが”野獣スタイル”だとお話しいただきました!

◆目を離さない◆
ここで、川島さんが特にお気に入りだと言うエピソードもたっぷりと!
日常生活でも「相手から目を離さない」ということを実践していると言う松本さん。その最大の敵は、飛行機の座席に置いてある雑誌の表紙や、街中のポスターだとか。その中で、唯一松本さんが困ったと言うのが待ち合わせスポットの定番・渋谷のハチ公像。松本さんいわく「ハチ公の眼差しが切ない」そうで、ハチ公には悲喜こもごも、様々な念がこもっているのだそう。それでも”目を離したら負け”というルールのため、ハチ公を睨みながらお友達と待ち合わせていたのだとか…。

◆風が吹いている◆
ここで、ある程度柔道のテクニックを身につけてからは、「全部空と風に聞いていました。」と話し始めた松本さん。
例えば、”今日の試合どうしようっか…?”と風に問いかけると、戦い方が頭の中に浮かんでくるそう。また、松本さんいわく「試合に勝つ人には風が吹き、渦が巻く」とか。自分自身が台風の目になっているような感覚らしいのですが…他のアスリートの方にもなかなか共感してもらえないそう。
金メダルを獲ったロンドン五輪のときは、前日まで風が吹いていなかったものの、”試合に勝つ”というマインドから”1つでも多く試合を楽しみたい”という気持ちに変わったことをきっかけに、風が吹いたのだそう。ただ、決勝直前になって”あと1つ勝ったら金メダルか…””今回の賞金いくらだっけな…”という考えが頭に浮かんでしまったところ、風が弱まったのだそう。急いでそういった考えを取り除き…初心に戻って戦い、松本さんは見事金メダルを獲得しました!

◆スーパーゾーン◆
ここで、川島さんからは、いわゆる”ゾーン”状態に入ったことはあるのか?という質問が。すると、松本さんからは「ゾーンとスーパーゾーンがある」という衝撃のお答えが!
松本さんによると、スーパーゾーンに入ると風がピタッと止まるそう。全てがスローモーションに見えて、相手の考えることが手に取るようにわかるのだと言います。これには、川島さんも「サイヤ人とスーパーサイヤ人みたいな…」と驚いていました。

◆妖精◆
ここで、「松本さんは妖精が見える!?」という話題に!
松本さんいわく、目の前を妖精が通っていったことがあるそう。大学生の頃、練習中にお茶を飲みに行こうとしたところ、麦茶の10リットルほどの大きなボトルのふたがパカッと少し開き、そこから小さい緑の人がキョロキョロと周りを見回し、誰もいないと思ったのか、玄関の方へと向かい、そこからフワッと飛んでいったのだとか…。ちなみに、この不思議な出来事をすぐに周りのお友達に話したところ、「それはね、麦茶の妖精だよ!」と相手にしてもらえなかったそうです。

◆ダシーズファクトリー◆
松本さんは現在、アイスクリーム屋さん「ダシーズファクトリー」で商品開発から製造まで携わっています。
実は、アイスクリーム屋さんは松本さんが生まれてから初めて憧れていた夢。アスリートは減量すると体が火照ってしまうこともあり、無意識にアイスをよく食べてしまうそうで、アスリートの健康も考えたアイスクリームを開発しようと思ったのだとか!今後はこの「ダシーズファクトリー」を全国展開、ゆくゆくはアイスでも世界に行きたい!と目標をお話しいただきました!

♪オンエア・リスト♪

M1. Dream Fighter / Perfume
M2. あなたに / MONGOL800
M3. 摩訶不思議アドベンチャー! / 高橋洋樹
M4. 風が吹いている / いきものがかり
M5. 限界突破×サバイバー / 氷川きよし
M6. 僕達は天使だった / 影山ヒロノブ

「川島明 そもそもの話」公式Xはこちらから!
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