川島明 そもそもの話

TOKYO FM/JFN 37 Stations
Every Saturday 17:00-17:55
FM愛媛 Every Saturday 18:00-18:55
エフエム青森 Every Saturday 19:00-19:55

そもそも、なんでこの世界に?
そもそも、有名になったきっかけは?そもそも、あの作品を手がけた理由は?
芸人、俳優、ミュージシャン、漫画家、映画監督、スポーツ選手、料理人……
誰でも知ってるあの人の、意外と知らない“そもそもの話”。
平日の喧騒を逃れた土曜日。
バリトンボイスの聞き巧者 麒麟・川島明がおくるインタビュー番組。
様々な質問や相談に川島明が答えていきます。

番組では、リスナーからのメッセージも募集中!

Message

On Air Report

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26 Nov 2023

【#7】ゲストは鈴木おさむさん!【2023.11.18 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

11月18日放送のゲストは、放送作家の鈴木おさむさん!
先日、放送作家業・脚本業からの引退を発表された鈴木さんの”そもそもの話”をたっぷりと伺いました。

◆川島さんとの関係◆
川島さんと1対1で話すのは初めてだという鈴木さん。ただ、この番組の前身番組「土曜日のエウレカ」をよく聴いてくださっていたそう!この番組の前の時間帯に放送している「スナック ラジオ」とセットで聴くのが好きなのだとか。「土曜日のエウレカ」の頃から”いつか出たい!”と思っていた鈴木さんの”そもそもの話”をここからたっぷりと伺います。

◆学生時代◆
鈴木さんが放送作家を目指すきっかけになったのは、まだ深夜2時に放送されていた頃のフジテレビの番組『夢で逢えたら』。この番組の”作家感”に憧れを抱き、”何かを作ること”をやりたいと思うようになったとか。中学生の頃には生徒会長を務めていた鈴木さんは、生徒会の活動の一環で、鈴木さんがマッチ売りの少女に扮するお芝居を上演したそうで、この頃からそういった創作活動に対して意欲的だったようです。

◆新人時代◆
その後、放送作家となった鈴木さんが最初に担当した番組のうちの一つが『槇原敬之のオールナイトニッポン』。この番組で、鈴木さんの人生における大きな出来事が起こったそう。
それは、鈴木さんより少し先に入った先輩の放送作家が、当時世間を騒がせていた「明治大学替え玉事件」の犯人だったということ。番組のディレクターから「鈴木くん、君には何があるの?」と聞かれて、「大学通ってます…」と答えたところ、ディレクターは「そうなんだ、コイツは替え玉事件の犯人なんだぞ。すげえだろう!」と衝撃の言葉が!これを聞いた鈴木さんは、”普通ならマイナスになるようなことでも、この世界ではプラスになることがある”と感じ、”付加価値”という考え方を大切にされるようになったとか。

◆SMAP◆
番組の事前アンケートで鈴木さんが”20代で影響を受けた人物”として挙げていたのが、SMAP!
ある時、先輩作家から「やりたいことは口にしていかないと、仕事取られちゃうぞ。」と言われたという鈴木さん。それ以来、それを実行するようになった結果、AMラジオ局で「FMの番組をやりたい」とずーっと言い続けていたとか…。すると、AM・FM両方とも担当しているディレクターと出会い、その繋がりで紹介された仕事が、木村拓哉さんのレギュラーラジオの仕事でした。初対面の際、鈴木さんは「(当時、SMAPが出演していた)『夢がMORI MORI』嫌いなんですよね。」と言い放ったそうですが…木村さんは「俺も。」と言って右手を差し出してくれたとか。
こうして、『SMAP×SMAP』などSMAPにまつわるお仕事を数々手掛けることになった鈴木さんですが、「SMAPの番組を作る際には、”奇跡のよすが”を残しておく」と言います。他の出演者では成立しないと思われるような構成でも、SMAPであれば「何回かに1回奇跡が成立する」のだそう。
また、鈴木さんが思い出深い”SMAPが起こした奇跡”は、2014年の『FNS27時間テレビ』でのこと。SMAPメンバーがメインの出演者として放送されたこの年の『27時間テレビ』では、屋外からの生放送が予定されていたのですが、前日に悪天候の予報が…。急遽屋内から生放送に切り替えようと準備する中、放送30分前に奇跡的に雨が止み、当初の予定通り屋外からの生放送が実現できたのだとか!
2016年、そんな盟友・SMAPが解散。5時間スペシャルとして放送された最終回は、主に過去のVTRで構成され、新撮映像はSMAPの5人による「世界に一つだけの花」歌唱VTR程度でした。ただ、番組の合間には西山喜久恵アナウンサーによる生放送パートが挟まれました。実は、これは鈴木さんのアイデアだったそう。”最後に奇跡起きないかな…誰か来ないかな…”と、鈴木さんは最後まで”SMAPの奇跡”を信じていたのでした。

◆リスナーのメッセージ◆
ここで、番組をお聴きのリスナーの方からのメッセージをご紹介!
ラジオネーム:穴なしからしレンコン さんからは「20代のうちにやっておいた方が良いこと」について質問が届きました。これに対して、鈴木さんからは「ルーティンを壊す」という回答が。いつも一緒に飲んでいたカリカの林さんが芸人を引退された際、夜が急に空いてしまった鈴木さん。帰り道沿いにあって、ずっと気になっていたバーに入ってみたところ、そこで着物デザイナーの柴藤尚世さんという方と出会い、のちに様々な繋がりを生むことになったとか!

このような感じで、アナタの質問にゲストが答えてくれたり、
アナタのメールをもとにトークを繰り広げるかも!?
番組宛のメッセージは、メッセージフォームより受付中です!

◆放送作家・脚本業からの引退◆
そして最後に、先日発表された”放送作家引退”についてお話を。
20代の頃、鈴木さんが自動車免許を取得しようとしていた際、先輩作家の永井準さんに「普通の人ができることは今やってるんじゃねえよ!」と言われたことがずっと印象に残っていたそう。
そんな中、SMAPが解散してから、鈴木さんにも変化があったとか。SMAPと仕事をすることで、SMAPとともにステップアップしてきた鈴木さん。”この馬車から振り落とされたくない!”という気持ちで必死に仕事をしてきたそうですが…SMAPが解散したことで空虚な気持ちが心のどこかにずっとあったと言います。そんな自分を俯瞰して見た時に、付加価値があるような生き方をできているように思えなかったとか。50代に入ったこともあり、”自分が何かやって、その背中で新しい道を見せられないかな”という思いとともに、放送作家を引退されることを決断されたのだとお話しいただきました。
ちなみに、奥様の大島美幸さんにこの想いを最初に伝えた際には、「おせーよ!」と言われたそう。鈴木さん自身「放送作家は天職」だと言い、そう言える程にやり切ることができたために引退できるとも。ひとまずは来年の3月まで、放送作家としての活動をやり切る鈴木さんですが…引退後にどんなことをされるのかも、楽しみですね!

♪オンエア・リスト♪
M1 世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン) / SMAP

M2 紅 / X JAPAN
M3 BEST FRIEND / SMAP
M4 俺たちに明日はある / SMAP
M5 夜空ノムコウ / SMAP

次回11/25の「川島明 そもそもの話」は、ゲストにタカアンドトシトシさんが登場!
放送をお楽しみに!

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17 Nov 2023

【#6】ゲストは小手伸也さん!【2023.11.11 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組『川島明 そもそもの話』!

11月11日放送のゲストは、俳優の小手伸也さん!
川島さんいわく、”おもちみたいな人”!?な小手さんの”そもそもの話”をたっぷりと伺いました。

◆なつぞら◆
小手さんと川島さんは、2019年放送の朝ドラ『なつぞら』で共演!
川島さんいわく、ドラマの撮影中、小手さんの周りに自然と人が集まっていたそうで、小手さんは神話が好き、川島さんは神社が好き…といった共通点もあり、撮影の合間には小手さん、川島さん、さらに井浦新さんの3人でひたすら日本神話についてしゃべっていたのだとか。

◆学生演劇◆
そもそも、小手さんが演劇に興味を持ち始めたのは高校生の頃。
当時、高校の様々な部活に助っ人として参加していた小手さんに、演劇部から依頼が。こうして”演劇”というものに触れてみたところ、今までに経験したどのジャンルにも当てはまらない快感を覚えたと言います。その後、演劇部を通じて、大学の演劇サークルから公演に招待され、その中のチラシにあった「カムカムミニキーナ」という劇団の公演を観に行ったところ…「学生演劇の熱量に度肝を抜かれた」と話すほどの衝撃だったとか。
こうして、「カムカムミニキーナ」のメンバーが在籍していた早稲田大学演劇倶楽部を目指し、2年かかってようやく早稲田大学に入学!ただ、小手さんは入学してから気づいたそうなのですが、早稲田大学演劇倶楽部はインカレサークルで、早稲田大学の学生でなくても入ることができたのだとか…。でも、小手さんは公演後の感想アンケートなどをびっしりと文字で埋め尽くす程しっかりと回答していたこともあり、「カムカムミニキーナ」のメンバーの八嶋智人さんには覚えてもらっていたのだとか!
当時の早稲田の演劇界では、学生時代の堺雅人さんが”小劇場界のプリンス”と呼ばれるほどの人気を集めていたとか。小手さんも当時から「プリンスの芝居は目を引くよね」と話していたそうで、当時からすでに、そのようなオーラをまとっていたと言います。
一方、小手さんはプリンスと言うよりはクラッシャーのような存在だったそう。当時は、今では考えられないほどに前へ前へと出ていくタイプで、「爆発力には定評があったんでしょうね」と当時を振り返っていました。

◆遅咲きブレイク◆
大学卒業後、劇団を旗揚げし、長い下積み時代を経てブレイクした小手さん。その大きな転機となった作品は、堺雅人さんが主演、三谷幸喜さんが脚本を務めた2016年の大河ドラマ『真田丸』でした。もともと、テレビドラマは苦手だったと言いますが、『真田丸』の撮影を通じてテレビドラマのメソッドを少しずつ身につけることができたのだとか。
『真田丸』の放送後、三谷幸喜さんからのオファーを受け、三谷さんの新作舞台に出演することに!こちらの舞台は、大泉洋さん、天海祐希さん、小池栄子さんなどそうそうたる面々との共演だったこともあり、”ここでダメだったら、ここまでの人間だ…”と、引退を覚悟して、背水の陣で臨んだと言います。
すると、この舞台がきっかけで小手さんの評判が高まり、それが2018年に月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』の出演に繋がりました。目の前の観客を相手に演じる舞台演劇に対して、テレビドラマの撮影では同じシーンを何度も撮ったり、再現性を追求したり…と、舞台とテレビの違いに戸惑うこともあったそうですが、次第に共通する部分も見出すことができ、『コンフィデンスマンJP』では、舞台で培った集大成をぶつけるつもりで撮影に臨んだとお話しいただきました。

◆脱力タイムズ◆
2019年、フジテレビ『全力!脱力タイムズ』で”アンタッチャブル復活ドッキリ”の仕掛人に!ただ、このドッキリは仕掛人の小手さんにも知らされていないことがあったそう。
番組MCのくりぃむしちゅー・有田哲平さんに頼まれて、アンタッチャブルの「ファストフード店」のネタを完コピできるようにして収録に臨んだ小手さん。”ザキヤマ”こと山崎弘也さんの代役を演じきって、スタジオの裏に戻りました。この後、小手さんの台本ではコウメ太夫さんがスタジオに登場することになっているはずなのですが…実際に出てきたのはザキヤマさん!実は、番組関係者でもこのことは数人しか知らなかったらしく、”仕掛人でもあり、ダマされた側でもある”という不思議な状況を味わった小手さんでした。

◆小手さんからのお知らせ◆
小手さんもご出演の映画『ガールズドライブ』が現在公開中!
詳しくは、公式サイトをチェック!

◆小手さんのこれから◆
最後に、小手さんの今後についてお話を。
「1個1個のお仕事に全力で応えてきたので、これからもこの繰り返しを絶やさないようにしたい」と話しつつ、その一方で「これからも少しずつ無理をしていきたい」と話す小手さん。”失敗しても…頑張るしかない!”とちょっとずつ背伸びした先にこれまでとは違う風景が見えるのだと言います。基本、仕事は断らない”クラッシュ小手”のままで、これからもご活躍が楽しみですね!

♪オンエア・リスト♪

M1 優しいあの子 / スピッツ
M2 ノーダウト / Official髭男dism
M3 自由へ道連れ / 椎名林檎
M4 鳥獣戯画 feat. 五十嵐 / fox capture plan
M5 泪橋 / T字路s
M6 Friday Night / Arabesque
M7 絶賛公開中 / フラワーカンパニーズ

次回11/18の「川島明 そもそもの話」は、ゲストに放送作家 鈴木おさむさんが登場!
放送をお楽しみに!

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09 Nov 2023

【#5】ゲストはランジャタイ 国崎和也さん!【2023.11.4 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組「川島明 そもそもの話」!

11月4日放送のゲストは、ランジャタイ国崎和也さん!
川島さんいわく、共演する人の中で今一番ワクワクする”ワンダーボーイ”だという国崎さんのルーツを探っていきました。

◆川島さんとの関係◆
国崎さんについて、周りの芸人さんからも色々な話を聞くと言う川島さん。その中でも、モグライダー芝さんと合コンをした際のエピソードが印象的だとか。
それは、”芸人回転寿司”と呼ばれていた、芸人とばかり飲み会をする女性たちによるランキングにまつわるお話。そのランキングの第1位はオズワルド伊藤さんで、”伊藤さんとまた飲みたい!”と号泣する人もいたほどだとか。一方、最下位は国崎さんと芝さん!理由は、2人でずっとエピソードトークを試して、2人しか笑っていない空間になってしまったからだとか…。

◆ガキの使いやあらへんで!!◆
最近では、日本テレビ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の人気企画『七変化』に出演された国崎さん。
数々の人気芸人が震えるほど緊張してきたこの企画ですが、国崎さんは「1か月前から楽しみにしていた」と話します。打ち合わせの段階から、予算を度外視してとにかく国崎さんのやりたいことをスタッフが叶えてくれたと言い、国崎さんの七変化のロケに、1000万円ほどのお金がかかっていたとか!
打ち合わせでは、スタッフからもネタの提案があったそうですが、国崎さんは”ダウンタウンさんが自分のネタを7個も時間を割いて見てくれる機会はそうそうない!”ということで、全て自ら考えたネタを披露したのだそう。そんな熱意がこもった国崎さんの『七変化』は、川島さんも「落ち込んだとき観ている」「今年観たテレビの中でトップ3に入るくらい好き」と話すほどの評判となりました!

◆学校へ行こう!◆
富山県出身の国崎さん。高校卒業後、就職しようと考えていましたが、就職試験にことごとく落ちてしまい、お笑い芸人を志します。
そんな国崎さんが本当に影響を受けたお笑いは…V6が出演していたTBS『学校へ行こう!』だとか!『未成年の主張』のコーナーにて、カーペンターズの『イエスタデイ・ワンス・モア』が流れてV6のみなさんが学生と抱き合うシーンで、映像が異常にスローモーションになる演出がたまらないほど大好きだったと言います。部活があって放送を観られないときは、お母さまに頼んでスローモーションのシーンだけ録画してもらっていたほどだとか!

◆コンビ結成◆
こうしてNSC大阪校に入った国崎さんは、鳥取からやってきた伊藤幸司さんと出会い、コンビを結成!
国崎さんによると、当時の伊藤さんはとても尖っているキャラクターだったと言います。ある時、授業中にいきなり立ち上がり、「ここは仲良しこよしクラブじゃねえんだー!」と叫んだそう。伊藤さんはそのまま教室から連れ出されて、しばらくしてNSCを辞めてしまいます。
一方、国崎さんはラッキィ池田さんのダンスの授業しか出席していなかったそうですが、ある時、台風の日に国崎さん含め数人だけでダンスの授業を受けている中で、「…やめよう!!」と決意したのだとか。

◆芸人墓場へ◆
こうして、NSCを辞めた同士の2人で結成したランジャタイは、SMAという事務所に所属することに。
バイきんぐやハリウッドザコシショウさんなどが所属し、今でこそ名門の事務所ですが、当時はランジャタイの2人のように他の事務所で上手くいかなかった、もう後がない芸人が集まる”芸人墓場”のような環境だったとか。
当時のランジャタイは、小学生姉妹コンビにナゼかライバル視されていたそう。ムキになったランジャタイの2人は、ライブで対決したそうですが、その結果、観客の投票により18-2で負けてしまったのだそう…。
その後、オフィス北野を経て、現在のグレープカンパニーに所属したランジャタイ。2人を取り巻く環境は、2021年の『M-1グランプリ』でファイナリストになったことを機に大きく変わっていきました。
そもそもの話 20231104
ゲスト:ランジャタイ 国崎和也さんと川島さんの2ショット!
◆天才・滝沢カレンさん◆
今回、番組のアンケートで「国崎さんが天才だと思う人」を伺ったところ、「滝沢カレンさん」とご回答!
これには川島さんも共感されており、四字熟語キャラや料理が得意なキャラ、ダンスをするキャラなど、様々なことにチャレンジするものの、すぐに他のことへと乗り換えてしまう独特な雰囲気に2人とも惹かれているご様子でした。

◆漫☆画太郎先生◆
また、「国崎さんの人生に影響を与えた人」を伺うと…「漫☆画太郎先生」とお答えに!
小学生の頃、勉強嫌いだった国崎さんのために学習漫画を買いにお母さんが本屋に連れて行ったことがあるそう。ただ、”これは勉強につながる何かになるな…イヤだ…”と勘づいていた国崎さん。表紙に「道徳漫画」と大きく書かれていた漫☆画太郎先生の作品『道徳戦士超獣ギーガー』をたまたま見つけ、お母さまに「これが欲しい!」と言ったそう。お母さまも”道徳漫画だから…これ買いましょう”となり、買ってもらったのだそう。こうして手に入れた『道徳戦士超獣ギーガー』をはじめとしたギャグ漫画には、大きく影響を受けたとお話しされていました。

◆オール巨人師匠◆
オール巨人師匠のパネルを使ったネタや、その周りをオール阪神師匠のドローンが飛んでいるネタでもおなじみの国崎さん。
様々な師匠がいる中で、どうしてオール阪神・巨人師匠に白羽の矢が立ったのか尋ねると…「パネルにして袖からニョっと出したときに、一番面白かったのが巨人師匠だった」という理由だそう。元々は国崎さんがピン芸をやっていた時に、たまたま巨人師匠のパネルを使ったネタが生み出されたのだそう。ネタに使う許可を得るため、巨人師匠にお手紙を出したところ、マネージャーを通じて「好きにやってね」と許可してもらい、いつしかライブに呼んでもらうほどの関係までに!「お笑いってすごいですよね。」と話す国崎さんでした。

◆国崎さんのこれから◆
最後に、国崎さんの今後についてお話を伺おうとしたのですが…「タイガーマスクみたいなことがやりたくて…タイガーマスクの格好をするんですけど、顔のところをくりぬいて、正体は分かるようにして、子供たちにランドセルを渡すんですけど、一向に話さない。」「ソニンみたいな、『カレーライスの女』みたいなCD出したいですね。僕は『チキンライス』…あっ、浜ちゃん出してる。」などと国崎さんワールドが止まらなくなり、川島さんも「こんな質問した私が間違いでした。」とまさかの根負け。その後も、川島さんが番組を締めようとする中で、「どうですか最近、川島さん?」と急に仕切り始めたり…と暴走する国崎さんに対して、川島さんも三四郎・小宮さんばりに「終わりでーす!」と宣言してなんとか終わっていった、そんな今週でした!

♪オンエア・リスト♪

M1 オンリーワンダー / フレデリック
M2 ロックンロールは鳴り止まないっ / 神聖かまってちゃん
M3 イエスタデイ・ワンス・モア / カーペンターズ
M4 革命 / andymori
M5 夢浪漫 / オール巨人
M6 ビューティフル / 毛皮のマリーズ

次回11/11の「川島明 そもそもの話」は、ゲストに俳優 小手伸也さんが登場!

放送をお楽しみに!


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03 Nov 2023

【#4】ゲストはサンボマスターの山口隆さん、近藤洋一さん、木内泰史さん!【2023.10.28 OA】

「なぜこの世界に?」「有名になったきっかけは?」などなど…誰でも知ってるあの人の意外と知らない“そもそもの話”を、麒麟・川島明が紐解いていくラジオ番組「川島明 そもそもの話」!

10月28日の放送では、サンボマスター山口隆さん、近藤洋一さん、木内泰史さんが3人揃って登場!
川島さんがMCを務めるTBS『ラヴィット!』のテーマソング「ヒューマニティ!」でもおなじみのロックバンドのルーツを深掘りしていきました。

◆ラヴィット!◆
川島さんにとってサンボマスターは、MCを務めるTBS『ラヴィット!』のテーマソング「ヒューマニティ!」でお世話になっているバンド。8月には番組発のイベント「ラヴィット!ロック2023」にも出演し、熱いパフォーマンスが披露されました。川島さんが1万人の観客の前で自身の想いをスピーチした後、サンボマスターが登場してライブパフォーマンスを披露するという段取りだったのですが、出番直前に披露された川島さんのスピーチに感動するあまり、山口さんはとても緊張されていたそう。ただ、それをよそに、木内さんは様々なタレントの方と楽しそうにお話しされていたとか。
また、『ラヴィット!』からテーマソングのオファーを受けた時は、嬉しかったと話す山口さん。ただ、近藤さんいわく、”とにかく明るい番組を!”という番組コンセプトを聞いて、”何で僕らなんだ…!?”と当初は驚いたそう。ですが、今や日本の朝を明るくするテーマソングとして、「ヒューマニティ!」はすっかり定着しています。

◆結成前◆
サンボマスターの3人が出会ったのは、大学の音楽サークルでのこと。山口さんいわく、近藤さんは大学時代から突出した人間力を持っており、”はみ出し者たちのカリスマ”のような存在。パチンコでお金を稼ぎ、もはやパチプロと言えるのでは!?…というほどだったとか。
そんな近藤さんは、サンボマスターではベーシストとして活動しているものの、軽音サークルの頃はギターを弾いており、サンボマスターを結成するまでベースを弾いたことが無かったとか。近藤さんがサンボマスターに加入する際も近藤さんはベースを持っていなかったそう。それでも、山口さんが「練習に10万円のベースを持ってきてくれ」と誘ったところ、近藤さんはスタジオに10万円のベースを持って現れたのだとか!こうして、現在の3人でのサンボマスターの活動が始まりました。

◆デビュー後◆
2003年にデビューしたサンボマスターは、その年のフジロックのルーキーステージに出演!そのきっかけは、知り合いのバンドの代わりに急遽ライブに出演したところ、そのライブをたまたま観ていたフジロックの関係者の目に留まったのだそう。「ルーキーステージにエントリーしたい」とオファーされて、3人も何のことかわからないまま”どうせ決まらないだろうし…”と軽い気持ちで承諾したそうですが、しばらくして出演が決まったのだそう。このルーキーステージでのパフォーマンスが様々な音楽関係者の目に留まり、次第に注目を浴びるようになります。
その後、2005年にはドラマ『電車男』の主題歌「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」が大ヒット!サンボマスターの存在が一気に世に知れ渡りましたが、一方で複雑な心境も抱いていたと言います。曲は大ヒットしたことはもちろん嬉しい一方で、曲が一人歩きしてしまい、”自分たちの考えていることのほんの数%しか世の中に伝わらないんだな…”というジレンマも感じていたのだとか。山口さんが近藤さん、木内さんにこの思いを吐露したところ、2人も同じように感じていたそうで、山口さんにとって、この思いを分かち合えたことがとても大きな出来事だったとお話しいただきました。

◆デビュー20周年◆
今年、ついにデビュー20周年を迎えたサンボマスター!ここで、山口さんからは「近藤くんと木内くんじゃないとダメだったな」という言葉が。山口さん自身では”世間と折り合いを上手くつけることができずにこの歳まで来てしまった”と感じているそうで、近藤さんと木内さんが山口さんの通訳のような役割を果たしているのだそう。山口さんの作曲は楽譜に書くのではなく、弾いて伝えるスタイル。”メソポタミア以前”のようなやり方だともおっしゃっていましたが、以心伝心で楽曲制作をされているのだそう。

現在、デビュー20周年特別企画「全員優勝計画」を実施中!
11月15日(水)にはアルバム「ラブ&ピース!マスターピース!」をリリースされ、
11月19日(日)には横浜アリーナで「全員優勝フェスティバル ~ゴールデンLIVE’it!~」も開催!

詳しくは、「全員優勝計画」特設ページをご覧ください。

◆これからのサンボマスター◆
最後に、サンボマスターの今後についてもお話を。
「この3人でこのまま一生やっていけたら、こんな嬉しいことは無い」と話す山口さん。その一方で、サンボマスターの3人はバンドの将来について不安に思っていることが…。それは、”『ラヴィット!』で「ヒューマニティ!」がいつまでテーマソングとして使ってもらえるのか…?”という心配。これに対して、川島さんからは「『ラヴィット!』が続く限り、(テーマソングは)『ヒューマニティ!』」と明言。3人も安堵しているご様子でした!

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