毎週月曜日から木曜日の夕方17時から19時まで放送しているスカイロケットカンパニーが、
「スカイロケットカンパニー・パルコホットセミナー」として
金曜日21時30分〜21時55分までお届けします!
この番組では毎回、特別講師としてホットなエンターテイナーをお招きし
働く社会人の刺激になるような週末の提案をさせて頂きます!
今週の特別講師は、 きのこ帝国・佐藤千亜妃さんです!
【きのこ帝国】
4人組バンド・きのこ帝国。2012年にアルバム「渦になる」でデビュー。2016年11月、宮沢りえさん主演の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の主題歌として書き下ろした「愛のゆくえ」を発売。去年9月にバンド結成10周年を迎えました。そして、今月12日におよそ2年ぶりとなるニューアルバム『タイム・ラプス』をリリースされます。
■ニューアルバム『タイム・ラプス』
本部長:今回の2年ぶりのニューアルバム『タイム・ラプス』、「時間の経過」と訳せるということですけど、2年経ったことがこのタイトルに含まれていますか?
佐藤:バンド人生というか、いま結成10周年イヤーなんですけど…自分の半生みたいな感じですね。
本部長:10年前は東京にいましたか?
佐藤:東京にいましたね。
本部長:10年経って東京にいるじゃないですか? 10年経ったのに同じ場所にいるんだけど、めっちゃ遠くに来た感じないですか?
佐藤:そうですね、ずいぶん遠くまで来たなという…そう考えると同じ場所にいるんですよね。
本部長:人の歩んできた道とか思いは、場所とか関係ないんだなと思うときあるんですけど。
この10年はどうでしたか?
佐藤:あっという間でしたね、怒涛でした。ずっとバンド中心の生活でやってきたんですけど、トントン拍子で来たバンドでもなくて。
アマチュアとしてライブハウスでやっていた時代が長かったので。
本部長:はい。
佐藤:そういう日々がいま思えば懐かしいし、大切な頃だったんだなと思って。
未だに礎になっているというか、そういう経験が生きてるなという場面が多いですね。
■青臭い青春
本部長:今回のアルバムが、映画「君の名は。」の影響を受けてる部分があるということですが?
佐藤:影響というか、前作の「愛のゆくえ」を作っている時に、次は青春っぽい作品を作りたいなっていうのはあったんですけど。
たまたま「君の名は。」を劇場に見に行って、えらい感動しまして。
本部長:2016年の夏でしたっけね。
佐藤:すごいキラキラしてて、青春で、キュンと来て、みたいなのが詰まってて。
そこでRADWIMPSさんの「前前前世」とか冒頭でかかって、あそこで疾走感ある青臭い音楽がかかるのが強いなと思って。
本部長:強かったですよね。
佐藤:“すごい!”と思って、ああいう疾走感あって青臭い音楽を、きのこ帝国でも作りたいなというのがそのときに芽生えて。
で、メンバーにも“ぜひ見てください”と布教をして、結果的にみんな劇場に2回くらい見に行って(笑)。
影響を受けたというか、いい作品だと記憶に残っています。
本部長:リード曲になっている「金木犀の夜」は、イメージする人物とかいたんですか?
佐藤:これは情けな目な男子をイメージしているというか、元カノにに未練がある系の社会人2年目くらいの子かな(笑)。
そんなイメージで、ストリーテラー的な感じで歌詞を書いてみました(笑)。
本部長:この曲を聴きながら僕が思ったのは、自分が好きな人を忘れてしまうことが悲しいのか、相手が僕のことを忘れてしまうのが悲しいのか、どっちで悲しんでるんだろうと思って…想像するとするならどっちが悲しいですか?
佐藤:自分が忘れることが悲しいかもしれないですね。言葉にならない気持ちになりますね。
どっち派ですか?
本部長:一緒かも、相手が忘れるっていうのは悲しいことだし。
でも、どこかで“忘れていってください、過ぎたものですから”っていうところも、あるんですよ。
佐藤:男らしいですね。
本部長:その方がいいなっていう気もするから。
でも、そっか、自分が忘れちゃうのか…暗い気持ちになってきた(笑)。
■リリース情報
きのこ帝国のニューアルバム『タイム・ラプス』は、9月12日リリースです。
「きのこ帝国」公式ホームページ
来週のパルコホットセミナーは、女優の恒松祐里さんが来社致します!
お楽しみに!
スカイロケットカンパニーは、来週も17時より会議を行いますので、時間厳守で出席お願い致します!