毎週月曜日から木曜日の夕方17時から19時まで放送しているスカイロケットカンパニーが、
「スカイロケットカンパニー・パルコホットセミナー」として
金曜日21時30分〜21時55分までお届けします!
この番組では毎回、特別講師としてホットなエンターテイナーをお招きし
働く社会人の刺激になるような週末の提案をさせて頂きます!
今週の特別講師は、速水健朗さんです!
【速水健朗】
1973年生まれ。石川県出身。 パソコン雑誌の編集者としてキャリアを積み、28歳でフリーランスに転身。食や政治、都市、ジャニーズなど、幅広く論じる物書きをされています。2016年4月から2019年3月まで、TOKYO FM「速水健朗のクロノス・フライデー」の パーソナリティーを務めていらっしゃいました。
■ラジオとは
浜崎秘書:金曜日、最後の放送となる本日の特別講師は速水健朗さんです!
速水:よろしくお願いします。夜に話をするのはちょっと…いつも僕は朝なので、いつもと勝手が違うと思ってやっています。
本部長:でも速水さんの声って渋いし、夜にも合いますよね。
速水:ラジオ始めてから、例えば自分で運転してる時に声が聞こえてきたりすることがあるわけですよ、未だにダメです(笑)。
自分の声が流れてきた瞬間にJ-Waveにチャンネル変えます、それは嘘だけど(笑)。自分の声を聞くのは未だに耐えられないので。
本部長:待ってください、今のところでわかった! 速水さん、春からJ-Waveやるでしょ?
それでTOKYO FMと揉めての今回の一連のあれじゃないですか? 結果、中西さんが巻き添えを食らってみたいな(笑)。
速水:そんなわけないじゃないですか(笑)。
本部長:この話をラジオでしていいのかどうか分からない、野暮かもしれないですけど、みんなで銀座でご飯食べたじゃないですか?
速水:食べましたね、みんなで鍋会をするっていう。
本部長:それまで、意外と仕事の話をしないで鍋食べて、カラオケ行ってお酒飲んで楽しそうにやっていたんだけど。
急にね、男性だけになった時に中西さんがピリッとしましてね。
速水:はい。
本部長:速水さんのところに行って、「今回は、僕の力不足でこういうことになって、すみませんでした!」って、中西さんの方が年上なんだけど、速水さんにそう言ったんですよ。
そしたら速水さんが、「いえ、夢のような時間を過ごさせていただきました」って、中西さんは女性がいなくなってから言ったんですよね。それがかっこ良かったんですよ。
速水:それは、そのやりとりが?
本部長:そうですね。いろんな思いがあって、この春なんだなと思いましたし。
中西さんと速水さんの関係っていうのは、僕らと中西さんの絡み、僕らと速水さんの絡みっていうのは、ずっとやらせてもらってましたけど、お2人の絡みを見る機会があまりなかったので。
速水:確かに、僕自身も中西さんはいろいろ教えてくれる。自分の月〜金でやってたクロノスを、金曜日僕がやることになって3年間ですよ。最初のタイミングから、どういう心持ちで始まる瞬間にそこにいればいいのかっていうところから教えて頂いた、そういう意味では師匠なんですけど。
じゃあ、2人で何かしらご飯食べに行ったりすることがあるかと言うと、この3年でたぶん2回しかないんですね。
本部長:そうなんですね。
速水:そういう意味では、ああいう風に距離を近くしてくれる人なので、親近感もありますし本当に兄貴とも思っていますけど。そんなに2人の時間はないので、わりと、そういうピリッとした関係でもあるので、いろんなことを教えてくれる一方で、まだ緊張しますし。
その時もそういうのがあったんでしょうね。
本部長:うんうん。
速水:僕はもともとパソコン雑誌の記者ですし、基本物書きですから。レギュラーでラジオをやるようなことって、なかなかそんなチャンスをいただけないので。3年間やって来れただけでも奇跡だと思うんですけど。
3年間やってきて、未だに慣れなかったなというか、未だにラジオの人ではない、ちょっと外の人からと思ってずっと思ってた事って……ラジオがマスメディアなのか、そうじゃないのかっていうのって、すごい難しくて。
結局どちらか分からないままやっていたところがあるんですよ。おそらくマンボウさんとかはね、分かっていただけるところがあると思うんですけど。
本部長:はい。
速水:舞台のお仕事、演出のお仕事って表に出てこないお仕事で。で、お笑いのお仕事って表に出てくるじゃないですか?
で、ラジオってどっちでもないんですよ。マスメディアでもなければ、もうちょっと個人的なところというか、聞いてる人達っていうのはテレビの地上波で聞けるような話が聞きたいわけではない。
けど、聞いてる人たちは、何十万人いたりする人たちに向けてやる。どっちで自分は喋るのかっていうのをずっと考えていたので。
今日はマンボウさんに聞きたい話で、どういう意識でマスメディアなのか、そうじゃないのかっていうのをやってます?
本部長:僕は、よく浜崎さんとかとも話すんですけど。まず何か事件があったりとか、それはタレントでもいいですけど、世の中のことでも何でも、何かあったら一通り他のメディアで喋ってるものとか、書いてあるものとかを見聞きして。
自分しかこれを言えないんであれば言う、他の方が言ってるものはあえて触れない。マスメディアを放棄するというか、選択できるなって思ってて。
速水:散々言われていることを今更言うのであれば、自分がやらなくてもいいだろうと。
本部長:だったら僕は、昨日女の人と酒飲んでフラれた話をしてた方がいいなと思って(笑)。
速水:そこは急にマスメディアじゃない話になるわけですね(笑)。
本部長:はい、好きに選択していっていいというか。
速水:それは3年前に聞きたかったんですよ。そこですよね、いわゆる距離感みたいなことを言うと、両方使い分けるっていう話ですよね。
そこにずっと物書きとして、僕はリアルタイムでね、例えば生放送って、今、目の前で起こったことに何か対応しなきゃいけないときに、責任もあるとなると途端に腰が引いたりする。だけど、“ここは自分しか言えない”んだったら、ここはラジオなんだから言おうみたいな。
言語化されないなりにも取捨選択しながらラジオやってきて、結局答えが出ないっていうのも出す必要はないんだって、今、マンボウさんに教わって。
“そっか、使い分けられるのがラジオだ”って、やっと気付いた気がする。
■ゲスト情報
詳しくは、「速水健朗 - @gotanda6」公式ツイッターをチェックして下さい。
パルコホットセミナーは、本日をもって最終回となります! 2年間ありがとうございました!
スカイロケットカンパニーは、来週も17時より会議を行いますので、時間厳守で出席お願い致します!