毎週月曜日から木曜日の夕方17時から19時まで放送しているスカイロケットカンパニーが、
「スカイロケットカンパニー・パルコホットセミナー」として
金曜日21時30分〜21時55分までお届けします!
この番組では毎回、特別講師としてホットなエンターテイナーをお招きし
働く社会人の刺激になるような週末の提案をさせて頂きます!
今週の特別講師は、BIGMAMAの金井政人さんです!
【BIGMAMA】
ロックサウンドにヴァイオリンを取り入れる 5人組バンド・BIGMAMA。結成は2002年、八王子。2007年から現在のメンバーで活動をスタートし、 今年は10周年となるアニバーサリーイヤー。3月にアルバムをリリースし、5月より全国ツアーを開始。先日9日(日)にツアーが終わったばかりですが、 来週19日(水曜日)に早くもニューシングルをリリースします。
■心揺さぶられて
金井:今年の3月にアルバムを出したんですね、そのアルバムは自分の中で二次創作の可能性のあるコンセプトのあるものを作った自覚があって。
楽曲ごとに街を自分の中で描いたり、その中に街の設定を封入したり。
アルバム聴いていただけると腑に落ちるところがあると思うんですけど、そういうものをアルバムの中に残していたんですね。
本部長:なるほど。
金井:今回、住野よるさんという小説家の方が、アルバムの最後の曲「愛はハリネズミのように」という曲によせて、短編を書いて送ってきてくれたんですよ。
「使ってもいいんですか?」と言うと「これはプレゼントなので、ご自由に」と。
本部長:本当にアルバムを聴いて、短編を書いて送ってきてくれたんですか、すごい話!
金井:それに対して自分たちがどうしようかと思ったら、それに対して楽曲を書き下ろして、シングルとして出しましょうかと。
今年のリリーススケジュールを白紙に戻して、5月14日母の日ライブだったんですけど、次の日に曲作りして、次の日にレコーディングしました。
本部長:本当に働きすぎですよ(笑)。
金井:でも、それぐらい心揺さぶられた文章であり、出来事だったので。
■”想像力×想像力”
本部長:いま、きっかけとなった曲を聴きながら文章を読ませていただくという贅沢な……。
金井:CDショップと本屋さん、どっちもつなぐ架け橋になるものを作れたらな、ということで。
僕と住野さんがメールでやり取りさせてもらって、それがこのタイミングで実現したのは嬉しいなと思って。
本部長:はい。
金井:きっかけは何もないところで、僕がインスタで読書感想文みたいなことを書いてたんですよ。そこは、ただ感想文じゃなくて、短歌に対する返歌じゃないけど、ちゃんと詞で返そうと思ったんですよ。
書いている節があって、それをファンの子が繋げてくれたんですね。で、住野さんが音楽好きで、僕らのライブに来てくれたりする中でやり取りがあって。最終的にメールのやり取りをするときに、僕が本屋さんとCDショップをつなぐような、どっちも想像がし放題っていうのがいいなと思っていて。
本部長:そうなんですね。
金井:音楽って、楽曲の台詞とか主人公って、自分の曲じゃないですか?
僕が書いた歌詞でも、誰かの自分の歌詞になるかもしれじゃないですか、それって自由でいいなと思ってて。
小説もそうじゃないですか?映画だと誰かが演じると、その人のものになっちゃうところがあって。
本部長:確かにそうですね。
金井:小説も”主人公が今こう思った”、”これ自分のことかもしれない?”と、思い込むことは簡単じゃないですか。
まだ答えの出てないところで、”想像力×想像力”で掛け合わせるものを作って、それが結果的にCDショップと本屋さんをつなげるものになるんじゃないかなっていうのを……暑苦しいメールを送ったら、それが心に響いてくれたみたいで。何ヶ月かのちに文章を送ってきてくれたんですよ。
本部長:BIGMAMAさんの楽曲を聴いて、インスパイアを受けて、文字が生まれて、そしてその文章を読んで、金井さんが楽曲を作った。
それが「CRYSTAL CLEAR」ですね。
■BIGMAMAのニューシングル「DOPELAND」は7月19日リリースです!
「BIGMAMA Official Website」
来週のゲストは、NulbarichのJQさんが来社致します!
お楽しみに!