あなたにとって日本はどんな国ですか？
人それぞれ感じるものは違うはず。
本日の会議は「日本という国について改めて考える」会議
どんな些細なことでも、あなたの主観でOKです！
日本の好きなところと嫌いなところを教えてください。」

例えば・・・
「好きなのは、駅で順番を守れてマナーがよいところ！
嫌いなのは、真面目過ぎて上司の頭が固いところです！」

「好きなのは、着物の女性が見られること！
嫌いなのは、塩顔男子がモテること！僕は顔が濃いので嫉妬します…」

「好きなのは、四季を感じられること！
嫌いなのは、四季を感じる暇がないくらい会社の休みが少ないことです！」
　
などなど、どんなものでもOK！
皆様、番組掲示板に是非書き込みをお願いします！










本部長「これ、何なんだろうね、リクルートスーツ的なさ。服装じゃないところで見たいのかもね。いろんな人の服装から見極められる人がいたらいいのかもね。
いざ就職活動ってなったら、どっちが楽なんだろうね？ どの会社も私服でいいってなったら。
俺、たぶん…なんとなく、いいジーンズにジャケットとか？（笑）」

浜崎秘書「ちょっと堅くなりすぎない、カジュアルダウンして、でもカチッとして見える（笑）“だったら、スーツでよくない？”って思いますよね」

本部長「難しいね、スーツはスーツで個性ない気がするし、ハンコ！」







本部長「日本の食の安全に関してはすごいですよね。海外だと、まず生卵を食べられないってこと？」

浜崎秘書「そうですよね〜」

本部長「それは、何か菌がいる可能性があるってことなのかな？どうなんだろう？
日本で言ったら僕はやっぱり、ラーメンってすごいなってつくづく思いますね！ あんなに店によって味が違うって異常じゃない？ あんなに多様性があって、味噌ラーメンだけで、日本だけで何千種類ってあるんじゃない？」

浜崎秘書「次から次へと新しい味が出てきますよね」

本部長「つけ麺が入ってきたりとか…具材だってエビをふんだんに使ったり、ラーメンの発展の仕方は群を抜いてやばいよね！」

浜崎秘書「ラーメンは日本のものですか？」

本部長「中国じゃないですかね。割り箸も海外から入ってきたらしいんですよね、でも、先を細くしたのは日本なんですって。
だから日本は、海外から入ってきたものを使いやすいようにしたりとか、そういうところですよね。
でも、ラーメンは！ これ、ラーメン案件やらなきゃダメかもね！
いつかやりましょうかね、ハンコ！」







本部長「おーーしょーーの店内からやめろ！ 飯テロ！（笑）
僕は神保町の三幸園の餃子も美味しいし、王将も、日高屋だって、どこ行っても美味いですよ！」

浜崎秘書「美味しいですよね〜！」

本部長「餃子をご飯に乗っけてさ、醤油がご飯に残るじゃない？タレと肉汁と、いいですよね〜！
あと最近のCMでたまらないのが、ご飯に合うシュウマイ！ 食文化で言ったら、日本すごいよね！
あったかいお蕎麦には七味入れて、冷たいお蕎麦にはわさび入れて、あのへんもデリケートよ！？ ハンコ！」







【プロフィール】
1980年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。専攻は憲法学。首都大学東京都市教養学部で教授を務められております。憲法に関する本を出版する傍ら、『報道ステーション』でコメンテーターを務めるなど、メディアでも積極的に憲法についての発言をされております。様々な社会問題について憲法学の観点からSNSで意見を述べられている木村草太さんが本日のゲストです。





木村「超簡単に言いますと、過去に国家がやってきた失敗のリストでございまして。
過去に国家というのは、戦争と人権侵害と独裁という三つの失敗を繰り返してきまして。
その失敗を繰り返さないようにしようということで、戦争と軍隊のコントロール、人権の保障、独裁を許さないための権力の分立というものを書き込んだルールを作って、それで国を運営していこうと、そういうことで作られているのが憲法というものですね。
なので、憲法を読むと国が過去に国がどんな失敗をやってきたのか分かるんですね」

本部長「なるほど、そこに書かれていることを見れば、国家の失敗が見えてくると」

木村「張り紙のようなものなんですよ。張り紙を見ると、そこで誰が何をしたか分かるじゃないですか」

本部長「軍隊、戦力を持たないと書いてありますもんね」

木村「そこまで戦力を否定するということは、相当な失敗をしたということが読み取れるっていうことなんですよね」



木村「憲法のコツというのは、ひとつひとつの言葉を自分で本当に理解できているかということを自分なりに洗い直すということが大事ですね。憲法って、よく知ってる言葉が出てくるので、ついつい、分かった気になっちゃうんですよ。
例えば『国民の声を聞け！』と言うと、国民って言葉はよく知ってる言葉なので知っているような氣がするんですけど。
じゃあ、今自分が言った『国民』って、“どういう人達のことを言っているんだろう？”って聞かれると“あれ？ なんだっけ？”ってなりますよね。
人権とか政治とか、権力とか、そういう言葉のひとつひとつが、自分で知っているように使っちゃうんだけど実は知らないっていうことがあります。それが憲法という科目の特殊性なんですね。
なので、言葉を使うときに“自分はこの言葉を本当に知ってるかな？”と、知らない言葉はちゃんと定義して進んでいく、あるいは教科書から読み取っていく、そうやっていくと前に進める科目だなと思いますね」

本部長「権力ってよく使うけど、『噛み砕いて説明してみろ』って言われたら、何？
浜崎さんからしたら、『権力』っていうのは、六本木にお寿司連れて行ってくれる人達だよね（笑）」

浜崎「いやいやいや、本当に！いい加減にしてください！（笑）」

本部長「なんとなく使っているけど、それの本当の意味とかって、以外と僕らも見過ごしてて。聞かれたら分からないこと多いかもしれないですよね」

木村「そうなんですよね、これが例えば数学だと、『サイン、コサイン、タンジェント』となったときに、わかっている、わかっていないかのどっちかだと思うんですよね。ところが、数学は定義がしっかりしてるんですけど。
憲法っていうのは日常的にも使うし、専門用語としても使うという言葉が入り乱れる世界なんですね。そこに注意をするというのがコツなんじゃないかと思います」

本部長「ありがとうございます！
完全に大学の先生として喋っていただいていますよね（笑）」










本部長「でもさ、教えないからこそ、さっきのラーメンの話と同じように多様性があるのかもしれないし。
四季もすごいですよね、海の物、山の物、てんぷらとしての物、山菜もありますし。これは本当に、日本列島の奇跡の、自然の現象で生まれたものですよね」

浜崎秘書「うんうん」

本部長「まだ話しても大丈夫ですか？ 日本は山が高いんですって！だから、その養分が海に降りていって海の物が育つんですって！ 日本列島の4つの奇跡！
本当はユーラシア大陸というものが離れてできたっていう……この話やめましょうか？（笑）
ハンコ！」







本部長「大事です！ ずっと日本で生活してて、海外行くと驚きますからね。早めに行っておいたほうがいいと思いますよ、トイレと海外は」

浜崎秘書「はい（笑）」

本部長「ひっくるめると、海外のトイレは経験しておいた方がいい（笑）。
年とったらびっくりすると思う、よそじゃできないと思うよ！ハンコ！」





浜崎秘書「それでは本部長！？」

本部長・浜崎秘書「今日も一日、お疲れ様でしたーーーー！！！！！！」