毎週月曜日から木曜日の夕方17時から19時まで放送しているスカイロケットカンパニーが、
「スカイロケットカンパニー・パルコホットセミナー」として
金曜日21時30分〜21時55分までお届けします!
この番組では毎回、特別講師としてホットなエンターテイナーをお招きし
働く社会人の刺激になるような週末の提案をさせて頂きます!
今週の特別講師は、三味線プレイヤーの上妻宏光さんです!
【上妻宏光】
1973年茨城県出身。6歳より津軽三味線を始め、幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝するなど高い評価を受けてきました。2000年に本格的にソロライブ活動を開始。これまでにアメリカ、ヨーロッパ、アフリカなど、世界30ヵ国以上で公演を行ってきました。そして、昨年11月に三味線とEDMを融合させたオリジナルアルバム『NuTRAD』を リリースされました。
■ニューアルバム『NuTRAD』
本部長:2011年に地震があった時に、僕は吉本なんですけど会社の人と何か出来ることないかなって行ったんですよ。
飛行機で青森まで行って、そこから下る事もできなくて。
上妻:はい。
本部長:青森の様子を見たりしてご飯食べようってなった時に、飲み屋さんに行ったら囲炉裏を囲んで飲むところだったんだですけど。
そこが、三味線を演奏してくれるところで。同じ空間で初めてその距離で聴いたんですけど、本当に素敵ですよね。
上妻:迫力もありますしね、即興で演奏するので躍動感もありますね。
本部長:向こうだと、そういうお店だったり、文化的にあるんですか?
上妻:どうでしょうね。青森は今、民謡酒場と言われる、演奏、歌を聴けるお店も何軒かありますね。
本部長:都内もあるんですか?
上妻:都内はだいぶ少なくなりましたね。
本部長:昔はあったんですか!?
上妻:浅草とか、ものすごいありましたね。昭和50年頃に、民謡ブームと言われるものがあったんですね。
その頃は都内にも何十店舗かありましたね。
本部長:『NuTRAD』聞かせていただいたんですけど、本当にかっこいいですね。
すごいテンション上がります。
上妻:僕もEDMというジャンルとCDを収録するのは初めてだったんですけど。
三味線って、わりと打楽器の要素もあるのでパーカッショナブルなアプローチは相性がいいんだなって感じましたけどね。
本部長:何曲か歌が入っているものもあるじゃないですか? それはそれで、またカッコよくなりますね。
上妻:そうですね。ボーカルで参加していただいたのが、THE BOOMの宮沢さんだったり、朝倉さやさんだったりとか。
歩み寄りというものがお互いできるのであれば、音楽というものは成功するんですね。
どのアーティストの方もそうだと思うんですけど、三味線を面白いと興味を持ってくれるんだったら、質問もあったり、公約数のところで遊ぶのができると音楽っていうのは面白いですね。
本部長:今回のアルバム制作は、かなり楽しめましたか?
上妻:そうですね、新しいトライもあったので楽しめましたね。
そして、上妻宏光さんにスタジオで三味線を演奏していただきました〜♪
本部長:すごい! “この感じだ!”って思い出したんですけど、暴れたくなるんですよ!
上妻:怖いですね(笑)。
本部長:体が動きたくなるというか…体が動かせない代わりに、心の中ですごくいろんな感情がうごめいて。
長く、いろんな迷っていたことが、30〜40分くらいの体の中の暴れで答えが出たんですよ。
上妻:はい。
本部長:なんで、こんなに僕らに響くんですかね?
上妻:津軽三味線っていうのは、ものすごく厳しい状況の中で生まれてきた音楽なんですね。アメリカで言うとブルースだとか、スペインのフラメンコのような音楽なんですね。物悲しい、差別などもありながら頑張っている、その中で嘆きとか喜びを表現しているので、激しい中にもどこか悲しさもあったり、色々な感情があるんですね。
本部長:いろいろ含まれてますよね、それが音ごとに刺激されて。
そういう背景があるんですね。だから、強いですよね。
上妻:そうですね、これは個性としてはかなり強いと思います。
■リリース情報
上妻宏光さんのニューアルバム『NuTRAD』は絶賛発売中です。
「上妻宏光 三味線プレイヤー Hiromitsu Agatsuma Official Website」
来週のパルコホットセミナーは、THE イナズマ戦隊の上中 丈弥さんが来社致します!
お楽しみに!
スカイロケットカンパニーは、来週も17時より会議を行いますので、時間厳守で出席お願い致します!
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三味線プレイヤー・上妻宏光さん