今回の会議は、皆さんの知られざる頑張りを評価する会議。
努力が水の泡になった経験をこの番組に吐き出してください!
例えば・・・
「仕事の資料を徹夜して作っていて仮眠したつもりが熟睡。
大寝坊してしまいました」
「接待用に寿司屋を念入りに調べたのに
取引先の社長がまさかの生モノNGでした」
「好きな女の子のために頑張って筋トレしたのに
『私、マッチョ苦手なの』と言われてしまいました」
などなど、もちろん、思いつく限り何度書き込んでもOKですよ!
就活生・新入社員・主婦の方々も是非書き込みお願いします!!
「スカイロケットカンパニー社員実態調査!」
今日のアンケートは“仕事の内容が全部変更になったことありますか?”
結果は……
“はい”、という方は「56%」!
“いいえ”、という方は「44%」!
「やしろ本部長、美人秘書おつかれさまです。
数年前の話ですが、
プレゼン前日、何時間もかけて作ったデータが
突然のソフトのダウンでなかったことになりました。
画面には、「予期せぬ理由で終了しました」の文字。
データ復活もかなわず、
その日の作業はまさに、水の泡。
長時間保存せずに作業していた
自分が一番悪いですが、相当落ち込みました。
集中力に比例して保存するのを忘れがちです。
今では、技術の発達により自動保存や、
バックアップデータがあるので、
このようなことはなくなりましたが、
このことがトラウマとなり、保存する癖がつきました。
みなさま、お気をつけくださいっ!」
本部長「そうなんですよね!細かく移していかないと!集中すればするほど、最後までいっちゃうから!」
浜崎秘書「そ!保存途中に押さずに!
本部長「なんだろうな、この水の泡が一番多いんじゃない?今日の案件の中では、ハンコ!」
「私が不動産事務で働いていた時です…
契約になったお客様が買われたお家の詳細、注意事項などが書かれた重要事項説明書というものを作成していた私。毎日毎日毎日毎日コツコツコツコツコツコツコツコツと作成していました。
そして!ついに!
全20ページ、文字もビッチリ書かれた重要事項説明書が出来上がり、しっかりとUSBに入れ、社長にお渡ししました。
しかし二日後
社長がまさかのそのUSBを紛失!!!!!
「また作成できる?」とのこと!!!!!
あ、謝らないの?!謝りなさいよ!!失くしたのあんたでしょ?!?!……と思いましたが社長なのでそんなこと言える訳もなく……
またコツコツコツコツと作成し始めた私…
私も私でUSBだけじゃなく、パソコン本体に保存しておけばよかった…死ぬかと思った日でした…」
本部長「これ、やるせないな〜、自分だけでもやるせないじゃん?
自分が作ったものを、自分の持ってるパソコンとか、自分の手違い…手違いだったらあれだけど、予期せぬで消えてしまうことは悔しいけど、なんとなく自分の範囲内じゃない?
社長とか、他人にこれやられるとね、キャバクラ行ったんだよ〜!」
浜崎秘書「キャバクラで失くしたんですか?USB(笑)」
本部長「社長はUSB失くして、栄さんはキャバクラで信用失くしてだよ!本当に!」
浜崎秘書「あ〜〜、夜遊びが〜(笑)」
本部長「ハンコ!」
「皆さんお疲れ様です。
わたしはパティシエをしているのですが、事件が起きたのは厨房がシェフと2人きりのシフトの日。
わたしは朝からせっせとケーキを作り続け、2時間かけて午後から出すケーキを仕上げました。
ばんじゅうという大きな入れ物に出来たケーキを入れ冷蔵庫にしまいます。
ケーキは常温に出しておけないのである程度の数作ったらばんじゅうに入れてしまいます。
そして全て仕上げ終え、冷蔵庫がばんじゅうで、かさばっていたので、一旦だしてなるべく同じばんじゅうにまとめようと冷蔵庫から3段重なったばんじゅうを出そうとした、その時。
ばんじゅうがきちんと重なってなかったみたいで、全てひっくり返りました。
もう、全てです。
朝から準備したケーキ全てゴミ箱行きにしてしまいました。
しかも、シェフの前で。
費やした時間、材料費、全て水の泡。
もう唖然としてしまって動けませんでした。
そしたらシェフがまさかの「大丈夫か?」って言ってくれたのです。
いつものミスだったらめちゃくちゃ怒るのに、たぶん事件が事件なだけに逆に冷静になっているシェフ。
わたしは申し訳なさとシェフの優しさで涙が出そうでした。
その時の事は思い出しただけでも色んな意味で胸が苦しくなる出来事です。」
本部長「マジ、シェフ、ハンパないって!たまに、怒られた方が、まだ良かったなっていうケースあるのよ!
でも、結果的にはその優しさが胸に響いて、より頑張ろうと思うんだけど」
浜崎秘書「ええ」
本部長「普通だったらシェフに『ばんじゅうだけは、ちゃんと揃えろって言ってんだろ!ばんじゅうだけちゃんとしろ!ケーキがちょっと上手にできるようになったから、油断したんだろ!ばんじゅうだけはちゃんとしろ!』っていう、そんな中、なんて言ったって?」
浜崎秘書「『大丈夫か?』って(笑)」
本部長「マジ、ハンパないって!シェフ!普通だったら絶対怒鳴るところだから、そんなことできないて!マジ、ハンパないって!ハンコ!」
【プロフィール】
平成元年生まれ、香川県出身、長野県育ちのシンガーソングライター。2歳のころからクラシックピアノを習い、その後様々な音楽に触れたのちに18歳より鍵盤弾き語りをメインとして活動を開始。独特の視点で綴る歌詞世界と叱咤激励にも似たその歌声は、老若男女問わずじわじわと中毒者を増やし続けています そして6月20日に発売されるセカンドフルアルバム『日々凜々』 に収録されている楽曲「わたしはわたしのためのわたしでありたい」で、今月の「スカレコ〜社員のうた〜」を担当していただいております。
本部長「ご自身の楽曲が流れるということで、この番組で聴いたりはしてただけましたか?」
ヒグチアイ「聴きました、なんか『怖い人っぽい』って言ってました(笑)」
本部長「初回ですね(笑)。リスナーさんから、掲示板では『ヒグチさんは怖い方じゃないです』って」
ヒグチアイ「それ、『怖い人です』って言ってるようなもんですよね(笑)。不安にさせてしまって、大丈夫そうですか?」
本部長「今のところ、まだわかってないです(笑)。その時に、なんで怖いと言ったかというと、アルバムの一曲目に『わたしはわたしのためのわたしでありたい』が入っていて」
ヒグチアイ「はい」
本部長「世の中で“これは言っちゃだめ”とか、統一化されていってる中で、言いずらくなってることから言っていただいて。この曲がアルバムの一曲目に入っている事自体が、胸ぐらつかみにいってる感じあるじゃないですか?」
ヒグチアイ「そういうね、ケンカ的な方のね(笑)」
本部長「ケンカというか、拳を上に上げてるというかね。“私は世の中に対して、おかしいと思ってる事に関してはいきまっせ!”っていう姿勢が見えたので」
ヒグチアイ「人間としても、強気なというか、そういうタイプな感じのところはあるんですけど。
でも、ケンカ売ってるわけではないですけどね、聴いてもらって、1曲目の第一声にみんなどう思うのかな?っていうのはありましたよね」
本部長「この楽曲に関して反響はどうですか?」
ヒグチアイ「そうですね、どっちかっていうと“自分はこういう風になれないと思ったけど、よく聴いてみたら、こういう風になりたかったんだなと思ってた”という、ちょっと後ろ向きだったりする人に届いてる感じはしますね」
本部長「本当に強い人の歌だと思います。ある意味、僕たち人間が、こうありたいなと思ってる部分、だけどなれない。そういことってあるじゃないですか?」
ヒグチアイ「はい、わかります」
本部長「社会人になって大きな壁があって、僕は何年か諦めた時間があってもいいと思うんです」
ヒグチアイ「わかります」
本部長「一回捨てたものを、もう一度とりに行ってもいいと思っていて。だから、諦めた人にも、僕の勝手な意見ですけど、“私もう一回やってみようかな”と思ってもいいですよね」
ヒグチアイ「それは本当にそうですね。ずっと残っているものだったり、自分の心が泥とかに包まれてたとしたら、洗ってて、真ん中にそれが残っているんだったら、ちゃんとすくい上げてみてもいいような…そこに気付いてもらえたらいいような気がするんですよね」
本日は、ヒグチアイさんをゲストにお迎えしました!
セカンドフルアルバム『日々凜々』は、6月20日リリースです!
「みなさんおつかれさまです。
本日の案件、私の努力が水の泡になったのは新商品の発売が中止になったことです。
発売前にたくさん商談を重ねて、得意先からも大きく場所をもらってドカンと展開する予定だったのですが、発売間近になって大人の事情で発売が中止に。
得意先からはクレームの嵐だし、その分の数字を稼ぐために新たに商談をしなくてはいけなかったり踏んだり蹴ったりでした。
現場の大変さ、お偉いさん全然分かってなーい!」
本部長「わかってない!わかってないんですよ!もっと言うと、わかってなくていいのかもしれない!」
浜崎秘書「現場のことは?」
本部長「“現場のことをわかってほしい”って思うことありますよ!」
浜崎秘書「……ん?どうしました?今ちょっと、自分の中で引っかかることがあって止まりました?」
本部長「すごく、余計なことを言いそうになった自分がいたのと、急に苦しくなっちゃって。自分が言おうとしてたことが、希望がないなっていうか…“現場のことなんかわかってくれねーんだ”って言うけど、『わかってくれ』の応酬だと、たとえば、上の人の苦労とか、やり取りとか、僕らわかってないことあるじゃん?
だから、お互い理解することができればいいんだけど、上の人の苦労がわからなければ、下の苦労をわかってとは思えないのかなとかね、いろんなこと考えちゃったんだけど」
浜崎秘書「は〜」
本部長「世の中の仕組みとか色々ある中で、それの答えを出す番組なわけじゃなくて。
<ayulful>さんがうちの大事な社員さんで、その苦労を水の泡にしたっていう上司に対しては、僕は『チキショー!』と、代わりに言ってあげたい!それだけでいいんだってこと!(笑)」
浜崎秘書「どうしました?あれ?(笑)」
本部長「俺、こんなに下手だっけ?(笑)これって、何をする番組だっけ?」
浜崎秘書「リスナー社員さんの声を」
本部長「<ayulful>さんの悔しさを、ともにみんなで共有するだけでいいんだよね!それ以上のことできないし!ハンコ!
あれ?俺、ハンコ押すんだった!それが仕事だった!(笑)」
「本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です!
本日の案件ですが、ひとりで頑張って料理を作っていたレストランを突然解雇されました!
30席くらいの小さなお店でしたが、仕込みから営業中の料理全てを任され、それに応えようとオープンしてから一年間頑張って来ました。時には終わってから朝まで仕込みをしたり、休みの日も仕込みや雑務をしたり。お陰様で徐々にお客様も増えて、美味しい、また来るね、なんて言われてきた矢先の突然の解雇。取ってつけたようなパワハラなんてよく言う理由との事。たしかに厳しく指導した事はあります。もちろん手をあげたりなんかはしません。でも、一度注意されてからは強く言うことは控えていました。
たしかにオーナーと上手くいっていたとは言えませんが、自分なりにやらせて頂いてる事に感謝しながら働いていました。それなのに。家族もいるし、まだ子供も小さいのに血も涙もないやり方だなと。今までやってきた事はなんだったのだろう?全てが水の泡ですね。
ただ、ちゃんと見ていてくれた方はいらっしゃってすぐにいくつか次の仕事に声をかけて頂き、全部が全部水の泡という事でもないのかな…家族の為にも頑張らないと!前の店の名前言っちゃおうかな…笑」
本部長「『水の泡』という言葉が、すべて失くなっちゃうみたいなことで使われますし、そういう意味なんでしょうけど。それは泡を見てるからであって、泡の中に溜まっていた空気だったり何かは、解放されるわけじゃないですか?」
浜崎秘書「はい」
本部長「泡が弾けた事によって、何かが外に出ていくという意味で、綺麗事じゃなくて僕は無駄な努力はないと思います!例えば、効率のいい努力、自分の思い通りに報われる努力とか、いろいろな種類の努力があると思うんですけど。
まったく無駄という努力はないと思うんですね。今の書き込みでも、聞いてても悔しいですよ?でも、書き込みであった通りに、何かの役には立っていると!僕は本当にそう思っています!ハンコ!」
浜崎秘書「それでは本部長!?」
本部長・浜崎秘書「今日も一日、お疲れ様でしたーーーー!!!!!!」
本日の案件を掲示板に書き込んでいただいて、読まれた方の中から
抽選で3名様に浜崎秘書セレクトの「葛飾北斎の絵をモチーフにした和傘」をプレゼント!
当選されたのは……
ラジオネーム<いとやん>さん
ラジオネーム<びぶりん>さん
ラジオネーム<こーち>さん
スカイロケットカンパニー社員の皆様、今日も一日お疲れ様でした!
明日はゲストに、SHISHAMOをお迎えします!
17時より会議を行いますので、時間厳守で出席お願い致します!
【今日の初書き込みの社員のみなさん】
<ポテンヒッツそらまめ>
<バックロデオ 540°>
<クリッキー>
<ノッティー>
<かなはやパパ>
<KOJI>
<林檎酒>
<ふぶっきえ>
<たらりおいくらんらん>
<ピンクグレープフルーツ>
などなど...たくさんの書き込みありがとうございました!
【本日のオンエアリスト〜♬】
1.VOLT-AGE / Suchmos
2.ラジオ体操 / ヒグチアイ
3.越えていけ / キュウソネコカミ
4.私の夜明け / SHISHAMO
5.ひらがなで恋したい / けやき坂46
6.わたしはわたしのためのわたしでありたい / ヒグチアイ
7.最初のグー / ヒグチアイ
8.カウント10 / 竹原ピストル
9.わたしはわたしのためのわたしでありたい / ヒグチアイ