2日目は何かとSNSが炎上しがちな?
キングコング・西野亮廣さんが本部長代理として登場します。
「炎上相談室」と題して、西野さんに相談したいことを募集します。
仕事のこと、人生のこと、恋愛のこと・・・あなたの悩み、
西野さんにぶつけて下さい。
「スカイロケットカンパニー社員実態調査!」
今日のアンケートは”キングコング西野さん、好きですか?”
結果は……
”好き”、という方は「51.3%」!
”嫌い”、という方は「48.7%」!
「本部長代理、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れさまです。
私は毎朝「今日は帰宅したら家の周り走ろう」と思うのですが、退勤して家に着くまでの間にその気持ちが消滅します。
自分に甘くて嫌になります( ; ; )学生の頃は定期テストとか進級のために自分を追い込めたけど、今はダイエットの他にも英語の勉強とかも頑張れません…。理想はあるけど現状に満足しちゃっててなのかな。どうしたら頑張れるか考えを聞かせてください!お願いします。」
西野本部長代理「自分が本を書いたりとかするときは決めていて。挑戦する人とかって、仲間はずれにあうじゃないですか?みんなが波風立てないように生きてるのに、声を上げるって仲間はずれにあうじゃないですか?そういう人を肯定すると決めていて」
浜崎秘書「はい」
西野本部長代理「それを肯定すると、そういう人が周りに集まってくるんですね。『ありがとう』と言ってくれるんですよね。
そこで、その人たちの顔を見ると、もう一回自分がどこかでサボったときにこっちに皺寄せいくなと思って」
浜崎秘書「はいはい」
西野本部長代理「僕はスタッフさんのご家族も現場に来てもらうようにしてるんですね。スタッフの子供とかも多くて、顔を見ると、自分が何かをサボるとこの子がひもじい思いをするじゃないですか?そういう人の顔を見たら、ちょっと頑辛くても張れるんですよ。
自分一人だといくらでもサボれるけど、人の人生背負ったほうがいいんですよ。
親は、ちょっとやそっとでは折れないぞっていうのはあると思うんですけど。自分もスタッフの家族の人生も背負ってるんですね。世間の人に何言われても関係ないって言い返すんですけど。それって一人だったら無理だったと思うんですよね」
浜崎秘書「これは家の周りを走ろうとか、そのレベルでもですか?」
西野本部長代理「たとえばアイドルさんだったら、その事務所のスタッフさんとか、ご家族とか、ちょっと仕事が減るじゃないですか?そこで、その人の人生を背負ってるかどうかっていう」
浜崎秘書「自分以外の誰かの存在も頭に浮かべながらということですよね。幸せにしたい、喜ばせいたいなっていうプラスの面でも、そこで頑張れる要素にもなるかもですよね」
西野本部長代理「ただのダイエットであるなら、僕は毎日10キロ走るんですよ。17年くらい続いてるんですね。たとえば、端るのを週に3回にすると、今日走るか・走らないか、選択肢ができるじゃないですか?
”毎日走る”って決めたら、走らない日がないんですよ。選択肢をなくしちゃったほうが続くんですよね」
浜崎秘書「ありがとうございます!」
西野本部長代理「ハンコ、トン!」
「人に嫌われる事を恐れる事なく、自分のやり方を貫いているイメージの西野本部長代理。
その鋼のハートは何処からくるのでしょう?」
西野本部長代理「たとえば、好感度が高くて、ずっと上手いことやっていて、炎上した人って、すごく落ち込むと思うんですね。僕、週4か5で炎上していて(笑)」
浜崎秘書「はい(笑)」
西野本部長代理「炎上みたいなことで感情が動くことはないですね、暖炉みたいに燃えてるのがベースだから。
4年前、すごく炎上したんですね。なんでかというと、クラウドファンディングをしたことで炎上したんですよ」
浜崎秘書「うんうん」
西野本部長代理「今となっては選択肢に入ってるんだけど、4年前とかは世間の人は知らなくて。
その中でクラウドファンディングして、『自分のやりたいことのお金を、お客さんから巻き上げるとは何事だ!自分のやりたいことの活動費は自分でまかなえよ』っていうのが世間の人の言い分だったんですよね。その言い分が正しかったら、ライブは成立してないと思うんですよ。チケット代で、自分のしたいことを表現してるじゃないですか?だから、ライブってクラウドファンディングで。それを説明しても、世間ってわからなかったんですよ。
炎上するときに色々種類があると思うんですよ。おでんツンツン男も炎上なんですけど、クラウドファンディングやったということで炎上する場合もあるんですね、そのときに、世間の人が炎上商法みたいなことを使ったんですよ。
それに対しては、本当に何とも思わないですね。日本中がダメと言っても、『お前らがわかってないだけの話で、何年後か選択肢になるんだから』って、そういったものに関しては、何も思わない」
浜崎秘書「なるほど」
西野本部長代理「自分の周りのスタッフとかと毎日議論してて、何かアクションやるときは思いつきでやらないんですよ。
”これを世に出そう”となったときは、会議でこれの悪口を言うんですよ。
どういう風に悪く言われるかっていうのを、100通り、1000通り出して、それに対してこう返していこうというのがあるので。世間からあがってくる批判の声はすべて想定内なんですよ。
僕は絵本を無料公開したんですけど、それも日本中のクリエーターさんとか、出版社の人からバッシングされたんですけど。それも炎上商法とか言うんですけど、炎上商法じゃなくて、次の時代のものの届け方のオーソドックスをやってるだけだからっていう。
正しいことやってるから、どれだけ言われても何でもないですね」
浜崎秘書「西野本部長代理って、前例のないことを率先して、時代の先を進んでいるかのようにされているじゃないですか?
そういったときに、反対の声があがるっていうのは普通のことだと思うんですね。
その先に行けるモチベーションとか、アンテナの高さはどこから来てるんですか?」
西野本部長代理「モチベーションは”明るい未来を作りたい”っていう。子供のときに、チューブの中を車が走ってる絵を見て、大人になったらこういう未来が来ると思っていたんですね。なってみたら、来てなくて。なんで、こんなに来てないんだと思って寂しくなって。
一方、タイとかベトナムに行くとそういう未来は来ていて、日本だけが遅れていて。
なんでこんなに止まってしまったんだっていうのが、すごく寂しいので。
だから、早く未来を迎えに行きたいっていうのがあって、それは強烈なモチベーションですね」
浜崎秘書「ええ」
西野本部長代理「だから、ダメなものはダメと言って。そんなことしてたら、みんなどんどん出遅れていくし、どんどん自分たちの首がしまっていくので、ダメなものにはダメというようにしてます。基本的には思いつきで行動してないですね、100人、200人くらいのスタッフで相談して、マイナスの声も想定して動いてるから、マイナスの声があがっても何とも思わないんですよね」
浜崎秘書「ありがとうございます!では、<空っぽのオレンジ>さんにも、ハンコを差し上げましょう!」
西野本部長代理「トン!」
「西野本部長代理、秘書、社員の皆さんお疲れ様です。
西野本部長代理、相談です。
人生の中で苦しくて辛くて逃げたいと思ったときにはどうしたら良いですか?
私は今ミスコンを受けています、先日はネット投票も開始されました。
ネット投票の順位、こんなにシビアに拡散力や発信力がないこと、味方が少ないこと突きつけられたことがなくすごく悔しい気持ちでいっぱいです。
このままミスコンの大会に出ても応援してくれてる皆に何もいい報告が出来ないのではないか、今まで落ちてきたオーディションの数々のように人から認められないんだろうか。
頑張っても頑張りが足りないんじゃないか、なんで完ぺきにできないんだろう。
いろんな気持ちが心のなかでぐるぐるしています。
西野本部長代理はかなり大きな炎上など経験されてきたと思います。
アドバイスをください。」
西野本部長代理「逃げたほうがいいと思います」
浜崎秘書「逃げるという選択ですか」
西野本部長代理「逃げたいときは逃げたいほうがいいと思います。
まず、大事なのは生きてることが圧倒的に大事だから。僕はいろんな局面で逃げてるんですよ。たとえば、若手芸人の9割はひな壇のお仕事なんですよ。
先輩方みたいに、見よう見まねでやってみたんですけど、あんまり上手に出来なかったんですよ」
浜崎秘書「はい」
西野本部長代理「全然できないなっていうのが続いて、結局、僕はひな壇に出ないという選択をとって、ひな壇から逃げたんですけど。
基本的にひな壇に向いてなくて、逃げて、逃げた先で自分の仕事を作らないとなと思って。
そこで、あの手この手で試行錯誤してるうちに、ちゃんと戦える武器が見つかったんですけど。それって健康であったし、僕はひな壇に出続けて、たとえば精神的に参っちゃってたら生まれるはずだった武器が生まれなかった。だから、逃げたほうがいい」
浜崎秘書「いま、ミスコンを受けてる最中ですけど」
西野本部長代理「本当にどうしようもなくなったら、絶対に逃げたほうがいい。また戦えるチャンスは来るし、そのときに勝てばいいから。ミスコンに限らず、仕事にしても、辛かったら逃げたほうがいいです。周りはそれを許さない空気はあるんですけど」
浜崎秘書「逃げるっていうのも、ひとつの選択肢にあると」
西野本部長代理「そうですね。逃げることを周りが許してあげる空気を作るといいですよね。みんな向いてるところでやればいいし」
浜崎秘書「まず、なんでミスコンを受けようと思ったのか、そこが私は気になったんですけど」
西野本部長代理「会社とかでも、入る前は未来を夢見て入ってみたけど、働いてみると全然ちがう。それでずっとやって、精神的に滅入っちゃうとそれが一番最悪な結果だから」
浜崎秘書「ただ、逃げたら今まで応援してくれた人に悪いなとか、<みずきちゃちゃ>さんは思ってしまうと思うんですよ」
西野本部長代理「自分が誰かを応援してて、応援してる人が精神的に滅入っちゃったり、戦えないっていうので逃げてきたときに、自分はその人攻めないと思うんですよ。
『辛かったね』『また次頑張ろうぜ』って言うし、それと一緒で自分のことを応援してくれる人は離れていかないし」
浜崎秘書「みんな受け入れてくれるね、それは安心しますね」
西野本部長代理「絶対に逃げたほうがいい、ハンコ!トン!」
「西野本部長代理、おつかれさまです。
精神的にツラくて逃げるということについて、もう少し聞きたいです。
私は守りな人間で、ツラくなる前に逃げるようにして 生きてきたように思います?。
幸いにして、普通の人生を送れているとは思うのですが、最近段々とツラくなるって来ました。どう辛いのかというと、それはRPGでどうあっても戦わないといけないボスに対して全くレベルが足りてないような状態と言えば良いでしょうか。
年相応に求められることに対して、出来ることが少ないきがします。
ここからどう動いていけば良いのでしょうか。」
西野本部長代理「そんなことないと思うんですよ、避けられないものなんてないと思うんです。ボスがいて、そのボスを倒さないといけない状況ってないと思うんです。ゲームだったら、あります。そこを突破しないと物語は進まないから。
人生において、倒さないといけない相手ってないと思うんです。自分が不向きだったら、そいつと戦わなくていいし、たとえば僕だったらひな壇と戦わなくていいんですよ」
浜崎秘書「うんうん」
西野本部長代理「不向きな状態で戦ったら負けが始まるから、勝負に勝とうと思ったら、競争した時点で負けですね。みんなが参加してるゲームに、競争にストレス感じながら参加した時点で向いてないんだから。そうじゃなくて、自分でレールを作るっていうことですね。
人が敷いたレールを走るから、そのボスと戦わないといけないわけですから、違うレールを進んだら、自分が解けるような問題に当たって、それを解ける可能性があるのに。みんなが走ってるレールに走らないといえけないって言ってるから、それが得意な人はいけるんだけど、得意じゃない人もいるから。
無理だなと思ったら、自分でレール作っちゃえばいけるんじゃないですか?」
浜崎秘書「他の道を自ら作り出していく?」
西野本部長代理「そっちのほうが成功角度高いと思うんですよ。
苦手な相手と戦うよりも、自分のレールを作って、そのレールを走るほうが前に進む可能性はアップするでしょうね。だから、レール作ったほうがいいと思います。向き合わないといけない相手が絶対にいるなんて、基本的にないと思います」
浜崎秘書「オフィスで、部長のハンコをもらえないと、その次に進めないとか」
西野本部長代理「そこにストレスを感じて、向いてないんだったら、そのオフィスを辞めて自分で会社を作っちゃえばいいじゃないですか。
会社作るっていう選択肢もあるわけですよね?逃げるっていう選択肢もあって、転職するっていう選択肢もあるわけですよ。
部長にハンコをもらわないといけないと思ってるのは、その会社のルールなだけの話で、辞めて自分で会社を作ったほうがいいですね」
浜崎秘書「わかりました(笑)」
西野本部長代理「どうなんだろう、極端なのかな(笑)」
浜崎秘書「西野本部長代理、今日、2時間やってみていかがでしたか?」
西野本部長代理「楽しかったですよ、ありがとうございます(笑)」
浜崎秘書「それでは西野本部長代理!?」
西野本部長代理・浜崎秘書「今日も一日、お疲れ様でしたーーーー!!!!!!」
明日のパルコホットセミナーには、カメラマンの橋本塁さんをお迎えします!
来週も17時より会議を行いますので、時間厳守で出席お願い致します!
【本日のオンエアリスト〜♬】
1.MUTOPIA / BIGMAMA
2.愛のバクダン / B'z
3.人生は夢だらけ / 椎名林檎
4.Funny Bunny / the pillows
5.WINNER / flumpool
6.ギネスの泡と共に / 踊ろうマチルダ
7.えんとつ町のプペル <BONUS TRACK> / 大王とロザリーナ
8.The Revolutionary / 9mm Parabellum Bullet
9.遠くへ(福山☆冬の大感謝祭 其の十六〜野郎夜 LIVE音源) / 福山雅治
10.スノースマイル / BUMP OF CHICKEN
11.モウマンタイ / ロザリーナ