毎週月曜日から木曜日の夕方17時から19時まで放送しているスカイロケットカンパニーが、
「スカイロケットカンパニー・パルコホットセミナー」として
金曜日21時30分〜21時55分までお届けします！
この番組では毎回、特別講師としてホットなエンターテイナーをお招きし
働く社会人の刺激になるような週末の提案をさせて頂きます！
今週の特別講師は、ミュージシャンのNakamuraEmiさんです！
【NakamuraEmi】
神奈川県厚木市出身。1982年生まれ。山と海と都会の真ん中で育ち幼少の頃よりJ-POPに触れます。カフェやライブハウスなどで歌う中で出会ったHIPHOPやJAZZに憧れ歌とフロウの間を行き来する現在の独特なスタイルを確立。メジャーデビューは2016年1月。そして、先日5月24日に、藤子不二雄Ⓐさん原作の人気アニメ「笑ゥせぇるすまんNEW」の主題歌「Don’t」をリリースされました。
■ニューシングル「Don’t」
本部長：「笑ゥせぇるすまんNEW」は、主人公の喪黒福造が、社会で生活してる人たちの悩みに…街で急に話しかけてきて。
いいことをしてくれるんですけど、そこに罠があって、主人公がどんどん不幸になっていくんですよ。
ブラックユーモアしかないアニメ、これを”NakamuraEmiさんが主題歌どうなの？”って思ったんですよ（笑）。
NakamuraEmi：私も最初は”どうなの？”って思いました（笑）。驚いて、2回くらい「私じゃ合わないんじゃないですか？」とお断りするくらい（笑）。
それでも、「NakamuraEmiさんが合うんです！」って言ってくださって、原作を読ませていただいたりして、”何か同じものがあるかもしれない”と思って、「ぜひ、やらせてください」となりました。
本部長：その、「絶対合うんです！」って言い張ってた方、すごいですね。
NakamuraEmi：その方がいなかったら、こうなれてないなと思って。結果、喪黒福造さんと私は似ているんだって思って（笑）。
本部長：似ている部分があるんですよ、扱うのは心なんですよね（笑）。
喪黒福造とNakamuraEmiさんが、めちゃくちゃフィットしていて、初めは”合うわけねーだろ”と思ってたんですよ（笑）。
NakamuraEmi：良かったです（笑）。
本部長：その中で、試行錯誤、模索があったと思うんですけど、どういうところでアプローチしようと思いましたか？
NakamuraEmi：脚本を読んだりすると、自分の欲のままに喪黒さんから手助けしてもらったものをどんどん引っ張って、自分のものにしていくというか…どんどん欲が出て来ちゃうと、後でとんでもないことが起こったり。
自分が悪口言ってたら自分に返ってきたり、”自分に向き合う”っていうことがテーマかなというのがすごくあったので。
いつも自分をテーマに書いているんですけど、それは今回も変わらずに、自分に向き合うっていうテーマで書きました。
■作品の見え方が変わる
本部長：喪黒福造が「どーーーん！」と言う、そこから取っている「Don’t」ですよね？
NakamuraEmi：そうです（笑）。「どーーーん！」と言って、映像がピカピカー！となるのがすごく頭にあったので、あの「どーーん！」は何かで使おうというのがあって。
そしたら、エンディングの高田純次さんの方も、「どーーーん！」が入っていて（笑）。
本部長：両方合わせたのかと思ったんですけど、違うんですね（笑）。
NakamuraEmi：偶然ですね、”「どーーーん！」が入ってる！”と思って（笑）。
本部長：NakamuraEmiさんの楽曲をこれまでに聴かせてもらっていて、働くとか生きるっていうだけで素晴らしいんだけど。
どこか、戦いとか頑張らないといけない部分ってあるじゃないですか？
NakamuraEmi：そうですね。
本部長：そういうところを力強く歌っているアーティストさんだと思っていて。
今回の「笑ゥせぇるすまんNEW」の主題歌になって、オープニングが生きている僕ら側の歌じゃないですか？
喪黒福造側の歌じゃなくて、喪黒福造に「どーーーん！」をされる、生きている僕ら側の歌だから、この作品自体がすごい見え方が変わりました。
NakamuraEmi：アニメ自体がっていうことですね。
本部長：ダブル主役になったというか、欲深い人間たちに対する喪黒福造だったのが、”バーサス”じゃないけど、やっぱり僕たちの世界っていうものがより前に出た感じがして、本当に合ってると思うんですよ。
NakamuraEmi：良かった、嬉しいです〜。ありがとうございます（笑）。
■NakamuraEmiさんのニューシングル「Don’t」は絶賛発売中です！
「NakamuraEmi公式サイト」
来週のゲストは、9mm Parabellum Bulletの菅原 卓郎さんが登場します！
お楽しみに！