先輩・上司からのお願いや無茶ぶりに答えるしかない後輩社員の皆様！

人目にはつかないけど、地味目な作業をお願いされた事ありませんか？
これはなんのためにやっているのか、自分でもわからずにやり続けた作業ってありませんか？
職種によっていろんな地味目な作業があるでしょうが、そんな仕事をやった経験のある方お待ちしています！

例えば〜
「上司がもらってきた名刺を“あいうえお順”に並べるという作業を頼まれた事があります」
「飲食店で野菜の皮という皮をむくだけの１ヶ月がありました」
「思ったより人がきたので、椅子を大量に運ぶという作業を頼まれました」

などなど、みなさんがやった人目にはつかない地味目な仕事お待ちしています！





本部長「意外ですね〜、美容師にどういう仕事があるかって想像しても、ここまで想像できないですよね。言われてみたら、確かに挟まってますよね、だって切りながら見てるんだもん。それをとってるんだ〜」

浜崎秘書「開いたときには綺麗になってますもんね」

本部長「開いたときに、誰かの髪が入ってることはないですよね。少し嫌な気持ちになっちゃう人もいるかもしれないですもんね。そっか、すごい！感動してる、何かに！ハンコ！」





本部長「大丈夫？周りの人に不安しか与えないけど（笑）。クリーニング屋さんで、毎日同じ文字を書く業務があるんですね。昨日も話しましたけど、クリーニング屋さん受付の人も花形なんじゃないかとか、こういうのナントカ現象っていうのがあるんですよね」

浜崎秘書「ほ〜〜」

本部長「30秒間、ずーっと同じ文字を書き続けると、わからなくなって書けなくなるんですよ。浜崎さん、曲をかけてる間に台本の裏に『あ』を書き続けてください」



本部長「1行目は綺麗な『あ』が綺麗に並んでいるんですけど……え！？」

浜崎秘書「え！？なに！？」

本部長「なんかきもちわりーなー、これ『あ』？っていうか、『あ』って、なに？」

浜崎秘書「ちょっと！本部長！本部長がぶれてどうするんですか！」

本部長「これすごいんですよ。僕も前にやったんですけど、ひらがなで『あ』とか、『め』とか、『ぬ』とか、相当近いんですよ。”だーー！”って、おかしくなるんですよ。皆さんも、職場でやっていただけたらと思います。手を止めちゃダメなんですよ、冷静にならずに、ひたすら書き続けるんですよ。ハンコ！」



本部長「見えないところまでやることで、伝わることってありますよね。こないだもドラマ『まれ』でやっていたんですけど。漆塗りって、何十回も塗るわけじゃないですか。一回塗っただけでも、バレないっちゃバレない、手は抜けると」

浜崎秘書「うんうん」

本部長「ただ、何十年、何百年使うたまえに、手間暇かけて何十回も塗りを重ねているわけですよ。そういう作業って、日本人のかっこいいところだと思います。他の人からしたら、目につかないところ。そういうのは、すごいかっこいいし、大事なことだと思います。ハンコ！カッコよすぎて、全然地味と思えない」






【プロフィール】
埼玉県出身の女性シンガーソングライター。16歳だった高校2年生の春に、オーディションにて弾き語りを披露し、8000人の中からグランプリを獲得。翌年の2013年にシングル「ゆれるユレル」でメジャーデビュー。その後も、6枚のシングル、2枚のアルバムをリリース、全国各地でライブ活動を積極的に行う。そして、2月10日に7枚目のシングルとなる 「隣の行方」をリリースされました。

本部長「毎回思うんですけど、色褪せない透明感というか、お体変わりなく？」

新山「元気にやっています（笑）」

本部長「すごく誠実に真摯に喋っていただいているんですよね。2月10日、ご自身の誕生日にニューシングル『隣の行方』をリリースされましたね。20歳になって10代との違い、何か変わりました？」

新山「今日のラジオとか、ライブとか、自己紹介するとき『今までは、十何歳のシンガーソングライターの……』と言っていたのが、今は『20歳のシンガーソングライター、新山詩織です』と言うので、ちょとした違和感があります。数字が変わって、自分自身が変わったのかな？と、その時に思ったりします」

本部長「若い頃は、ただの数字、数だろうと思うんですけど、今の新山さんのお話聞いてたら19歳って、10代の中のベテランじゃないですか？」

新山「最後の数字ですね（笑）」

本部長「それが20歳になった瞬間に、20代の中の一番の新人に変わるじゃないですか。自分は変わってなくても、周りはそういう目で見ますよね」

新山「”20歳、大人”という目で見られますよね」

本部長「例えば、すごく素敵な歌を歌ってる子が18歳だとしたら、『まだ、10代なんだ…』となる。それを25歳の人が歌っていたら、また響き方が変わってしまったり、受け手はあると思うんですよ。表現する人にとって、周りが変わる以上はご自身の景色に変化が出てきてしまうことかもしれませんね」

新山「本当にそうだと思います。自分の好きな音楽を聴くときに、音から好きになって、最終的に年齢に行き着いていきますね」

本部長「改めて、ニューシングル『隣の行方』リリースおめでとうございます。20歳になられたということもありますけど、どういう歌になっていますか？」

新山「2月10日にリリースが決まっていて、そこに向けて20歳になるということで。自分自身も、新しい自分を沢山の人に、見てもらいたいな、聞いてもらいたいなという気持ちがあったので、その時にひとつ出てきたのが、『恋愛』をテーマに書こうと思いました。20歳になって、これから過去を振り返るけど、過去のいろんな出来事、出会った人たちの言葉とか、そういう人たちの姿をぐっと抱えて。また新たな日々を、まっすぐ前を向いて進んでいきたいという、前向きな気持ちもこの曲に込めたので、すごい大切な曲になりました」





本部長「誰かがやらなくては、おしぼりは丸まらないんですよ！でも、本当にその仕事がなかったらね、気持ち良く席について、僕なんかおじさんですから、顔、首、耳の裏と、1日の汗を拭き取ってビールを飲むと美味い！とね」

浜崎秘書「んん〜〜（笑）」

本部長「それも、丸まったおしぼりだからですよ！ぐしゃぐしゃできたら、やらないですよ。ハンコ！。結局、仕事に派手とかなくて、線路の点検だって派手とか、地味とか、ジャンルを超えて全部超かっこいいと思うんですよ。
脱線しますけど、例えば僕が死んだとしても、灰になって、雲になって、雨になって、花になって、獣に食べられて、糞になって、転がってる糞も、全部僕なんですけど。それは全部、回り回っているものだと思うんですよ。そういうことを考えてると、すべての仕事は繋がっていると思うんです。
誰かがやってることって、本来は僕がやらなくちゃいけないことを、代わりにやってもらってたりとか。僕がやってることって、本来、誰かがやるべきことをやってたりとか。その仕事が、遠い誰かに影響を及ぼしていたり。上も下もなく、すべてが繋がって、回り回っているなと思います！」

浜崎秘書「それでは本部長！？」

本部長・浜崎秘書「今日も一日、お疲れ様でしたーーーー！！！！！！」