まもなく東日本大震災から6年が経とうとしています。
今回はスカイロケットカンパニーのリスナー社員は「未来」について一体どう思っているのかをお聞きしていきます。
あなたの素直なご意見、お待ちしております。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/427/20170309-src_2017_3_9-1.jpg)
「スカイロケットカンパニー社員実態調査!」
今日のアンケートは、“未来は明るいと思える?”
結果は……
”思える”、という方は「39.8%」!
”思えない”、という方は「32.3」%」!
”わからない”、という方は「28」%」!
「間違いなく明るいというか面白くなってますね
コンビニ入ればロボットが初音ミクみたいな声で接客し今話題の運送業もドローンが窓から荷物届けに来たりします
こう書くと人間の仕事は?ってなりますが今の生活するために稼ぐから好きなことしたいから稼ぐに変わっていくと思ってます
こう考えると今の仕事も今しかできない=全力で過ごすことで楽しくなってくるのではないでしょうか?」
本部長「本当にとてつもない速さで時代の移り変わりが起きてますので、10年くらい経った時に“2017年って、まだそんな感じだったんだ!”みたいな、それくらい時代が早く進んでいると思います。変な話、プライバシーとかも無くなっていくと思うんです。街の防犯カメラについても、それで子供が救われるのであれば、そっちの方が良いじゃないですか?」
浜崎秘書「そうですね!」
本部長「自分たちが繁華街で遊んでいる姿を撮られていても、子供が助かるのなら…っていう意見が増えてきて、時代が進めば進むほどプライバシーはおそらく無くなって来ると思うんです。
なんとなく、今しか感じられない空気感ってあると思いますし、<すぎやん>さんの言う通り!今を楽しみましょう!ハンコ!」
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/427/20170309-src_2017_3_9-2.jpg)
「明るい未来は今いる人とずっと一緒に入れる未来。明るくない未来は今の人と一緒にいられなくなる未来。ニートのためそんなことしか今は考えられないけど、どちらも自分なりの幸せでいたいなーと思います。凸凹の大きな人生よりさざなみのような人生が送れるように、頑張って行きたいと思います(笑)」
本部長「デコボコの、破天荒な人生が良いなって思ってしまう時もあるし、だんだんそう思ってしまう時もあるし、人それぞれ生きているとそう思ってしまう事もありますよね。それもそれで素敵な人生ですけど、凪のような人生も良いですよね。
昨日のゲスト、かりゆし58の前川さんも、『仕事って何のためにやっているんだろう?自分の人生を豊かにするためにあるんだよな』ってことを改めて考え直したとおっしゃっていましたね。
本当にそうですよね。豊かってなんだろうっていったら、やっぱり誰かといられることだと思います」
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/427/20170309-src_2017_3_9-3.jpg)
「皆さんお疲れ様です!
本日の案件、未来は…分かりません。
でも、目の前の出来事を淡々と、粛々と、一生懸命に取り組んでいきたいです。
積み重ねた結果、自分が死んだときに振り返って「頑張ったな」と思えたら、それは生きた意味があったと言えるんじゃないのでしょうか?
以前、ある人に言われました。
「今を頑張れない奴が未来を語る資格はない」と…。
語る夢だけは一丁前で、中身が伴っていなかった昔に、僕が言われた言葉です。
これからも、目の前のお客様、一杯のお酒…。
ひとつひとつを大切にしたいと思います。」
本部長「『今を頑張ってないやつが未来を語る資格はない』書き込みでぶん殴られたような気持ちですね。
そういう時ありますね。自分が頑張れていない時こそ過去を振り返ってグチを吐いたり、未来を悲観的に考えて酒のつまみにしてみたり……。思い返すと星の数ほどありますけど、目の前のことから一つずつ。派手な事じゃないんですよ。
目の前の人と、目の前の仕事と、目の前の一杯のお酒と。これですね!ハンコ!」
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/427/20170309-src_2017_3_9-4.jpg)
「5年後も10年後も大好きな人がそばに居てくれたらいいな♡と彼の歯ブラシを見て思いました。」
本部長「はぁ〜!(かりゆし58の楽曲『手と手』を文字って)『歯と歯』ですね〜」
浜崎秘書「『手と手』です(笑)」
本部長「歯と歯を♪ 歯と歯を♪ この歯と歯を〜ハッ!」
浜崎秘書「(笑) (笑) (笑)」
本部長「素敵な曲と素敵な書き込みを振りにしてスベるっていう最悪な事をしてしまいました(笑)。でもイイですね、彼の歯ブラシ。歯ブラシって愛の歌を彩るアイテムとして出てきますね。だけど、別れたら捨てちゃうんですよ…」
浜崎秘書「『ひとりぼっちのハブラ“チ”』ですね」
本部長「ハブラ“チ”ね〜〜」
浜崎秘書「もういいです(笑)」
本日の特別講師は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんです!
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/427/20170309-src_2017_3_9-6.jpg)
【プロフィール】
数々のヒットソングを世に送りだしたバンドASIAN KUNG-FU GENERATION ヴォーカル 後藤正文さん。
精力的に作品を発表し続ける一方、ロック・イベントを主催するなど、シーンを牽引する存在として国内外で活躍。
そしてバンドとしては、昨年、結成20周年を迎えられました。
そんな後藤さん、ミュージシャンとしての活動はもちろん、自信が編集長を務める「THE FUTURE TIMES」という未来を考える新聞を発行されています。
本部長「もう4回目のご出演という事で、前回の出演からは約2年ぶりです」
後藤「ご無沙汰しております!」
本部長「2ヵ月くらい前からスタッフの人達と話をしていく中で、これから3月11日を迎えるにあたって、勝手ながらアジカンの後藤さんに来て欲しいという、勝手な思いで出演をお願いさせていただいたんですが…」
後藤「大丈夫ですよ!僕で良いのかな、と思いながら来ました」
本部長「ありがとうございます!色々話を伺いたいと思います。今日は、『あなたの思う未来は』という議題でお送りしているんですけど、過去から現在ってところで伺いたいことがあって、後藤さんと僕は同級生くらいなんですよ。
20年前にこの世界に入った時に、自分がこういう大人になるって予想してないところに今いるんですね」
後藤「僕も同じです」
本部長「3月11日の地震があった時に、“社会人になって芸能の仕事をし始めて、今まで自分の為だけに仕事をしてたんだな”って思ったんです」
後藤「僕もそういうところがありますね」
本部長「根底的にボコボコにされて価値観がすごく変わって、2017年の今、自分というものが過去の自分から見たら全く思い描けなかったんですけど、その辺の変化とか、過去の自分から見た現在の自分のギャップとかありますか?」
後藤「僕も同じように3月11日は打ちのめされて、生き直そうと思いましたね。無力感がとにかくあって、1週間くらいは“音楽が何の助けにならない”って思いました。
それでも伝えたいことがあるのか、って自分に問いかけて、やれないなら辞めなさいって思いました。3月18日に曲を作って発表したんですけど、随分早くて、ネットでは色んなバッシングが飛んできたんです。
この曲を聴いた人は少しでも募金をしてくださいってことで無料で開放したんですけど、『自分で満足しているだけでしょ?』って声がありましたね」
本部長「叩かれました?」
後藤「はい。だけど、それを見越していたというか、それでも歌いたいことがあるのかって自分に問いかけて、それでもやらなきゃ表現者じゃないって思ったんですよ。ここで沈黙しているんだったら、今までやってきたことは何なんだ、って…。
僕の友達に『一回死んだつもりで、ここからは2回目の人生だと思う』って言ったやつがいて、そうか、そうすればいいんだって思いました。
2度目の人生だと思えば、自分の命なんて社会に投げ出せるやって思って、そういう意味ではその時期に決意しましたね」
本部長「大きな転換期でしたね」
後藤「そうですね。歳も歳だし、恥ずかしいっていうのもありましたね。ここらでちゃんと大人になろうって意識が無かったら、ダラダラと過ごしてしまうって思ったんです。
ミュージシャンなんて、大人になりたくないって人間たちの集まりだったかもしれないけど、同じことを考えている人がいっぱいいたんですよね。先輩も後輩も。それはすごく心強かったです」
本部長「あの日、地震で思ったのは、僕らがやってきたことは平和の土台をもらってやっていたんだな、って思いましたね。普通の時代だからやれていたんだなって痛感しました」
後藤「僕らの世代って何でも物がある状態で、恵まれて育ってきたんですけど、精神的には更地というか、焼け野原なんだと思って。ここに豊かな何かを建てていかないといけない、そういう風に考えました。
本当に悲しい出来事だし、大きな出来事だったんですけど、それでも自分だけじゃなく、そうやって“生き直そう”っていう気づきがあった人が周りにたくさんいたっていうのは、それだけすごい出来事だったんだなって思います」
本部長「後藤さんはミュージシャンとして活動もしていますけど、編集長を務める『THE FUTURE TIMES』をずっとやっているじゃないですか?」
後藤「なかなか、ここに来て難しくなってきていますけどね。モチベーションはありますけど、物理的に動かないというか。色んな活動をしている中、身体に無理が来たとか、5年経って出てきた部分もあるので、逆に続けていけるペースや仕事量ってどのくらいなのかなっていうのは考えますね」
本部長「ケガした時のアドレナリンのような感じで走って来たけど、今は、関東で考えると日常が戻って来ていて、ペースを見る時期には来ているってことですか?」
後藤「そう思います。どうやったら自分が消耗せずにずっと保っていられるか。無理なく手を差し伸べ合っているのが一番良い気がして、それも自分でちゃんと見つめないといけないんだなっていうのが今のところの課題ですね。
ここ5年とかで自分のペースを作って、ルーティンを崩さずに色んな人と結びついたり、誰かを助けたり……どうしていくのが良いのかなっていうのは、みんなでちゃんと思い悩んだらいいと思うんですよ。そういう問いがあるってこと自体が大事な気がしています」
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/427/20170309-src_2017_3_9-8.jpg)
本日のパルコホットセミナーには、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんを特別講師にお迎えいたしました。
アニメーション映画『夜は短し歩けよ乙女』の主題歌、新曲「荒野を歩け」は3/29リリースです!
「本部長、浜崎秘書、社員の皆様、お疲れ様です!
本日の案件、正直大きな未来を考える余裕が今はありません。
国内に留まらず世界では様々な事が日夜起きていますが、私は今日その日を乗り越えるので、精一杯です。
でも未来をどうするかは、例え小さな事だったとしても、【自分の行動一つでいくらでも変わる・変えられる】とは思っています。
よく、約3ヶ月前に食べたものが今の自分の体を造っている。骨や細胞など体の全てが替わるのは約7年かかると言われます。
それと同じように食べ物に限らず、大袈裟かもしれませんが、1分1秒の自分の行動は、未来に向けてのものだと思うと、今この時間も大切に大事に思えます。」
本部長「心の栄養という意味では食べ物も一緒ですものね。現状を変えようと思って“会社を辞めるぞ”とか“習い事を始めてスキル上げるぞ”とか、分かりやすく始めるということは出来るかもしれないけど、それが血肉になったり、結果として繋がって来ることっていうのはどうしても時間がかかるよね。
僕は3年くらいかかるなと思って意図的にやったりすることもあります。時間はかかるけど、そう思った気持ちや行動は裏切らないよね」
浜崎秘書「はい!」
本部長「書き込みの通りだと思います。ハンコ!」
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/427/20170309-src_2017_3_9-5.jpg)
「皆様お疲れ様です。
個人的な未来ですが、20代までは仕事で大当たりしてラスベガスのカジノで遊んでホテルの最上階で100人のグルーピー達と朝までパーリナイの未来を思い描いていましたが、
30代に入ってからは、一人の人を幸せにしたいなと思うようになりました。」
本部長「この劇的な変化、何なんですかね!?男の人よりも女の人の方が急激な変化を起こす人いるよね?」
浜崎秘書「うんうん!」
本部長「振り幅が強いのは、男の人の方が若い頃、ちょっとアホなんでしょうね(笑)。僕だってそうですよ?10代の時の僕が思い描いた20代は、オープンカーに乗って、金髪の外人を横に乗せている。でしたもん。そのひとつもなかった!」
浜崎秘書「ひとつも!?(笑)」
本部長「いまだに車の免許も取ってない!オープンカーどころじゃないよ。全然思い通りの20代じゃなかったけど、急に変わるんだよなぁ…」
「未来は明るいです。
理由は自分で自分の未来を明るくするからです。
世の中にはそれなりに誰が作ったルールがあり、
あまり楽観的になれないのも分かります。
なら、尚更アウトローに生きてやろうと思うのです。
まだ25歳です。あと75年あり、おばあちゃんの頃には更に20年寿命が上がっているかも知れません。
この25年の間に、教育の事、経済の事、原発の事、戦後の事、戦前の事…色々見聞きして思うのは、
自分の世代で起きた事を下の世代に尻拭いさせたくない。という願望です。
自分の世代が苦しくても、下の世代が笑顔になれるなら、どうあっても未来は明るくなると思います。もし未来に挫折したら、友達と「バカだなぁ」と笑い合いたいと思います。」
本部長「本当に最近よく思うんですけど、計画を建てたり、夢や目標を持ってそこに取り組んで、過程が一生懸命やれたのであれば、苦しいし悲しいけど結果がダメでもしょうがないと思うんです。
また次の新しい何かを見つければ良いと思いますし、まずは動いてみること、思い描くこと。一番大事なのは行動だと思いますし、そこに踏み切る為には好きなように素敵な未来を思い描くことだと思います。
僕は若干40歳ですけど、人生を過ごしてみて、色んな人を見て、話も聞いた上で思う事は、やっぱり悲しいこととか、辛いことは誰にでも用意されているんだと思います。それは神様が用意しているもので避けられないものなんですけど、その代わり、“楽しい”とか“明るい”というものは用意してくれていないんです。
だから、逆に楽しいは作り放題!いくら作っても良いよっていう自由を僕たちは神様にもらっているんだなと思って、僕は今、頑張ってます!
明るい未来をイメージをして、思考錯誤して、動いて、Gotchさんも言ってましたけど、網の目から誰も落ちないように、ゆっくりゆっくり行けたらと思っています」
浜崎秘書「それでは本部長!?」
本部長・浜崎秘書「今日も一日、お疲れ様でしたーーーー!!!」
来週のスカイロケットカンパニー特別講師陣はコチラ!
【3月13日(月) 箭内道彦さん】
【3月15日(水) flumpool】
【3月16日(木) シナリオアート】
お聴きのがしなく!!
【スカロケシネマ部】
今週ご紹介した映画は「無知の知」でした!
ぜひ、チェックしてみてください!
【今日の初書き込みの社員のみなさん】
<あやゆよん>
<でぶちん>
<コーヒーマン>
<えりちゃそ>
<バモスバモス>
<ベベ>
などなど...たくさんの書き込みありがとうございました!
【本日のオンエアリスト〜♬】
1.3月9日 / 藤巻亮太
2.アネモネの咲く春に / ASIAN KUNG−FU GENERATION
3.LOVEマシーン / モーニング娘。
4.明日へのマーチ / 福山雅治
5.らしくあれと / G−FREAK FACTORY
6.空になる(合唱バージョン) / 音速ライン
7.さよなら最終兵器 / The Birthday
8.手と手 / かりゆし58
9.海岸通り / ASIAN KUNG−FU GENERATION
10.Good New Times / Gotch
11.もらい泣き / 一青窈