ある日、友達から「こんな仕事の話あるんだけど一緒にやらない？」
なんて誘われた経験のある人もいるかもしれません。
仕事となると、それまでの友情関係も変わります。
あなたは友達と一緒に仕事をするのはありですか？なしですか？










本部長「何も言えない（笑）」

浜崎秘書「おっと！（笑）」

本部長「わかんないもん、仲いい人と仕事して、色んなことあると思うんですよ。人間関係だろうが、会社だろうが、全部生き物ですから。良い時もあるし、悪いときもあるわけで、悪くなった時にどういうことが起きるか、どこまでの損失を2人が背負って分担しあえるかとか。平等に分担してても、貯蓄によってダメージが変わってくるわけだし、結婚してるしてないとか。
それでも、仲いい人同士で仕事して、揉めながらも死ぬまで仲良くできることができたら、一つの理想だと思うんですよ。僕はそれができないから羨ましいと思うんですよ」

浜崎秘書「ね〜、楽しみで仕方がないと！」

本部長「頑張ってほしいし、成功してほしいと思います！ハンコ！」







本部長「楽しいですもんね、友達と仕事してね、そうなんだよな〜」

浜崎秘書「途中から、キャッキャするかもしれないですしね。『今日、早く終わらせて飲みに行っちゃう？』みたいな（笑）」

本部長「あると思う、『お客さん来ないし、閉めちゃおうよ』みたいな。それもいいのかもしれないけどね、わかるな〜。だからこそ、私はできないなというね。ハンコ！」







本部長「僕はどっちかって言ったら、友達じゃなかったけど、仕事を長くするようになって関係性ができた友達と…そうなると、堀内さんの言ってた、初めから友達と仕事したほうが早いじゃないかと、それもわかるんだよな〜。
僕はただ、個人差のある日本語の遊びかもしれないけど、僕は友達とは仕事したくないけど、仕事してる人のことは仲間だと思いたいというか。この微妙な違い、わかります？」

浜崎秘書「はい」

本部長「秘書と僕は、友達って言われたら、僕は友達だとは思わない。だけど、仲間だとは思ってる。このへんの違いなのかな。
でも、友達と仕事するのは、僕は怖いっていう感じなのかな。＜けいごん＞さんの言う、美味い酒を一緒に飲めるのはいいですよね」

浜崎秘書「喜びも分かち合ってね」

本部長「職場で友達とか、仲間ができていく、増えていくのはいいですよね。そこで一緒に酒飲めるんだもん。それは上司、部下、同僚、上も下も横も関係なしに、誰か1人でも会社に、オフィスに、同じ課の人に、仲間、友達がいたらいいなと思います！ハンコ！」









本部長「今日は、どの曲かかるんだろうなと勝手に思ってて。僕は『北極星』と『優しい星』がセットであればいいなと思っていて」

藤巻「『優しい星』はアルバムの1曲目に入ってる曲で、ソロ5年経ってますけど、地味にスタジオ通うんですよね。曲が出来ても、出来なくても（笑）」

本部長「もう、通うしかないんですね」

藤巻「1日いても、1ミリも進まない日とかの方が多いんですよ。そういう日に、スタジオの屋上に出て空を見て、”俺、大丈夫なのかな？やっていけるのかな？”って、不安しかない。でも振り返ると、そういう時間がちょっとずつ積み上がって、ソロの藤巻亮太を作っていった実感のある曲ですね」

本部長「僕は全部聴かせていただいて、いろいろ思うことだったり、感情が高ぶったこともありますし。僕は昔から知っていて、レミオロメンの時代からそうですけど、藤巻さん、季節の歌が似合うなとか思っていて。それの延長なんでしょうけど…ちょっと、自然と一体化し始めてないですか？（笑）」

藤巻「そこまで（笑）、季節と（笑）」

本部長「これいっちゃうんじゃないかと思ってるんですよ。季節を越えて、星とか、石とか、木と同化し始めるんじゃないかと思っていますよ（笑）」

藤巻「かなり雑多に生きてますよ（笑）」

本部長「まだそっちに行かないでくださいよ（笑）」

藤巻「行かないですよ（笑）」

本部長「『Blue Jet』は、どういう意味なんですか？」

藤巻「逆さ雷っていう意味の曲なんですけど、去年チベットを旅しまして、素晴らしかったですよ。標高6000m近いところにある湖に行って、その湖畔に泊まっていて、すごいピカピカしてるから外に出ると、音のない雷が夜空に光っていて。あまりに幻想的で。
次の日車に乗りながらギターを弾いていたらできた曲なんですよね」

本部長「想像できない現象にあうと、変な開き方する時ありますよね」

藤巻「これは夢なのか何なのか、高山病なのかっていうね（笑）」

本部長「そういう、抗わない優しさみたいなものを感じたというか」

藤巻「その時に、真剣に音楽のことも考えたんですけど。雷も電気的には橋じゃないですか？雲から電気を地上に落とす」

本部長「なるほど」

藤巻「音楽も、どこか橋を架けてることに近いなと思ったんですね。人の心と心を繋いだり、自分の夢と今を繋いだり、いろんなものを繋いでいく橋、橋を架けていくということを僕はしてるつもりなんだけど、誰か渡ってくれないとね…渡ってほしいという願いもあるんですけど、だからといって、この橋を架けるのをやめるのかと言ったらそうじゃなくて。
信じて架けるしかないなと思って」









本部長「それも一理あるよな〜」

浜崎秘書「最初から、その信頼関係ありきでスタート」

本部長「仕事との人と信頼関係作るの大変じゃないですか？やっぱり、2年、3年ってかかるなって思っちゃうから、ハンコ！それもありなんですよね」







本部長「今日の案件がそういうことですか、それでここでっていうことですね」

浜崎秘書「はい」

本部長「今日話を聞いてて、難しいなと思うのは友達と一緒に起業したり、上司部下になったり…上手くやれてる人も実際にいるし。経営者じゃないなら、同僚に友達がいることは心強いんじゃないかと思いますし。
ただね、いろいろなリスクはあると思うんですよ、甘えてしまうこともあるかもしれないし、甘えられるのが嫌な時もあるかもしれないし。それでも、揉めることがあったとしても、乗り越えて友達でいてほしい」

浜崎秘書「ええ」

本部長「生きてく上で、仕事ってすごい大事ですよ。同じくらい、人によっては譲れないくらい友達は大事だと思うから。仕事の面接合格になった＜タマ号＞さんが、その友達といつまでも仲良く、仕事がいつまでもいくことを願いつつ、おめでとうの気持ちも込めて！ハンコ！」






浜崎秘書「それでは本部長！？」

本部長・浜崎秘書「今日も一日、お疲れ様でしたーーーー！！！！！！」