働いてるとクレームを受ける事があると思いますが、
皆さんが受けた良い意味でも悪い意味でも忘れられないクレームを募集します。

例えば……
「ラーメン屋で働いますが１口食べて『いつもより麺の茹で時間が30秒短い』と言われ作り直させられました」

「キャバクラで働いてますが、お客さんに1人のキャバ嬢に惚れてしまい、お金をドンドン使っちゃうから『彼女をクビにしてほしい』と言われた」

「納品数に誤りがあってクレームを言われ、菓子折りを持って土下座をして謝罪したら『こんな対応初めてだ…』とさらに発注してくれた」

などなど…

あなたの思いつく限り何度でも書き込んで頂いてOKです！










本部長「とも、言えないしね（笑）。『落としたの、お客様じゃないですか？』とも、言えないよね」

浜崎秘書「はい、言えないです〜……（笑）」

本部長「でも、本気で言ってなかった可能性もないですか？
『あんちゃん、どうしてくれるんだよ！？切符がね〜よ！』っていうさ（笑）、言葉尻だけ見ると考えられないなって思うけど。ちょっとふざけてだったら、言う可能性もあるでしょ？」

浜崎秘書「そうですね〜（笑）」

本部長「駅員さん大変だと思うな〜」

浜崎秘書「いろんなお客様がいますからね」

本部長「同じ会社内ですから、駅員さん関係ないとは言え、同じ会社であれば、言われてもしょうがないのかもしれないけど。
その人に言っても、そこまで言わなくても…っていう人も、実際見たことあるしね。お客様同士のトラブルも、駅員さんの対応も求められるところ大きいし。駅員さん、大変だと思いますね。ハンコ！」








本部長「部長、その夜は飲んだろうな〜」

浜崎秘書「やるせない……」

本部長「部下の前で、顔のことを……。もともと、顔つきがそういう風に見えるということでしょ？そういう人を、会社が謝りに行かせちゃダメだよね（笑）。
あるじゃないですか？相手の人が、余計怒りを買ってしまうような表情の人、それは本人は仕方ないんだから。
『◯◯◯さんって、クレームに向いてないよね』みたいな？そういうのも必要じゃないですか？」

浜崎秘書「策として、ですかね」

本部長「策としてというより、相手へのケアとして、自社の利益としても。
もうちょっと大義名分で言うんだったら、相手への配慮としてね。どうなんだろうね？ハンコ！」







本部長「エピソードが…サザエさんとかに近くないですか？（笑）」

浜崎秘書「ありそうですね〜（笑）」

本部長「結果、悪者がいない、みたいな（笑）ちょっと、おっちょこちょいだったみたいなね。
指摘するのはいいけど、怒り方、言い方もあるじゃないですか？例えば、朝起きて冷たい炭酸飲みたい時あるじゃないですか？ぬるい炭酸なんて飲めないじゃん？それは怒る人もいるかと思ってたら、アイスまで溶けて大変だと思ってたら、自分で抜いてたのね！
それは……頭を冷やしてください（笑）ハンコ！」







本部長「結果的に、前向きになってますね！」

浜崎秘書「本当ですね〜！」

本部長「担当を変えられてしまったというね…人当たりとか、喋りっていうのは、
僕も人当たりいいわけじゃないし。
仕事では喋ってるけど、それ以外の場所でうまく会話できるかというと、モジモジとしてしまう時もあるし。
それ言われたことによって、意識的に喋りを頑張ろうと思っているということですから。
でも、その会社との取引がなくならなくて良かったですよ！これが理由でなくなったらシャレにならないですけど。
それで、ぜひ返り咲いてほしい！そして、成長した姿を事務のおばちゃんに見せてあげてほしい！そして、ここにまた書き込んでいただきたい！応援してます！ハンコ！」




【プロフィール】
岩手県花巻市生まれの25歳。2014年にリリースしたアルバム『瞼瞼（まぶたまぶた）』が 全国のラジオ局12カ所でパワープレイに選ばれ、2015年にはFUJI ROCK FESTIVALに出演し、一躍話題のアーティストに。独自の歌詞と唯一無二の声で人間の弱さと強さを表現するその世界観は心の芯の部分に突き刺さる、ピアノ弾き語りアーティストです。





本部長「スカロケ2回目の登場で、前回の出演時の会話が『見通しのいい音楽活動は面白くない』とおっしゃったと思うんです。
結果的に、”一寸先は闇”な1年だったということですが」

日食「本当にいろいろありましたね。2016年は、結果的には後半で盛り返せていい年になったんですけど。
そこにたどり着くまでの、前半期間が本当に辛くて。前半、半年間で1曲も曲が書けないという期間がありまして、その時に辞めようと思ったんですよ」

本部長「できないんだったら、辞めるしかないと？」

日食「自分で出し尽くしただろうなと思って、”次の作品出したら辞めよう”と決意するところまでいったんですよ。一番追い詰められてたのが、一人ヤケ飲みを部屋でしてて。いも焼酎を飲み始めて、気が付いたら、お酒が入りすぎて、服着たままシャワーを浴びて湯船の中で寝てたんですよ（笑）」

本部長「ええ！？心配！」

日食「それくらい、思いつめてましたね」

本部長「2016年、年内にアルバム出しましょうみたいな話だったんですか？」

日食「ビジョンが、何もなかったんですよ。2016年にリリースツアーを2月中に終えて、そこで、その先のビジョンを立ててなくて。ピタッと止まった、お先真っ暗、どうしよう？そこから何も取り返せなくて、そういう状況になりましたね（笑）」

本部長「何も作れないという中の、本当に先というか…半年間の最後は1曲生まれるという形で終わるわけですよね。
そこから、今回のミニアルバム『逆鱗マニア』の1曲目が生まれて始まっていくミニアルバムということですが。1曲が生まれる時の動きっていうのは、どういうものでしたか？」

日食「本当に、捨て身でした。この曲で、私の活動最後というつもりで、どうせ終わるんだったら、当たり障りのいい曲じゃなくて…全部を叩きつけて、おしまいにするような、強烈な曲を残しておしまいにしようと思って、歌詞も叩きつけったいうのが、この作品ですね」





本部長「言い方悪いけど、石投げて辞めようみたいな（笑）」

日食「そうですね。大爆発して終わろうみたいな」

本部長「イントロから、音の出が強いなと（笑）。何かにあふれてますね」

日食「ピアノにも、歌詞にも叩きつけたという曲だったので」

本部長「最後のデパートの曲とかね、優しい、自分の原風景とかを思い浮かべて泣きそうになるくらいなんですけど。その曲が入ってるのが、ちょっとだけ心の救いだったりするんですけど」

日食「この曲が、あると、ないだと、この作品の印象が全然違うだろうなと思います」

本部長「だいぶ攻撃力高いですよ、外に対しての攻撃もそうですけど。
僕が気持ちいいなって思うのは、自分に対しても手を緩めてない感じが…作っていく過程はどういう感じでしたか？」

日食「動き始めてからは、実はすごいスムーズだったんですよ。
1曲目の『ログマロープ』を書き上げた瞬間に、一枚何かを脱ぎすてた感じで。そこから、あとの7曲は、一ヶ月の間に堰を切ったようにバーっと出てきたんですよ。
”そういう時期だったんだな”と、自分の中で思って。そこは納得して、良かったな書けてと思って」

本部長「諦めなかったこととか、飲みすぎて死ななかったことで、なんとかこれが完成したと思いますね」

日食「いくつもの奇跡が繋がって、私は今日ここにいます」

本部長「諦めなかった理由は何ですか？」

日食「今回の半年間を経る前に、2回くらい同じことをやってるんですよ。
19歳の時にも1回、21歳くらいの時に1回。その2回の経験があったから、今回もすごい落ちてるけど、それでも諦めないで掴んでおけば、いつか何かになるって信じてずっとやっていたというのはありますね」









本部長「だいぶ、やわらかい書き方してくれてんだね！俺も、そこまでしか喋れないけど（笑）。
そういうクレーム入れて、でも、これは分からないもんね。本当にトイレ行きたかったのかもしれないし、トイレの中に忘れてしまったのかもしれないし。
それは〜、疑わしきですよ？どんなに、見た目がジョン・レ……ジョン・レノンって怪しい！？（笑）
確かに、髪が長いくらいのもんだと思いますけど。これ、どう判断します？」

浜崎秘書「本当に…ポテト食べたかったんだな〜っていう（笑）」

本部長「まあね、まずそこよ！？クレームをわざと入れたことによって、1つの値段で2つを奪ったと、そういうのが頭をよぎるよ？いろんな可能性があるよということで、これはしょうがない！『Let It Be』ですよ！」

浜崎秘書「お、『Let It Be』」

本部長「”なすがまま”です、ハンコ！」







本部長「あるんですよ。経験が血に勝ったわけですね。
いや、あるんですよ。もちろん、世の中にはしていけないミスもあるし、それでも人間ミスはあるんですよ。
クレームという形は、その企業を良くすることにも繋がるし、個人を成長させることにも繋がるから、、いろんなパターンがあるとは思いますけど。そういう時に、自分が少し試されていると。小さなことから、何でもかんでも文句を言ってしまう癖がついてるなと思い始めたら、少しだけ立ち止まって”これは別に、許せる範囲じゃないか”っていうところを、広げるチャンスが、一回ごとに来てるんじゃないかと思うんですよ。
文句言ってタダにしてもらうよりも、実は『大丈夫ですよ』と言って、笑顔でコミュニケーションとったほうが、後味はいいんですよね」

浜崎秘書「うんうん、そうですね」

本部長「これはもちろん、自分で許される範囲内で、何かが起きた時の話ですけどね。ハンコ！」

浜崎秘書「それでは本部長！？」

本部長・浜崎秘書「今日も一日、お疲れ様でしたーーーー！！！！！！」