「え？何でそんな髪型してるの？」
「え？彼氏作らないの？」
「え？何でそんな無駄遣いするの？」

その質問、辛いんですけど！あなたにもそんな質問ありませんか？

苦手な話題、苦しいテーマ、恥ずかしい過去、理由は様々でしょう！今日は思い切って、あなたのNGクエスチョン教えてください！





本部長「最後に飛んでもないどぎつい言葉ありがとうございます（笑）。付き合わなくてもいいので、ただ繁殖行動だけはしていただかないと（笑）。人類保存計画の為にはそれが必要になりますから。でも、職場で女性一人だったら、これは聞かれると思いますよ。これ、逆の立場で女性の職場で男性一人だったら飲みに行く度に「彼女、出来たの〜？」とか、絶対に聞きますもん（笑）」

浜崎秘書「絶対に聞く！根掘り葉掘り聞いちゃいます（笑）」

本部長「実は、女性が一人の男性を囲んだ時の追い込み方の方がすごいからね（笑）。秘書なんかはそういう返しのプロですから、そういう養成スクールに通っていたくらいですからね（笑）。秘書はそういう場合どうします？」

浜崎秘書「全員と付き合いますって言いますよ（笑）」

本部長「全員の付き合います、それ盛り上がるのかね（笑）」

浜崎秘書「早くその話を終わらせる為にね（笑）」

本部長「ちょっと欲しかったのと違ったな（笑）。褒めたりするのがいいんじゃないですか？最近の仕事の時の○○さん、カッコ良かったとか、褒めてくとかね。昨日の○○さんみたいなミスをされちゃうと、お付き合い出来ないですねとか（笑）。仕事を絡めて、褒めと駄目出しをいれていくといいかもね（笑）」

浜崎秘書「さすが本部長！女子力高いですね（笑）」

本部長「ちょっとやめなさいよ！僕の中にある、女々しさとか、オカマ性をいじるのは（笑）」





本部長「身長190センチ以上ある人だったら、絶対に聞きますよね（笑）。＜かの山＞さんには、オランダに行く事をおススメしますけどね」

浜崎秘書「平均身長の高い国ですよね（笑）」

本部長「そこに行けばそういう事聞かれる事も無いと思いますけどね。絶対、バレーやってたの？バスケやってたの？って、聞かれますよ。これは"あるある"でしょうね、でも無駄にはしてないということですね、ハンコ！」





本部長「これ本当にね、分かる！俺もすごい言われるんですよ。起きて10時間くらい経ってる状態でも、「今寝てました？」って（笑）。あと、寝起きてからけっこう経って、会った時の顔を見た時に「さっきまで寝てた？」って（笑）」

浜崎秘書「うっそ〜（笑）」

本部長「このね、「寝てた？」とか、寝顔がどうこうとか気をつけていただきたい！けっこう傷つきますから、言う方は気をつけてください！」




【プロフィール】
役員3人、社員数10人、あわせて13人のカプセルトイメーカー『奇譚クラブ』。2012年7月に発売されたガチャガチャ「コップのフチ子」は、シリーズ累計650万個以上を売り上げる大ヒットに。「オモシロい物」「ウケる物」を考え続ける大手メーカーに負けないアイディア満載のビジネススタイルが大注目される中、本日は主宰の古屋大貴さんにお越しいただきました。

本部長「本を読ませていただいて、面白いなと思いましたね。今の世の中って、売る為の方向の方が強いじゃないですか。僕ら芸人の仕事してても、テレビに出る為のネタなのかどうなのかというせめぎ合いがあって、これは色んなジャンルで起きてる事ですよね」

古屋「会社を経営してる立場からすると一年間ずっと恐いですよね。そことの戦いですね。そこに負けちゃうと面白い物が作れない。消費者は僕らと関係無いじゃないですか、消費者は面白い物が欲しい、その瞬間を楽しみたいだけなので、そっちの立場に社員みんながいないといけないなというのは常々思っていますね」

本部長「雇ってる側でもありますからね、気が気じゃないですよね（笑）」

古屋「去年も会社やめたいんだけど！ってみんなに言ったら、目で駄目だと言われました（笑）。プレッシャーに負けそうだったんですよ」

本部長「売れる為のアプローチが面白いもの。どちらのゴールでもある、売れたとして、そこからが大変ですよね」

古屋「玩具業界、こういうエンターテイメントでは大体そうなんですけど、真似が起こるんですよね。しょうがないと思うけど、類似品が出たりするんですよね」

本部長「それは厳密な「©」はないんですか？」

古屋「あるんですけど、あとはプライドの問題ですね（笑）」

本部長「あの「奇譚クラブ」という会社の独特な企画術があると聞いたんですけど？」

古屋「うちは企画会議があるんですけど、企画のシートを出した時に、これはこういう商品ですとか、説明始まっちゃったら終わりなんですよ。皆が見た瞬間に笑うかどうかが大事なんですよね」

本部長「世の中的には、それがぱっと目に入った時に気になるかどうかですよね」

古屋「ガチャガチャっていうのは、あのマリーンがあるじゃないですか。あれと消費者の皆さんが対面してそこで決めるわけなので、その同じシートで決められないといけないですね」

本部長「後付けじゃ駄目ってことですよね。初めのインパクトで勝負という事ですね」

古屋「特に僕らの業界はそうですね」

本部長「今後の目標とかはありますか？」

古屋「目標は特にいつも無いですよね。あるとしたら、楽しむ事を絶やさない。こちらが楽しんでれば、ユーザーさんにも良い商品を提供出来ると思っていますね」

本部長「20代の時はどういう環境で、どういう景色を見てたんですか？」

古屋「ずっと働いてましたね、おもちゃの会社で10年間働いてて、ガチャガチャをずっとやってましたね」

本部長「悶々と何か違和感を感じたりとか、ギャップはありましたか？」

古屋「最初入り立てで、会社も小さかったので大きくなればなるほど、つまらなくなっていきましたね。人が増えて、決まりが増えていって、というのはありましたね」

本部長「今、ラジオを聞いてる方たちで20代で、働きながら「この会社でいいのかな？」とか思う人もいると思うんですよ。そういう方はどういう気持ちの作り方とか、アドバイスはありますか？」

古屋「結論から言ってしまうと、最後は思い切りだけ、飛ぶか飛ばないかだけだと思います。結論はそこになっちゃいますけどね（笑）。あとは、どんなクソ会社でも、その時にお世話になってるわけですからね。誰の給料で食べてるのかというのは感じながらやるべきだと思います。給料もらっている限りは文句は言えないというのはあります。みんなで協力してやってるわけだから、相当嫌なら飛ぶしか無い」

本部長「中にいるという事は、お金を定期的にもらえてるという感謝は大前提持ってないとという事ですね」

古屋「あとは、やっぱり守られているわけだから、思いきって何かをやるというのも一つですね」





本部長「大体ありますよね、メールとか顔見えてない状態で、誰に似てますか？みたいな事もあるし。出会った時に「芸能人で誰に似てるって言われたことある？」とか、こっちサイドが思い出しそうなパターンもありますよね。秘書は誰に似てるって言われますか？」

浜崎秘書「全く言われないんですけど、ちゃんと綺麗にお化粧した時に、リン・チーリンと言われました（笑）」

本部長「リン・チーリン．．．．？」

浜崎秘書「リン・チーリンさんですよ！台湾の方です、木村拓哉さんとドラマも出てました！（笑）」

本部長「誰かこの子の説明書もらえないかな〜？一年半近く経ってるんだけど、事務所の人も説明書持って来ないからさ〜、どこにあんの？鹿児島のポッキーさん持ってる？（笑）」

浜崎秘書「持ってません！やめてください（笑）」

本部長「僕はね、石倉三郎さんとか、中学生の時はありがたい事に野茂英雄さんとか、最近はノーメイクのミッツ・マングローブさん似てると言われる事もあります（笑）。＜しろくろウサギ＞さん、確かにね、これは言われがちなんですよね。ハンコ！」



本部長「正直であり、ひねくれてるね〜。真面目なんですよ、誠実な人なのよ。面白いとかで、流しときゃいいんですよ。会話の話題としてね。簡単に会話として流せればいいんだけど、誠実だからね」

浜崎秘書「真っすぐなんですね〜（笑）」

本部長「好きになった人がタイプなんだと、でも真面目だから何か答えないといけない、だから、仏様になっちゃったんだよ（笑）。仏様なんて、どんなに好きになって振り向いてくれないよ？個人のものじゃないからね（笑）」

浜崎秘書「仏様．．．．（笑）」

本部長「聞かれたら嫌な事、ライトな事だったらいいけど、ヘビーな事、自分の中で引っ掛かってること、聞かれちゃ嫌な事、僕もありますから、なるべく人には聞かないでいるべきだと思います。本来ならこの関係性だったら、何聞かれても大丈夫だという人が周りにたくさん増えていくのがいいですよね。NGなんかないよと、言える人になるために、まだまだ修行していきたいと思います」