NAGOMI Setouchi

2019
05/18

瀬戸内国際芸術祭2019
Setouchi Triennale 2019
「開幕式と沙弥島」

もしあなたが鳥になり、瀬戸内の空を飛んでいけば、あまりに美しいその景色に涙を流すことでしょう。青い湖のような瀬戸内海に、ぽこぽこと浮かんでいる島々。陸地には森や田畑が広がり、穏やかな海には漁船が行き交います。瀬戸内を旅すると、あなたは、海と山とがかくも近くに存在し合っていることに気づくでしょう。山が雲を集め、雨を降らせ、森を育み、流れる川は海へと注ぎ込みます。いのちの繋がり、多様性・・・瀬戸内は、そんなことを教えてくれます。シルクロードの命名者として知られる、ドイツの探検家・地理学者、フェルディナンド・フォン・リヒトホーフェンは、明治維新直後、瀬戸内を旅し、日記にこう書きました、「これ以上のものは、世界のどこにもないであろう」

「瀬戸内国際芸術祭2019」が始まりました。スペシャル・ナビゲーターの前田エマさんが、瀬戸芸の盛大な開会式に参加しました。
「瀬戸内国際芸術祭2019」

『風の谷のナウシカ』のような……。台湾の作家、リン・シュンロンによる作品『国境を越えて・海』。

高松港の目の前にあるサンポート高松の一画、旅客ターミナルビル内1階には、「瀬戸内国際芸術祭2019」の案内、各種チケット販売、公式グッズ販売コーナーなどがオープンし、にぎわいを見せています。瀬戸芸実行委員会の皆さんや、ボランティアのこえび隊の皆さんなどがいて、わからないことがあるときには、ここへ行って聞くのが一番!

開会式の直前、瀬戸芸総合ディレクター北川フラムさんとお逢いしました。

瀬戸内国際芸術祭2019、開会式の会場。

開会式後は、切腹ピストルズによるパフォーマンスも。

開会式終了後、車を走らせ、沙弥島へ。

瀬戸大橋を見渡す、沙弥島の美しい浜辺。

沙弥島小・中学校の校舎。廃校になった学校が、瀬戸芸の会場になっています。

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