2019/9/29
虫の声が聞こえる季節ですね。
「お子さんをお持ちの方は、誰もが思っていると思いますが、子どもを育てるのは大変なこと。自分の思い通りにはなかなかいかないものですよね。子育ては、親育て。最初から親という人はいない。子育てをして鍛えられるのです」という江原さん。
今日は『子育ての悩み』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇ALEGRIA / マルシア
◇風 / 江原啓之



「娘の将来について、どのようにサポートすればよいか教えてください。娘は小6で運動が大好き。運動神経も良いので、何か娘に向いたスポーツはないかと思い、自治体のスポーツ測定会に参加しました。娘も私も、いいアドバイスがもらえたら嬉しいなぁ位の気持ちで参加し、期待通りアドバイスがもらえて満足していました。しかし後日“トップアスリートアカデミーの候補者に選ばれました”との連絡。確かに自治体の測定会の真の目的は『県を代表するスポーツ選手を発掘、育成』でしたが、まさか我が子が選ばれるとは思ってもいませんでした。主人は“せっかくのチャンスだからやってみたらどうだ”と言ってくれています。私もいつもなら“迷うなら挑戦しなさい。挑戦して、ダメならやめればいい”と言ってきました。しかし今回は、今までの挑戦とは全くレベルの違う話で、どこまで親として勧めれば良いのか分かりません。娘は『やりたい気持ち』『やりたくない気持ち』『どうしていいか分からない気持ち』が共存しているようです。スポーツ選手なんて、ほんの一握りの人がやることで、ましてや本人が目標を持って取り組むからこそ成り立つ道だと思います。娘の場合、今のところ何も志はありません。娘に挑戦して貰いたいですが、私が出来ないことを娘に無理強いして、本来の娘の人生に邪魔をしているのではないか?とも思います」というメールをいただきました。

江原さん
「私から言わせれば、親であるあなたが甘い。娘がやるか・やらないかにばかりの話になっている。スポーツは親子一体。親も“自分の人生をそこまでかけられるか”ということにつながるのです。子どもさんがやりたいかどうかは、子どもさんにしっかり考えさせる。そしてやってみて、もしもダメだったら、やめればいい。だけど親御さんの“ただ自由にやらせてみたら…”などという考えでは、そんな甘いものではない。親の人生をすべて差し上げるという覚悟がなければできない。また、そこまでいかずにケガをしたりすると、スポーツ推薦で学校に進学した場合、学校を辞めざるおえなくなったりすることもある。良いことばかりだけを考えず、そこまでのリスクや覚悟を考える。そういった時でも支える覚悟と、万が一のことがあっても、それでもいいじゃないか!という、最初からそういった覚悟を決めてから取り掛からないとダメだと私は思います」


「小学6年長男のことで相談です。4年前に転校し、その時から現在に至るまで、私が把握できる中で、仲の良い友達がいないようです。転校した理由は、私が結婚当初から夫の実家に同居したのですが、うまく行かず、同居を解消した為です。転校初日に“学校へ行きたくない”と言い、私は“お願いだから行って!”と無理やり行かせてから以降、一切の文句も言わず学校へ通っています。本人に転校の理由は“家が狭くなったからだよ”と伝えてあり、心から納得はしていないようでした。すぐに仲の良い友達ができるとばかり思っていたのですが、結果的には1年生の時にできた友達から引き離してしまい、それ以降、私には長男が学校を心から楽しめているようにはみえないのです。江原さんの“親の犠牲があって子どもは輝くことができる”と言う言葉を聞いて、私は逆のことをしてしまったんだな、と後悔するばかりです。今後の長男に対して私は何かできることがあるでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたは自分で理解していますよね。親が子どもを振り回した。それでいて、子どもに友達がいないように感じ、それが不安だと身勝手に考えてしまう。まず小学校6年生の長男さんと、腹を割って真実を話し合うことなんじゃないかな。嘘はいけないよね。子どもだって側にいるのだからわかっているんです。それに、友達がいるかいないかなんて余計なお世話で、その子はそれでいいかもしれない。それよりもお母さんが本当のことを話し、今までの嘘を伝え、息子さんがそこで“友達とうまくいっていない”と言うのであれば、色々と取り組めばいい。親が本音を言わなければ、子どもも本音を言わない。親は自分のフィルターを通して子どもを見るんです。だから“淋しいのではないか”などと思ってしまうが、子どもにとっては“今の状態が、気が楽だ”ということもある。子育てというのは作物と一緒で、親は太陽で与えるばかりなのです」


「どうしても江原さんに感謝の気持ちをお伝えしたくて、メッセージを送らせていただきます。それは、息子の仮退院の日に江原さんに会えた事です。3年ほど前、当時3歳の息子はある病気で1ヶ月都内の大学病院で入院していました。そして、退院予定1週間前に仮退院で自宅に一泊二日で帰ることができました。その時に、自宅近くにあるお寿司屋さんに息子と行きました。すると、びっくり!江原さんがロケでそのお寿司屋さんにいらっしゃっていました。私は、江原さんのファンで本も何冊も読ませていただいていたので、大興奮でした。だけど、ロケ中なので邪魔してはいけないと思い、普通に息子とお寿司を食べていました。するとある瞬間、たまたまこちらを向いてくださった江原さんが私たち親子に笑顔で会釈をしてくださったんです。もう、心の中で号泣でした!息子と一緒に過ごした闘病生活を、頑張ったねって言ってくださったようで、私にとって特別な瞬間でした。江原さん、ありがとうございました」というメールをいただきました。

江原さん
「『5時に夢中!』のロケの時かな。そういうタイミングでお会いしたのもご縁ですよね。先日も羽田空港で人をお見送りして、ご飯を食べていたら“今日、息子がスウェーデンに旅立つんです。握手をしてください”とおっしゃられたお母さんがいました。お母さんもこれから淋しくなりますものね。そういったところに出くわすと、応援したくなるものでございます」


● 9月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
9月生まれのみなさんは、潔く生きる達人。
その清々しさを人々に分けて差し上げてください。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●10月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
10月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「子育ては親育てです」
「ままならないから成長できるのです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
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◇ リクエスト
◇ 9月お誕生日の方
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2019/9/22
間もなく秋分の日ですね。
秋分の日とは、ご先祖様を敬って、亡くなった人を偲ぶ日。
今日は『スピリチュアル』なメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Starman / デヴィッド・ボウイ
◇月の伝言 / 江原啓之



「私が高校生の時の話です。大好きだった祖父が病気で亡くなりました。亡くなる1か月前から入院していたのですが、まさか亡くなるとは思わず、お見舞いも一度しか行きませんでした。亡くなったと知らされた時は悲しみと“何故もっとお見舞いに行ってあげなかったんだろう。もっとしてあげたいこともたくさんあったのに”と後悔でいっぱいでした。しばらくして私は地元のスーパーの中にあるパン屋でアルバイトをすることになりました。しかしバイトを初めてすぐ、そのスーパーが閉店。パン屋が移転することになり、移転先を聞いて驚きました。なんと祖父母の家の傍だったのです。旧パン屋からは電車で2駅乗り、更に乗り換えて3駅と、そこまで近くはなかったので、何故ピンポイントでここに?と不思議でした。ここでバイトをすれば祖母に会える機会も増えると、迷わず新店舗で働くことを決めました。更に更にオープン日に仰天。祖父が亡くなってちょうど一年の命日だったのです。まるで“おばあちゃんのことをよろしくね。今度は後悔しないようにね”と、祖父が言ってくれているようで、祖母も“おじいちゃんが呼んでくれたのね”と、嬉しそうに話していました。そんな祖母も3年前亡くなり、とても悲しかったですが、今度は、後悔はありません。祖父にも祖母にも感謝の気持ちでいっぱいです。江原さん、これは偶然だと思いますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「必然です。呼ばれたということと、あなたも後悔があるから、お見合い成立。引き寄せ合ったのでしょうね。おばあちゃまにとっても孫が近くにいてくれて幸せで、おじいちゃんにしても、おばあちゃんが心配だったのでしょう。良い話ですね」


「私は2歳になる息子がおりますが、出産をする前に不思議なことがありました。まだ妊娠して半年くらいの頃。つわりが酷く、検査も引っかかり“妊娠している間は楽しかった”という友達もいましたが、私は体調も毎日悪くて仕事もいけず退社したり、気分は毎日落ちていました。そんなとき、夢をみました。線路がでてきて、線路の向こう側に男の子が泣いて立っていました。私は駆け寄って“どうしたの?”と訪ねると“早くそっちに行きたいのにまだダメって言われるの”と男の子は答えました。私は“泣かないで、大丈夫だよ”と答え“うん”と、男の子が顔をあげて答えたところで夢は終わっていました。子どもが生後半年ほどになった頃、忘れていた夢を思い出し、ふとその時の夢の男の子の顔と、息子の顔が似ていることに気付きました。あのとき線路の向こう側で泣いていたのは息子だったのか…。ただの夢で私の思い込みなのか…。江原さんはどう思いますか?ちなみに息子は産まれる日も、父親が立ち会える日がその日1日しかない日に、看護師さんに“子宮口の開きをみる感じ明日だね”と言われ、誰もが明日だと思っていたのに、スピード出産。スポーンッと生まれてきてくるような息子です(笑)」というメールをいただきました。

江原さん
「そういうことってありますよね。正夢ですね。生まれてくる子も、元々は“魂”。もしかしたら早産しそうだったのかもしれない。だから“まだダメだよ”と言われていて泣いていた。大体、早く生まれてくる子というのは、すごく生まれてきたい子。良い親子関係を築いていってくださいね」


「今日は、以心伝心だな〜と思う出来事がありました。餃子を車10分位のところに住む父母に届けようと、うだるような日曜日のお昼、もうちょいしてから出よう…と、ウダウダしておりました。1時間くらいして、幾分 気持ちも充分になったので、餃子を携えて元気に父母を尋ねました。母がつめた〜い甘酒を出してくれながら“以心伝心ってあるねー”と、ほっこり言うんです。“なになに?”と、甘酒を味わいつつ身を乗り出して聞くと、母は“さっき1時間くらい前に、(私)が、こんにちは〜って来た声がしたから、傍にいるおじいちゃんに(私)が来たよーと言ったけど、おじいちゃん、聞こえないって。気持ちがひと足早く来てくれたんやねー”と。私が気持ちだけ、ひと足先にお邪魔していたようです。気持ちってすごいなーと、自分のことなのに、思いました。人が人を思う気持ちは、そんな風に伝わるものなのですね。だからこそ、温かい思いばかりだといいなぁと思いました。幽体離脱でもないですが、ちょっと不思議でしたので、ご報告したくてメールしました」というメールをいただきました。

江原さん
「こういうのも幽体離脱なのです。幽体離脱とは、寝ている時にだけだと思うかもしれませんが、思い御霊が飛ぶのです。『源氏物語』の六条御息所と同じ。ガラガラという扉を開ける音がしたなど、もっと具体的なこともある。または予知かもしれませんね」


「私は今年、子どもを出産しました。私の母が毎月一回、氏神様の神社に“守っていただいて有り難うございます”と、お礼詣に行っていて、私も同じように行くようになりました。親戚から“神社詣に赤ちゃんや子どもは、あまり連れていかないほうが良い”と言われました。行くなら鏡を持っていたほうが良い、と言われたので気になりました。赤ちゃんや、子どもに悪いものが寄って来ることがあるのでしょうか?教えていただけると嬉しいです」というメールをいただきました。

江原さん
「何かの風習なのでしょうか?地域によってなのかな?私はあまりこういう話を聞いたことがない。けれど、実際には関係ありません。もしかしたら、昔は医療もあまり発達していなかったので、赤ちゃんも早くに亡くなる方も多かった。だから、持っていかれないように…という思いの風習からきているのかもしれません。古い言い伝えもありますからね」


「父のお墓参りに妹と行ってきました。とても暑い一日で、お墓の掃除も汗だくでした。掃除が終わって、手を合わせ、片づけを始めた時、私は江原さんがおっしゃっていたことを思い出し“あのね、江原さんが言っていたんだけどね、本当はお墓の前でお弁当食べたりしながらいろいろ話したりすることが、すごく供養になるらしくて、喜ばれるんだって!”と妹に言いました。妹が“それいいね!今日は暑すぎてお弁当は無理だけど、コンビニでアイスクリームと冷たい飲み物買ってきてここで食べよう!”と言ってくれて、二人でお墓の前で、アイスを食べながら、思い出話をして笑い転げました。帰ってから妹にお疲れさまのメールを入れると、妹から“お父さん、すごく喜んだと思うよ!”の返事が届きました。私もそこに父がいるような、何とも言えない温かみを感じたひと時でした。江原さん、素敵なアドバイスを本当にありがとうございました。次はお弁当持参で行きますね」というメールをいただきました。

江原さん
「良いお便りですね。気持ち良い気分になったというのは、お父さんが喜んでいるからですよ。亡くなる人がみな希望するのは“自分のことを覚えていて欲しい”ということ。私もお墓参りに行きたくなりました!」



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●江原啓之 今夜の格言
「自分は敬われる人と言えますか?」
「あなたもいずれ、時代の一コマになるのです」

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2019/9/15
暑さも少し和らいできましたね。
「世の中には、夫婦問題は色々ある。他人ですから、ない方がおかしいのかもしれません」という江原さん。
今日は『夫への悩み』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇You're So Vain / カーリー・サイモン
◇旅立ち / 江原啓之



「毎週、小4・中2の反抗期真っ盛りの息子達と楽しく拝聴させていただいております。主人の車の運転中の仕方のグチを聞いてください。元々、短気でせっかちな性格なんですが、後ろの車にちょっとでも煽られるとすごくイライラして“なんだよ。あの車。煽ってきた!死ねばいいのに”などと、子ども達がいても暴言を言います。何度もです。子ども達には常々『言霊』については私がうるさく言っているので“そんなこと言っていると、自分に返ってくるんだよ!”と、主人に訴えるのですが、直りません。私も“具合が悪いから早く帰りたいとか、トイレ行きたいとかかもしれないよ。煽っているんじゃないかもよ”と言っても、聞く耳持ちません。煽られるのが嫌なくせに自分も煽ります。少しでも遅い車には かなり近づいて ワザと急ブレーキをかけたり、ブツブツ文句を言いながら運転します。先日もあまりに酷いので“近いよ!!”と言っても無視。子ども達にも“また煽り運転していたね。あんな運転じゃ、もう乗りたくない”と言われる始末。毎日のように『煽り運転』の事件がニュースで報道されているのに、全然直りません。車に乗るたびに嫌な気分になります。ちなみに主人は車の会社の営業マンです。だから余計に主人に腹が立ちます。この歪んだ性格は もう直りませんか?どうか何かアドバイスお願い致します」というメールをいただきました。

江原さん
「ダメだ!!車の営業マンだということは、基本、車の運転が上手なのでしょうね。そういうところでしか優越感を持てないのかもしれない。あなたも真面目なのはわかるけれど“またそんなこと言っちゃって〜!”などと、笑いに変えてしまうのもひとつの手。ガミガミ言えば言うほどダメになってしまう人もいますからね」


「私は結婚10年目。6歳と1歳の子どもがおり、現在育休中です。主人とは金銭感覚が合わず困っています。彼から毎月きまった生活費をもらっています。しかし残りのお給料は湯水の如く使ってしまい、子どもが二人なので、将来に備えて貯蓄をしたいのですが、我が家はカツカツ。以前キャッシングで50万円ほど借金があり、月に飲み代などで20万円ほど使っていたことがわかり、お金を使うのは程々にしてほしいと頼みました。そしたら“金のことを言われるのは嫌だからやめてくれ”と強く言われ、夫婦関係が悪くなってしまいました。それからずっと見てみぬふりをしてきましたが、最近キャッシングで100万円借金をしていることがわかり、黙っていられなくなりました。100万円はボーナスで返せたのですが、その後も浪費は続いています。私は毎日弁当を作ったりと節約を頑張っているのに、主人はお金を好きなだけ使うというスタンスを変えてくれません。家計簿を見せ“先月赤字だからもう少し浪費は控えて”といったところ“金の話をされるのは死ぬほど嫌だ。最近金の話しかしてこないから嫌になる!!”と怒り、自分の部屋にいってしまいました。私だってしたくてしている訳ではないのに、と嫌な気持ちになりました。子どもが二人いるので、できれば離婚したくないのですが、このような主人と今後どうやって付き合っていけばよいでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「これは深刻な問題ですね。離婚するか、賭けに出るかのふたつにひとつではないか。賭けとは、キャッシングの返済のお金を払わないこと。そして奥さん自身も切り詰めたりしないで、同じことをする。酔っ払いが、先に他の人が酔っぱらうと酔えなくなるのと一緒。同じように“こんなに督促状が来ているぞ!”と旦那さんに言われたら“知らない。私、もう疲れたから”と、懲らしめるしかない。奥さんが何とかしてくれているから、部屋に閉じこもるなど、甘えていられるんです。地に落とすしかない。“小さい子どももいて、そんな…”と思うかもしれませんが、離婚するか、この自堕落に付いてくか、地に落ちてみるかの3つのうちどれかしかない。旦那さんも“何が楽しくて生きているんだろう”と思っているのかもしれませんが、親になったのだから責任を負わなければ。旦那さんは子どもなんです。地に落として、その結果を見て、このままやっていくのか、離婚するのか。離婚するにしてもそこまで見た方が、あきらめもつく。督促状が来ても“知らなーい。あなたがしたんでしょ?お金の話をしたら嫌なんでしょ?私も言いたくもないし、考えたくもないし、子どもいるし、何とかして?”と、淡々と言ってみてはいかがでしょうか」


「私の旦那は睡眠時無呼吸症候群です。理由は“太っている”からです。食べることがとても好きで、美味しいものの為に働き、美味しい物の為に旅行に行き、週末には外食しないとストレスが発散できず不機嫌になります。健康にとことん無頓着で、タバコも吸うし、夜中2時まで寝ません。長い間呼吸が止まったままの旦那を死んでしまうんじゃないかと怖くなり“大丈夫??”と揺すり起こすと“起こすなや!!死んだら死んだでしょうがないやんけ!!何回も起こされてほんま腹立つ!明日仕事にならんやろ!!ほんまに、離婚しようかな”と、激怒されました。このままでは、長生きは出来ないと思うし、本人も“太く短く生きるから良いんや”と、健康や生きることに執着がありません。私はこれからも一緒にいたいし、健康を大切にしてほしいです。隣で息が止まっていたら不安になるし、怒られても起こしてしまうと思います。本人の望みのままに不健康な生活を続けさせて良いのでしょうか?幸せって人それぞれですね。どうしたらいいのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「まず、保険に入りましょう。旦那さんに“死亡保険を高くしてください。それから好き放題してください。義務を果たしてから、権利を主張してください”と言い、あなたはあきらめることです。それか、そういったことを淡々と言い続けて、旦那さんが変わるかでしょうね」


「お聞きしたいのは 亡き主人の闘病日記、写真のことです。主人は白血病という病で 5年間 闘い 白血病は完治したのですが 最後は 肺炎で亡くなりました。その闘病中、治った時に笑い話にする為と、難しい骨髄移植だったので、日々の様子を記録として写メに撮り、お薬や食べた物、どう過ごしたか、書きためたノートがあるんです。この頑張った主人の記録を、私は今は見ることが出来ないのですが、完治を目指し、前向きに生き抜いた大切な思い出なんです。この記録と写メですが、笑顔の主人もいますが、苦しい時の主人もいます。親戚の方が“苦しい闘病生活の記録や、苦しい顔の写メを処分しないと、ご主人は成仏出来ないよ”と言われ、急に気になり始めました。私の願いは、魂のふるさとで心安らかにのんびり過ごして欲しいと思っていますが、成仏出来ないなら、大切に過ごした記録ですが 処分した方がいいのでしょうか。処分と言われても 可燃物のゴミには出せません。どうしたらいいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「とっておいても、成仏できなくはありませんよ。何の関係もありません。こういうことを言う人はいますが、日本人の悪いところで、日本は何でも忘れようという文化だからなのでしょうね。あとは“引きずらないようにね”という優しさで言っているのかもしれない。私は逆の考えで、それも生きた証だからとっておいた方かいいと思う。けれど、いずれは処分した方がいい。なぜかというと、あなた自身もいつかはこの世を去る。その時に残ってしまうと、あとの人が困ってしまう。誰でも病気もするし、最期はある。それを忌み嫌うのはよろしくない。だからあなた自身が終活するときには処分してくださいね。焼けるところがあれば持っていってもいいし、手前みそですが、私の『お祓い箱』(マガジンハウス)というものがありますので、お清めをしてからゴミに出すというふうにしたら良いと思います。持っているからといって成仏できないことはありません。心配しないでくださいね」


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●江原啓之 今夜の格言
「悩みはときに、自分の理想の押しつけだったりします」
「一人で生きても、二人で生きても、自律しなければ幸せにはなれません」

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2019/9/8
虫の鳴き声が聞こえる季節になりましたね。
「きっと今頃みなさんは、夏の疲れが出る頃ではないでしょうか。今日も深刻なメールをいただきましたが『おと語り』にメールをくれるということは、乗り越えたいという思いがあるから。本当にあきらめている人は、送らない。今日、聴いてくれた方も“不満に思う”ということ自体、乗り越えたいという思いがあるからなのです。だから“自分って結構意欲があるんだな”と思ってくれたらいいな。私の“喝”は“愛”なのです」という江原さん。
今日は『ネガティブ特集』をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Relax / フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド
◇誰かのために / 江原啓之



「今まで私が、ネガティブとマイナス思考と自己中な人生を歩んできたことを聞いて欲しくて、お便り致しました。私は高校中退、専門学校も中退、離婚2回、結婚には向いていない性格だとも思います。子どもはいません。仕事はパートタイマーと、何一つ人として誇れるものがなく、中途半端な人生を歩んできました。今も親元で暮らし、甘えた生活をして好き勝手な毎日を過ごしております。親も高齢になり、今まで両親に散々、迷惑をかけ倒し、私も50歳前半で、江原さんから“気付くのが遅い”と、お叱りを受けるのは当たり前ですが、行く先が不安でなりません。やる事なす事、私は中途半端な人間なので、今、この年齢になってようやく過去、自分自身が後悔する事ばかりな毎日で、しんどいです。この年齢になり、人生が先細りになって見えだし、これから先、この駄目人間なネガティブな私は、何の為に生きているのかとも考えます。これから先、私は何を励みに目標にして、両親にも安心させてあげる事ができるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「まず、根本的に考え方が間違っている。学歴やお金の話など、“すべての幸せの元は、物質的価値観だ”とあなたは言っている。“何一つ誇れるものがない”と言うが、私が思う“誇れる”ということは何かというと“毎日、感謝して生きること”。中退だろうが何だろうが、あなたは生きている。“生きている”ということで誇りを持っていかないと。生き抜くことに価値があるんです。私が一番気に入らないのは“毎日を充実させていない”ということ。“今日、何をしよう”“今日、何を楽しもう”“本を読もう!”など、そういうことの積み重ね。あなたは成果主義。学校を出たか・出ないか。そういったことで比べるのではないんです。自分でしんどくしてしまっている。自分を差別する人は、人を差別する。人を差別する人は、自分を差別する。あなたは高学歴が良いと思っているし、金持ちが良いと思っている。成果主義が良いと思っている。だから自分を差別するんです。高学歴でも不幸な人はいっぱいいる。お金を持っていても不幸な人もいっぱいいる。思考を変えて、運命を変えていってくださいね」


「重度のネガティブメールで失礼いたします。私は、年中無休で腹の中から、悪しき念が溢れてしまいます。過去の様々な嫌な出来事、職場でのパワハラなど、グッと堪えれば堪えるほど、次から次へと、悪しき念が湧き出てしまいます。本当は大声で発狂したいのですが、グッと堪えるその形相は、まさに鬼です。私は悪しき念に蓋をするのは諦めて、悪しき念を解放したいと考えた結果。“悪しき念解放ノート”を作りました。自分の心に正直に、悪しき念をノート書き殴っています。私の醜い心、恨み、つらみ、妬み。呪いのようなものまで書いています。まさに自己憐憫、責任転嫁、依存心がてんこ盛りです。江原さんにお尋ねしたいのですが“おとたま”でもなく“ことたま”でもない。悪しき念解放ノートで注意すべき点はありますか?もしあるのなら、ご教授お願いいたします」というメールをいただきました。

江原さん
「これはダメですね。悪しき念ノートというのは、思い御霊。書いたら言霊、それを声にしたら音霊。まずノートを作ることが良くない。それよりは、昔の青春ドラマのように海に行って叫んできてください(笑)。そちらの方が、浄化もされるし、残らない。もしも書いたなら、その都度燃やすこと。また、あなたは“重度”と決めつけている。それよりもなぜそれを解決できない自分を鍛えようとしないのか。“自己憐憫・責任転嫁・依存心”と自分で認めているのに、居直ってしまっている。ネガティブな人の共通点は“頑固”。根底で自分は正しいと思っている。今日“そっか”と、素直に受け止めて反省すればいい。“サッパリ”というのが大事なのです」


「私は人を信用できません。高校で友に裏切られ続けました。身に覚えのない酷い噂話を流されてはいじめられ、信じていた友に相談してはバラされて、いじめは悪化。今は働いていますが、上司には人間性すらも否定され、先輩方は見て見ぬふり…夢もやりたいこともない私には、生きている意味がわかりません。今はただ、家族のために必死に働くだけで、生きがいも楽しみも、何もかもありません。私はそれほど、前世で酷いことをしてきたのでしょうか?そこまでして、何故人は生きなければいけないのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「私なら死にません。なぜかというと、同じ人生をまた歩まなければいけないから。魂だけは落第をしても、追試が常に待っているのです。逃げられない。私はこの人生をもう一度歩むのは嫌。次があるのならば、もう少し違う人生がいい。だからあなたのような気持にはならない。あなたは魂の行方が分かっていない。生き抜いた方がいいんです。また、あなたの性格では、悪いものばかり引き寄せてしまう。“生きがいも楽しみも、何もかもありません”と、人のせいにしてはいけない。生きがいも楽しみも、自分で作るもの。物質的価値観ではダメですよ。“お花を眺めて幸せ”“コーヒーを一杯飲んで幸せ”という楽しみもある。そういうふうに自分をあやして上手にいかないと。こういう方は、みんなが輝いて見えるんです。みんな一緒です。“友に裏切られ続け”というのも、頼るから裏切られるんです。9月28日に『江原さん、こんなしんどい世の中で生きていくにはどうしたらいいですか?(祥伝社)』という本が出版されるのですが、実は、こうやって質問してきた若い編集者がいたんです。彼に“こういう質問を江原さんにぶつけてやれと挑んだ結果、ぶった切られました。でも、喝が入りました”と言われました。あなたもぜひ読んで“喝”を入れて欲しい。そうすれば楽しい幸せな人生が待っている。楽しみは自分自身で作るもの。そのことを忘れないでもらいたい。ここであきらめない。でも、私は信じています。こうやって書いてきてくれるということは、あきらめていないということ。また、楽しいということは何かというと“誰かのために”ということなのです」



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●江原啓之 今夜の格言
「気をつけましょう。思考は運命までも変えます」
「身体も心も浄化、デトックスしましょう」

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◇ リクエスト
◇ 9月お誕生日の方
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2019/9/1
蒸し暑い日が続きますね。
「ポジティブな言葉は幸せを引き寄せます」という江原さん。
今日は『ハッピーなメール・面白メール』をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇That's What I Like / ブルーノ・マーズ
◇小さな奇跡 / 江原啓之



「先日、友人と“旅行って楽しいけれど、布団変わると眠れないよね〜”という話になり、私が“そうそう!特にベッドとか、自分がラップされたみたいになって、苦しいよね〜”と答えると、みんなが“…えっ?ラップ???”となり、辺りにハテナが舞い出しました。なので続けて“だから、あの中に入ると、ビターンッて、身動き取れなくなるでしょ?なんでホテルの人って、あんなに布団、ベッドに張り付けるんだろうね?”と言うと“あんた、それ、はいで寝るんだよ…”と…。その後、みんなで転げ回って笑いました。それにしても、あれで、よく一晩、眠れたものです。まず、布団の中にもぐり込むことさえも、大変でした。たぶん、心情的に“こんなに綺麗にベッドメイキングされているものを壊してしまうなんて、もったいない!”と、感じたのだと思います。しかし次回からは、はいで寝てみたいと思います。きっと、よく眠れますよね♪」というメールをいただきました。

江原さん
「どうやって入っていたのでしょうか(笑)!あのまま中に入ったら、それはラップをされたようになりますよね。“みんなで転げ回って笑いました”とありますが、あなたは笑えないでしょ!と思います」


「今日は、誰にでもある言葉の勘違い、昔、何処かの番組でありました!“あ〜勘違い”をお話ししたくて投稿しました。私は、思い出すたび笑いが出てしまいます。海外のお友達が、日本の文化にふれてみたいと言うので、寺院に行くことにしました。私が良く訪れる深川にあるお寺を訪ねました。たまたま1年に1度の大護摩焚とぶつかり、境内は沢山の人で賑わっていました。静寂の中、僧侶が法螺貝の音と共に列をなし、進んで来たその時、境内放送で、“参列の皆様、合掌をお願い致します”といったのです。すると、法螺貝の音に合わせ、ウォーォー ォ!と、唸る友人の声が!私はその時、直ぐに、“合掌”と“合唱”を間違った友達の勘違いに気付き、笑いをこらえながら、小さい声で“合掌は手を合わせることで、日本語には2つの微妙な発音で意味の違うことがあるんだよ”と説明。ある程度の日本語はできるものの、こう言う場面での勘違い、周りの反応も、最初は何処からうなり声が聞こえてくるのかキョロキョロしながら私達のところに視線が集まり、その後クスクス笑いをこらえていました。あの時のことを思い出すと、1人でも笑ってしまいます。江原さんも、笑える勘違いありますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「コーラスの“合唱”と、手を合わせる“合掌”を間違えたということですね(笑)!時々、面白映像で、何か歌うと犬が“ウォーウォー”と吠えるのと似ている!周りの反応もおかしい(笑)!!面白過ぎる!!!このメール、殿堂入りだと思います!!!最高ですね!私は、そこまでの勘違いはないかな。確かに日本語は、漢字違いがありますからね。けれど、一人でやっていたら合唱ではなく、ソロになってしまいますよね(笑)」


「1週間入院する事になり、この機会だからテレビは観ずに、お見舞いも家族のみにして、神様がくれた一人の時間と想い、静かに自分と向き合っています。消灯が早すぎてテレビも見ていないので、大好きな江原さんの番組を観たり、本を調べていたところ『おと語り』にたどり着き、毎晩暗い病室で聞いています。すっかり『おと語り』の虜で消灯後の暗い病室で、一人でクスクス笑っています。私はひとり親で離婚後40歳の時に自営業を始めました。離婚前は大きな家に住み、裕福に暮らしておりましたが、離婚後は真逆。小さなアパートで二人の息子と3人で暮らしております。それはそれで楽しい事もあり、起きて3歩で台所、手を伸ばせば大抵の物に手が届きます。1度で部屋を見渡せるし、冷房は一台で全部冷えるし、掃除も楽。色んなことが短縮できて楽しんでいます。次男が中学3年の時の話です。近年引きこもりの事件が多く、姉が遊びに来たので、二人で引きこもりについて語っていました。姉がふと次男に“あんたも引きこもりにはならんでよ”と言ったら次男が一言“引きこもれる部屋がねぇ”。確かに!と姉と大爆笑。なるほど〜と、納得と共に笑い声が響いた一日でした。息子たちは野球部で毎日夜遅くまで練習。真っ黒になり頑張っています。我ながら良い子に育てたなぁと、自分を誉めてあげたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「良いお話ですね。引きこもれる部屋がないと、引きこもりになれない。おっしゃる通りだと思います」


「以前、リスナーのモチモチモッチーさんが正座で階段から落ちたというお話を聞きましたが、私も20代に、経験があります。福岡に住んでいた頃です。朝、仕事場に向かうため、かなり急いで藤崎駅の地下鉄に乗ろうと、階段を降りていて“早く行かないと、電車が行ってしまう”と思ったときでした。ずるっとヒールが滑って、どんがらどんがらがしゃーんと、正座で一番下まで 落ちました。ぱっと、右を見ると電車のドア開いていて、乗りこんだお客さんが唖然としている中、プシューとドアが閉まり、私が乗るはずだった電車が行ってしまいました。“大丈夫ですか”と、女性がかけよって来てくれ、恥ずかしさでいっぱいになりました。数日後『笑っていいとも!』で、タモリさんが“地下鉄で、正座したまま階段を落ちた女性がいた”と言っていました。もしかして私のこと? だとしたら 落ちてストッキングが破れ、血も出たとはいえ、ちょっぴり嬉しいミーハーな私なのでした」というメールをいただきました。

江原さん
「タモリさん、福岡だから見ていたかもしれませんね。それが“ちょっぴり嬉しいミーハーな私”というのも面白いですね。けれどケガには注意して、大事にしてくださいね」


●9月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
9月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「幸せを語るごとに、幸せが訪れます」
「幸せは与えるごとに、与えられます」

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