2018/1/28
日本各地で大雪が降りましたね。みなさま、防寒対策しっかりしていますか?
「早いもので、2018年が始まって1ヶ月が経とうとしています。年を重ねると、どんどん年月が早くなるのは、なぜなのでしょうか」という江原さん。
今日は『ネガティブ特集』をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Tears dry on their own / エイミー・ワインハウス
◇みちひらき / 江原啓之



「私の去年を漢字一文字で表すと何だろうと考えたら“嫌”と、文字が浮かんできました。『おと語り』で“嫌いという感情に映される想いは、自分にある嫌いなのです”というのを聴いて、私に言っているような気がしました。私は昔から家族や学校でも社会に出ても、人と上手くコミュニケーションができず、職も転々としています。昔から顔のことでクラスメイトや母からバカにされ、自分のすべてが大っ嫌いです。職場では、私の行動にいちいち笑ったり、睨んだりする人たちもいます。こんな私にも好きな人ができたのですが、彼は妻子あり。実家を出て、彼と同棲して10年経ちますが、借金、中絶、職場の人間関係も最悪。私は実家を離れ、好きな人といるのに何しにここへ来たのか。時間もお金もムダにして、すべてはバカな自分にあるんだろうと実感しています。お互いに、こんな生活が嫌なのに、どっちも依存しているのだと『おと語り』を聴いて思いました。甘ったれで、江原さんに叱られると思いますが、誰にも心の内を言えず、気がおかしくなりそうで『おと語り』にメールしようかとても思い悩みましたが、江原さんが“ネガティブから学ぶこともある”と仰っていたので、思い切ってメールを送りました」というメールをいただきました。

江原さん
「大体“大っ嫌いです”というのは、大好きなんです。自分のことが本当に大っ嫌いな時は、自分を捨ててしまうから、大っ嫌いだとも思わない。“大っ嫌い”だと言うということは“なんでわかってくれないんだ”と、うまくいきたい人が言う言葉。あなたも、自分で何が悪いのかわかっているんですよね。“バカにされて”という過去のこともあるのでしょうが、そんな人は笑い飛ばせばいいだけ。職場も同じ。どこでも良い人もいればそうでない人もいる。あまりネガティブな気持ちになってはいけない。気の毒な経験もあったと思うけれど、自分次第。気持ちは分かった。分かったから、もう一度立ち上がって、新しい人生の扉を開けよう!道に迷った時は突き進んではいけない。必ず分かるところまで戻る。人は横着だから、道に迷ったら突き進めばどこかに出ると思っているんです。でも、ダメ。一旦、分かるところまで戻るんです。今まで色々とあったと思うが、一旦、更地に返して、一から仕事から何からすべて新たに築く。過去を恨んではいけない。更地にして、新たな道を拓く。面倒かもしれないけれど、急がば回れ。後になれば“あの時、そうしておいて良かった”ということになる。人生頑張って、ポジティブさんになってくださいね」


「私は知らず知らずに、他人から嫌われたり、怒られてしまっています。しゃべったこともない子どもの学校のお母さんから嫌われたり、陰口を言われたり、挨拶しても素通りされたりします。ほとんど会話したことない人にも、嫌われたりしています。何が原因か分からず、人と会話をするのが怖くなって、誰にも話しかけることがなくなり、話しかけられたことにだけ、うなずく日々を送っていましたが、何でだろうと本当に疑問です。オーラが弱いからでしょうか。私の何を直したら、みんなと良い関係を築けて、穏やかなお母さんの関係を作れるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたのラジオネームは“悩みがつきない”さん。色々な原因があると思うけれど“悩みがつきない”という名前を付けるネガティブさが、生きる姿勢に表れてしまっているのだと思う。ご自身のことで分かると思うのだけれど、そんなことはないのにコソコソした姿に見えたりしているのではないか。自信のない人は、姿に出てしまう。そうすると全然そんなことないのに“この人、裏があるのかしら”と思われてしまったりする。“私のこと、怖がっているのかしら”“避けているのかしら”と、相手の方がなんとなく避けていったりするもの。いつも朗らかに誰にでも“こんにちは”とやっていると、多分、そんなことはなくなると思う。また“自分のことを悪く言われている”という卑屈さが、もしかしたら目つきが暗くなっていたりするのかもしれない。目も下に落としがちになって歩くだけで“暗い人”と思われてしまったりする。まずは体の姿勢から。胸を張って歩く。そして、目線を上げて笑顔。“こんにちは”“お世話様です”“お世話になっています”と、挨拶だけする。それだけ変わります。“なんとなく暗い人ね”“なんか陰険そうに見えない?”と、詮索させてしまうような演出を自分で敢えてしないこと。悪気が全然ないのだと思うけれど、自信のなさが表れてしまっていると損。目線を上げて笑顔を作る。人は基本的に、見える雰囲気で決めてしまうものなのです」


「先日、私の財布が旅立ってしまいました。そして帰宅しません。お金は仕方ないとして、学生証は再発行、キャッシュカードはすぐに止めたので心配はないのですが…、一緒にお守りを入れていました。私にとってかなり特殊なお守りだったのですが、旅立ってしまったということは、私の厄落としをしてくれたということなのでしょうか。それともたまたまなのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「すべてではないですが、お守りが入っていたことを悔やまれるのであれば、ひとつの厄落とし。これから、今度はプラスなことがやってくると思うので、あまり気落ちをしないでいただきたいなと思います」


●1月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
1月生まれのみなさんは、切り替える学びを持って生まれてきた人。
思い悩むより、切り替えましょう。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●2月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
2月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「節目は再生の知恵です。新しい自分に生まれ変わりましょう」
「年のはじめに躓いた人は、すぐに軌道修正しなさいというメッセージです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
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◇ リクエスト
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2018/1/21
寒い日が続きますが、みなさま体調は崩されていませんか?
「お正月に里帰りして、義理の家族との付き合い方に悩んだ方も多かったのではないでしょうか。家族のことで悩んでいるのだけれど、家族が原因ではなく、夫が原因だということもある。“何が原因なのかを見極める”という学びになりますね」という江原さん。
今日は「義理の家族との付き合い方」をテーマに番組をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Better Together / ジャック・ジョンソン
◇やからみち / 江原啓之



「毎日苦痛で仕方ありません。主人の両親と同居して4年。もう声を聞くだけでも嫌なのです。義母は常に声が大きくて、独り言や鼻歌を、周りを気にせずに行います。こちらが拒否をしているのにも関わらず、何かにつけて私達家族に関わろうとしてきます。特に孫にはストーカーのように、朝から晩までしつこいのです。義父は頭が固く、話にすらなりません。主人は母親が一番大事な人間で、私が義親の不快なところを話しても、すべて私のワガママ。私が我慢しなければならない。でなければ、家を出て行けばよいと言います。そもそも同居スタート時も、できないなら離婚すると言われたのが始まりです。モラハラもあります。いつも私をバカ呼ばわり。機嫌が悪い時は、一週間くらい存在を無視されます。どうしてパートナーの不快を理解しようとしないのでしょうか。死ぬまでこの関係なのか、本当に私が一方的に悪者なのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「悪いのは旦那。“独り言や鼻歌を、周りに気にせずに行う”というのは、私の祖母もそうでした。インチキでデタラメな歌を大きな声で歌っていた。お年寄りは、そんなもの。だんだん耳も遠くなるから声も大きくなる。“義父は頭が固く”ともいうが、お年寄りはだんだん理解するのに時間がかかってくる。そういう意味では仕方がない。義父や義母はお年寄りとしては普通。問題は旦那。“主人は母親が一番大事な人間”というところが問題。嫁を一番大事にしなければいけない。義母も“嫁を大事にしなさい”と言うべきなんです。きっと他所で悦に入って“うちの息子は、嫁がいるのに私のことばっかり言うのよ〜”なんて言うと“親孝行ね〜”と近所に言われ、喜んでしまうのでしょうね。けれど“同居できないなら離婚だ”という旦那では、死ぬまでなおらないと思う。けれど、あなたもこの旦那さんと一緒になってしまった。そういうところがあるというのは分かっていたはず。一度バトルするしかない。あなたは、旦那が理解があったら、全部許せるんだと思うんです。この旦那をどう懲らしめるか。あなたがまず腹を括ること。一度、本当に話し合ってみる。本当にどうにもならないのであれば、別れようと思うのか、そうではないのか。旦那に“ちょっと話がある。何だったら離婚をしようかと思う。出て行こうかと思う。私は耐えられない”と一対一で話をしてみる。そこで“あ、そう。いいよ”と言われたら、仕方がない。もし、あなたが夫婦として選んだ関わりがまともだったら、ご主人も少しは理解してくれると思う。二人の時間を大事にしよう。これは、年寄りの問題ではない。夫婦の問題なのです。それをお年寄りのせいにしたら、可哀想ですよ。頑張ってくださいね」


「義理家族、夫の無理解に絶望しております。初めての出産の時、分娩室で出産後、やっと赤ちゃんを抱きしめ、初めて授乳をしていたら…義理の両親、義理の妹夫婦その子ども達、その後に夫が笑顔で入ってきました。私は急いで乳を隠し、出産で疲れ果て、ノーメイクのまま義理家族と対面!こちらの状況、気持ちを考えてよ!と怒り心頭でした。看護婦さんは夫に入るように言ったのに、義理親が勝手に入ったようです。退院から一週間後に孫に会いたいと言われましたが、まだ体調が悪く、乳腺炎にもなっていたので、体調がもう少し良くなってからにして欲しいと夫や義理妹に伝えていたのに、義理家族が訪問してきました。次の月も“これから行く”と言ってきて、子育てで部屋の掃除までできていなかったので“違う日にして欲しい”と義父に伝えたら激怒。義理妹から、子どもの為に、義父に謝りメールをして欲しいと言われ、謝りました。夫に“私の状況を考えて欲しい。分娩台の上にいる状態で入って来られ、悲しく怒りが湧きあがった気持ちを分かって欲しい”と伝えました。夫は、初めは謝りましたが“一般的にはおかしいかもしれないが、うちの家族はおかしいと思っていない!”と言いました。この家族とどう向き合っていけばいいのでしょうか。因みに部屋が片付いていなかったら、義母は嫌味を言ってくるような人です」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたの気持ちは分かる。初産だから、夫が入ってきて手を握りしめて“ありがとう。頑張ったね。良くやってくれた”と言われ、ホロホロした気持ちになるのをすごく楽しみにしていたんだと思う。それなのに義理の両親や義理の妹夫婦やその子ども達まで入ってきてワイワイされて…という映像が浮かびますね。昔の人は授乳している時、おっぱいを出しているのは普通だった。そういう意味では見るのも平気。あなたは急いで隠して“何を見るの!”という感じかもしれないが、目当ては赤ちゃん。けれど、子どもまで入ってきて、考えれば雑菌だらけ。そのみんなが赤ちゃんを“ハイ、次。落としちゃダメよ”と、ラグビーボールのように回し始める。旦那さんの家族は、開けっ広げな、そういう家族なのでしょうね。けれど、こういうことはよくあること。あなたも、これが2人目、3人目になってくると、ドーンと構えてどうでもよくなってくる。そのうち“頼むから抱っこしていて”という気持ちになってくるものなのです。旦那さんも一応謝っている。旦那さんの家族は、寛大で緩やかな朗らかなご家族なんです。許してあげてくださいね」


「先日、知り合いから“貰って欲しい”と言われ、亡くなったお姑さんの洋服を数枚いただいてきました。お姑さんは歌が上手く、ステージで歌っては賞を取っていたような方で、私服というより、その衣装をいただきました。親族などでは、遺品は早めに処分した方が良いと本には載っていたと思いますが、まったく面識のない方の遺品。こういったものは、着ても良いのでしょうか。処分した方が良ければ、その方法も教えてください」というメールをいただきました。

江原さん
「“遺品”と思うから、悩んでしまうのでしょうね。それをいったら、骨董品なども“遺品”処分でたくさんあると思うんです。分かっていなければ、そこまで思わない。着物であれば、一度、洗い張りをしたり、洋服であればクリーニングに出して“これは私が着ます”という意志の元に着れば何の問題もない。物・衣装に罪はない。ただ、私が思うのは、やたらと人にあげるものではないということ。相手の気持ちが重くなってしまうから、古着屋さんに売ったりする方がまだいいし、人の気持ちが軽くなる。気持ちの問題なのだと思います」


●江原啓之 今夜の格言

「家族も含め、総じて人間関係。自律することが大切です」
「気は使うものではなく利かすもの。相手の想いを察しましょう」

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2018/1/14
1月8日は成人式でしたね。
「若い方達からもメールをたくさん送っていただき、本当に有難いですね」という江原さん。
今日は「19歳・20歳の悩める若者のメール」をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Isn't She Lovely / スティーヴィー・ワンダー
◇誰かのために / 江原啓之



「僕は大学で野球をやっています。僕の大学はとても強くて、レギュラーになるのがすごく難しいです。僕はレギュラーになれそうなところで、いつも怪我をしたり、チャンスの時に調子が悪くなったりします。なんでこんなにも運が悪いというか、チャンスを掴みとる時に、邪魔が入ってしまうのでしょうか。どうしてもチャンスを掴みたいので、アドバイスをください」というメールをいただきました。

江原さん
「イメージが足りない。“根拠なき確信”というのが絶対に大事。自分が必ず活躍するイメージを常に抱くこと。スポーツ選手も常にイメージトレーニングをしているんです。マラソン選手ならゴールするイメージをする。悪いイメージを持ってはいけない。私も歌などの舞台に立つ時は、成功するイメージをすごく持つんです。そうすると、やっぱりそうなるし、ちょっとでも“ダメだな”と思うとダメになる。イメトレが大事。集中力が足りない。あなたのラジオネームは“中途半端野郎”さんですが、中途半端なのは、集中力・イメージ力が中途半端だから。あなたの運が中途半端なのではないのです。それができるようになれば、人生に無駄はない。今度は人にそれを伝えられたり、これから社会に出て、役に立てるときがきっと来るはずです。素晴らしいことです。頑張ってね」


「僕は今、悩んでいます。大学一年生なのですが、今の学校をやめて、働いてお金を貯め、それから違う大学に入り直すか、今の学校を卒業するかです。僕はこれまでずっと孤独でした。でも、今の学校に入り、友達ができ、先生も良い人達で楽しいです。これからさらに青春していきたいです。でも、僕はこれまでにものすごい辛い経験、挫折を経て、夢をあきらめて今の学校にきました。やっぱり本当に行きたい大学に行きたいと思ってきました。せっかくできた友達を手放し、また孤独になるかもしれないのは、とても不安です」というメールをいただきました。

江原さん
「ケースバイケースだと思うんです。最後は、あなたが決めること。あくまでも私の個人的な考えですが、進路が変わるのは悪いことではない。その分の努力があればいいだけ。その覚悟ができているかということなのです。私は、自分の責任主体なら、学校には2つでも3つでも行ったらいいと思うんです。一度辞めて、働いてお金を貯めてとなると、時間がどんどんずれていく。若い時間を取り戻すのは大変。もし、私の息子であれば、とりあえず学校に行って卒業して、それから働いて復学したり、プラスアルファを学べばいいと言うと思う。大学ならば編入もあるし、独学で勉強すれば院にも入れたりもする。とりあえず貫いて卒業して、お金が必要なら働いて貯めて、もう一度行く。ずっと学んだっていいと思うんです。私も学校マニアのようにあちこち行った。それに、学校生活も大事。学生は勉強ばかりがすべてではなく、恋愛をしてみたり、人間関係などで力を養うというすごく有難い時間。辞めて働いてとなると、その間にまた悔やむことがあるといけない。まずは卒業をして、別に遅い学生でもいい。人生に無駄はない。もし、あなたがどんな苦労をしてでも“今、変わりたい”“お金を貯めてでも行きたい”というのであれば、それも間違いではないと思う。自分の経験と感動として、悔いがないように生きる。それだけだと思います。私は30歳になっても学校に行っていた。自己責任・責任主体であれば、どれだけ勉強したっていいんです。頑張ろう!」


「私は自分の性格に少し困っています。おそらく“いい人”になろうとし過ぎてしまっています。決して、見返りを求めているわけではありません。見返りがなくとも、相手に嬉しいことや楽しいこと、幸せなことが降りかかるといいなぁと思っています。もちろん、相手が嫌と思うこと、求められていないことはしません。でも、求めていることに関しては気前よく力になったり、手を貸したり、相手の力になりたい!と思っていますし、そのことに関して、少し尽くし過ぎてしまいます。追われる女になりたくて、相手に余裕を見せたいのですが、相手に尽くすことが好きなので、止められません。やめることが良いことなのかもよく分かりません。自分の意見をしっかり持って、流されないようになりたいのですが、気付くと、相手の意見にも賛同している自分がいて、自分が見えなくなってしまいます。“自分が本当にしたいことってなんだろう”って考えた時、周りの人に流されやすいです。“喝”ぜひ入れてください」というメールをいただきました。

江原さん
「『大我と小我』という言葉がある。“大我”は相手を愛すること。この“愛す”は、相手に対し、全許容になるということではない。“小我”は自分だけを愛する心。エゴ。“大我”の為ならば、何でも尽くしていいと思う。しかし“大我”は、全許容ではないので、相手が間違っていると思うことに関しては、絶対に“ノー”と言う。分かりやすくお金の貸し借りで表現しますが、相手に“お金を貸してくれ”と言われた時に、貸すか貸さないかの判断は、大我が小我か。多くの人は、お金を貸して戻ってこなくてモンモンとする。それはどうしてかというと“小我”でお金を貸したから。貸さなければ“嫌われたらどうしよう”“友達を失くすかもしれない”と、自分の為に貸しているから。昔の人は、人にお金を貸す時には“あげたと思いなさい”と言っていた。“この人、本当に困っているし、貸す価値があるな”と思ったら、貸す。そうでなければ逆に“貸せない”というのも“大我”“愛”だったりする。“愛”だから、教育・子育てと一緒で“嫌われてもいいから、あなたにとって必要なことを言う。みんなが言わないから私は言う”これも大我の愛なのです。恋愛でも“好きなのに、告白できません”というのは、自分が可愛いから。相手を愛するということは、悪いことではない。“あなたのことが好きです”というのは、とても良いこと。そこで想いが叶わず、相手が“ごめんね”となった場合には、そこで泣き崩れるよりも、相手を愛しているのであれば“そっか。残念だった”と思うこと。告白できない人は、相手を愛するよりも、自分の方が可愛いということになってしまう。“大我・小我”を理解して、立派な大人になってくださいね」


「最近、自分の性格について気になるようになりました。私は中学1年生の頃は幼くて、ヤンチャな部分が多く、周りからは怖いと思われていたのではないかと思います。しかし、中学校2年生になってからは、友達の影響もあって、かなり性格が丸くなってきました。大学生、就職となっていった時に、昔と今の性格が違う人は、どう思われるのでしょうか?やはり、性格が変わっても、昔の悪かった印象だけが残っていってしまうのでしょうか。噂として広まっていってしまうのが怖いです」というメールをいただきました。

江原さん
「過去のことは、笑い話になる。どんなことも、今の方が重要。だから、あまり気にしなくてもいいんじゃないかな。今の自分に、ちゃんと胸を張って生きられるようにするべきではないかと思います」


●江原啓之 今夜の格言

「未来はあなたのものです。楽しく道を拓いてください」
「未来が微笑んであなたを待っている。おめでとう」

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2018/1/7
新年、明けましておめでとうございます。
「みなさま、どんなお正月を迎えましたか?2018年を一言で言うと“爆発の年”。ポジティブなことで言ったら“爆発的な人気”“爆発的なヒット”。良い爆発になるといいですね。みなさんも、ひとりひとりが良い“奮起”という意味での“爆発”をしていただきたいなと思います」という江原さん。
笑う門には福来る。
今日は「明るいメール・笑えるメール」をご紹介しました。
今年も『おと語り』よろしくお願いいたします!

今夜お届けしたナンバー
◇Funky New Year / イーグルス
◇みちひらき / 江原啓之



「吉幾三さんの“おら東京さいぐだ”が面白くて、最近、思い出したように聴いていたのですが、育児ママによる替え歌があるそうで、面白かったので抜粋します。
『吉育三』“はぁ〜♪オムツじゃねえ!ミルクじゃねえ!昼寝をし過ぎた訳でもねえ!ハイ!抱っこして、トントンで、部屋中歩いてぐ〜るぐる♪いつ寝るの?まだ泣くの?ハイ!眠れないまま朝が来るっ!おらこんな夜嫌だ〜♪おらこんな夜嫌だ〜♪はあ〜♪土日など、関係ねえ!朝からベルトで変身だっ!ママ起きろ!戦うゾ!いつまで寝てるの6時だよ?ハラ減った!ご飯まだ?戦いながら作ってよ!おらこんな朝嫌だ〜♪おらこんな朝嫌だ〜♪”。育児の辛さを、こんな笑いで吹き飛ばしてください!」というメールをいただきました。

江原さん
「本当ですね。笑っていればなんとかなりますよね。けれど、明けない夜はないのと同じで、あっという間にその時代が懐かしくなると思います。どこの子ども達も、親がこんな思いしているの、知らないのでしょうね。知らないで“ババァ”“クソ親父”などと言うのでしょうね」


「私には2人の子どもがいます。長男5歳、次男1歳の頃。次男の奇々怪々な行動にホトホト疲れていました。ティッシュ次々出したり、醤油をぶちまけたり。オムツにしたウンチ君を手にとり、カーペットや床に擦り付けたり。そんな時に、実家の母からの言葉に目から鱗…。“死なんだらエエねん”。肩の荷がどっと降りました!“ティッシュに醤油、好きなだけ撒いたらエエ。金で済むなら済ませてしまえ!”“ウンチ臭くても構へん。拭いたらエエ。乾いたら臭わへん”“怪我したり、死んだりすることに関わることだけ気ぃ付けといたらそんでエエ。あとは笑い飛ばしてまえ!”その言葉を聞いた時から泣かなくなり、笑顔で育児ができるようになりました。“育児に間違いも正解もない。100人いたら100通りの育て方。その子その子の母親のやり方でOK”私の育児の結論です。オカン様様です!手抜き万歳!お母さんの笑顔が、子ども達には一番必要なんですよね。栄養や躾は二の次。お母さんが笑顔でいることが必須なんです!現在、小さな子どもの育児に参っているお母さん達に伝えてあげたいです。わざわざ荷物を背負わないで。捨ててしまって“昼寝している間に…”と思わず、昼寝している子どもと一緒に昼寝。埃で人は死にません。コンビニおにぎりで済ませても罪にはなりません。頑張らないで!楽できる道をみつけて、乗り切って欲しいです」というメールをいただきました。

江原さん
「本当に子育ては大変ですからね。しかし、この意見は、すべての人には当てはまる訳ではない。“栄養や躾は二の次”と言うが、二の次でもあればいいですけれどね。お母さんが笑顔でいることが必須だけれど、ひとつ足りない。それは“向き合う”こと。笑顔でいても、友達と電話をしていたり、LINEやメールをして笑っていてもダメ。子どもと笑顔を向き合わなくてはいけない。5歳と1歳の男の子を一生懸命に育てているあなただからこそ言える言葉。世の中には、そうではないお母さんもいるから、全般に当てはめてはいけない。スマホばかりしているお母さんもいて、車で通っていると、子どもが道に出てしまったりして危ないんです。あなたや、同じように頑張っているお母さんには同じように伝えてもいい。けれど、こう言ってしまうと“じゃあ、子どもにカップ麺”という親が絶対にいるんです。躾も“ほら、怒られちゃうからこっちきなさい”というバカ母もいるんです。みんながみんなではない。数多の人にあてはまるわけではなく、人それぞれなのです」


「江原さんは、甘い物お好きですか?私は小さい頃から大の甘党です。特に冬に食べるチョコレートが大好きです。今は専業主婦なので、子育ての合間に食べるおやつが幸せでたまりません。そして、体重計にはしばらく乗っていません(笑)!甘い物食べたら、なんだかほっこりします。今日は、りんごで手作りのジャム作りまーす!寒い冬を、大好きな食べ物で、みなさんも乗りきってくださいね。お鍋も温まっていいですよ」というメールをいただきました。

江原さん
「なぜ“特に冬に食べるチョコレートが大好き”なのか、みなさん分かりますか?冬は冷えてパキンパキンになるからなんです。チョコレートにりんごの手作りジャムを乗せて食べたらさらにいいですね。チョコレートに酸っぱい物も合うんです。ぜひ、お試しください!」


「時々、すべてが嫌になり“もうやりたくなーい”という感情になる時があるのですが、江原さんの鈴と声を聞くと“私って、自分のことが可愛すぎちゃって、いじけちゃってバカだったな”って思えて、冷静に考えられるようになります。いつもありがとうございます。聴いて笑えて心落ち着くラジオっていいですよね!私の母は、江原さんの鈴が大好きで、自分でも真似して“江原っちのマネ”と“もー、やんなっちゃう。シャンシャン”って、楽しそうに鳴らしています。もしこのメッセージが読んでいただけることがあれば、今日はいつもより気持ちばかり大目にシャンシャンと鳴らしていただけると、感謝感激雨嵐です!」というメールをいただきました。

江原さん
「江原っち、まいりま〜す!(鈴)!!これで喜んでいただけるかな」


「結婚して26年。子育ても終盤に差し掛かり、ホッとし始めた矢先。今まで笑ってやり過ごしていた主人の言動が嫌でたまらなくなってきました。部屋の中で、スリッパ代わりにビーサンを履く。ハゲるのが怖くて予防で処方されている薬を、私の目を盗んでこっそり就寝前に飲む。ビールを取る振りをしてさりげなく冷蔵庫チェック。少しでも賞味期限が過ぎているちくわなどを見つけると“いつからあるんやろ。まさか熟成に熟成を重ねてるんとちゃうよなぁ”と、嫌味を言う始末。そんなこんなが今更のように湧き出て、マグマのようにフツフツと煮えたぎり、“離婚”の2文字が頭をよぎるように。そんな時『おと語り』を聴き“夫婦はお互いを映し出す鏡。愛されたければ相手を愛すること”という言葉。初心を忘れ、愛することを怠け、主人の表面しか見ずに、良い面に目を向けることを久しくしていませんでした。ビーサンで通気を良くして足臭を予防、ハゲ薬も、ひょっとして私の為かもしれない。賞味期限チェックも、私のズボラな性格をさりげなく直そうとしてくれているのかもしれないと思えるように。生きていると必ず何度か闇を抱えてしまう時があります。そんな時には江原さんの言葉を頭に置き、毎日、凛として、清らかな心と感謝の気持ちを持ち続けながら、年齢を重ねていければと思います」というメールをいただきました。

江原さん
「本当ですね。あなたの仰る通りだと思います。それで幸せになっていただけたら幸いでございます!」


●江原啓之 今夜の格言

「“明けまして”は、すべての闇が明ける言霊です」
「すべてはメッセージ。すべてにおめでとうございます」

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