2017/3/26
桜の開花の便りが聞こえてくる季節になりましたね。
「3月4月は別れと出会いの季節。転勤や引越し、クラス替えなどもあるでしょう。恋愛関係や人間関係。始める時はいいもの。しかし、人間の価値の表れるところは“別れ方”だと思う。綺麗に別れられるという事が人間としての質の高さやレベルが表れるのではないでしょうか」という江原さん。
今日は『別れ方』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Separate Ways / ジャーニー
◇旅立ち / 江原啓之



「2月に離婚しました。私は45歳、元夫は38歳、子どもは6歳です。原因は主人に愛人ができ、その女性と結婚したいという事でした。その女性との出会いは、バツイチで5歳の子どもがいてホステスとして働いていたお店で出会ったようです。その後、主人はその女性を自分が経営している会社の秘書として働かせていました。何度も離婚したいと言われましたが、私は離婚には合意しないでいました。すると離婚調停を起こされ、一年に渡り調停で争ってきましたが、容赦のない態度や、金銭的脅迫に精神的に耐えられなくなり、離婚に応じました。私にも悪い所がありましたので、離婚に納得したつもりですが、元夫が愛人と愛人の子どもと豪華な生活をしている写真をSNSで見ると、悔しいやら情けない気持ちになります。ただこれから私自身、自分の人生を送る為に、気持ちを新たに切り替えて前に進みたいと思っています。私に必要なメッセージをいただけたら嬉しいです」というメールをいただきました。

江原さん
「前を向いていくしかない。気持ちは分かるが、別れる時に一番大事なのは“感情はいらない”という事。理性。SNSは見ない。気にして見ちゃうというところに、まだ気持ちがあるのでしょうね。また、そういう時にはしっかりと弁護士さんを立てる事。過去を振り返っても仕方がない。前を見て歩く。夫婦である以上にお母さんでもある。子どもの為に頑張っていくしかない。頑張ってくださいね」


「私は26歳の未婚女性です。2年程前から2歳年下の男性を好きになりました。お互い他にお付き合いしている人がいた時に出会い、最初はただの友達関係だったのですが、お互いにどこかで一度会ったのではというほど心を許せる人で、しだいに深い話もするようになりました。その後、お互いフリーな状態に。彼の事が好きになり、少し前に想いを告白しました。すると彼は“私の事本当に好きだけど今は付き合えない。今、他の女の子を見ても可愛いと思えてしまう。ただ体の関係は、そういう遊びの女の子じゃない私としたいんだ”と言われ、私は最初“何を言っているんだ”と思ったのですが、好きな相手なので体を許してしまい、ちゃんと付き合っていないのに、体の関係はある友達のような恋人の様な人になっています。男のこういう気持ちって一体なんですか。結局彼はどうしたいのでしょうか。本当に他の女性とは体の関係を持っていないみたいなので、そのままの関係にしています。向こう無楽しんでいるみたいなので、私もヨガや習い事など楽しい事をいっぱいして、彼とのケンカ話をネタに、友達と食事をして人生を楽しんでいます!こんな関係性のままで大丈夫でしょうか。もし直した方が良い面があれば、厳しいご意見お願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「まず、自分が見えていない。自分の都合のいいようにとっているだけ。“一度会ったのではというほど心を許せる人”というのも思い込み甚だしい。妄想する人は幸せにはなれない。“他の女性とは体の関係を持っていないみたい”と言うけれど嘘だと思う。男の気持ちは“遊びたい”のです。あなたがそれで良ければいいんです。『類は友を呼ぶ』。あなたがあやふやだから、そういう男が寄ってきてあやふやな関係になり、あやふやな人生になっていくのです」


「3ヶ月前に大好きな彼にフラれてしまいました。原因は些細な事ですが、彼にとっては些細な事ではなかったようで、とても怒らせてしまいました。彼にフラれてからの3か月間は、怒り・悲しみ・腑に落ちない。でもやっぱり好き等々、様々な感情に振り回されました。一時は“あんな奴大嫌い”と思いましたが、恋愛から遠ざかっていた私に、人を好きになる事の素晴らしさを教えてくれた彼に今は感謝しています。周りからは“もう次の恋愛に進みなよ”と言われますが、どうしても忘れられません!そこで、彼のお誕生日に一度連絡をして、それでもダメなら諦めようと思います」というメールをいただきました。

江原さん
「電話してみればいい。それでダメなら諦める。“人を好きになる事の素晴らしさを教えてくれた彼に今は感謝しています”という言葉は、若い時の感性に出る言葉。昭和枯れすすきには出ない(笑)。こういうのも人生の醍醐味。連絡してみてダメだったら次にいく。好きな人を忘れられないのは当たり前。すぐに忘れられるのは薄情なんです。心のアルバムの中にしまいましょうね」


「僕が働いている職場に、部署は違うのですが元カノがいます。去年の9月頃別れました。別れた当初は僕の方が未練タラタラで、僕から連絡したのがきっかけでケンカになったりもしました。それからしばらくして次第に僕も次の恋愛に進み出し、元カノに連絡する事もなくなりました。職場内であっても挨拶を交わす程度で、業務の事で直接用件がある時以外はこちらから話はしないですし、正直な所、必要以上に接したくもありません。しかしそれが相手に伝わったのか、この間“最近、避けられている気がするんだけど。前みたいに普通に話せる仲に戻れたらいいなぁ”と連絡がありました。僕が“業務の用件以外で連絡してこないでくれ”と返したら“関わりにくいし、委員会の会議にも行きたくなくなる”と来ました。僕は“別に業務の事で用がある時だけ話したらいいじゃん”と返しました。この件で他の職員から“いい加減あなたが大人になって普通に接したら?一応あなたが年上なんだし、このままだと向こうがキツイだけよ”と言われました。僕のした行動・言動は大人気ないのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「ハマってますね。あなたは彼女に振り回されています。好きなんです。愛の反対は無関心。おじさんから女の子の気持ちを言っておきましょう。女の子は“元”であれ“今”であれ“誰”であれ、みんなに好かれたいものなのです。みんなの憧れの彼女でいたいんです。別れたとしても粉を撒いて歩くんです。粉撒き娘なのです(笑)。あなたはそれにハマっている。こんなメールを書くくらいハマっている(笑)。新たな幸せを見つけましょう」


●3月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
3月生まれのみなさんは、寄り添い上手な人のはず。
与えた癒しが自分を癒します。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●4月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
4月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「愛の反対は、無関心なのです」
「依存心を克服し自律すれば、誰も悪者にしません」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
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◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 4月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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2017/3/19
卒業式のシーズンですね。
「別れがあり、旅立ちがあり。そして、新しい出会いがある。『おと語り』にはたくさん良いお話がたくさん届いています」という江原さん。
今日は『HAPPYな話』をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇A Better Place / プレイング・フォー・チェンジ
◇さくら咲く / 江原啓之



「私の住む地域の、駅前の交番の若いお巡りさんの話です。私は毎朝7時40分過ぎにパートに行く為、JRを利用しています。マンションが多い地域で5つしかない改札口はフル稼働。若いお巡りさんが改札の脇に立ち、大きな声で“おはようございます”と微笑み、連呼しています。一人はキリッと。もう一人は少しぽっちゃりだけど五月人形のような可愛らしいお顔のお巡りさん。黙って遠くに立っているお巡りさんもいらっしゃいますが、このお二人は改札脇で元気に見送ってくれます。学生さんもサラリーマンも流れるように改札に吸い込まれていきます。なぜ皆、完全無視して通り過ぎていくのでしょう。なんの見返りも求めず、わざわざ改札で挨拶してくれる若いお巡りさんは素敵だと思います。少し照れくさいけど、私は“おはようございます”と、一瞬目を見て挨拶します。小さな声でも挨拶を返すと、あちらもパッと顔が明るくなります。最近、顔を覚えてくれたらしく、遠くからでも私が挨拶を返すとアイコンタクトで返してくれます。朝の殺伐とした時間帯に通過してゆくすべての人に対し、元気に挨拶してくれる若者二人に感謝です。こんな若い気持ちの良い挨拶ができる人がいて、おばちゃん嬉しい。こんな素敵な人たちが我が娘達のお婿さんになってくれたら最高ですね」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたが気に入っちゃったのですね(笑)。どちらが気に入ったのかな。この番組にメールくれるくらいだから、ぽっちゃりさんの方でしょうか。せっかくの挨拶にみんな無視をしていくのは嫌なものですね。昔は漫画やドラマでも挨拶をするお巡りさんもいましたが、最近はみんな、受け方も慣れていないのでしょう。改札も昔は駅員さんが改札鋏でカチカチしながら“おはようございます”と普通に言っていた。挨拶は基本目を見てですが、そういう習慣がどんどんなくなっているから恥ずかしかったりもするのでしょう。私もウォーキングをしている時に、お巡りさんが立っているところがいくつかあるのですが“こんばんは”とこちらから言わないと言ってくれない。今度“寒いですね。トイレ休憩はどれくらいおきにあるんですか?”と聞いてみようかな。コミュニケーションは面白いですからね」


「3ヶ月前とてもショックな事がありました。子どものクラブ活動のお手伝いに徒歩で向かう道中、顔から派手に転んでしまいました。口の周りに何ヶ所も深い傷ができ、前歯2本のうち1本は抜け、もう1本は半分欠けてしまいました。滴り落ちる血を見て気が動転しながらも救急車を呼び、口腔外科へ運ばれ、口の周りを何針か縫い、歯はインプラント手術をする予定です。これまでお肌のお手入れやお化粧、オシャレする事が私の唯一の趣味でした。怪我をしてからは、オシャレにも興味がなくなり、鏡を見ては泣き、思い出しては身震いしてしまいます。でも最近になり、この事故は私に大切な事を気付かせる為に起こるべくして起こったのではと思うようになりました。これまで口を開けば“何か良い事ないかなぁ”と不満。気に入らない事があればすかさず文句。人を見た目で判断してしまう事もあったと思います。でも、良い事なんてなくても普段通りの日常こそが幸せだという事に気付かされました。そして外見を飾るのではなく、魂を磨く事が大切なのだと恥ずかしながらこの歳になって思えるようになりました。励ましてくれる主人と子どもの優しさにも改めて気づく事もできました。しかし、なかなか前向きになれない自分に戸惑いを覚えます」というメールをいただきました。

江原さん
「大変でしたね。私も自転車で顔から転んだ事がある。ある程度年齢がいくと、咄嗟の受け身ができなくなる。これだけの傷、辛かったでしょうね。特に女性だし辛い。その気持ちは分かります。でも、大事に至らなくて良かったなと思う事が大切だなと思います。世の中の社会の事件で、小金井市女子大生ストーカー刺傷事件で裁判になっていたりしていますが、彼女キツイでしょうね。でもきっと人生は、何かを失えば何かを得る。必ず得るものがたくさんある。諦めずに生きていっていただきたいと思います。お見舞い申し上げます」


「とってもHAPPYな出来事がありました。僕は地元の大学を卒業し、地元の固い仕事に就いています。一方で“天職”として大学の頃からずっと自作曲を歌う音楽活動を続けています。年に何度か東京のライブハウスで歌っているのですが、東京で就職をしている同じ大学の同期数人が、東京でライブをする度に観に来てくれ、ライブ後に皆でお酒を飲み、楽しく過ごしていました。お互いを知らない友人もいましたが、僕のライブがきっかけで知り合い、その後は東京の友人同士で集まっていたようです。1〜2年くらいしてからその中の男女が付き合いだし、まもなく二人が結婚。自分が何だか恋のキューピッド役を果たせて嬉しいなぁと思っていたのですが、本当のサプライズはその後。お二人に娘さんが生まれたのですが、なんとその子の誕生日が僕の誕生日と同じ日だったんです。驚きましたが、それ以上にお二人との“御縁”を冷静に感じて、同時にすごくありがたい気持ちにもなりました。音楽はもちろん好きでやっているのですが、一方で自分の音楽活動に何か意味を見出せたらと感じていた中で、とても励みになる出来事でした。これからも、音楽を通して誰かの為に少しでも力になれたらと思い、活動を続けて行こうと思っています」というメールをいただきました。

江原さん
「素敵なお話。まるでご褒美の様ですね。適職に就いて天職をしてらっしゃる。一番楽しい素敵なあり方だと思います」


「私は普段から変な夢をよく見ます。今まで2回、江原さんに除霊をしていただく夢を見ましたが、つい最近3度目のご出演をされました、その夢が本当にすごい夢でした。私が江原さんの元で、ほぼ直角の崖を登るという大変厳しい修行をしている時の事。隣の方はいとも簡単に登って行かれるのに対し、どんくさい私は足腰もたつき、なかなかうまく上がれません。その時でした。江原さんが私の後ろに回り、私のズボンを少し下にずらし、尾てい骨辺りに口をつけ、思いっきり息を吹きかけてオナラのように“ブゥ”と鳴らしたではありませんか。私が驚いてポカンとしていると…江原さんは“子宮を浄化しました”と一言。心なしか腰回りが軽くなり、修行を続ける…という夢でした。笑いながら目が覚め“さっすが江原さん!臓器まで浄化してしまうのね”と、その状況に感心して興奮しながら娘に話すと“お母さん。それはね、きっと夜中にすごく大きいオナラをしたんだよ”と冷静な一言。確かにそうかもと、娘の夢判断に納得しました。色々と暗い世の中ですが、オナラだけにプッと少しでも笑って頂けたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「きっとすっきりするようなオナラだったのでしょうね(笑)。時々寝ている時に自分のオナラで目が覚める事がある。その時は、腸内が一掃されたような浄化されたような清々しさがあるんです。私も寝ている時にオナラに気が付かない時があって、見ていた家内に“オナラをする時にバッと布団を剥いでブゥっとやってから、また布団をパッと戻して寝ていた。無意識のうちにこもったら嫌だと分かるのね。すごい技だ”と言われ、家族中に感嘆されました(笑)」


「来週、リスクのある手術をします。私はもともと癌の病気でかなり進行していて、腫瘍をとりたくてもなかなか手術ができずに諦めかけていたのですが、ご縁があった病院へ転院し、手術をする事になりました。たまたま見ていたインターネットで、私の地元で江原さんの講演があると知り、とうかチケットが私の元に届いて江原さんに会えますように!ってずっとお願いをしていたら…なんと!念願のチケットを手に入れる事ができました!すごくすごく嬉しかったです。手術怖いけど、江原さんに今、甘えていいのなら、私にエール…いや勝(カツ)をください。お願いします!」というメールをいただきました。

江原さん
「勝ってください(鈴)!回復をお祈りしております。全国の方が様々なところで必死に生きていて、講演に行く時に来てくださるのは嬉しい事ですね。ラジオでもみなさんと喜怒哀楽を共有できるという事は幸せです」


●江原啓之 今夜の格言

「幸せな話を聴くのも偶然ではなく必然。幸せが近づいているのです」
「他者の幸せを喜べないと、幸せから嫌われてしまいます」

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2017/3/12
番組スタート当初から人気コーナーだった『感動した言葉』。
瀕死の状態であるとお伝えしたところたくさんのメールをいただきました。
「感動する事は大切。この番組ではたくさんの感動した言葉が聴けるというところから始まりました。名作もいっぱいあった。なかなかないから名作というのかもしれないですね」という江原さん。
今日はみなさんからいただいた『感動した言葉』をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Your song / アル・ジャロウ
◇最後だとわかっていたなら / 江原啓之



●あなたが感動した言葉―――
美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさい by オードリー・ヘップバーン
みなさんが感銘を受けた言葉を紹介します。

「即席めんの開発に成功した時、私は48歳になっていた。
 遅い出発とよく言われるが、人生に遅すぎるということはない。
 50歳でも60歳でも新しい出発はある」
(肌ピカピカさんが、その行動力と言葉に勇気づけられた、インスタントラーメンを発明した日清食品創業者の安藤百福氏の言葉)

「大事なことほど、面倒くさい」
(福助さんが面倒くさい毎日は大事な日々だったのだと衝撃を受けた宮崎駿監督の言葉)

「人にあたらず、火にあたれ。あってけえから」
(愚痴を言っていたみけさんのお母様に、ストーブの前にいたお祖母様がニコッと笑ってかけた言葉)

「思いやりの欠如は、過剰な涙と同じくらい品がないものです」
(グレートノーザンさんが上品かつ的を射た言葉だと感動した英国貴族社会を舞台にしたドラマ、ダウントンアビーの一場面)

「話し合いとは、本来聞き合うことである」
(まーまるさんがお互いを尊重しようと感じた、お父様の法要の際に住職さんからもらったカレンダーに書かれていた言葉)

「なるとかなれないとか考えていたって一歩も前には進めません。
 やるかやらないか、それしかないのですから」
(いしわたりひろおさんが感動した日本の元プロ野球選手でNPBやMLBでも活躍した野茂英雄投手の言葉)

「目標はあまり遠くては、情熱はわかない。
 目標が正しくなくても情熱はわかない。
 全然責任を感じないときにも情熱はわかない。
 やさし過ぎても情熱はわかない」
(目標が遠すぎたのかもと感じた小さな数学者さんが最も好きな岡潔先生(数学者)の言葉)

「人間関係は、あなたのスピリットを成長させるための磨き砂です。
 何か問題が起こったとき、そこから学ぶ『素直さ』を持ちましょう。
 『気づき』、目覚めることこそ『宝』です」
(あいちゃんさんが感動した江原さん著書『幸運を引きよせるスピリチュアルブック』より)

「『自分の感受性くらい』
 ぱさぱさに乾いてゆく心を
 ひとのせいにはするな
 みずから水やりを怠っておいて
 気難しくなってきたのを
 友人のせいにはするな
 しなやかさを失ったのはどちらなのか
 苛立つのを
 近親のせいにはするな
 なにもかも下手だったのはわたくし
 初心消えかかるのを
 暮らしのせいにはするな
 わずかに光る尊厳の放棄
 自分の感受性くらい
 自分でまもれ
 ばかものよ」
(サラダチキンさんが自分を顧み、襟を正した茨木のり子さんの詩)


●江原啓之 今夜の格言

「感動は、たましいの目を覚まさせます」
「感動を求めてこそ、人生は輝くのです」

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◇ 江原さんに聞きたい事
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◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 3月お誕生日の方
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2017/3/5
花粉の季節がやってきましたね。
「3月といえば春。春はウキウキするものですが、世の中はネガティブな人も多いみたいです」という江原さん。
今日は『ネガティブ特集』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇All For You / ジャネット・ジャクソン
◇小さな奇跡 / 江原啓之



「私は夫の事をまったく信じる事ができません。妊娠中に浮気未遂が発覚してからというもの、どんなに旦那が頑張っても、私は常に疑ってしまいます。酷い態度をとっても優しく返してくれるのに、どうしても信じられない。猜疑心の塊です。ここまでくると、もう病気なのでしょうか。子どもが生まれたばかりなのに、浮気の証拠をつかもうと必死になり、一刻も早く離婚しなきゃという行動をとってしまいます。遊び人の旦那との結婚生活が耐えられない。でも、本当に遊んでいるかは分からない。信じる事は本当に難しくて怖い。この猜疑心を消すにはどうしたらいいでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「簡単です。夫が信じられないのではないのです。自分が信じられないのです。女子に多い“タラレバ”。どうしてかというと保険をかけているから。“捨てられるくらいなら、早く離婚をしよう”と、最悪の事を考える。でも、浮気をしているかどうかも分からない。“いざという時に、自分が耐えられるだろうか。乗り越えられるだろうか”と考えている。まず忘れてはいけないのは、あなたが選んだ人だという事。お互いが良くて結婚をしているのだから、相手のせいだけではなく、自分もしっかり取り組んでいけばいい。あとは淡々とやっていくだけ。“石橋を叩いて渡る”と言うけれど、石橋を叩き壊すタイプもいる(笑)。話し合ったりもしないでビクビクしていてはダメ。相手を変えようと思ってはいけません。まず自分が変わる事。旦那さんと話し合って反省をさせればいいのです」


「夜に薬局に行ったのですが、お店の中を歩いていると、どこからか女性の喘ぎ声が聴こえてきました。私は驚いて辺りを見回し、自分のポケットに入れていたスマホからその声が流れている事に気付きました。私がスマホに保存していたエッチな動画が勝手に再生されていたんです。急いでスマホをポケットから出して止めようとしたんですが、パニックに陥って消すのに手間取りました。近くにおじさんと女性2人の店員がいたのですが、スマホから漏れた声を聞かれたかと思ったら恥ずかしくて、何もなかったフリをして、誰からも見えない棚まで行って、隠れてそこの棚に並べてある商品を興味ないのに手に取って見る振りをしました。店に行く前に見ていた訳でもない動画が勝手に再生されるなんて…。こんな経験初めてです。もうエッチな動画は消して、保存していません。江原さんも保存する事があれば気を付けてください」というメールをいただきました。

江原さん
「保存しません(笑)!笑えるのは保存する程、良かったのですね(笑)。そのお店に留まる勇気がすごい!普通、出て行っちゃう。一応別の棚に行って見るという所に自己憐憫を感じる。“オレは悪くない”“オレはただ、ちょっとエッチな動画を保存しただけなんだ”という事なのでしょう」


「私の自動車のタイヤが4本パンクさせられました。しかも3回目。自宅の横の月極めの有料駐車場に止めている時にいつもやられてしまいます。証拠はありませんが、多分犯人は隣人です。その人以外には思い付きません。50代半ばくらいの独り暮らしの男性です。うちは40歳の夫婦2人暮らしです。うるさくしているつもりはないのですが、笑い声や足音などがうるさいのでしょうか。うちの後から引っ越してきましたが、挨拶には来ませんでした。すれ違う時も無言です。何かしら不満があるのならば直接言って欲しいですが、1度も言われた事はありません。自分の車には、ベランダから3台の防犯カメラを付けて守っています。駐車場の地主さんにお願いをして、とりあえずは徒歩2分の駐車場に変えさせてもらいました。でも、またいつやられるか分かりません。主人は怒って、同じようにしないと気が済まないと言っていますが、それも出来ません。疑問に思ったのですが、パンクをさせた人は、今世でそれ相応の罰を受けるのか、それとも今世ではなく、死後の魂の世界で低い所に行って苦しむのか、はたまた、そう大した事でもないのか、是非教えていただきたいです。事件や詐欺などもやられ損な気がします」というメールをいただきました。

江原さん
「気持ちも分からなくはないけれど『波長の法則・類は友を呼ぶ』といって“やられたからやり返してやる”という考えがあってはいけない。しかも証拠がない。“多分”だけでそこまで思うのもいけない。隣人だったとしたら、相手も“多分”だけでやっているのかもしれない。思い込み同士。実行に移す方がもちろん悪いけれど“同じようにしないと気が済まない”というのも紙一重。それはいけない。もし隣人であればきちんと警察に届け出たり、防犯カメラの設置を駐車場の地主さんにお願いしたりして、ちゃんと証拠をとり、理性的に解決していかなければいけない。魂の世界の事ですが、パンクさせる事を本当にする人というのは、日常生活や人生の中でも暗い出来事が多いのだと思います。結局、その事でなくても別の事で絶対に返ってきているはず。その人の人生を表すよなと思っている事が大事で、その成敗に対して気にするのもおかしい。自分自身の成長だけを考えるのが良い事。“それ相応の罰を受けるのか”というのは、現実的な刑法の方でなんとかしていただきたいなと思います。同じ土俵で戦ってはダメ。事件も色々ありますが、詐欺の場合は、引っかかる事にも問題があるなと私は思うのです。そんなうまい話はないという事も結構ある。また、今の時代は周りに誰が住んでいるか分かっていないなど、コミュニケーションが足りない。数十年前の日本は、玄関の鍵を閉めなくても良かった。変な人が来たら“変な人が来たよ”と教えてくれ、みんながガードマンだった。そういう時代になってしまった事にも問題がある。でも、近所問題は難しいですよね。私も経験がある。数十年前に引越した時、警察を呼ばれたりと嫌がらせがあった。全然うちとは関係のないトラックが停まっていた際“お宅の引越しのトラックではないですか”と、荷片付けをしていた夜中の2時3時に、通報されたのか警察が来た。そういう出来事が何回も続き、私は荒手に出ました。家の前の路地や家の中から“一体どこのうちだ!!”“何度も通報や嫌がらせしやがって!!”“またか!!”と、大きな声で騒いだ。するとピタッと止まりました。ちょっと危ない人が来たかもと思われたのかもしれない(笑)。それからみんなうちを避けて通るようになりました。参考になるかどうか分かりませんが(笑)」


「ネガティブな気分でいっぱいです。私は今、アメリカで大学生をしていてルームメイトはバングラデッシュ人です。私とルームメイトには共通の友達も多く、よくリビングルームでご飯を食べたり仲良くしておりました。しかしスピーカーを使って大音量で音楽を夜中の3時まで流していたり、テロでも起きたのかと思わせる大音量の映画の爆発音で目が覚めたり。料理は好きでも片付けがまったくできなかったりと、不満がたまっています。先日も朝の5時に料理を作り始め、プチパーティーを始めようとしていたので、私がその中の友達の一人に“お願いだから違う場所でやって”と言っても酔っ払ってヘラヘラするのみ。堪忍袋の緒が切れ、部屋の扉をバーンと閉めたら、さすがにヤバイと思ったのか、違う場所に行きました。その次の日にルームメイトをルールを作ろうと言っても“もうしないから”みたいなまったく乗り気ではない態度。それで強く言ってしまい、周りの空気も悪くしてしまい、自分以外の人は大きい音も、家が汚くても気にならないのに、なんで自分だけが気になってしまうのか、なんで自分はうまくやれないんだろう。“家に入る時に靴を脱いで欲しい”と言っただけで態度が悪いと言われ、もう小さい事すべてがストレスです。どうしたらこんな気分から解放されるのでしょうか。周りに悪く思われる事が怖くてしょうがないです」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたの気持ちも分かるけれど“ザ・日本人”という感じがします。海外に出ると、向こうの人は、日本人が気になる事が気にならないんです。それも勉強。文化の違いなのです」


●江原啓之 今夜の格言

「ネガティブは自己憐憫。反省とは違います」
「自己憐憫に発展はありません。未来は切り拓くものです」

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