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  3. 2024.7.16 TODAY'S PLAYLIST 川上洋平が気ままにソング・セレクト!

171川上洋平が気ままにソング・セレクト!

SONGS
Disco 2000 / PULP
Start Again / Been Stellar
Bon Bon / Fcukers
Run It Back / Still Woozy

THIS WEEK'S NEW MUSIC PLAYLIST

Disco 2000 / PULP
1曲目にお届けしたのはPULPで『Disco 2000』でした。久々にちょっとPULPが自分の中で来てるんですよ。どうもブリットポップといえばOasisとかBlurとか言われると思うんですけど。個人的にはPULPだと思うんですよね。
もちろんOasisはあの時代のブリットポップの王様みたいな感じではあると思いますが、彼らはどっちかというとブリットポップの雰囲気には収まっていなくて、もっと世界基準で見ていたので、ちょっと外れてるんですよね。
PULPは完全にイギリスの90年代中期のカラフルな雰囲気、浮かれた感じの。でもちょっと哀愁がどこかに漂っていますよね、みたいな楽曲とかをすごい出していたので、僕個人的にはブリットポップといえばPULPなんですよね。最近Barcelonaで演ってたライブがめちゃくちゃかっこよくて、たまたま見たんですけど、これライブ行きたいし、来日して欲しいなと思いました。
そして生放送でメッセージを頂いていたんですけど。

RN 人生音楽さん「生放送ということでメッセージを送らせていただきます。以前ラジオから『Disco 2000』が聴こえてきてものすごくびっくりしました。川上さんを見る目が一気に変わりました。これからも普段のラジオでは流れなそうなひっそりと聴いている名曲を聴かせてください。」

世代的にちょっと年齢が僕と近い、この方ちょっと先輩なんですけどね。そうですよね、PULPってかからないのか。そっか、もう僕からするとど定番なんですけど。そうですよね、どっちかというとOasisだったりBlurとかがかかっちゃう。
そこからSuedeかかるかPULPかかるかとか、ちょっとそれてSupergrassかかるとかそういう方に行ったりすると思うんですけど。そっか川上さんを見る目が一気に変わりましたということでよかった。PULPのおかげで変わったそうですけど。


Start Again / Been Stellar
お送りしたのはBeen Stellarで『Start Again』でした。NEWアルバム『Scream from New York, NY』からの1曲目なんですけど。ほんとBeen Stellar節が全開と言っても過言ではない雰囲気なんですけど。というかBeen Stellar節と言われるほどまだまだキャリアもないんですけど。もうそのカラーがすごいしっかりと出てますね。
僕が彼らを初めて聴いたのは『All In One』という曲なんですけど、もうそこからちょっと違うなという雰囲気が漂ってました。UKっぽいしNew Yorkのストロークスだったりとかそこの辺のインディー感がしてるんですけど、どことなくやっぱりちょっとシューゲイジング的なとこもあったりとかするし、全てが今聴きたいバンドの雰囲気を網羅している感じがして、これはくるなと思っていましたけど。
ついにNEWアルバムが出て、もうすごい楽しみにしてたんですけど、全曲かっこよかったですね。最初から最後まで。特にこの1曲目とか僕大好物でしたね。すぐにマネージャーに送りましたけど。皆さんはいかがだったでしょうか。かっこいいですね。
しかもタイトルが『Scream from New York, NY』というね、俺たちはNew Yorkから来たぜ、UKロックからの影響はあるけどみたいなところはあるんでしょうけどね。
So Youngとも電撃契約しましたみたいなことも書いてますけど。So Youngといえば僕はレーベルでもあるけど、小さい冊子があるんですけど、その冊子がおしゃれでまた可愛くて、いろんなインディーバンド紹介している冊子なんです。すごい好きでよく読んでたんです。そこの名門レーベルからデビューということでございますが、これからチェックですね。


Bon Bon / Fcukers
お送りした曲はFcukersで『Bon Bon』でした。ちょっと前にこれリリースされてて、すごくいいなと思っていつかかけようかなと思ってたんですけど。もういろんなお店とかに行くとかかってたりしてて、やっぱり流行っているんだなと思いました。
実はNew Yorkではすごい大注目されていて、Beckのカバー出したりとか、LCD Soundsystemのボーカルの人とコラボしたりとか結構勢力的にやっているんですけど。このバンド名だけ言い方難しいスペリングなので後でどんなスペルなのかチェックして頂きたいんですけど。そういったちょっと尖ったところも大好きですけどね。
今Charli XCXとか流行っていて、またこの言い方が僕は個人的には正しくないと思いつつも言わしてもらうけど、90年代の初期の方に流行ったユーロービート感にちょっと近いものがあって、それがすごいアシッドぽかったりもするし、結構楽しみなんですよね。
ここからどういうふうにロックと融合してくるのかなみたいになってくると、変な話The Prodigyっぽいバンドが出てきたりとかもするかもしれないしというところで、今この時代の雰囲気いいなと思っています。ちょうどOasisが出る前くらいのPrimal Screamがいてみたいな感じの時代にちょっと近い気がしててすごい時代的にワクワクしているんですよ。
それにしてもNew Yorkのこの二つの若手バンドめちゃくちゃ楽しみですね。もう2年後3年後にはサマソニ、フジロックでメインステージ沸かしてるかもしれません。


Run It Back / Still Woozy
お送りしたのはStill Woozyで『Run It Back』でした。。NEWアルバム『Loveseat』からの1曲なんですけど、もうStill Woozyこういうの待ってましたという曲が本当にたくさん入ってて、何曲かは紹介していってるんですけど、リリースされるたびに。
本当にこういうの待ってましたというか、こういうところがStill Woozyの大好きなところなんですよね、というとこが満載なアルバムなのでぜひ手に取って聴いて欲しいなと思うんですけど。それにしてもおと、をかしにぴったりな人ですねこの人(笑)。本当にそれくらい土曜午後3時にぴったりな楽曲が多いんですよね。
それにしても今ツアーも回ってますけど、もちろん日本はないんですよね。日本に来て欲しいな。観たいですね。もちろんその時はぜひ生演奏で演って欲しいな。
実はこの人結構エレクトロっぽい感じに思われてるかもしれませんけど、全部実はこの人生演奏で、1個1個の曲作ったりとかしてそれを切り貼りとかしてるんですけど、全部生楽器なのでだからちょっと温かい雰囲気もあったりとかして、後おそらくクリックを使っていないから全部パートパートごとにテンポが変わるんですよね。
そこが作り方凝ってるし、面白いし、尚且つ自由な感じが憎いなと思うところですね。Still Woozyいつかは会いたいな。

PODCAST

[Alexandros] 主催「THIS FES ’24 in Sagamihara」の最終ラインアップ本日発表!いち早く!このラインナップに関して洋平さん自身からお伝えします!

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    Boy Fearless / [Alexandros]
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    川上洋平自らが選曲する国内外の珠玉の名作、ドライブ好きな一面からドライブミュージック、映画好きな一面から名作サウンドトラックなどをプレイリストにしてお届けします。
Photo by ERINA UEMURA